bittersweet | トワイライト(青峰×若松) krbs
bittersweet
自作BL・GL/二次創作BL 日常ゆるゆる雑記 好きなものを、好きなように、好きなだけ。

はじめに
 個人的な趣味で小説を書いています。
 二次創作を扱っていますが、出版社、原作者等、いかなる団体とも一切無関係です。
 オリジナル・二次創作ともにBL・GL要素を含みますのでご注意ください。
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Author:hiyu
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本と猫とコーヒーとチョコがあれば生きていける。ような気がする。
野球と映画があれば、なお良し。
玉ねぎとお豆腐とチーズが無いと落ち込みます。

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(2018/12/15更新)

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トワイライト(青峰×若松) krbs
 ものすごく久しぶりな、バスケ。
 krbsの中ではこのCPが一番好きって書いたんですけど、どっちかっていうと、くっつくかくっつかないか、微妙なところをうろうろしてる感じが好きです。両片思いみたいな。
 だって、うまくいっちゃったら、青峰は好き好き垂れ流してる馬鹿な子になっちゃうので。
 この話は、結構そのぎりぎりラインで両方好きな感じで、気に入ってるんですが。

 青峰×若松
 珍しく若松さんが考えまくってる話になりました。





     トワイライト

 どれだけ努力をしても追いつかない。
 それを身を持って知っている。
 けれど、少しでも近付きたい、と思う。
 あの、人を拒絶し、馴れ合うことを放棄した、怒りすらはらむ背中に、時々手を伸ばしたくなる。
 ぴりぴりとまるで静電気でも飼い慣らしているんじゃないかってくらい、張り詰めた空気。青白い炎をまとい、コートに君臨する、その姿。
 冷めた目が、自分以外の人間を一瞥する。
 お前は、笑わない。
 凡人の俺には一生分からない、深い闇を、抱えて。
 お前がコートに立っている。
 伸ばした手を、引っ込めたのは、俺の弱さだった。

 今日も捕獲失敗。
 殴られた頬をさすりながら、俺は部室に入る。一瞬、何人かの部員はこちらを見てしんとなったが、すぐにわざとらしいくらいわざとらしく目をそらし、身支度に戻った。俺も制服を脱ぎ、練習用のTシャツに着替えた。
「若松」
 肩をつかまれて、少し乱暴なくらいに振り向かされた。
「どうした、それ」
 諏佐先輩が、顔色を変え、俺の頬に手を伸ばしかけ、それをすっと引いた。
「ちょっとぶつけました。平気ッス」
「若松──」
「見え透いた嘘つくなや」
 諏佐先輩の後ろから、今吉主将もひょっこり顔を出した。
「青峰やろ」
「…………」
 俺は無言で目をそらす。部員が聞き耳を立てているのが分かった。だから、何も言うつもりはなかった。
「お前なぁ」
 諏佐先輩がそういいかけて、口を閉ざした。言っても無駄だと思われたのか、俺と同様に回りの部員に聞かせないようにと思ってくれたのか。
 諏佐先輩はそのまま俺に背を向けた。それに目をやって、今吉主将が溜め息をつく。
「あんなぁ、若松。青峰はお前の手に負えんで」
「ッス」
「そりゃ、お前は次期主将やから、チームをまとめようと思ぉとるんかもしれんが──」
「違います」
 俺は言った。
「そういうんじゃ、ないです」
「そやったら──」
「大丈夫ですから、俺」
 それ以上、言わせまいとして、俺は今吉主将の言葉を遮った。
 あの背中が、俺の目を引きつける。
 人を寄せ付けない、孤高の存在。
 チームワークなんて言葉を自分の辞書から消し去ってしまっているであろう青峰の、誰にも追いつくことができないようなあのプレー。
 コートで笑っている姿を、一度も見たことがなかった。
 だから。
 俺の頬が、突然冷たくなった。ひゃっと声を上げると、背後から俺の頭がぐしゃぐしゃとかき混ぜられた。頬はまだ冷たい。見ると、アイスパックが押し当てられていた。
「腫れが引くまで冷やしておけよ」
 ぽん、と頭を軽く叩いて言ったのは、諏佐先輩だった。
「ありがとうございます」
「無理はするな」
「はい」
 俺が笑顔で答えると、諏佐先輩も笑ってくれた。
「諏佐は甘いのー」
 今吉主将が肩をすくめる。
 俺は、笑える。
 こんなに簡単に。
 この二人の先輩が、俺の前を歩いている。いつも、その先を示してくれる。
 俺が苦しかったとき、辛かったとき、この二人は一体、俺にどんな言葉をかけてくれただろう。それを、思い出せ。
 俺とあいつは違いすぎるけれど。
 あの背中に、手を伸ばせ。
 触れるのをためらうな。拒絶されることを恐がるな。
 あいつの怒りに触れても、けしてひるむな。
 それが、俺の決めたこと。
 次期主将だとか、あいつよりも先輩だとか、そんなことが理由ではないのだ。俺はただ、あいつがコートで笑う姿を見てみたいのだ。
 バスケが楽しいと、心から笑っている姿が。

 部活終了後、先輩に許可を取って、居残り練習をしていた。
 バスケであいつに勝つことはできないが、スタミナで食らい付くことはできる。だから、体力だけはつけておこうと決めた。
 体育館は静かだった。俺がコートを走るときに、バッシュが床を蹴るきゅっという音と、ボールのドリブル音、ゴールネットを揺らす音、そして俺の息遣いだけが響く。すべて俺自身が立てている音で、それ以外は何も聞こえない。
 わざとゴールを外したボールを、ゴール下に走りこみ、力の限りジャンプしてつかむ。着地し、そのまま素早く飛び上がり、今度こそシュート。ぱしゅっと音を立ててボールがリングを通過した。
 センターの俺の役割はゴール下を制すること。けれど、青峰がボールを持っているときは、俺の役割などないに等しい。あいつはいつでも一人で切り込み、確実にシュートを決める。俺の存在など、何の役にも立たない。
 コートの上は青峰の独壇場。まるでボールと一体化しているかのようにそれを操り、進路が見えているかのように敵のディフェンスを難なくかわし、成功率はほとんど100%のシュートを放つ。
 やっていることはめちゃくちゃだ。バスケは5人でひとチーム。けれど、青峰に限ってはそれが当てはまらない。
 容易く抜いた敵のディフェンス。その表情が、すさむ。
 まるで投げ捨てるかのように放つシュート。入ったことを確認するまでもなく、背を向ける。そして、不機嫌そうにゆがむ顔。もちろん、ボールはリングを通り抜けている。
 あいつはいつも、笑わない。
 すべてを諦めてしまったかのように。
 俺はシュートを放つ。基本のレイアップ。ゴールが決まり、コートに落ちたボールが、てぃん、と音を立てた。ころころとそれは転がり、俺は目で追った。ステージの前、ボールは静止した。
 誰もいない体育館。フルコート。俺だけがそこにいた。
 汗を拭って、ボールを拾おうとした。上半身を屈め、手を伸ばしたとき、ふいに目の前が滲んだ。
「あー、くそ。何だこれ」
 ぼろぼろと涙がこぼれてきた。突然に。
 俺はその場に座り込み、ボールを引き寄せた。それを胡坐をかいた足元に持ち上げたら、その手が震えていた。
 青峰に殴られた頬がまだ赤く腫れていた。諏佐先輩からもらったアイスパックがぬるくなっても、そこは熱を持っていた。赤みが残ったまま、俺は部活を続けた。諏佐先輩と今吉主将が何か言いたそうな顔をしていた。けれど何も言わなかった。それがありがたいと思った。
 今度こそ静まり返った体育館に、俺がすすり上げる音だけが静かに聞こえていた。
 何やってんだ、俺は。
 無理矢理にでも青峰を部活に連れてくるつもりだった。だから毎日あいつを迎えに行く。あいつは俺のことなど目に入らないかのように無視したり、とても冷めた目で俺をにらんだりしていた。
 あまりにしつこくしすぎたのか、今日は完全に怒らせてしまった。
 つまらねー顔でバスケしてんじゃねーよ。
 俺の言葉に、あいつの表情が変わった。冷めた目は急激に怒りを浮かび上がらせ、次の瞬間に俺は殴られていた。
 多分、俺が悪かったのだろう。
 俺は完全に、間違えたのだ。
 分からねーよ、青峰。
 俺はボールに額を押し付けた。
 あの背中を、俺はいつも、寂しそうだと思っていた。
 多分、それを知ったら青峰は怒るだろうけれど。
 コートにいるあいつの、その背中。一人でいい、と言っていた。一人でいいんだ、だから、誰も俺に近付くな、と。
 バスケを、したい。
 あいつと、同じコートに立って。
 今のままでは俺はあいつには何一つ敵わない。容易くかわされて、あしらわれて終わるだけだろう。だから、何度負けても再び這い上がって立ち向かう体力だけはつけるつもりだった。
 頭の悪い俺には、他に方法が思いつかなかった。
 こんなところで立ち止まってる暇なんて、ないのに。
 俺はボールにがん、と額を打ちつける。がん、がん、がん。何度も。
 打ち付けるたび、ボールの奥からてぃん、てぃん、てぃん、と音が聞こえていた。
「アンタ、それ以上頭悪くなったらどーすんだよ」
 突然、そんな声が聞こえて、俺は振り向く。いつからそこにいたのか、青峰が俺の背後に立っていた。
「つーか、泣いてんのかよ、だっせーな」
「うるせぇ」
 俺は慌てて涙を拭う。
「ボール、よこせよ」
 俺は持っていたボールを青峰に放った。受け取った青峰は、制服の袖でそれを拭った。俺の涙か鼻水でもついていたのかもしれない。
「少しは、上手くなったかよ」
「知るか」
「なんだ、下手くそなままか」
 青峰はくるりときびすを返すと、制服姿のままコートをドリブルしながら駆けて行く。そのままセンターラインまで行くと、きゅっと音を立てて止まり、こちらを振り返って2、3度その場でボールをついた。それからぴたりと静止し、シュートの構えをした。
 それは、青峰の手を離れ、見とれるくらいにきれいな軌道を描いてゴールに向かってきた。俺は立ち上がり、それを見ていた。
 入る。
 そう思ったけれど、ボールはバックボードにがつんと音を立てて当たった。俺の身体は勝手に動いていた。頭で考えるよりも早く、ゴール下に滑り込んでいて、落ちてきたそのボールに手を伸ばした。俺の手の中に収まったボールを、シュートした。45センチのリングに、それが吸い込まれた。
 俺は自分の手を見つめた。さっきまでの震えは止まっていた。
 俺は青峰を振り返る。
「てめー、わざと外しただろ」
「センターのアンタに、仕事させてやったんだろ」
 にやりと口元をゆがめると、青峰はゆっくりとこっちに歩いてくる。
「痛かったかよ」
 目の前に立った青峰が、俺を見ていた。
 初め、何のことだか分からなかった。だから眉をひそめた。
「まだ赤い」
 そう言われて、殴られた頬のことを言われていたのだと気付いた。俺は左手でそれを隠すようにして、目をそらした。
「痛くねぇよ」
 青峰は黙って俺を見ていた。俺は目をそらしたままだったが、青峰の視線は嫌になるくらい突き刺さっていた。
 俺の足元にはボールが転がっていた。あのシュートを、青峰ならきっと容易く決められたはずだった。バックボードにぶつけるなんてあり得ない。だから、あれは俺へのパスだったのだ、と思った。
 制服に上履き。そんな格好でだって、コートにいるこいつの力は別格だ。
「つまらねーよ」
 青峰がぽつりと言った。
「仕方ねーだろ。つまんねーんだよ、何もかも」
 俺は青峰を見た。
「俺に敵うやつなんていない。アンタだって分かってんだろ」
「分かってる」
「誰が俺を楽しませてくれんだよ。──つまんねーよ」
 まるですねたような顔をしていた。
 俺の言葉は、あまりにも青峰の気持ちをえぐったのだと思った。
「バスケが楽しいなんて、もう、忘れた」
「でも、お前は、今、俺にパスをくれただろ」
「パスじゃねー」
「けど、俺に仕事をさせてくれたんだろ」
「…………」
 青峰は不機嫌そうに眉をひそめた。けれど俺から目をそらしたりはしなかった。
「俺はセンターだからな。てめぇがゴール外したって、絶対拾ってやる」
「俺が外すわけねーだろ」
「ああ、そうだな」
 俺はボールを拾い上げる。
「でも、それでも、俺は何度だって跳んでやる」
「無駄だろ」
「例え無駄でも」
「無駄だ」
「それが俺の仕事だから」
 俺はボールを青峰に渡した。青峰はおとなしくそれを受け取った。
「俺はお前みたいな才能も、実力もないけど──追いつきたいとは、思ってんだよ」
 青峰の持っていたボールに、俺は手を乗せた。
 青峰は一瞬、ボールから手を離そうとした。けれどそれをやめた。
「アンタは──うるさすぎんだよ」
「そうか」
「わけ分かんねーこと叫んでるし、たまにとんでもねーミスするし」
「悪かったな」
「でも、アンタはいつも、楽しそうだな」
 俺と青峰の視線がぶつかった。ほとんど身長差のない俺たちは、向き合うだけでその視線が合う。
 俺はボールから手を離した。青峰が、少しだけ、寂しそうな目をしたと思ったのは、俺の気のせいだったのだろうか。
「居残り練習とか、よくやるよな。どんだけバスケ好きなんだよ」
 まるで話をそらすかのように、青峰が言った。
「好きだ」
 俺は言い切った。青峰が面食らったような顔をした。
「他には何もいらねーくらい、好きだ。──てめぇだってそうだっただろ、青峰」
「忘れた」
「忘れたんじゃなくて、忘れたいだけだろ」
「アンタに分かるのかよ」
 分かるはずがなかった。俺は周りにもよく言われることだが、単純で、一直線にしか進めない。バスケが好きで、今はバスケ中心の生活を送っている。そしてそれに満足しているし、充実している。
「お前が部活に来たら、何度だってお前に挑むつもりでいるんだよ、俺は」
「どうせ勝てねーだろ」
「ああ、勝てないだろうな。でも、何度だって挑んでやる。お前が音を上げて、もう無理だって言うまで、何度だって」
「言うかよ」
「言わせてやる。そのためにこっちは死ぬほど体力つけてんだ」
「──アンタ、居残りはそのためかよ」
 青峰は一瞬ぽかんとし、それからふっと笑った。
 ──笑った?
「馬鹿じゃねーの」
「悪かったな」
「俺がそうそうアンタに負けるかよ」
「やってみなきゃ分からない」
「そうかよ」
 青峰は、また、笑う。
 それは俺をからかうような、馬鹿にするような笑いだったとしても、俺がまともに見た青峰の笑顔には違いなかった。にやりと、何かをたくらむような薄笑いではなく、どこか楽しそうにも見える、その笑顔。
「コートで」
 俺は言った。
「笑えよ。どうせなら」
「何言ってんだ、アンタ」
「だから、俺が笑わせてやるっつってんだ」
 俺は青峰の手からボールを奪い取った。
「バスケが楽しくて仕方ねーって、思わせてやる。だから部活に来い」
「はぁ?」
「俺が、お前に、バスケの楽しさ思い出させてやるって言ってるんだ。だからちゃんと部活に出ろ」
「──アンタに、できんのかよ」
 挑発的な目をして、青峰が問う。
「やってやる」
「はーん」
 にやりと口元をゆがめ、青峰は俺を見る。
 青峰がコートに立つ。人を寄せ付けないオーラを発して。
 その後ろ姿を、俺はいつもどこか寂しいと感じる。
 だからこそ、笑え、と思っていた。
 心から、笑ってバスケをしてほしい、と。
「アンタがそう言うなら──来てやってもいいぜ」
「そうか」
「その代わり、ちゃんと迎えに来いよな」
「ああ?」
「来ないなら、忘れて帰っちまうかもしれねー」
 俺はぐっと堪えて、仕方なくそれを了承した。
「まだ居残り練習すんのかよ」
「あ、ああ──」
 開いた体育館の扉から外を見ると、もう薄暗くなっていた。俺は練習を切り上げることにした。ボールを抱えたまま部室に向かおうとすると、青峰に呼び止められた。
「なあ」
「何だ」
「痛てぇ?」
 青峰の手が俺の頬に触れた。赤みの残るそれは、触れるとまだ痛みを持っていた。一瞬顔をしかめそうになって、俺はそれを堪えた。
「痛くねぇって言っただろ」
「そうか」
 入り口の外、夕暮れの空が、薄く光を放つ。青峰はそれを背に、俺を見ていた。
「なあ」
「何だよ」
「もしかして、俺のために泣いてたのか?」
 そういえば、泣いていたところを見られていたのだと、俺は思い出した。青峰はどこかからかうような目をして、にやにやと口元をゆがめていた。俺はかっと赤くなり、青峰から目をそらす。
「なんだよ、図星かよ」
「うるせーうるせーうるせー!」
「マジかよ。──俺のせい、じゃなくて、俺のため?」
 俺は言葉に詰まる。確かに、青峰はそう訊ねた。
 青峰が突然、おかしそうに笑った。
「馬鹿だな、アンタ」
 青峰は俺を見て、今度は優しく、笑った。
「明日から俺にバスケの楽しさ、ちゃんと思い出させてくれよ、若松さん」
 俺の持っていたボールをぽんと叩いて、青峰は体育館を出て行った。
 黄昏時の薄明の中に、その姿が消えた。
 俺はその場にしゃがみ込み、頭を抱えた。
「何なんだよ、あいつ……」
 そうつぶやいた俺の手の中のボールは、まるで熱を持っているかのように錯覚するほど熱く感じた。それは青峰が触れたからなのか、俺がしっかり抱えていたからなのか、判断はできなかった。
 頬が熱を持つ。
 殴られたそれが腫れているからなのか、青峰が触れたからなのか。
 こちらも判断できないまま、俺はしばらくそこを動けなかった。
 夕暮れの体育館で、俺は馬鹿みたいに一人、ぐるぐると考え込んでいた。

 了


 若松さんが悩んでいます。
 とってもかわいいです。
 そして青峰。「アンタ」が「若松さん」になりました。もう落ちました。
 やっぱり青峰の「若松さん」呼びは、私の中でかなりの萌えツボです。

 そして、諏佐さんと今吉さんは、やっぱり出てくるし、諏佐さんはステキなのでありました。
 それも、ツボです。
 諦めてください。

 




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