IIZUKA T's

Apr 04, 2025

焼け山/清掃中/もっと当たりを――年度末・年度初め

 3月は各地で山火事があった。ヘリコプターから放水している映像が流れたが,ヘリコプターに積める水の量なんてたかがしれているから,焼け石ならぬ焼け山に水というほかはない。いちばん消火の役に立つのは,雨乞いか。
 昔,ガソリンスタンドで消防車に出会ったことがある。消防車としては小さい方だと思うが,間近で見るとでかい。そして,その大きさのかなりの部分に水を積んでいるはずである。

 ふだんは年度末など関係のない生活をしているが,今年は3月になってからある団体のコロナ渦のころの会計の後始末をする用事が入って,もはやほとんど忘れてしまった書類をひっくり返している。3年分は前に作業をしてあったので比較的短時間になんとかなったが,あとの2年分はやり方を思い出しながらの試行錯誤が続いた。

 4月2日だったか,牛丼チェーン「すき家」のいちばん近い店の前を通りかかったら,「清掃中」という貼り紙をして休業していた。山梨のゴキブリ,鳥取のネズミ混入を受けて,全国の大部分の店で4月初めの4日間休業したという。それにしても,味噌汁に飛び込むなんて,ドジなネズミだ。

 大リーグは,3月19日からの東京シリーズのあと,3月28日に米本土で開幕した。
 大谷翔平は,4月3日の ATL戦でサヨナラ・ホームラン。せっかくテレビで見ていたのに,ほんの数秒目を離したすきに打った。これまで,8試合すべてに出場して,ホームラン3本,打点3,30打数10安打で打率 .333,2盗塁。
 調子はいいのだと思うが,これまで3本のホームランはすべてぎりぎり入ったもので,もっと豪快な当たりがほしい,というぜいたくを言いたくなる。

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Mar 28, 2025

一番乗り/一瞬/60歳差――3月後半日乗

 3月後半は,スポーツ幸う春の日となった。
 18日・19日は大リーグ開幕戦の東京シリーズ,ドジャース対カブス。18日からは春のセンバツ高校野球も始まった。
 20日はサッカー・ワールドカップ,アジア最終予選で,日本はバーレーンを破り,本大会一番乗りを決めた。前回はもうずっとひやひやさせられ,出場が決まったのは本大会の年の3月のことだったから,今回はそれより1年早い。
 9日に始まった大相撲春場所は,23日が千秋楽で,大ノ里が優勝した。新横綱・豊昇龍は途中休場,琴櫻は辛くも勝ち越してカド番脱出。

 東京では,みぞれが降ってからわずか5日後の24日に,桜が開花した。その後はなんと夏日。例年4月には,ちょっと暖かくなるとすぐ半袖になる「脱ぎたガール」が登場するが,今年は早めの登場となった。
 夏日だったある日,道で向こうから歩いてきた女性が,上にはおったものを脱ごうとした(のだと思うが)拍子に,その下の薄いセーターがまくれ上がって,お腹とブラが一瞬丸見えになった。こちらはドキッとしたが,その人はそれほどあわてる様子もなく,そのまま歩きながらセーターのすそを整えていた。

 出身中学・高校の吹奏楽の演奏会があり,その途中に挟まれるOB演奏に今年も参加した。後期高齢者の私は,当然最年長である。70年代の古典的ロック・バンド,ディープ・パープルのメドレーなどを演奏した。アンコールには現役と合同でマーチを演奏したが,中学生との年齢差は60歳以上だった。
 年度末が迫ったある日,孫②と孫③のそれぞれの保育園の卒園式に出かけた。昔々,自分の子供が卒園したとき,歩けずしゃべれない0歳で入った子が,6歳になって立派に将来の夢を語ったりするのに感激したが,30数年を経て今回はその子供たちが親として卒園を迎えた。

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Mar 19, 2025

足元が悪い問題/訃報:いしだあゆみ

 19日朝,外へ出てみたら,みぞれがかなり降っていて靴が滑りそうになった。この日,同居人を車で送る用事があり,まあ凍ることはなさそうだから大丈夫とは思ったが,用心して車を出すのは勘弁してもらった。
 会合の日が雨だった場合,その席で話をする人は,まず最初に「本日は,足元のお悪い中,ご出席いただき…」と言うことが,今でもあるように思う。これは,私の感覚としては,昭和前半期を思わせる表現である。
 私の子供のころ,すなわち昭和30年代前半ぐらいまでは,バスの通るような道以外は未舗装の道がたくさんあり,雨が降るとぬかるみになったので,足元が滑りやすくなるというのは現実的な問題だった。雨の日には大人も子供もよく長靴をはき,ビニールのレインコートを着ていた(→参照)。
 実家の周辺で道路舗装が進んだのは昭和30年前後だった。コンクリート舗装の工事は,道路を半分ずつ塞いで行われ,工事期間中は毎日のように現場を見に行った覚えがある。

 ほぼ同世代の歌手・いしだあゆみの訃報が18日に伝わってきた。11日死去,76歳。私にとっては「ブルー・ライト・ヨコハマ」(中黒(・)が2つ入るのが正式らしい)「あなたならどうする」の歌手だが,俳優としても多くの名作を残した。
 今回初めて知ったのだが,子供のころはフィギュアスケートの選手だったとのこと。
 なお,京浜急行の横浜駅の発車メロディは「ブルー・ライト・ヨコハマ」である。

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Mar 13, 2025

新国立劇場『カルメン』/異例の法要

 3月上旬某日,新国立劇場の『カルメン』を見た。演出家のアレックス・オリエは,2019年の『トゥーランドット』で最初に接した。最後の0.5秒で衝撃が走る舞台だった(→参照)。
 オリエの今回の『カルメン』は2021年7月がプレミエだったのだが,当時はコロナのために,歌手同士が抱擁しないとか,合唱も離れて立つといった制約があり,オリエ自身も来日できないままの隔靴掻痒演出だった。今回は演出家が来日したとのことで,いわば第2のプレミエである。舞台上の場所は東京で,カルメンは来日中のロック・バンドの歌手,ドン・ホセは警備の警官という設定にはさほど無理がなく,もちろん歌詞は元のままなので多少のぎくしゃくはあるが,全体としては自然なものとして楽しんだ。
 歌手はみな立派だった。タイトル・ロールは,サマンサ・ハンキーというボストン出身の長身の美人で,カルメン役のロール・デビューでかつ日本でのオペラ・デビューだとか。ただし,日本で歌うのが初めてというわけではなく,ボストンの児童合唱団の一員として20年前に来たというからおもしろい。

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 3月10日は,東京大空襲から80年の日。ニュースで「慰霊の法要」が行われたと言っていたが,これは冗語と言うべきか迷う。なお,このとき,一瞬「異例の法要」かと思ってしまった。
 やや「異例の法要」のニュースが伝えられたのは,翌11日だった。この日は東日本大震災から14年の日で,鎌倉の鶴岡八幡宮では,宗派をこえて東日本大震災の犠牲者を悼む「追悼復興祈願祭」が行われ,神道・仏教・キリスト教の宗教者が集まったという。震災の翌年から,3つの宗教の会場を持ち回りで行われているとのこと。
 カトリックの司教の「他の宗教で大切にされている施設等は尊重すべきだ」という趣旨のことばを思い出した。

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Mar 05, 2025

春の雪/帝劇最後の日/ミサ通常文

 4月の陽気から一転,3月4日,5日に都内でも雪が少し降った。車のフロントグラスに雪が積もって,円筒状になって横たわっていた。

 2月末で,帝国劇場と新宿アルタが閉館した。共に取り壊し,建て替えになる。
 今までの帝国劇場の開館はは1966年,日生劇場の3年後で,以来,日本のミュージカルの最大の発信地として君臨してきた。私が帝劇で見たのは,『屋根の上のバイオリン弾き』『キスミー・ケイト』『レ・ミゼラブル』など。
 最後の日々は帝劇のミュージカル名曲集のコンサートで,シメは『レ・ミゼラブル』の「民衆の歌」だった。
 以下はまったくの余談で帝劇が悪いわけではないのだが,たぶん森繁の『屋根の上のバイオリン弾き』を見たときのこと,休憩の終わるころになって,あせったおばさまたちが数人「ちょっと失礼」とか言って,男性トイレにどやどやと入ってきたことがあった。

 某日,必要あって「ミサ通常文」をネットで調べようとして,検索窓に「み」と打ったところで出てきた候補は「みのもんた」だった。

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Feb 26, 2025

冗語コレクション2025

日中の間は (この「日中」は daytime の意)
過保護が過ぎます
マスク氏側「過剰すぎる検閲だ」
次回リピはあるかな
お互いの後ろにある背景を理解し
あらためて再確認できた
この地で初めて初演された
最初に払う初期費用
有名な冒頭の書き出し
この区間の出だしの走り出しはどうでしょうか
いよいよラスト,最後です。
まともに正視することができない……。それほど輝く人と出会うことが、人生にはあるらしい。
お小遣いの範囲の中で
彼らはこの試練に耐えうることができるのか
危険な兆候を現している
水分補給をこまめにとっている
スタンダードな正攻法
乱暴な無理筋
議会を解散するかどうかは知事の一存のみですから
(韓国与野党の)綱引き合戦
(大統領は彼らの主張を)そのまま鵜呑みにする
もともとあった既存のメディアによって
旬,真っ盛り
(盗まれた)銅線ケーブル

【前回の冗語コレクション】
   →冗語コレクション2024

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 その後も怪しい電話は週2,3回かかってくる。先週来たのは:
  +855 (これはカンボジアと表示された)
  +850 (これは少し北の国 たぶん初めて)
  0800 (国際フリーフォンというらしい)
 スマホに電話がかかってきたとき,「下にスワイプすると通話拒否」というガイドが出る。これって,「拒否するということはつながっているということだ(詐欺のカモになりうる)」と判断されそうな気がするが,どうなのだろう。まあしかし,出ないことにしても呼び出し音は向こうには聞こえるわけで,同じことか。

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Feb 19, 2025

鶴首ケトル/逆走経験/79年で閉店

 テーブルの上で湯を沸かす電気ケトルを,このほど買い換えた。今までのものは,沸くお湯の温度をいろいろに設定できるものということで選んだのだったが,注ぎ口が太くてコーヒーのドリップがやりにくかった。それで,注ぎ口が鶴の首のように細くカーブしたのを探し,ネットで買った。
 到着してさっそく,1杯ずつドリップするコーヒーを入れてみたところ,全体の重量が軽いこともあって,少しずつ注ぐのはとてもやりやすい。温度設定の範囲も広がった。反面,ネットではよくわからなかった欠点は,外側が熱くなることで,これは軽くなったことの結果でもある。

 先月,家の近くの一方通行の道が電気工事のために一部通行止めになり,やむを得ず合法的に(?)逆走したことがあったが(→参照),工事はその後も断続的に続いている。先週から今週にかけて3回ほど,逆走して入口から出る経験を積んだ。
 地域に配られた予定表には,日付ごとの通行止め個所を示した地図が付いている。通行止めは主に入口近くと出口近くの2個所で,さすがに同時に両方が通行止めになることはないようにしているようだ。

 その一方通行の道を下ったところに,月に2,3回,ランチタイムに行っている蕎麦屋がある。先日行ったら,2月末で閉店するという貼り紙が出ていてびっくり。戦後すぐの1946年から79年間営業してきたという。
 厨房の店主夫妻はたぶん七十代で,比較的近い某大学の学生らしい若者がアルバイトをしているが,後継者はいなかったのだろう。
 ランチは,Aランチはご飯ものと蕎麦またはうどん(温または冷)のセット,Bランチは蕎麦またはうどんで,内容は日替わり。

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Feb 12, 2025

1月・2月の新国立劇場/また訃報

 新国立劇場のオペラは,1月の『さまよえるオランダ人』と,2月の『フィレンツェの悲劇』(ツェムリンスキー)『ジャンニ・スキッキ』のダブルビルを,1週間間隔で見た。
 オランダ人に予定されていたエフゲニー・ニキティンは来日したものの体調不良で降板,カバー歌手が歌った。最初やや不安定だったがやがて調子を上げ,全体としては立派な水準。
 翌週はフィレンツェつながりのダブルビルで,この演出(粟國淳)を見るのは2回目。この2作はもともと悲劇/喜劇,登場人物が少ない/多いという対照をなすが,この演出では舞台装置にも抽象的/具象的という対照がある。ただし単純に両極に分かれているわけではなく,『ジャンニ・スキッキ』の舞台には文房具を中心とする道具が並んでいるのだが,これが人間が入るような大きさで,歌手はそこに出入りしながら歌うし,病床は書物だったりする。おもちゃ箱のような無邪気さはないが,人の欲望が渦巻く舞台としてふさわしいのかも。
 前週オランダ人を歌った歌手が『ジャンニ・スキッキ』にも登場,こちらは元々の役で,喜劇でも好演した。

 また訃報だが,12日の新聞によると,ソプラノのエディット・マティス氏が9日に死去したとのこと,86歳。
 オペラハウスの初の引っ越し公演だった1963年のベルリン・ドイツオペラ日本公演でケルビーノを歌ったときはまだ25歳。当時私は高校生でオペラとの接点はほとんどなく,その美貌は,ずっと後になってモノクロ写真で想像するばかりだった。その後レコードではかなりなじみになったが,同世代のルチア・ポップと違って,結局実演に接する機会はなかった。なお,夫の指揮者ベルンハルト・クレーがN響を振った演奏は,70年代に聞いたことがある。
 同じく12日に新聞にのったのは,三光(さんこう)長治氏の訃報だった。1月30日死去,96歳。主にワグナー関係の(しばしば難解な)文章をプログラム冊子などで読んだ。

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Feb 05, 2025

ACジャパン/特殊詐欺対策室

 2月2日は節分,3日は立春を迎えた。文字通り春は名のみ,全国的に雪の予報が出ていて,八丈島でも雪が降るかもしれないという。東京近辺のみ晴れが続いているのは申しわけないようだ。
 (節分にまつわる一口噺は →参照

 ふだんからテレビを長時間見る方ではないが,民放の中ではフジテレビをいちばん見ていたので,先月来,そのコマーシャルが短期間にほとんどACジャパン(公共広告機構)一色になったのを不思議な思いで見ていた。ACジャパンのCMは,最初のうちは,けっこうレパートリーがあるんだなと思ったし,素人目にもかなり金がかかっていることがうかがわれる。しかし,当然短時間のうちに繰り返すばかりになり,それに挟まれる自局の番宣ともども見飽きた。
 一方で,スポンサーがみな一斉に降りてしまうというのも奇異なことだ。これも一種の同調圧力か。あるいは,会社によっては広告費削減のチャンスなのかもしれない。

 年末に,国税庁の名の詐欺メールのことを書いた(→参照)が,こんどはドコモ関係を名乗る発信人から自動発信電話が届いた。
 帰宅したら,留守番電話の受信があったことを示すイエ電の赤ランプが点滅していたので再生してみたら,録音音声による電話で,「こちらはドコモ特殊詐欺対策室です。あなたの電話で不審な利用がありましたので,このままでは2時間以内に電話の使用が停止されます。オペレーターと連絡をとるには<1>を押して下さい。」などという。
 電話がすぐ使えなくなるという乱暴な話だったから,まともな電話ではないと思ったが,信じてしまってあわてる人も何分の一かの確率でいることだろう。

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Jan 29, 2025

こんどは訃報:秋山和慶氏

 前回,引退の件をこのブログに書いたその日(26日)に秋山和慶氏が肺炎のため死去したというニュースが,知人からスマホに転送されてきた。享年84歳。自分で指揮はできなくても,悠々自適のかたわら,指導にあたるのではないかと勝手に想像していたのだが,あっけない終幕となった。

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Jan 26, 2025

秋山和慶氏が引退

 長老指揮者の秋山和慶氏(84)が,23日,引退を発表した。今年の元日に自宅で転倒,負傷して入院していたが,今後の指揮活動は困難と判断したという。前から宣言して昨年末引退した井上道義氏とは対照的に,突然の引退となった。
 秋山氏の上演に接した機会はそれほど多くはないが,東京交響楽団との『モーゼとアロン』,『サロメ』(いずれも演奏会形式)が印象に残っている。もっと前,たぶん50年近く前に,ヴァイオリンのヘンリク・シェリングとN響のベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲も聞いたように思うが,かすかな記憶だけで確認ができない。
 同じく昔々の記憶だが,プロの某ヴァイオリニストが秋山氏を表して,「もっともきれいな指揮をする人」と言っていたのも思い出される。
 関係ないけど,同じ日に,中居某も引退を発表した。

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 17日は,阪神淡路大震災から30年の日だった。
 この震災の件は,このブログにも何度か書いたが,一応いちばんまとまっている記事は:→参照

 22日に,長野駅前で無差別殺傷事件があった。死亡した人は,近くのなじみのバーで事件の10分前までいっしょに飲んでいたという。

 愛用している「元1000円床屋」チェーンの店に行ったら,2月から50円値上げして1400円にするという予告が出ていた。「前回」は2023年4月で,1200円が1350円になったのだった。

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Jan 21, 2025

葬儀ミサ/左右2分差/貨物列車/安青錦

◇Facebook で死亡通知
 某日,Facebook に,中学・高校の先輩であるA氏の投稿が出た。あれ,久し振りだなと思いつつ,中身を見ると,
  A○○の息子、△△です。
  2025年1月X日早朝、父は他界いたしました。
  生前中のご厚誼に深く感謝いたします。
という「死亡通知」だった。最初の投稿では葬儀の予定は日付のみ記されていたが,後で時間・場所等が追加された。大学の先生だったので「お友達」が非常に多く,この投稿には200件以上の追悼のコメントが寄せられた。
 SNSのアカウントがとりあえずの通知に役立ったわけで,なるほど,こういうやり方もいいのかもしれない。(終活ノートに書いておかなくては。)
 翌週,私の郷里・横須賀のカトリック教会で行われた葬儀・告別式に参列した。葬儀ミサは,「主よ,永遠の安息をお与えください(Requiem)」という神父の言葉で始まり,「世の罪を取り除く神の小羊よ(Agnus Dei)」で終わった。
 教会には聖水盤があるが,「コロナ対策のため,現在聖水はありません」という貼り紙がしてあり,近くの台には消毒用アルコールが置いてあった。

◇予防接種
 昨年10月だったか,地元自治体から,インフルエンザ予防接種と新型コロナワクチン接種の案内が届いた。しばらく忘れていたが,年末になって思い出して案内を見直したところ,インフルエンザの方は1月末までが期限だったので,1月になってから手配して,先日接種を受けた。両者の接種間隔についての制限はなく,同時接種を申し込んだところ,コロナは左腕,インフルは右腕に,2分ぐらいの間隔で接種された。

◇貨物列車
 某日,大船から新宿方向へ走る湘南新宿ラインに乗ったところ,途中駅で少しずつ定刻より遅れだした。某駅で7分ほど止まったあと発車すると,車掌氏いわく,「前を行く貨物列車が遅れておりましたため,出発が遅れました」。「前を行く貨物列車」などという言葉を聞くのは久し振り。

◇巳年の大相撲
 十両の安青錦(あおにしき)というしこ名を聞くと,失礼ながらアオダイショウとニシキヘビを思い出してしまう。

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Jan 16, 2025

大相撲にMLBの懸賞/高位公職者/佐野成宏氏

 12日,大相撲初場所が初日を迎えた。初日の取組表を広げたみたところ,懸賞がだいぶ増えていて,これまでより小さく細い文字で表記されている。これを解読してみたところ,目新しい懸賞として「MLB東京東京シリーズ3月開催」「カブス・ドジャース東京ドームに」「プレシーズンは阪神・巨人と対戦」というのが照ノ富士―若隆景戦にかけられていた。スポーツ紙サイトによると,主催者のひとつ,読売新聞社が出したもの。
 初場所には2人の大関の綱取りがかかっているのだが,4日目までに琴櫻が3敗してあっけなく脱落した。先場所はあんなに良い内容だったのに,やはり連続で結果を残すというのは至難の業ということか。さらに,2場所全休のあと出場した横綱・照ノ富士は5日目から休場となった。照ノ富士は横綱になってから21場所中13回目の休場だという。

 韓国のユン・ソンニョル大統領が内乱容疑で「拘束」された(「逮捕」ではない)。韓国の大統領は,任期を終えたあと逮捕される例がけっこうあるが,職務停止中とはいえ現役の大統領が拘束されるのは初めてのことだ。
 そもそも「高位公職者犯罪捜査庁」という官庁があるというのがユニークな点だ。ふだんから大統領などの行動を調べているのだろうか。
 日本では,田中角栄が首相を辞任してから7か月後に逮捕された。1976年のことだから,もう50年近く前ということになる。

 オペラのテノール歌手,佐野成宏氏の訃報が13日の新聞に出た。10日死去。11月の牧野正人氏よりさらに若い59歳。新国立劇場で,アルフレード,ドン・カルロ,イズマエーレ(ナブッコ)などを聞いた。

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Jan 11, 2025

訃報:オットー・シェンク氏,汐澤安彦氏/後期高齢者逆走記

 11日の朝刊に,2つの訃報が並んでいた。
 ひとつは,オペラ演出家のオットー・シェンク氏,94歳。私の「見たオペラ」リスト(→参照:「本拠地」の「オペラの章」)の最初にあるクライバー指揮,バイエルン州立歌劇場の『ばらの騎士』(1974)がオットー・シェンクの演出だった。
 以後,シェンクの舞台を見たのは,ウィーン国立が9回(うち現地ウィーンで3回),メトが4回の計13回に及ぶ。舞台装置はいつも写実的で重厚,贅をこらした古典的な舞台とはこういうものかと思わされるのが常だった。

 もうひとつは,指揮者の汐澤安彦氏,86歳。もとトロンボーン奏者で,私が学生のころ,吹奏楽,アマチュア・オケなどの指揮で活躍を始めていた。本名は飯吉靖彦で,芸名を使い始めたころ,なんだか安っぽい感じになっちゃったね,と仲間内で噂したりもした。一度,某大学オケのトラ(助っ人メンバー)に行ったときの指揮が飯吉氏だった。

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 先日,短時間車を運転して帰ってきたところ,近くの一方通行の道が工事中で入れなくなっていた。警備員に聞いたところ,「行き先は? あ,そのすぐ先ですか。では向こう側から入ってください。係に連絡しときますから。」と言われた。ぐるっと一方通行出口へ回ると,そこの係が「ここから入ってください。今OKです。」というので,一方通行を100メートル近く逆走し,無事に帰宅できた。
 いつも南向きにしか走らない道を初めて北向きに走るのは,イケない世界をのぞいているようで,妙な感じだった。

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Jan 06, 2025

頌春――年末年始のことども

 遅ればせながら,あけましておめでとうございます。今年もこのブログをよろしくお願い申しあげます。

◇12月27日
 午前,年賀状を仕上げ,投函。月始めに年賀はがきを買ったとき,郵便局の女性職員に「今どき100枚以上買う人は少ないんでしょうね」と言ったら,「そうなんです」と寂しそうだった。

◇12月28日
 食洗機の修理の人が来宅。ドアの具合が悪くなってスイッチが入らなくなったので,4日前にネット経由で修理を依頼したもの。ドアのレバーを交換して修理完了。年内に直ってよかった。
 これより前の11月に,洗面所の鏡を照らす電灯のタッチスイッチがおかしくなったことがあったが,このときは1週間ほどで回復した。なんと自然治癒。

◇12月30日
 お雑煮に必須の茅乃舎のだしが足りなそうになったので,買いに行く。デパ地下は恐ろしいほどの混雑だった。
 夕方,某居酒屋へ「終わり詣で」。

◇12月31日
 午後,繁華街のカラオケ店付属の飲食店に,孫たちの3家族とわれわれ老夫婦が大集合。正月に集まったことは何度かあるが,年末に集まったのは初めて。幼児が遊べる設備もあって快適な空間だった。
 夜は,テレビでファビオ・ルイージ指揮N響のベートーヴェン「第9」を見る。速いテンポで押し通し,やや落ち着かない。終わって,年越し蕎麦。

◇1月1日
 元日の新聞は昔よりは量が少ない。年賀状も一時よりだいぶ少なく,しかも「年賀状は今年限り」という人が4人ほど。
 昨日も会ったばかりの孫②⑤の一家が来て,1時過ぎから正月の食事。今回初めて買った中華のおせちセットが美味で好評。ほかに恒例のゆで豚と雑煮。
 夜はテレビで,ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの生中継を見る。昨年は能登半島地震があって,この生中継も吹っ飛んだのだった。

◇1月2日
 箱根駅伝往路を断続的に見る。
 前から年賀状仕舞いをしている人に年賀メールを送る。
 夕食は,おせちの残り。昨日は飲まなかったので,初酒。

◇1月3日
 箱根駅伝復路を見る。青学が連覇。

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Dec 31, 2024

暮れゆく2024年

 まもなく終わる2024年,いろいろなことがあったが,もっとも得がたい経験は,大谷翔平の大活躍を7か月にわたって見ることができたことである。
 年末になって,大谷に来年 little rookie がやってくるというニュースが伝わってきたが,それを追うように,ヤンキースのアーロン・ジャッジにも赤ん坊が生まれるとのこと。ワールド・シリーズで対決した因縁は続く。

 27日,オリヴィア・ハッセー死去,73歳。
 このブログを始めてまもないころに書いたことだが(→参照),デビュー作『ロミオとジュリエット』を,私としては珍しく,封切り時に見た。ジュリエット役のオリヴィアは,撮影当時ほぼ原作の設定どおり十代半ばで,その初々しさに息をのむ思いがした。自分より若い俳優たちが主役をつとめている映画を見たのも初めてだった。
 それが,数年後に布施明と結婚するとは!

 その他,今年亡くなった人で個人的に印象が強いのは――
  篠山紀信  小澤征爾  曙 太郎  セルジオ・メンデス
  クインシー・ジョーンズ  北の富士勝昭  谷川俊太郎
  小倉智昭

 このところ詐欺メールは毎日のように届いているが,先日は,国税庁からのメールが届いた。曰く:

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
e-Taxをご利用いただきありがとうございます。
貴方の所得税または延滞金(法律により計算した金額)については、まだ納付されておりません。
下記のリンクより記載されている方法で直ちに全額を納税の上、ご連絡をお願いいたします。
  お支払いはこちら⇒https://mcymy●●/■■/▼▼.html
また、すでに金融機関等で納税された場合も必ずご連絡ください。期限までに納税の確認ができない場合は、(国税通則法37条)により財産を差し押さえます。
なお、指定期限にかかわらず、緊急を要する場合等には差し押さえを執行することがあります。
〇指定期限
2024年12月29日まで
この期限までに納付の確認ができない場合には滞納処分が執行されます。
-------------------------------------------
(連絡事項)
・納税確認番号:****9628
・滞納金合計:10,000円
・納付期限: 2024/12/27
・最終期限: 2024/12/29 (支払期日の延長不可)
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※本メールは、「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」にメールアドレスを登録いただいた方へ配信しております。
※なお、本メールアドレスは送信専用のため、返信を受け付けておりません。ご了承ください。
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発行:国税庁
Copyright (C) NATIONAL TAX AGENCY ALL Rights Reserved.
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 念のため申告書の控をみたが,納税確認番号というのは見当たらない。その他よく見ると,延滞金がちょうど1万円というのもいかにもウソっぽい。納付期限と最終期限が併記されているのも奇妙だし,メールが来たのが納付期限の当日というのが,なんとも乱暴な話である。

 今年もこのブログをお読みいただき,ありがとうございました。みなさま,どうぞよいお年をお迎えください。

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Dec 25, 2024

ベートーヴェン「第9」の合唱に参加 (1)

 先週は,定年退職後,カレンダーの予定がもっとも混み合っていた週だった。それというのも,今秋合唱に初参加したベートーヴェン「第9」の本番があったからである。
 私は長年楽器を吹いてきたが,所属していたオーケストラを今年9月に「自主定年」で卒業した(→参照)。その少し前,暑さ真っ盛りのころに同居人の合唱仲間から来たのが,今年末の「第9」の合唱をやりませんかという誘いだった。
 同居人はここ8年ほど,オーケストラと共に大曲を歌う合唱団のメンバーで,「第9」も昨年歌ったが,私は高校のクラスでちょっと歌った以外は合唱の経験はない。合唱は練習回数が多いので最初は二の足を踏んでいたが,練習会場が近いのと,練習が平日の同じ日の昼・夜にあってどちらかに出ればよいというゆるい感じが気に入って,8月下旬の2回目の練習から,同居人と共に通い始めた。

 「第9」の歌詞は,1番(Freude, schöner Götterfunken...)とアンダンテ・マエストーソの部分(Seid umschlungen...)は学生時代に覚えたことがある。これで合唱の部分の7割以上をカバーしているので,今回50年ぶりで役に立ったが,その他の部分はなかなか頭に入らず,本番は暗譜だったので最後まで悪戦苦闘した。
 楽譜は読めているつもりだが,合唱初心者としては,楽譜どおりの音程・リズムで歌うのは必ずしも思うようにはいかなかった。さらに,そこにドイツ語の歌詞を乗せるのはもっとたいへんだった。歌詞を気にしていると,リズムが乱れたりすることもあった。
 私にとって「第9」の演奏は初めてではなく,オーケストラのメンバーとして全曲を3回,第4楽章のみを1回演奏したことがある。おおざっぱに言うと,合唱が出てくる部分は,オーケストラは(気持ちとしては)比較的楽で,これまで印象が薄いところもあったが,今回バスを歌ったので,合唱の部分では,よく知らなかった低音の動きが非常におもしろいというのが,音楽的には大きな収穫だった。
               (つづく)
 [この項,12月26日に微修正しました]


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Dec 18, 2024

12月18日のこと

 12月18日の朝,ラジオをつけたら,オーボエの演奏でなつかしいイントロが聞こえてきた。布施明の「シクラメンのかほり」(小椋佳 作詞・作曲)だった。この日が布施明の77歳の誕生日であることにちなんだ選曲なのだという。
 ヒットした当時話題になったことだが,「かおり」の歴史的仮名遣いは「かをり」である。ただし,実際には「かほり」という用例もある程度あるらしい。

 同じ日,ホンダとニッサンが経営統合の協議を始めるというニュースが流れた。
 かつてトヨタ,ニッサンが2大メーカーであとはその他大勢,という時代が長かった。そんな中で,なんとなく大勢に逆らって車はホンダにして以来,ホンダ車に乗り続けて40年以上になる。しかし,もう新しい車を買うことはないだろう。
 ところで,もし単純に合併するとしたら,社名はどうなるだろう。ホンニッサンか,ホンダサンか,いや言いやすいのはニッポンダか。

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Dec 11, 2024

ノーベル賞の季節

 12月10日,ノーベル平和賞の授賞式がオスロで行われた。受賞者「日本被団協」代表の田中氏の受賞スピーチを聞いたが,言葉ははっきり,口調もしっかりで,とても元気な92歳だった(田中氏は,13歳のときに長崎で被爆した)。先月N響を振りにきた94歳の指揮者ブロムシュテットを思わせる矍鑠ぶりである。
 平和賞のみノルウェーが主宰するのは,ノーベルの遺言により,ノルウェーの委員会が選考にあたるためだとのこと。

 半世紀以上昔のことだが,生まれた日の新聞のコピー(マイクロフィルムからのコピー)を売る商売を,書店の店先などでやっていた(もちろん誕生日以外の日も買えたのだろう)。そこで手に入れた私の誕生日の新聞のトップ記事は,湯川秀樹博士がノーベル賞授賞式出席のためにストックホルムに着いたというものだった。当時の飛行機は南回りで,ヨーロッパまで50時間以上かかったはずである。
 1面の下の方には,10月に発足した中華人民共和国の動きが載っていた。

 とういうことで,ノーベル賞の季節を迎え,私,先日,後期高齢者の仲間入りをしました。

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Dec 05, 2024

体幹を伸ばす――私の師走

 12月の始めの3週間,私のカレンダーにはかなりの件数の予定が記入されている。私は「師」ではないがけっこうな「師走」状態で,会社を退職後,カレンダーの密度は今月がもっとも高くなっている。
 このうち,関係する時間も回数もいちばん多い件については終了後に報告を書くこととするが,それ以外で10月から毎週通っているのは,「体幹ストレッチ」の講座である。自治体の施設が開いているもので,平日の昼間なので高齢者が多く,うち男性率は4分の1ほど。その名のとおり体幹,特に背筋を伸ばすのが眼目で,どうしても背中が丸くなりそうになっているということが否定できない状態になり,同居人に促されて参加した。
 言われてもうまくできないのは,例えば,単純なことだが,マットの上に足を伸ばして座り,背中を垂直に伸ばすこと。体育座りにして手でひざをつかんで上体を前へ引っ張らないとなかなか背中がまっすぐにならない。それでも,インストラクターの(「品」は基本的には変わらず)「手を変え手を変え」のおだてに乗せられて,やれば確実に(そのときは)背筋が伸びる。

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