レポート。川西警察署長杯 ミニバイク Race Festa その2
「ピーピー!そこのバイク!とまりなさ~い!」という訳ではありません。
これぞ警察署長主催のレース!秋の交通安全週間でもありますので、
義務付けられている2回のピットイン(ピットアウト)時に交通ルールに関するクイズが出され、
正解ならそのままGO!不正解なら10秒のカウントダウンペナルティーがあるのです。
命を削ってコンマ1秒を短縮しているのに10秒のペナルティーはキツイ!
でもこのクイズ結構ウケて(間違って)いましたよ。
アクノソシキの良心担当WRCさんはすんなり正解で、数周走ってオレに交代。
交代時車体保持はWRCさん。ゼッケン交換紐結びは全日本カブ耐久レースのライバルチーム「芋けんぴ」からの出向のよっつん。
ヘルメットアゴひもパッチンはご近所の参加者に手伝ってもらって「上げ膳据え膳」でスタートです。
っとその前にピットアウトのクイズがぁ~
問1
「アクノソシキ」ほんとはいいやつ? 正解 〇
問2
「アクノソシキ」いっきゃお腹のオモシ20㎏痩せると3秒速くなるってホント? 正解 〇
問3
「アクノソシキ」いっきゃ毎年ホンダとHRCの社長に年賀状出してワークス体制狙ってるってホント? 正解 〇
というのは冗談で、クイズは「AT免許でMT車両を運転すると違反?」というもの。もちろん〇!でGO!!
コースイン時の順位は6番手。とりあえず1台でも抜いて抜いて抜きまくるのみ!
初めて走る猪名川サーキットもいろいろ考えてタイムアップを目指します。
まずは1コーナー。ココ珍しく全開で回れるコーナーオモシロい!
最短距離で走れるようにコース中央からターンイン!でも2コーナーのカント終わりでパワーが食われる。
もうちょっとギヤショートでもいいかも。
第一ヘアピンから第二ヘアピンまではパッシングポイント。ココは2速へ。第二ヘアピン立ち上がりは4stスクーターの加速が良く並んだままになったりします。
逆バンクでラインをクロスさせてクランクで抜きたいところですが、気を付けないとココ、フロントの加重が抜け気味になって
フロントからすっ飛びそうになります。注意注意!
複合コーナーは一個目大きくとって最終コーナーを直線的に立ち上がれるように。
シケインまでの加速もパッシングポイントです。
シケインに制服姿のお巡りさんが立っていますので(マーシャルですご苦労様です)毎周ドキッとしますが、
フロントちょん掛けでシケイン立ち上がり右のクボミを跳びながら走りたいところですが、リム打ちでパンクするのが目に見えてますので、
ゼブラを舐めるように立ち上がって1コーナーへと…
でも一生懸命走っているのに電光掲示板の順位が上がらない。計測器壊れてるんとちゃうんか?と思いもしました。
とりあえず前の順位を走っているゼッケン30番のマシンを見つけ全開で追います。30mほど先にみつけて追撃を開始し、
他車のピットインもあって電光掲示板の順位が3位に上がったのをストレート奥で確認した瞬間我がピットが盛り上がってます!
っとコントロールタワー横を通った瞬間電光掲示板の一番上に我がゼッケン10が!
トップ奪取です!うれしー!残り5分位でしたでしょうか。
あとは抜かれないように、コケ無いように、チョッピリセーブしながら残りの周回をこなし、歓喜のウイリー(と信じたい)でチェッカーです!
いやいや久しぶりの優勝!しかもウイニングランはキモティよかったです。はい。
今回もうれしかったのがもう一台カブで参加されていた方がアクノソシキをご存じでお声をかけて頂いたり。
カブ耐久特別4耐の第3ライダーさんが応援に来て頂いたり。
アクノソシキガロンハットをたくさんの方に褒めて頂いたり。
ケーブルテレビと読売新聞の取材も受けました!
一気に気をよくしたワタシ。後は表彰式のパフォーマンスです。
やるのか?オレ、やるのか?
ちなみにワタシ座右の銘は「悩んだらハズカシイ方へ進め!」です。
ハイっ準備完了!
やってもたったー!警察署長杯でアクノソシキが優勝!
しかも表彰台でお決まりの「アクノー!」「ソシキー!」コールまで。
署長ホンマスイマセン!
シャンパンはシャンメリーなので即タイホはありませんわよ。
いやー実に楽しい一日でした!
イベントとしては大成功だったのではないでしょうか。
主宰者様、参加された皆様ありがとうございました。
今回だけなく、春と秋の交通安全週間にまた企画して頂きたい。
そして逮捕されるまで「アクノー!」「ソシキー」コールやりたい!
川西警察署長殿
今回の度重なるご無礼大変失礼いたしました。署長様の寛大な心に感謝と敬意表し、レポートを締めさせて頂きます。
ちなみに優勝の賞品は「川西警察署お泊りセット!(カツ丼付)」でした。
レポート。川西警察署長杯 ミニバイク Race Festa
9月23日兵庫県猪名川町にある猪名川サーキットで行われた、
川西警察署長杯 ミニバイク Race Festaに全日本カブ耐久レースのプロモーションも兼ねて参戦してきました。
秋の交通安全期間中のイベントの一環で、全国初の警察署長も冠名が付いたレースです。
署長さんのコメント
「なぜ私がこういったイベントを企画したかと申しますと、どのようなスポーツも“ルールとマナー”が重要ですが、自分もやっていて(確かに危険性は高いですが、高いだけに)モータースポーツはその代表だと常々感じていたのが発端です。
そこで出場される方はもちろん、免許年齢に満たない少年たちや、これまで興味の無かったご家族や友人同士でレースを見ていただいて、
「ルールとマナーを守ればバイクってこんなに楽しいんだ!」「だったら(公道における更なる危険性も認識した上で)
公道でもルールとマナーをしっかり守って走ろう!」「上手に、そして安全に乗ろう!」
と感じていただけたらなという思いが出てきました。また、そこまでいかなくても、なかなかご家族やお友達同士の
話題にはならないであろう交通安全について、「警察が交通安全キャンペーンでバイクレースやってんで」とネタになればいいなと考えたのです。」
7月某日、兵庫県二輪自動車協同組合に潜入させているソシキ員から情報が。
←ソシキ員DRG
「今度、川西警察の署長さんがバイク好きで、署長主催のミニバイクレースするらしいですぜっ!ダンナ。」と。
警察署主催のレースに我がチーム「アクノソシキ」が参戦!それだけでネタ的にオモシロいやないかえ!
参加クラスは4stスクーター60分耐久です。
ホンダのtodayがライバルでしょうから楽勝と思ってたんですが…
猪名川サーキットは家から1時間ほどで近いですので早朝に出発です。
早速バイク降ろしてまったりしていると、となりのピットに水色のYシャツを着たオジサンが。
ゲッ!署長?レース出るとは聞いてたけど、となりのピットなの?慌てて隠れるアクノソシキ。(ワルイことはしてません)
受付車検も終わり練習走行開始です。初めて走るコースに加え、今回のレギュレーションでノーマルマフラーになってます。
このノーマルマフラーが全くダメでいつものパワー感が無い!やっぱりJUNさんのマフラーすごい!
ギヤ比もイマイチで3速吹け切れず2速うなり過ぎ。
タイムは10秒7ぐらいで3番手トップは10秒3ぐらい。あれ?楽勝じゃないぞ!
ここで作戦会議。
スタート時にあらかじめグローブを脱いでおきルマン式スタートと同時にはめてからエンジン始動(他車はセルスタート)
という事でしたので、オレのレーシンググローブは、メッチャはめにくいのでWRCさんにスタートをお願い。
最低2回のピットインが義務付けられているので、当初は15分30分15分の走行を予定してたのですが、
一人目の走行時ピットインして交代するのでは無くそのままスルーしてピットアウト。
そうする事で交代時にヘルメットを脱がないと交換する事が出来ない胸ゼッケンの時間短縮を行う事に。
そしてオレに交代時はグローブをあらかじめはめておき、ヘルメットのアゴ紐をリングに通した状態で最大に緩めて
すぐに被れるように! これが結果良かった!
現地時間午後1時日章旗が振り下ろされスタート!
WRCさんならなぜか一発で掛かるエンジン(笑)ホールショット?でも他車の無段変速でダッシュは鋭い!
ゼッケン24・11・14・30番が速い!24番が抜け出しかけましたが、エンジントラブル?でストップ!
4位3位2位トップ!と順調に上げていきましたがコース中盤の切り替えしでWRCさん転倒!
すぐさま復帰しましたが、順位は5~6番手ぐらい。その後も順調に走行をこなし、そろそろ1回目のピットインという時に
3コーナーで赤旗でるんとちゃうか?いうぐらいのクラッシュ発生!「いまだ!」それはまるでナスカ―のフルコースコーション時状態でした。
絶妙のタイミングでピットスルーをしてピットアウトしようとしたその瞬間でした!
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け!け!け!検問~んっ!?
つづく。