それでは今日もいただきます。/ 橋本あおい
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それでは今日もいただきます。 (ディアプラス・コミックス) [コミック]
橋本 あおい (著)
出版社: 新書館 (2011/12/29)
内容紹介
両親が営む洋食屋で働く高匡と、やはり実家のラーメン屋で働く恵は、お向かいに住んでいる幼なじみ同士。
実は中三の夏休みにキスをしたことがあるけれど、二人とも何もなかったように振る舞っている。
でも、このところ恵の様子がおかしくて……?
食べごろスペシャル・ラブ・レシピ!
表題シリーズほか四篇を収録。
感想
橋本さんのは何冊か読んでますが 絵がみやすくて楽なんですよね。無駄な線が
ないというか。これって結構マンガ読むとき 個人的ですけど選ぶポイントに
なってます。話は可愛くて でもHもちゃんとあって^^;リーマン物もいいけど
食べ物屋さん関係もなかなかいいです。読み返してみたら がっちりHもあるので
すねー^^;爽やかな絵に流されていたが・・。
ごちそうさまを言うために。
高匡は中学生の夏休み 恵がとてもきれいに思えて キスをしてしまう。なんでと
恵にきかえれて してほしそうだったからといって ぶっとばされる。あれから
10年以上たってお互い23歳 商店街で恵はラーメン屋の浅や高匡は洋食屋の
キッチンを手伝っている。今日は中学の同窓会で 康平の店のつるやに集まった
のだが相島という女子が 三股されていたことがわかり大泣きだ。しょうがなくて
高匡はチーズオムレツを作って慰めてやる。
康平が 高匡たちも中学の時喧嘩していたが あれはなんだったんだときく。キス
事件だが恵は忘れたようだが高匡は疑っている。高匡は毎日のようにラーメンを食
べに行ってるが 今日は味が違う。恵は精神的なことがすぐ味に出るのだ。
そこへ透かした男が来て 恵に晩御飯を一緒にと言う。大学の先輩でセレブらしい
が高匡はどうも気に入らない。恵に キスの事本当に忘れているのかときくが無視
される。高匡はやけになって飲んでいる。いくら女つくっても恵は忘れられなくて
惚れているんだと。すると 佐原先輩はゲイだって噂だよなと 友達からきいて焦
る。
慌てて恵の家に行くと丁度 佐原と帰ってきていて 高匡と喧嘩になる。佐原は恵
を庇うのだが高匡を馬鹿にするので 逆に恵が着いれてしまって・・。
それでは今日もいただきます。
高匡は恵の家に怒ってくる。小学校の時の憧れの美人の先生に 高匡のろくでもな
い話を たくさんしていたのがわかったからだ。高匡が先生を気に入っていたので
面白くないから 細やかな意地悪なのだが怒りながらも嬉しい高匡はスイッチがは
いる。濃厚なHをそのまま始めてしまい・・。
言いたいことは山ほどあれど
二人で浴衣を着て夏祭りに行くが 恵は草履ですっかり足の指の股の間が擦り切れ
てしまう。高匡は手当をしてやるが 浴衣がはだけて股が見えるので すっかり
その気になってしまい バス停のベンチだからと恵が怒る。高匡はじゃあと中学
校にこっそり入り 散々Hなことをする。
sunny and cloudy
一之瀬は雑誌の編集にいるが 今を時めくパティスリーである長友は同級生だ。
といっても相手は覚えてないだろう いつも人の中心にいるような奴で一之瀬は
それをそっと見て想っていただけだ。ところが先輩の編集から同級生なら なん
としても取材をするのよという。マスコミにあまり出ないので 出せば売り上げ
が上がるからと言う。
実際に行ってみると長友は覚えていてくれて 懐かしいなあと取材も受けてくれた。
嬉しいのだが実は甘いものが超苦手な一之瀬である。終わると晩御飯でもと長友が
誘ってくれる。好きな韓国領に誘うと 長友がまるで辛い物が駄目だと知って楽し
いひと時を過ごす。
ところが男性誌の相川が長友の取材をしたいからと言ってくる。お菓子を作る時間
が無くなるから取材したくないと言っていたので断るが ねちねち言われてしかた
なく また長友に頼む。一之瀬のためならいいよと言ってくれるので もしかした
らって期待する。相川がケーキを食べてるところを写真に撮るからと 一之瀬に無
理に食べさせるが徹夜続きで 倒れてしまう。気が付くと長友に介抱されていてキ
スしていいと言われる。高校の時話しかけたかったと言われ・・。
sweet home sweet
俺の恋人は甘いものが嫌いだ。何度か試したが駄目で 今日もふらふらして仕事明
けでやってくるが 部屋が甘い匂いだと不機嫌だ。高校時代両想いだったのに何も
いわなかったので8年無駄にしたと長友は思っていてその分いちゃつきたい。今日
は牛肉と玉ねぎをコンソメで煮たおかずパイをだすと・・。
日々カフェ
雄一は三年続けたカフェが移転でやめることになり困っている。女友達に愚痴って
いると「ひげカフェ」っていうのがあるけど と言われる。すると かっこういい
髭してるね うちの子にならない と男性に声をかけられる。それが「ひげカフェ」
のオーナーだった。小鳥遊と言う名前で「カフェ・リトルバード」というのを経営
している。スタッフはみんな男性で髭がある。
店はレベルが高くて客もたくさんくるのでいいのだが 小鳥遊がゲイで お店の従
業員数人に手を出して修羅場になったそうだ。ということで チーフの武川は雄一
に手を出さないようにとしつこく言っている。小鳥遊は 珈琲甘いもの髭が好きな
のだ。眺めるだけで我慢してるという。武川はいつもろくな男を連れてこないが
今回の雄一は非常にいいから逃がしたくないと力説する。
小鳥遊は雄一を時々飲みに連れて行く。おごってくれるし楽しいのだが おかまバー
がほとんどだ。雄一は彼女がいないというと驚かれて 小鳥遊はセフレが数人いると
いうのだ。そして小鳥遊が男とキスしているのを見た雄一は・・。
君セラピー
造園会社の一部を開放して 小さな公園のようになっていてカーテンと近隣で呼ばれ
ていたところで いつも椚は休んでいた。ある日 この鉢をもらってくれないかと陸
という男子に声をかけられる。ポトスがどんどん増えるからと。椚は枯らすからと言
うが 大丈夫ですよと押しが強く持たされてしまった。いつも険しい顔をしているの
で気になってと陸は言う。
椚はミステリー作家だが 一度顔を出してひどい目にあった。人とあまりかかわりた
くなくて選んだ仕事なのに もう写真は絶対嫌だと編集にいう。疲れたときカーテン
に1,2時間いると心が休まる。園芸セラピーですねと陸は言う。花を植えたり育て
ることにより 心身のリハビリをするのだ。要するに緑を眺めて心を安定させると言
うことなのだが 確かにそれは効果があると椚は思う。でもそれだけで こんなに
カーテンに来るものだろうか。そこへボールが飛んできて椚のメガネが壊れる。何も
見えないので 陸に家まで送ってもらう。椚は陸と話してみたかったからちょうどい
いと思い どうしてこの仕事をというと 実はゲイなんですと陸はいう。
高校でくらいに親にばれて うまくいかなくなり卒業して家を出て 荒れている時
今の社長に拾ってもらったんですという。実験台みたいなもので 植物と毎日接し
ていて どう変わるかってところですね と微笑みながら言う。椚は驚くがそんな
こと言っていいのかという。陸は誰にでも話すわけじゃないと。lそれからも椚は
変わらずカーテンに通い 陸とは距離が近くなったような気がした。
仕事が忙しくなって カーテンにいけなくなり2週間が経った。貫徹してもカーテ
ンに行きたくて向かうが陸ではない男がいた。
陸がいるのが当たり前になっていたが 地方の仕事に駆り出されているという。
家にいて 苛々していると陸がやってくる。お土産をと言うが 椚は陸を抱きし
めて・・。