テレジンからの命のメッセージ~アウシュヴィッツに
テレジンからの命のメッセージ
~アウシュヴィッツに消えた子どもたち~
野村路子講演会
第二次世界大戦下、チェコのテレジンにナチス・ドイツによって作られた強制収容所があり、15000人の子どもたちがいました。戦後、子どもたちが描いた4000枚の絵が発見されました。過酷な状況の中、子どもたちの命の輝きを支え、寄り添い、そして共に消えていった大人たちがいたのです。
チラシより:
テレジン収容所の小さな画家たち
戦争という狂気の嵐が吹き荒れていた時代、ナチス・ドイツは、チェコの首都プラハから北へ60キロほど離れたテレジンに、収容所を作りました。ナチスの政策に反対する人、ナチスが強大なドイツを作ろうとするときに邪魔な存在になると考えた心身障害者やユダヤ人、ジプシーなどを収容し、さらに絶滅収容所アウシュヴィッツへ移送するためでした。
一度は絶望に沈み、笑顔を失った子どもたちが、勇気ある賢明なおとなたちの命がけの行動で、小さなクレヨンを握り、拾い集めた紙切れに、美しい絵を描き、詩を綴るようになったのは、1943年のことでした。
”創造する喜びは人間の生きる力になる”と信じる作家や画家が、ドイツ兵の監視の目をくぐって、収容所に教室を開き、子どもたちに”今日はとても辛い日だけど、明日はきっといい日が来る””明日への夢をもとう、希望を捨ててはいけない”と、語りかけたのです。子どもたちは、乏しい絵の具やクレヨンで楽しかった思い出の日々の絵を描き、詩を綴りました。笑顔を取り戻し、目を輝かせるようになった子どもたちは、忘れていた仲間たちへの友情や優しい気持ちさえ持てるようになったのです。・・・でも、生きて”いい明日”を迎えられたのはわずか100人だけでした。
開催日: 2010年12月19日(日)
時間: 10:30am~12:00pm
会場: つくばサイエンスインフォメーションセンター大会議室(つくばセンタービル内)
住所: 〒305-0031 茨城県つくば市吾妻1-10-1
電話: 029-823-3484(テレジンを語る会いばらき・関谷)
029-856-2286(テレジンを語る会いばらき・長田)
休館: -
料金: 資料代500円、高校生以下無料
HP: http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/13/885/005953.html
(つくばサイエンスインフォメーションセンター)
http://homepage3.nifty.com/teresien/index.html
(テレジン命のメッセージ)
2011年10月18日~23日
つくば美術館にて、テレジンの子どもたちの絵の展覧会開催
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