出来損ないで嘘つきなオメガの猫獣人 作者:斯波良久
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出来損ないで嘘つきなオメガの猫獣人 作者:斯波良久
ムーンライトノベルズ
内容
10年前にとあるオメガの猫獣人が人族の王子と番になったことがきっかけで、数年前から年に一度、猫獣人と城勤めの人族との間でお見合いパーティーが開催されている。お見合いには憧れこそ抱いているものの自分には縁がないと思っていたミューランだったが、兄達が運営の手伝いに立候補したことで参加枠を勝ち取ることが出来た。自分のようなオメガが番を見つけられるとは思ってはいなかったが、憧れの場でオメガとして振る舞えるならば一生の思い出になるだろう。心を躍らせたミューランだったが、受付をする直前で知らない男に連れ去られて―― ※1.『オメガの猫獣人』『続・オメガの猫獣人』の未来のお話
感想
前の話が あまりに可哀そうだったから・・今度は ほっとした^^;
勿論 ハッピーエンドばかりじゃないけどね 耽美なんて 半分くらい 悲劇だったりしてたし^^;
ミューランは 全部平凡で 香りも薄いから 出来損ないって 悲観しているけれど 途中で 自覚するように とても 恵まれているよ。
普通だったら もっと 家族とかに 厄介者扱いされそうだよ 村でもね。
少し 卑屈になってるミューランだけど 性格は とてもいいよね^^
城に行って 不運が重なって ミューランは ジャスティンにベーターで 手が足りないから 使える奴って 認識されてしまうことね。
本当はオメガなのになあ。ジャスティンは アルファなのに 気が付かないのねえ・・。
しかも いい花の匂いで 寝られるって それは 運命の番じゃないの?鈍すぎる・・。
ディーバルドは 可哀そうだったなあ だから あんなに性格が曲がったのね(笑)
でも 笑い事じゃないよね やったことは 罪が重いよ。
ディーバルドは あまりに綺麗だから オメガだって 自分も周囲も 思ったのだろうけれどね ただのベーターだったのよね。
それは 納得できないよねえ だからって オメガを呪っていいことにはならないよ 思うだけならまだしもね。
たまたま 公爵の妻になったオメガが ミューランの村の人じゃなかったら ミューランは こんな簡単に城に連れて行ってもらったり 向こうでジャスティンに会えるようには できなかったわよね。
ジャスティンに会えなければ 誤解も解けずに 娘も父親がないことして 育ったよねえ。
娘は べーたーなの?あまりに強くて アルファかと^^;何故か王妃の子供たちと 剣で遊んでるし^^;
この王妃は 例のレオンなのね・・なるほど 一杯子供がいて 幸せそうだわ^^
ミューランは 色々あって 大変だったけど(二人ともちゃんと相手の話を聞こうよって 思う^^;)番ができたし 子ども次が男の子が生まれて 幸せになってよかった^^