冷遇され臣下に下げ渡された元妃の物語 40-57 作者:MEIKO
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冷遇され臣下に下げ渡された元妃の物語 40-57 作者:MEIKO
ムーンライトノベルズ
内容
弱小国から大帝国に嫁いで来た第十六妃のシルバ。男ながら子供の産める半性身の私は、王に抱かれたのは初夜のただ一度だけ…。それから二年、冷遇され存在さえも忘れかけられた私を戦勝の褒美として王から下げ渡す事を所望する人物が現れる。その人の名はベルード辺境伯。美しい容姿とは裏腹に戦場の銀狼と二つ名で呼ばれるほどの勇猛果敢な人物だ。しかし王は国同士の衝突を避ける為か決断を渋る。結局下げ渡される事が決定し、辺境の地へと旅立つシルバ。果たしてそこはシルバにとって安寧の地になり得るのか…?
※自死、無理やり(いずれも未遂)表現有お気を付け下さい。
貴族的な表現を取り入れていますが、それに添っていない場合有り。独自の世界と捉えて下さい。
感想
40
シルバは 王から オスカーが 王と自分の子だと言われて 驚愕する。それは シルバの母の国に 秘密があるという。シルバの兄であるルイスが 秘密を知っていて 国境まで来るというのだが
なるほどねえ・・しかし Ωとアルファの話は ほんと自由に色々と 考えられて凄いわ・・。
受嚢身ねえ これって 卵子を冷凍保存するのと同じようなものよね。
といっても いつまでもは できないのだけど・・。
残酷なようだけど ガルド王の判断は正しいわね。
そして ルイスの判断も。
結局 大国同士で 戦争になれば 多くの人が亡くなり 国も荒れるからね。
一番 丸く収まって いい結果だよねえ・・。
ルイスは それなりに 夫を愛していただろうけれど やっぱり こんな性格破綻者とは 暮らせないし 国が破滅してしまうよね。
自分の身を顧みず 子供たちを守り 弟のシルバを助けたから 幸せが巡ってきたのよね。
結局 最後まで一人で気の毒なのは ガルド王だけど これも 運命なんだろうなあ・・。