金獅子と氷のオメガ【Amazon.co.jp限定特別版】(イラスト付き) (CROSS NOVELS) Kindle版 井上ハルヲ (著), れの子 (イラスト)
にほんブログ村
にほんブログ村
金獅子と氷のオメガ【Amazon.co.jp限定特別版】(イラスト付き) (CROSS NOVELS) Kindle版
井上ハルヲ (著), れの子 (イラスト)
内容
ラートラン国王・アデルは体にオメガの淫紋が現れたために、幽閉されていた過去を持つ。
最後の王族となった今、国を存続させるためには番を持ち、跡継ぎを作らなければいけない。そうわかっていながらもアデルは求婚す
るアルファを退け続けていた。
けれど新たに求婚者として現れた金獅子のような男・ウィルフリードを前にすると、今までに感じたことのない疼きを感じてしまう。その晩、夜這いに来たウィルフリードにアデルは……!?
感想
面白かったですね スパルタカスの映画みたいな感じでした(笑)
最も わたしの苦手な戦闘が ほとんどなかったので ほっとしましたが・・。
昔も今も同じですが 国の王(支配者)が 阿保だと 民が苦しみますよね。搾取するだけで 民が疲弊して 飢えれば 結局 自分たちの取り分がなくなるのにね。
何も苦労しないで 王になった奴ほど どうしようもない。民があって王があるって わかってないのですよね。
アデルも オメガだと分かった途端 随分な扱いでしたね。とはいえ 塔に閉じ込められたり それこそ斬首じゃなくてよかった。
両親もさすがに そこまではできないですよね 弟しかいないのだから スペアは 必要だから。
子供に対する愛情がないのでしょうかね?だから 焼け死んでしまったのかも・・。
この国を手に入れたいものに もしかして 火をつけられたのかもしれないですねえ。
アデルは国のため民のため 一生懸命に働くけれど Ωだというだけで 他国から侮られてる。見かけも美しいけれど どう見ても男性で 女性を愛するから それは 抱かれるなんて 嫌ですよね^^;
求婚者も 調子いいことばかり言って アデルと結婚して 国を乗っ取ろうということしか 考えてない。
アデルは 男性で王族だからねえ 自国のために生きてるのだから なめてかかる相手には 攻撃的ですよ。
砂漠の国から来た求婚者ウィルフリードは 第六王子だけどαだから やって来たのね。
ちょっと 王族としては あまりに粗暴なんだけど 滅ぼされた公女が 奴隷として王に凌辱されて 生まれた子供だからねえ 仕方ないのかもしれない。
とはいえ 考え方は 王族たちとは違い 国や民を思い 兄弟たちの豪奢な暮らしを 怒っています。
アデルは ウィルフリードの態度に怒ってしまうのだけど 国に対する思いや考えは 共通することろが多く そこは気に入っているし なんだか 彼の前だと そわそわするような 落ち着かない気持ちになります。
なんだかんだ アデルたちのやり取りが おかしいのだけど お互いに強く惹かれあって 宰相のゲルトの企みにより 2人は結ばれます。
ウィルフリードの兄である国王は 気持ち悪かったねえ イル―クは 自分の国の現状をわかってない愚王だよね。差別的でオメガなんて 人間と思ってないし そもそも 奴隷がいる国だしね。
最後の場面もいいですねえ^^双子だったのね^^
ペーパー
ラートランの 氷の王と言われる男のオメガに求婚しに行くと ウィルフリードから聞かされた ザイードは驚く。乳兄弟であるザイードは 本当にいいのかとウィルフリードに