猫とバラ、演劇、旅ファン ハーブガーデン、シシングハースト3
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ハーブガーデン、シシングハースト3



80種類ものハーブがあるハーブ・ガーデン。カモミールのベンチは手作り
この部屋のように区切られてちらっとフォーカルポイント見せて期待させます。
コッツウォルズのヒドコートマナーガーデンの影響がありますがここは前回ご紹介したホワイトガーデンが白眉。
その3です。



英国一美しいというこの庭を作り上げたのは作家で園芸家のヴィタと
外交官で著述家のハロルド。






引用です。
ヴィータの創作活動にも影響を与えたと思われるのが、ブルームズベリー・グループの存在だ。
このグループは、1905年から第二次世界大戦期にかけて、英国芸術家の知的サークルとして知られた集まりで、同性愛に寛容だった。ヴィータは、早い段階から自分が同性愛者でもあることを認めており、同性愛に理解を示してくれる、ブルームズベリー・グループのメンバーとの付き合いは彼女にとって心地の良いものであったことだろう。ヴィクトリア朝時代には、同性愛は犯罪とみなされ、オスカー・ワイルドのように投獄される者が出るほど、道徳規範に厳しかった英国である。
ヴィータが同グループと近くなったのも説明がつく。
ヴィータは、10代の頃から同性の恋人を持ち、ハロルドとの結婚後も複数の相手と恋愛を繰り返している。恋人の中には、英国の20世紀モダニズム文学における主要作家、ヴァージニア・ウルフもいたのは有名な話だ(右コラム参照)。相手のハロルドは、後に国会議員や作家としてもキャリアを築くエリート外交官だったが、彼もまた同性愛者であり、妻以外に男性とも関係を持っていた。
夫妻はお互いの恋人については暗黙の了解とする「オープン・マリッジ(開かれた結婚)」の形を取っており、家庭の外での恋愛で夫婦関係が壊れることはなかったようだ。それどころか、お互いに心から愛し合っており、離れている時には毎日必ず手紙を書くほど仲がよかったという。ヴィータとハロルドは、類まれなるパートナー同士であり、この出会いは、ふたりにとって、そしてシシングハーストにとってこのうえなく幸運なものだった。


座れないハーブの椅子
まあ、石は冷たくて私はあまり座れません。



日本はお稚児さん、蘭丸、などでも有名ですが同性愛については寛容でした。



三大女優が共演しためぐりあう時間たちを思い出します。

3つの物語は時空を超えて1つに織りなされ、原作・脚色・演出のアンサンブルも緻密。監督は「リトル・ダンサー」
のスティーブン・ダルドリーだが、炭坑夫の息子が“男だてらに”バレエダンサーを目指す物語の次に、この映画を監督したのは偶然か、必然か。3作目に注目。(田畑裕美)

アメリカ女性も結構縛られていてあのベットが浸水するシーンは衝撃的でした。
トルコとロシア、戦争状態のようで恐いです。
日本も好戦的な人がいつまでも政権握ってるから心配です。
太平洋戦争のようにバスに乗り遅れるなとか、近隣がけしからんとか、のせられないで賢く外交しないと恐ろしいことになります。

寛容の心でお願いします。日本は明治維新から朝鮮や台湾に出兵、
日清・日露・シベリア出兵、第一次世界大戦、日中戦争、太平洋戦争で諸外国に多大な迷惑かけましたから。



ハロルドが造ったライムツリーの道




追記

ヴィータにとって、当時の定めは不条理といえるほどに冷酷だった。他に兄弟がいなかったにもかかわらず、女であるという理由だけで
サックヴィル家の爵位も財産も継承することができなかったのである。爵位と資産は父方の男子にのみ継承が許されるとする条件に阻まれ、父親が亡くなれば爵位とノールを含む財産はすべて、父の弟である叔父のチャールズへと渡るという事実を、苦い思いでただ受け入れるしかなかったのだ。この時に受けた、屈辱ともいえる悔しさが、ヴィータの魂からあふれでるエネルギーの源となったと言えるのではなかろうか。望むものを手に入れるための『闘い』は、ここから始まったのである。

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