bittersweet | お風呂と寝ぐせと~end credits02~(黒尾×月島)HQ!!
bittersweet
自作BL・GL/二次創作BL 日常ゆるゆる雑記 好きなものを、好きなように、好きなだけ。

はじめに
 個人的な趣味で小説を書いています。
 二次創作を扱っていますが、出版社、原作者等、いかなる団体とも一切無関係です。
 オリジナル・二次創作ともにBL・GL要素を含みますのでご注意ください。
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hiyu

Author:hiyu
冬生まれ。
本と猫とコーヒーとチョコがあれば生きていける。ような気がする。
野球と映画があれば、なお良し。
玉ねぎとお豆腐とチーズが無いと落ち込みます。

画像はPicrew「とーとつにエジプト神っぽいメーカー」さんから。


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●現在は、HQ!!04(黒尾×月島)のSS1本です。
(2018/12/15更新)

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お風呂と寝ぐせと~end credits02~(黒尾×月島)HQ!!
 黒猫となったクロは、どう転んでも不細工に描かれているので(笑)私も乗っかってみました。
 いや、人のクロはあんなにかっこいいのに!(クロ好き)

 黒猫になったクロが、月島と一緒に暮らしてハッピー、幸せー、いちゃついたれ、みたいな話を想像して読んではいけません。
 わりとシリアスです。
 うちの黒猫クロは、邪な感情を持っていないので、一緒に寝ても悪さをしないんですよ(笑)

 黒尾×月島
 黒尾。
 一緒にお風呂……だと思う?
 期待はするな(笑)
                作品一覧はこちらをクリック→二次創作目次(tns/krbs/HQ/YWPD/その他)




     お風呂と寝ぐせと~end credits02~

 玄関先で、タオルに包まれた俺を見て、月島の母親は驚いたように声を上げ、少しの間言葉を失っていた。
 月島の腕の中、片手のひらで時々優しく撫でるその手の温もりは、タオル越しにも伝わった。
 諦めに似た溜め息をついたあと、月島の母親は仕方ないわね、とつぶやいて俺たちを家に入れてくれた。
 月島は俺をタオルごと母親に渡し、一人で二階に上がっていった。にゃあ、と鳴いたら、母親が大丈夫よ、と言ってタオルの上から撫でてくれた。月島と同じように優しく。
 数分後、部屋着に着替えた月島がスマホ片手に下りてきた。
「人用のシャンプーは駄目だって」
「あら、そうなの」
「無添加の石けんなら大丈夫みたい。──うちのは?」
「オリーブ石けんだから、無添加のだと思うけど」
「じゃあ、とりあえずはそれでいいかな」
 月島は母親から俺を受け取ると、そのままバスルームに向かった。
「汚れてるから、洗ってあげるね」
 一緒にお風呂か。
 付き合っているわけでもないのにそれは構わないのか、と一瞬動揺しかけたが、俺は猫である。そして、月島はもちろん、履いていたルームパンツの裾と、着ていたカットソーの袖をまくっただけで裸になるわけではなかった。
 バスルームの床で、己の思い過ごしを恥じた。
「何、うつむいてるの。お風呂怖いの?」
 俺の反省を誤解して、月島がシャワーを出しながら問う。ぬるま湯になるのを待って、洗面器にそのお湯を溜める。
 俺を持ち上げた月島が、そっと、洗面器のお湯を俺のお尻の辺りにかけた。
 ──温かい。
「大人しいね。お湯、平気なの?」
 だんだん身体全体にお湯をかけていき、洗面器の中にとぷんと浸けられた。
 大きなグリーンと茶色がかった四角い石けんを手のひらで泡立てて、月島はゆっくりと俺の身体を撫でるように洗い始めた。黒い毛はところどころ絡まるようになって、ぺたんと張り付いている。それをほぐすようにして、優しく、丁寧に汚れを落としていく。しっぽの付け根を触られたとき、身体中にしびれが走って、びくんとした。月島がごめんね、と言って、しっぽの先まで泡を乗せていく。
 指先で、顔の周りも洗ってくれた。
 ──気持ちがいい。
 思わず目を閉じてごろごろと喉を鳴らしていたら、月島がくすりと笑って、
「かゆいところはありますかー?」
 と、おどけたように言った。月島もこんな冗談を言うんだな、と思ったら、なんだか急に心臓が騒ぎ出す。
「気持ちよさそうだね」。
 俺はにゃあ、と返事をする。
「返事したの? いい子だね」
 濡れた手で俺の頭を撫でてくれた。
 ──月島の手は、優しい。
 全身きれいに洗ってもらい、ふわふわの新しいタオルで包まれた。母親と短く言葉を交わして、月島が俺を抱いたまま階段を上がっていく。扉を開けて部屋に入ると、俺をタオルごとベッドの上に下ろしてくれた。
 俺はぐるりと周りを見回す。月島の部屋に入るのは初めてだ。
 月島がタオルで俺を包んだまま濡れた身体を拭いてくれた。ドライヤーは怖がるかな、なんてつぶやきながら、ゆっくりと優しく、丁寧に毛をタオルドライ。その手の動きもとても気持ちがいい。
 また、ごろごろと喉が鳴った。
「大人しくていい子だね」
 ふみゃあ、と鳴いたら、月島が笑った。目元はまだ少し赤いけれど、目立つほどじゃない。
 時間をかけて俺の身体を拭いてから、月島はドライヤーのコンセントを入れた。
「怖くないよ。──嫌だったら、にゃあにゃあ、って、二回鳴いてね。大丈夫なら一回」
 多分、冗談だったのだと思う。俺は素直に一度だけ、鳴いた。月島はまた、笑った。
 ドライヤーのスイッチを入れて、温風でも、冷風でもない、ぬるい風を、離して当ててくれた。まだ少し湿っていた毛が乾いていく。程よきところでドライヤーを止めて、月島は小さなコームで俺の毛をすいてくれた。
「こんなのでごめんね。あとでちゃんと猫用のシャンプーとか、ブラシを買ってくるから」
 月島が俺を膝の上に抱き上げる。
「お前、ふわふわだね。真っ黒で、きれいな毛並み。──やっぱりちょっと不細工だけど──よくみたら愛嬌があって、かわいい」
 やはり不細工なのか。
 人間の俺は、割とイケてる方なんじゃないかという自負があったのだが、現実というものはなかなかに厳しい。
 俺を膝に乗せたまま、月島はスマホを持ち上げた。
 しばらく、誰かとメッセージのやり取りをしていた。神妙な顔つきで文字を打ち、返事が来るのを待つ。そんな月島を、俺は黙って見上げていた。
「──目が覚めるかどうかはまだ分からないんだって。脳波に異常はないみたい」
 自分で理解するためというのもあるのだろう。まるで俺に教え込むように口にする。
「木兎さんも会えなかったんだって。──やっぱり家族以外は面会できないのかな」
 木兎、病院に行ってくれてるんだな。俺は心の中で感謝する。
 スマホが揺れて、月島が目を見開く。
「研磨さんから。──顔だけは見ることができたみたい。……あんまりひどい怪我じゃなかったみたいだね。顔は、きれいなまんまだって」
 それを聞いて少しほっとした。猫的には不細工だとしても、俺はそれなりに自分の顔が気に入っている。目を覚まさないだけじゃなくて、見た目もひどいありさまなんて、あまりにも悲しすぎる。
 木兎は無理でも、研磨は俺の様子を見ることができたというわけか。まあ、家族同様の付き合いの幼馴染みだから、許可が下りたのだろう。
「──呼びかけても反応がないんだって」
 月島の声が少し、震えている。また、スマホが振動した。
「赤葦さんから。心配してる。──これ、正直に答えるべき? それとも、強がるべき?」
 俺を見下ろして、月島が寂しそうに笑った。
「でも、きっと、強がっても、赤葦さんにはばれちゃいそう。──あの人、すごく鋭いから」
 月島をかわいがっていたのは俺だけじゃない。木兎も、あの無気力で無関心そうな赤葦だって、月島のことを特別にかわいがっていた。
 月島は赤葦にばかりなついて、俺や木兎にはなかなか心を開いてくれなかった。
 たった一年足らず、たった数度の合同合宿。短い時間は瞬く間に過ぎていく。
 最後まで、俺は、月島には頼ってもらえなかった、と思っていた。
 ──月島に、好きだと告白されるまで。
 月島がスマホを伏せて置いた。
「──ねえ、お前の名前、何にしようか」
 俺は月島を見上げる。にゃあ、と鳴いたら、分かってる、と答える。
「ちゃんと考えるよ。適当じゃなくて」
 また、にゃあ、と鳴いてみた。
「──テツロー」
 どきんとした。月島の口から俺の名前が出てくるなど、あまりに突然すぎた。
「……は、駄目だよね、あからさますぎるし」
 恥ずかしそうに目をそらし、月島は再びそっと俺を見た。
「──黒尾さん、僕のこと、嫌いなんだって」
 そんなことは言っていない。
 勘違いだ、と言っただけだ。
 けれど、月島からしてみれば、それはどちらも同じ意味に聞こえていたのかもしれない。
「僕、軽蔑されちゃったのかな」
 そんなことはあり得ない。
「あの人、何もなかったみたいにしちゃったんだよ」
 月島は力なく笑って、俺を撫でる。
「僕の勘違いだって切り捨てて、僕の想いを、なかったことにしちゃったんだ」
 そうするしかできなかったのだ。
 だって、そうだろ?
 俺は高校を卒業する。一足先に大学生になり、また、バレー漬けの日々。
 遠く350キロも離れた地で、高校生活を送る月島に、何もしてやれない
 俺が月島を受け入れてしまったら、東北の片隅で、月島は、一人、マイノリティーとして生きていかなければいけなくなる。
 雑多な人種のるつぼである東京でだって、きっと、生き辛いはずだった。だからこそ、月島が一人でその思いを抱えていくことを、俺は喜べなかった。
 俺が、突き放した。
 先に好きになったのは、俺の方だった。
 けれど、その気持ちをぶつけてしまえば、俺は月島を泥沼に引きずり込むようなものだと思った。
「──クロ」
 月島が俺を呼んだ──のかと思った。だから、にゃあ、と返事をした。
「返事、したね。そっか。クロがいい?」
 俺はじっと月島を見つめる。
 どこか寂しそうなその目に、俺が映っている。
 真っ黒で、ぽさぽさとした毛の、小さな猫だった。
 ──確かに、ちょっと、不細工。
「うん、お前の名前は、今日からクロだよ」
 ふみゃあ、と俺は鳴く。
 返事をしたのだと思ったらしい月島は俺を撫で、お前は賢いね、と笑った。
 ベッドの上に、伏せられたスマホ。
 病院のベッドで俺が眠る。
 目を覚まさずに、ただ、眠り続ける。
 夢ならいいのに、と思った。
 俺を撫でる月島の手は温かくて、優しくて、ごろごろと勝手に喉が鳴るのは止められなくて、なんだか急に、悲しいような嬉しいような、複雑な気持ちになった。

 ごそごそと物音で目が覚めた。顔を上げたら、月島と目が合って、おはよう、と言われた。
 月島は制服に着替えている途中で、白いシャツの袖のボタンを留めてから、ベッドの上の俺に顔を近づけた。
「──お前、変な寝方をするね。うずくまって、前足伸ばして、枕に顔押し付けて眠ってたよ。苦しくないの?」
 人間の俺は、枕で両側から頭を挟むようにしてうつ伏せで眠る癖がある。どうやら、猫になってもその習慣は忘れていないらしい。
 月島が手を伸ばし、俺の耳の辺りを撫でた。
「変なクセついてるよ。毛が立って、とさかみたい」
 クセのついた部分をぺたんと潰すようにして撫でながら、月島が笑う。
「──ますますあの人みたいだね」
 つまり、俺。
 優しい眼差しで猫の俺を見つめながら、月島は人間の俺を思い描いているのだと分かった。
「僕はこれから学校だから、大人しく留守番してて。部屋のドアは開けておくから、家の中なら自由に歩いていいよ。でも、外には出ちゃ駄目」
 俺はにゃあ、と鳴いて返事をした。月島は満足そうにうなずいて、ひと撫でしてくれた。
 一階に下りる月島の後ろをついていったら、キッチンで母親が朝食を準備していた。トースト一枚にミルクティにイチゴジャムを落としたヨーグルト。運動部の男子高生にしては少ない朝食の前に、月島は俺に薄めた牛乳をくれた。ほんの少しだけ温められたそれは、猫舌──だと思う──の俺にも無理なく飲める温度。水で薄められているはずなのに、なぜかおいしかった。
 俺がミルクを飲むのを見ながら、月島もトーストをかじった。
 小さなお皿にたっぷりのミルクを飲み終える頃には、月島も朝食を終え、出かける支度をしていた。玄関で靴を履いたら、俺を抱き上げ、ぷくんと膨れたお腹に頬を擦り寄せて、それから俺の眉間の辺りにキスしてくれた。
「行ってきます」
 優しく床に下ろしてから、手を振って家を出ていく。
 俺は月島を見送って、とっとっと、と歩いてキッチンへ戻った。母親はこちらに背を向けて食器を洗っていた。俺はキッチンを出て、階段を上がる。細く開いた月島の部屋の扉をくぐって、ベッドの上に飛び乗った。
 きれいにベッドメイクされたそこに、小さなクッションが置かれていた。
 クッションに頭を擦り付けたら、月島の匂いがした。
 月島の部屋は、思ったよりも子供っぽい。シンプルな学習机に、本棚、壁に取り付けられた飾り棚には恐竜の模型。
 ──恐竜が、好きなんだろうか。
 いつもクールに、人を寄せ付けないような空気をまとい、ヘッドフォンですべてを遮断する。そんな月島とかわいらしい恐竜の模型は、どこかちぐはぐな感じがした。
 静かな部屋の中、時計の秒針が時を刻む音だけが聞こえていた。
 ち、ち、ち、ち。
 ぴんと立った耳が、その音をやけに大きく拾っていた。
 くるんと耳を動かしてみたら、一階で月島の母親が洗い物を終え、掃除機をかけている音がした。
 夢ではなかったんだな、と今さらのように思った。
 俺の身体は遠く離れた東京で静かに眠り続け、心だけが小さな黒猫の中に存在し、月島の部屋にいる。
 クッションの上、ちょこんと座っていたら、うとうとしてきた。
 ──このまま眠ったら、次に目覚めたときは、病院のベッドの上にいるだろうか。
 首を振って、眠気を追いやり、前足を舐めた。くいくいと耳の辺りをこすり、顔をこする。
 なぜか、自然と身体が動いていた。身体中きれいに舐めて、俺は再びクッションの上に座る。
 昨日の夜、月島はベッドにもぐりこんだあと、俺を抱きしめながらまた少し泣いていた。
 眠りに落ちた月島が、辛そうな声で俺を呼んだ。
 ──黒尾さん。
 零れ落ちる涙を舐めたら、しょっぱかった。ざり、っと音がした。ぎざぎざの舌が月島の肌を傷つけるような気がして、それきり涙を舐めてやることはできなかった。濡れた頬にそっと前足を乗せた。ふにゅ、と柔らかい肉球が、すべすべの肌の上に触れる。
 月島が泣いている。
 俺のせいで。
 眠っている間ですら、俺の存在が月島を苦しめている。
 こんなことなら、突き放さなければよかった、と思うことは簡単だ。
 こんな状態になってからそう思うことは、ある意味卑怯だとも思った。
 俺は、月島が好きだ。
 初めて会ったときから、ずっと。
 第三体育館で、月島がすねたように俺をにらむ。
 たかが部活、は、いつの間にか、月島にとっても、たかが、と思えなくなっていった。
 木兎の言う「バレーにはまる瞬間」を、月島がいつ体感したのかは分からない。その瞬間を、俺も見たかった。
 月島が本気になったその瞬間を、俺も一緒に感じたかった。
 けれど、無理だった。
 直線距離だって350キロ。
 俺たちの距離は、手を伸ばしてすぐに届くようなものじゃない。
 ──月島。
 木兎たちと、からかうように、ふざけるように、はしゃぐように呼び掛けるときは、「ツッキー」。俺たちにそう呼ばれて、迷惑そうな顔をする月島を見るのが好きだった。
 やめてください、と眉間にしわを寄せる。
 あまりにしつこく構っていると、するりと赤葦の元へ逃げ出し、助けを求める。二人ともいい加減にしてください、なんて赤葦が注意をする。月島は赤葦にくっついて歩いて、俺と木兎はいつも、ずるい、とかひいきだ、とかヤジを飛ばす。
 この生意気で、不遜で、人を小馬鹿にしたような顔をして笑う後輩が、俺はずっと好きだ。
 俺よりも背が高くて、どこに肉がついてるんだってくらい細くて華奢な身体。体力はなくて、時々上手にさぼる姿を見かけた。
 気付かれないように、見つからないように、肩で息をする。うつむくようなその後ろ姿、長い首筋。
 何度、そこに口付けたいと思っただろう。
 そんな思いを押し込めて、ごくりと唾を飲み込み、俺は耐える。
 触れたら、最後。
 手を伸ばして、抱きしめたら、終わる。
 茨の道を、月島に歩かせなければならなくなる。
 ああ、月島。
 どうして俺は、お前を突き放すしかできなかったんだろう。
 その茨の道を、ともに歩いて行くという選択が、どうしてできなかったんだろう。
 すべては俺の罪なんだ。
 好きだよ、月島。
 ただ、そう口にするだけでよかったはずなのに。
 ──いつの間にか、俺はクッションの上で眠っていたらしい。
 ふわりと、いい香りがした。ぴくんと反応して顔を上げたら、学ランを脱いでいる月島がこちらを見ていた。
「──目が覚めた?」
 月島が優しく笑って、俺を撫でた。
 ふわり、ふわり、優しく届くこの香りは──
「ただいま、クロ」
 俺を抱き上げた月島に、くん、と頭を擦り付けた。
「また、変な寝方してるよ」
 俺はまた、クッションに顔を押し付けるようにして眠っていたらしい。
 すりすりと月島に頭を擦りつけながら、俺は大きく息を吸い込む。
 くらくらするくらいいい香りがする。
 月島、月島。
 乞うように、俺は小さく鳴いた。
「クロ。──もう、甘えすぎ」
 しつこく擦り寄っていたら、月島がくすぐったそうに笑った。

 了


 黒猫が独白しているお話なんて、初めて書いたわ。
 無理なくクロとツッキーを近くにいさせるには、これしかないな、と思ったんですが……何か、間違ってる、私?
 しかし、やっぱり、黒猫ってかわいいな……。




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