満願成就 -周と西門- (プラチナ文庫) 文庫 – 2018/9/12 凪良 ゆう (著)
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満願成就 -周と西門- (プラチナ文庫) 文庫 – 2018/9/12
凪良 ゆう (著)
内容(「BOOK」データベースより)
憑いた怪異を引き剥がす呼児の周と、それを封じる戻児の西門。かつて周は双子の妹が、西門は恋人が対だった。それぞれの対を亡くし、仮の対となったふたり。周は西門へ恋心を抱き、隣にいるために一生懸命だった。けれど彼は、亡き恋人を忘れられないという。そんな時に赴いた遠縁の結婚式で遭った怪異。解決へと奔走する中で西門は過去と、そして己の気持ちと向き合い―。
感想
面白かった^^^でもこれって・・もしかして まだ続くんだ
よね だって 恋人・・になりかけみたいな^^;
何が怖いって 人間のおもいですよ。これが色々な
事柄を引き起こす元なんだよなあ・・人間は綺麗な表
だけで 生きてるわけじゃないからね。
ますます そう思わせる話でしたね。
やっっぱりねえ・・死に別れには お嫁にいくなっていう
けれど 死んだ相手は いつまでも若くて 欠点も消え
ていくから 勝てるわけないんですよね。それはもう仕
方ないから 周も あきらめる^^;
周だって 妹のことは 絶対忘れないでしょし しかも
双子だものねえ 普通よりずっと絆が強いよね。
周を心配して?成仏できないのか なにか目的がある
のか?なにかに操られて この世にとどまっているの
でしょうかね?といっても実体はないのだけどね。
西門もねえ 生まれた時から対だから 忘れるなんて
できないでしょう。だから 忘れなくていいんですよ。
幸せになっても 悪くないんですよ 時々 思い出して
あげればいいだよね きっと。
好きだったら どうしたって 期待するし 相手に好かれ
たい それが本音だからね。
ずっとずっと好きだったのに・・報われなかった彼女が
とても気の毒でした。