前回のあの屋上のシーンから場面がいきなり変わり、そこはつくねが死亡したことで魔法少女が襲来しなかった平和な並行世界になっていた。魔法少女に関する記憶があるのはあの屋上に居た者だけ。
どんどん謎が明かされ物語も収束していくのかと思っていたら、新展開の始まりで全然そんなことなかったぜ。
今回の焦点は魔法少女の生成方法。ポリ公が寸前に寄生型魔法少女に聞いたことはこれだった。
魔法少女を作るにはつくねの血(DNA)が必要。
このポリ公は抜け目なくこの平和な世界で魔法少女を作ろうとしていたw クズなのに肝は外さないところが気に入らないな~w 敵にしたらやっかいだし、味方にいても扱い辛い絶妙な立ち位置のキャラだ。
この並行世界にも何かをたくらむ謎の敵は追ってきていて、こいつらの目的は未だ不明だった。この世界では事故で死亡したことになっているつくねの遺体を狙っていたが、遺体は何者かが敵より先に確保していた。魔法少女たちをコントールする敵幹部(?)たちよりも先を行っている奴がいるってのがいいね!
貴衣たちは遺体はつくねの母が持ち去ったと推測し病院に向かうが、その道中敵が襲い掛かってきて、それを助けたのがポリ公と仲が良かった寄生型魔法少女w
すでに復活していたのと、こいつと一緒にあの幼女「美羽」が成長して行動していたのには驚かされた。過去に飛ばされたまま20年の時を過ごして今に至ったそうだ。
しかもかなりの重要キャラ!
つくねの母も美羽の仲間。美羽は20年ですっかり頼もしくなっていて、すでに色々知っていた。つくねの母とつくねは魔女の一族であること。魔法少女は「亜種魔法少女(オルタナティブ・マジカル)」と呼ばれる未来の兵器であること。そして亜種魔法少女とステッキの作り方も知っていた。
知っていることが明かされただけで、具体的方法はまだ不明だが本当に頼もしいじゃないか。量産が簡単であることを願おう。
そしてさらに衝撃的なことにこれまでの世界で強敵すぎて絶望感が漂っていた魔法少女たちが今度は味方についてくれることになった。
貴衣たちが置かれている現状についてはまだ説明不足だが、あの逃げ回る日々からのこの展開へのシフトが逆転無罪を勝ち取ったように盛り上がる!美羽の成長など含めてなんと期待感の増す展開だろうか!あの世界での物語は生きた心地がしなかったしw
敵もおそらく20年後の未来人だろう。現代人に対しては無敵だった魔法少女とステッキもこれまでのようには通じないかもしれない。それでもかつての強敵を従えて戦う展開が楽しみすぎる!!
血みどろの戦いにはなるだろうが、これまでのような闇雲ではない新たな戦いを期待する!
この作品こんなに面白いのに、何でもっと評価されないんだよ!
個人的な評価★★★★★
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