みなさん、こんにちは!
本日はこの記念すべき日、ポルト・パラディーゾへようこそお越しくださいました。
さて、みなさんは、今日が何の記念日か?ご存知でしょうか?
では、知らない方もいらっしゃるようなので、まずは、この港に伝わる物語からお話しすることにしましょう。
よくある、おとぎ話のようにね。。。。
昔々、あるところに、とっても小さくて美しい島がありました。
その国を納めていたのは素敵なお姫様。名前は「ダニエラ姫」。
国中の誰もが美しいお姫様のことが大好きでした。
毎朝お姫様は、港の穏やかな海に泳ぎに行きます。するといつも遊び好きのイルカたちがやってきて沖へ沖へと彼女を誘います。
そして、遊びを終えるとイルカたちは水平線の彼方へと帰っていくのです。
いつしかお姫様は、イルカたちについて行って海の向こうの世界を知りたいと思うようになりました。
自分で行ってこの目で確かめたい。そこには、きっと、パラダイスがあるに違いない。
こうしてお姫様は、航海の旅に出ることを決めたのです。
たちまち、国中の最も優れた勇士たちが立ち上がりました。
発明家、芸術家、探検家、そしてシェフ。
勇士たちは大好きなお姫様の為に最高の設備が整った船を用意しました。
船には、お姫様の高価な品々、そして、この王国に伝わる「海のお守り」と言われる古びたコンパスが積み込まれました。
『迷った時や困った時は、心を開いて海の声を聞きなさい。』
これで、出航の準備はすべて整い、いよいよパラダイスへ!
。。。。日が昇り、日が沈み、やがて何か月もの時が流れました。
これまで勇士たちは力を合わせて、多くの困難を乗り越えてきました。
しかし、パラダイスは一向に見つかりません。食料も底を尽き、希望の光を失っていきます。
すると突然、ものすごい嵐に襲われ、頑丈だったはずの船が壊れはじめました。
みんなは、お姫様を守ろうとします。お姫様は、沈みかけた船を軽くしようと高価な品々を船から投げ捨てはじめます。
けれど、海はあまりにも荒々しく、みんなは船から投げ出されてしまいます。
すべての希望が海に飲み込まれ、絶望の淵に置かれたお姫様は、海に浮かぶ古びたコンパスを見つけたのです。
彼女は最後の力を振り絞り泳ぎに泳ぎました。なんとコンパスを手にすると彼女の心に海の声が聞こえました。
『あなたにとって本当に大切なものは?』
「私にとって本当に大切なものは。。。
。。。すると波は静まり帰り、水平線には、まるで魔法のように虹が輝き始めたのです。空には美しいハトの群れが。
気が付くと、船の周りを懐かしいイルカたちが取り囲んでいます。やがて水平線上に見えてきたのは美しい島。ついにパラダイスを見つけたのです!
そして、その島をよく見たお姫様は、こみ上げる感激に息を呑みました。
そうです!故郷に帰ってきていたのです!そこはお祝いの人々で一杯です。
彼女は思いました。この島こそ、そして、この港こそ、私が探し求めていたパラダイスなのだと。
こうして、お姫様は、この港に改めて名前を付けました。
そう、ポルト・パラディーゾ!!
そして、街の人々は、毎年、この日を「本当に大切なものは何か?」それを思い出す日としたのです。
そうです!みなさん、今日がその記念日です!
それでは、みなさんもこれから始まるポルトパラディーゾウォーターカーニバルで一緒にお祝いしましょう!!
。。。。久しぶりに、「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」を思い出してしまいまして(^^”)冒頭のストーリーテラーの台詞をお届けしました。どこか?間違いありましたら教えてください(--)ちなみに、「本当に大切なものは。。。。」何だったか?それは、ご想像にお任せします(^^”)
「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」は、ディズニーのショーで初めて好きになったショーでして、いつまでも忘れられないものですね。みなさんにとって、初めて好きになったディズニーのショーってあったりしますか?もし、エピソードございましたら、コメントお待ちしております(^^)
- 2015/03/26(木) 20:50:11|
- ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル
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