猫とバラ、演劇、旅ファン 2007年10月
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板東寛司さんの撮影



 いつもの写真と違うでしょう。風呂猫スタジオの板東さんが我が家に来訪。1時間半近く撮影して貰いました。寝室で寝ていた猫達を居間に移動し初めに撮影している所を私も横から写させて貰いました。母猫は初めてのお客さんなのに玄関近くで箱座りしてあまり警戒しませんでした。さすがに年間200匹撮影の実績です。
 
 猫のおかげで板東寛治さんの撮影を間近に見せて貰いました。アシスタントの方は優しく上手に子猫を誘導します。友人も駆けつけ二人で板東さん、お得意の子猫を仰向けにしての撮影など観察。母猫、父猫も大人しくしていました。最後に親猫も一緒に写してもらいました。

 来年のカレンダーに載るかも。07・4・13

 1枚目はリンゴと仲良しのダブルン。2枚目は父ちゃんと仲良しのダブルン。


 本当に3種類のカレンダーに載り今店頭に並んでいます。07・10・31

阿国歌舞伎夢華



 「阿国歌舞伎夢のはなやぎ」と読みます。

 歌舞伎は題名から難しいから。でも古文書も当て字だらけだから慣れれば楽しい。


 春爛漫の京都の野。猿弥、弘太郎の男伊達が評判の出雲の阿国のウワサ話をしていると、華やかな衣装の阿国(玉三郎)や女歌舞伎たち(笑三郎、春猿)が踊りながら登場。

 「花と月はどれが都の眺めやら かつぎまぶかに来た嵯峨御室

 二条通りの百足屋が 辛気をこらした真紅の紐を袖へとおしてつなげや桜」

 始めの衣装が黒字に大きな花模様。長身の玉三郎に似合います。たて兵庫と言うのでしょうか、桃山の屏風絵の登場するスタイルであでやか。いつも玉三郎の登場には会場がどよめきます。別世界の美。世界の名監督や名ダンサー、音楽家の心も捉えて離さない。素顔の彼はどこにでもいるような恥ずかしげな万年青年だそうです。

 やがて阿国たちは戦乱で命を落とした人や阿国の恋人だった名古屋山三の鎮魂のために念仏踊りを始める。

 「光明遍照 十万世界念仏衆生 摂取不捨 南無阿弥陀仏」

 祈り始めた彼女たちの前になくなった名古屋山三が現れ、阿国と踊り始める。

 山三は阿国が作り上げた新しい歌舞伎踊りを所望。阿国が踊る間に山三の亡霊は姿を消すので悲観にくれる阿国であったが女たちに慰められ又華麗な舞を披露する。

 2枚目の衣装は白地出昨日のブログに写真載せました。玉三郎は舞台全てに繊細な神経が行き届いているので勿論衣装は豪華。
何年も前から注文しない間に合わない。自前の衣装!

玉三郎のためならと職人さんも腕を振るうことでしょう。

玉三郎の「鷺娘」


 
 10月の歌舞伎公演終わったばかりなのに玉三郎舞踊公演♪

 「鷺娘」と「出雲の阿国」です。舞踊公演は高価で迷ってるうちに4階席とは、(;´д` ) トホホ


 歴史的建築の「呉服(クレハ)座公演など何回も見逃している。

 「鷺娘」は95年ウィーンのオペラの後に鑑賞してコレなら負けないと思った玉三郎ならではの舞踊。「阿国」はテレビ観賞はしたけれど生は初めてなので楽しみにしていた。



 「鷺娘」は1762年初演、その後途絶えていたのを9世團十郎が復活した幻想的な美しい舞踊。真っ暗な舞台に隣の女性が「こんなに暗くしていいの?」と。暗いのには訳がある。

 ぼんやり明るくなると白無垢、綿帽子の鷺娘が目に飛び込んでくる。 一面に雪がしんしんと降り続く景色の中、雪の池のほとりの柳の木のそばに、蛇の目傘をさしてたたずんでいる鷺娘。鷺と人間の娘の両性具有?の存在として描かれます。

 妄執[もうしゅう]の雲晴れやらぬ朧夜[おぼろよ]の恋に迷いし我が心
(忍山[しのぶやま]口舌[くぜつ]の種の恋風が)

 吹けども傘に雪もつて
 積もる思ひは泡雪の
 消えてはかなき恋路とや
 思い重なる胸の闇
 せめてあはれと夕ぐれに
 ちらちら雪に濡鷺のしょんぼりと可愛[かわゆ]らし

 恋に悩む女の苦しい胸のうちを踊りはじめて、恨みの心を見せる。

 その後、後見が出て歌舞伎の見せ場、糸を引き抜いて白無垢から赤や、紫の着物にがらっと変わり、町娘の姿で華やかな恋心を、さまざまに表現していく。

 引き抜きは皆さんよくご存知でしょうが場内はどよめく。傘の扱いもふわりとして新体操の手具を連想したものだ。やがては、恋に迷った娘は白鷺となり、地獄の責めの苦しさに羽をはばたかせ苦悩する。

 白鷺の着物は羽の模様、肩から胸にかけて赤い傷口がのぞく。

 苦悩のさまをみせていた白鷺も、最後には力尽き、雪の降りしきる中、息絶えて終る。

 昔は宙乗りでやったり踊り手により二段で終わったり(台に乗りみえきって終わる)するが玉三郎は瀕死の鷺で舞台上で横たわる。

 6代目菊五郎がアンナ・パブロワ来日公演「瀕死の白鳥」観て鷺娘に取り入れたと聞いた。玉三郎の演じ方に批判的な評論家もいたが鷺娘は息絶えたほうが美しい事この上ないと思う。

 イナバウワーが話題になった時私は玉三郎の海老ぞりは前から有名なのにな、と思った。案の定、観客はイナバウワーといってたが。

 歌舞伎はカーテンコールなどしないが玉三郎の「アマテラス」や勘三郎はこれがある。今日もいったん幕が降りた後、カーテンコールが何回かあり、皆さん、綺麗綺麗とため息。カーテンコールもちゃんと上手く余韻残しすぐ立ったりしない。

 観客はさすが着物姿の男女も多かった。阿国歌舞伎は又明日に。

明日は大イベント



 明日は私の大好きな猫写真家がうちの猫たちの撮影に来てくださいます。明日に限りはずせない遠出の予定があり、時間がギリギリ。もう今からドキドキ。林檎ちゃんも撮影後、綺麗な母娘御一家に貰われていきます。このごろは朝夜子猫達も大あばれするようになりました。

 上の写真は子猫とパパが寝ているところにママが乱入してお休み。黄色の首輪が林檎です。

 この御一家が来訪して初めて人見知りする子猫を発見。凄い勢いで他の部屋に突入。出て来ません。段々顔の違いがはっきりしてきました。あとどの子を手放すかが難しいです。07・4

もうすぐお別れ 2



 1枚目がママです。ママはなかなか寝付き悪くて私にまとわりついてると子猫は次の写真の様にパパと寝てしまいます。パパの左がダブルン、右がリンゴです。

 今日は又早くから猫に起こされ、園芸もやり、疲れたので腰痛に良い体制取っていたら
 子猫達が一緒に寝てくれました。この柔らかさ、このまなざし。子猫が早く欲しい方が2人お待ちです。別れが近くなってしまいました。

 黄色の首輪の子が一番早く離れます。もう前から妙齢のお嬢様が「林檎」と命名されています。
 ママやパパがどうするか心配です。可愛がってもらえるのは決まってるんですが私も…

  07.4.10

お嬢様猫




 半年振りにリボンの子供に再会してきました。素敵なお宅で一目で他の3匹よりリボン似なのがわかりました。可愛いベッドに沢山のおもちゃ。ありがたくもお嬢様暮らしをしています。

 サクラのお母さんとのお話が凄く楽しくて時間があっという間に2時間はたっていました。

 猫好きは話が弾んでしまうんです。

 サクラは私のバックの匂いをかいでいましたがその後入ったことないコタツに入り、香組んだりグルーミングしたり。大事な所で爪とぎ始めたのでお節介に所定の位置につ連れて行きやらせました。おかあさん、ごめんなさい。

 帰る頃にはリボンママと同じように頬をすりすりしてきました。

 有難うございます。

 1枚目がコタツの中で香箱組むサクラ  2枚目は姉妹猫のブラン

 3枚目はサクラのベット

  サクラもリボン、ダブルンと同様きゅうり大好きな子です。リンゴはキャベツが好き。父ちゃん猫はどちらも食べません。

我が家のニャンコのカレンダー到着



 うちの猫がモデルになった猫カレンダーは3種類あり、1セットは頂きましたが追加分がやっと着き今日は別れた仔猫サクラにカレンダーや爪とぎをお土産に会いに行きます。

 4枚ぐらいカレンダーに採用されたリンゴは近所の友人宅でお世話になってるのでしょっちゅう会えます。親子姉妹やはり顔や好きな事も似ていますね。

初めての海外旅行



 初めて海外旅行に行ったのは30年ぐらい前、同僚に「ヘェー行ったことないのぉ」と言われていた。仕事柄行きたかったのはやまやまだった。

 初めては一人旅でなく夫と添乗員付きのJAL
http://www.kokunaisen.com/で行く8日間ギリシャ・パリ。遺跡好きなので。クリスマス出発、お正月に帰国。行きは南廻り!安いツアーを探したから。2回、は給油した、22時間ぐらいもかかった。

 帰りはアンカレッジ経由でやたら早く着いた感じだった。

 その頃は行き帰り共、成田まで無料の便に乗れた。その後は無料では取れなかった。うきうき気分、慣れないので厚いセーターを着込み薄物は預けたトランクの中で暑くてたまらなかった。

 朝、パルテノン神殿に到着。神々しい立派な建築に感激。後から考えると彫刻などのいいものは英仏に持ち去られていたから美術館はそれほどでなかった。夫がそこで買ったお菓子は超甘過ぎだった。

 ホテルの地下にも遺跡があった。部屋の窓からパルテノンが見える部屋もあったけれど私たちは見えなかった。

 添乗員は久しぶりの添乗の女性で親切に買い物はデパートかスーパーがいいとか、教えてくれた。ギリシャではタベルナと呼ばれる居酒屋夜にも連れて行ってくれた。夜遅いのに子供がいてびっくり。


 その店でベリーダンスしていた女性のビューティフルだったこと。長~いプラチナブロンドで若くて可愛くて上手だった。衣装もいかにもベリーダンスで夫に擦り寄ってくれたので鼻の下、長くした写真が残ってるはず。

 5年前、エジプトで観たベリーダンスの女性は露出度少なく雰囲気がいまいち。しかも係り員がお客の食事をつまみ食いしてるのを目撃してしまった。

 のんびりしていた彼女がパリに着くと豹変。緊張しまくっていて大都会の危険を感じた。帰国便ではガラガラの機内で彼女は長くなってバクスイしていた。添乗員は大変な仕事だ。

 一人参加の女性がいてパリに着いてからは一人で行動していてカッコいいと思ったものだ。エルミタージュ美術舘が良かったと話してくれた。私は今も行ってない。でも一人旅は見習った。


 ギリシャのクリスマスは暖かいのに毛皮のコートの人をよく観た。ここでは毛皮が安いそうで留守番の母に勿論コートは買えないけれどミンクの襟巻きを注文。今では私が使用しちゃってる。スカーフはクリーニング代が高いけれどコレは家でぱっぱっと降ればそれでいいから。(笑)

 エーゲ海ミニクルーズなどで3泊した後パリではたった2泊。パリのホテルは洒落ていてその頃としては珍しい高い吹き抜けで又綺麗な街に入ったようだが、部屋からは外が見えず、吹き抜け部分が見えただけ。

 ボロボロで迷路のようなルーブル美術館は無料の日。定番のモナリザを探し右往左往。ガラスのピラミッドもないし、今の様に別室でなくほかの絵と一緒に展示。絵画だけでも膨大で時間は無い。

 自由時間にはバスチーユまで地下鉄で行きました。2回目に行った時には地下鉄構内でフランス革命の壁画観たけれどその時は地上はただの大通り。2枚目の写真。

 ベルサイユも後には地下鉄で行ったがその時は何も知らないのでバスツアーを利用。大噴水もプチトリアノンもマリー・アントワネットの田舎屋も知らなかった。噴水はどうせ冬で出てないしパンジーが寒そうにしていただけ。

 2回目のウィーン、3回目のイギリスはANA
http://www.kokunaisen.com/でホテルだけの予約で一人旅。連れ合いは飛行機に乗れなくなっていた。私が行くと言っても冗談だと思い込むのは今も変わらない人。

 その後は安い航空会社しか使えず、とんでもなく時間かかったり、真夜中に乗り換え、食事提供で気分悪くなるほどだった。初めての時はは機内食も楽しみだがエコノミーなので席はキツイは禁煙でもなく苦しい空の旅も経験した。煙草は花粉症のため辛い。



 高く見えても直行便で6月の旅が私には最高です。

ティン缶


 アンティークで人気のあるティン缶。私が持ってるのはネットやオークションなどで安く購入したものが多いです。お店では高いものもあります。

 一番奥のバラ柄はくずかごに使用しています。誰かさんがへこませてもちゃんと元に戻る強い子です。おそろいの小さい缶は高いので買いませんでした。(..、)ヾ(^^*)ヨシヨシ

 右下の白い花の缶はかぎ付き。家具でもこんな小さな缶にも鍵をつけるイギリス人。缶は絵葉書やリングなどを入れて使っています。

 絵葉書は人気ありますが結構高い。最近は本のようにして復刻して本屋で売っていますが皮肉にもその中には凄く好きな柄がないのです。昔の本にはいい柄の絵葉書が載ってるので古本屋ものぞきます。古本屋の絵葉書は骨董屋さんより安い~♪
 
 猫柄の一つは貯金箱です。

 今の缶でも綺麗なのはとっておくのは皆さんも同じでしょう。バレンタインデーには沢山出るので探してしまいます。でもちょっと弱くすぐへこんだりします。

アンティークの紙箱



 母の用事が済んだ後、デパートの英国展へ。そこにピータービラットの今まで見たことのないマグを販売していた。が、私は欲しいのはその箱。猫のトムのママの顔がうちのリボンに似ている!隣で見ていた女性も箱が欲しいと言っていた。結構しっかりした箱でどの面にもポターさんの絵が付いている。

 左の箱がそれです。丁度スープマグが欲しかった母がそれを買い、箱はもらってきました。ピーターラビットの箸置とスポードのティーカップのペアがお買い得になっていましたので買ってしまいました。

 缶や紙の箱も昔のは風情あってアンティークアイテム。石鹸やチョコレートの箱なども定番。写真右はそんなに高くないけど絵が気に入ってうちへ。右上は薔薇を撒き男女の子供や犬がそれを追っているもの。昔は高価だったハンカチいれ。

下は少女がアヒルに餌をやっている所。

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猫と暮らしバラ栽培、ミュージカル、玉三郎観劇、動物園巡礼にはまっています。

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