猫とバラ、演劇、旅ファン 2007年09月
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私のミュージカル観劇人生2ヒースクリフとサンセット大通り



 今日、ミュージカルブログで2位になっていて驚いた。他のサイトで海外部門で1位になっていた時もびっくり。

95年に観劇したのは、

「レ・ミゼ」「ファントム」「サンセットブルーバード」


「Cats」はエチケット買いに行ったら日本では絶対買えなかった

前の方の動く席が買えたのにはびっくり。

しかも四季の半額で勿論生演奏。名古屋には生演奏など来なかった。



オペラ「サロメ」

最後にはオールヌードになってしまうのサロメ(アフリカ系)をテレビで見たことがあります!


ロンドンで観たのは生で見たサロメは

布をひらひらさせるだけでじゅうぶんエロチックでした。

ロンドンは遊ぶのが忙しい。

無料の大美術館がいくつもあるし、公園も綺麗。

郊外のウィンザー城、リーズ城、ストーンヘイジ、バース、オックスフォードと見処満載。

 「サンセット…」は1950年の有名な映画のミュージカル化。
ロイド・ウェッバーの素晴らしい音楽。セットも豪華と言われたが後に観た、ウィーンの「エリザベート」はもっと凄かった。「サンセット…」は元大女優の話なので四季では無理と言われていた。やはり、いまもって日本版はない。

 2回目のイギリス行きはお目当てに骨董が加わり

ピーターラビットの湖水地方とブロンテ姉妹の故郷に電車で訪れた。

途中、蒸気機関車にも乗り絶景が拝めたり可愛い少女と遊ぶこともできた。

日本でもお気に入り劇団や作品は沢山有るので次にアップしたい。


 「スターライトエクスプレス」を観た。

日本で予約するより安くて良い席がゲット出来ます。

日本で川崎真世紛する新幹線を次男と観たのがアイスアリーナでスタンディングを強要されました!

だけどロンドンでは普通の劇場なので

すぐ隣をローラースケートで疾走するので迫力が段違い。

怖いくらいだった。

 到着した晩に観た「オリバー」はミス・サイゴンのオリジナルキャスト、ジョナサン・プライスが出演していてうれしかった。

 あまりヒットしてなかったが

ロイド・ウェバーの「マルティンターゲル」や

クリフ・リチャードの「ヒースクリフ」を観劇。

コレは日本ではソールドアウトと言われいたが現地では買えた。

「嵐が丘」のミュージカル版。

これも音楽が良いのでCD、Tシャツ、クリフのピン時計購入。

後にクリフ狂の友人に時計は持ち去られた!

「ファントム」時計は他の友人のお土産にした。

探すのが大変な劇場。まがりくねった道に引っ込んで有ったり劇場探しに苦労した時もある

 3回目は庭めぐりがメインになり「シカゴ」と「ヨセフとテクニカルカラードリームコート」の2本のみ鑑賞。大人向けのと子供向け。
P1020351.JPG

 ロンドンではカーテンコールは撮影が出来たり小さいパンフをくれる楽しみもある。「蜘蛛女のキス」は1回目か2回目か何時観たのか。何も観ないで描いてるので記憶違いはご容赦下さい。

私のミュージカル観劇人生 1


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 今年はユゴーの「レ・ミゼラブル」日本初演20周年

思えばミュージカルにのめり込み一時はチケット買いに駆け出したくなるほどになったのはこのミュージカルのせいだ。

この数ヵ月前、劇団四季の「ジーザス・クライスト=スーパースター」を当日券で鑑賞。

なぜ行ったのかは思い出せない。音楽がロック調で脚本もダイナミック。キリスト最後の7日間。ジーザスは今をときめく山口祐一郎、ユダは市村正親、マリアは野村涼子。もうこんな配役では観られない。最近の四季を観るとなぜかつまらない。鋳型にはまってるようだ。東宝のようにオケもない。

 そして「レ・ミゼ」評判良いらしい。父の勤め先でチケット確保。子供の時に読んだ「ああ無常」は好きだった。何やら素晴らしいメロディー流れ舞台は盆にのりずんずん進む。えーっと思うあっという間の3時間、あの音楽をもう一度聴きたい、舞台観たいと思ってもソールドアウト、テープ販売なし。CDなんてない時代。コレで渇望感。大阪の今は新しいがその頃は古い梅田コマへ。家族巻き込んで大阪へ。観劇したのは私だけだけど。

 当時のキャストは鹿賀丈史、滝田栄のダブルキャスト。島田歌穂、鳳蘭、野口五郎、斉藤晴彦、斉藤由貴、山本耕二、子役だった!

 「レ・ミゼ」はジャン・バルジャンだけが主人公ではない。敵役のジャベール、革命起こそうとする青年、貧しい労働者たち、娼婦たち、子供たちに光が当たる。ほとんどの役者が何役もこなす。同じメロディーをバルジャンとジャベールが歌う意味。

 ミュージカルのおかげで積読だった長い原作も読了できた。ユゴーのパリの浮世絵一杯の邸宅も訪れることが出来た。

  1995年、ついにロンドン・パレス劇場で「レ・ミゼ」鑑賞。のちのロンドンでの10周年の記念コンサートしたときの学生役の俳優がリーダーのアンジョルラスを歌っていた。テレビ鑑賞。鹿賀さんも参加していた。

 ロンドンの劇場は日本の横長舞台と違い奥行きは深いが横幅ないので舞台が真近い。オペラ劇場なので豪華で雰囲気がある。初めてロンドン行った時はマチネ・ソワレと何本観たか。チケットは劇場で買えば日本の半額!

9条の会 大谷昭宏講演会




 行って良かったです!大谷さんもおしゃっていましたが区の9条の会がこんなに盛会でアットホームで気持ちの良いものとは。
テレビの二ュースにも出ましたが430人が参加しました。

 会場で12月15日の澤地久枝さんの講演会と芝居「悲しみの南京」10月9日のチケツトをゲットしました。こういうのは出ないと分からずに済んでしまいます。



 シンガーソングライターの9条の歌のコンサートや合唱、戦争体験談もあった。合唱は最近新聞でも紹介された1953年に公募され新しい国歌としても期待され学校でも歌われたという「われら愛す」先輩は学校で歌いなつかしいのでCDも購入された。
山田耕作の編曲で少しレトロな感じ。作詞芳賀秀太郎 作曲西崎嘉太郎

 私はテレビのコメンテーターには偏見があったがそれを払拭された大谷さんの講演の題は「守ろう9条!! みんなの命輝くために」

 まず出てくると視聴率を下げる安倍と○子さんの話。張り付いた笑顔が人気下げるの?

 辞任会見でも全く国民、国会に対しわびる言葉が一切無かった安倍さん。小沢さんは「挨拶に来るだけでは、練り直して」と言ったのに。テロ防衛支援できなくなったからとかいつも人のせいにして最後まで真実を言わなかった。全く人気なかった。

 政治コント集団ザ・ニュースペーパーは「美しい国」を反対から読むと「憎いし、苦痛」といってる。

 辞任したからといってまだまだ危ない9条。能無しの鷹は引っ込んだが爪隠す鷹の登場かもしれない。

 汚れた鳩派か、「綺麗」な鷹か。野中、後藤田さんたちは戦争を知っているから憲法はさわってはいけない、9条は最後の歯止めだと。綺麗な鳩なら申し分ありませんが。どこか必ずにいます。

 99年以来、どれだけ国民を締め付ける法律を創ってきたか。全ては改憲のため。

 交番焼き討ち事件を共産党のせいにしたが実は公安の仕業、(これってナチの水晶の夜ではありませんか。あるいは「共産党がやられたが私はそれで無いから黙っていた、次に自由主義者がやられていたが黙っていた…」と同じではありませんか。見逃せば自分の首絞めることになります。)

 1949年にも下山、三鷹事件など国民が踏みにじられた事件があったが50年後にこうなろうとは。

 盗聴法、国民総背番号制、日の丸、君が代法、(石坂啓さんが子供の学校で歌わないぞと思っていたら保護者には初めから席無く立たされてたとか、はとの絵描いて切り抜いて貼ると、とがめられたとか)個人情報保護法、共謀罪とどれ一つとっても凶悪な法律!

 テロ対策のためという。全ての運動が押さえつけられ戦争の出来る国へ。

 話題の映画「シッコ」も登場。アメリカは格差社会つくり貧しい黒人に大学や保険をえさにイラクへ。どれだけ死亡したか、精神病院にいるか。肉や脳が飛び散っても平気な兵を作る。

 今の日本もそうだ。ワーキングプア、格差社会を作りアメリカと戦争する国へ。家族の事思ったらそんなこと駄目とわかるでしょう。子供や孫に人殺しをさせたいはずはない。テロをやる国は貧しく追い詰められている。戦争はしないといってる国と戦争する国、どちらにテロを仕掛けるでしょうか。

 この9条の会は731部隊展も開催した。この記事は9.15に楽天ブログに載せました。
 

江利チエミ物語


 
 9月1日にこの音楽芝居を観劇しました。

 やっぱり観てよかった「江利チエミ物語」1回目は剣幸のひばり、久野綾希子もひばりを演じたらしいが未見。絵麻緒ゆうのいづみだった。チエミは勿論素晴らしい島田歌穂、さらに進化を遂げている。立派!2005年度、ミュージカル女優ベスト1

 ひばりは同じ宝塚の月影瞳、難しい役、「悲しい酒」を元娘役とは思えないほど低音で貫禄ありました。渾身の演技でした。剣幸も良かったが月影は意外な配役だったので。ひばりの歌は到底無理ですからチャレンジだけでも。

 いづみは元男役の樹里咲穂、この人は安心、タカラジェンヌ頑張ってます。

 「唐獅子牡丹」ってほとんど見てないのですが劇中の映画舘の観客の「異議なし!」とか叫ぶ様は全共闘時代の方には涙ではありませんか。チエミが役作りの為に姿消してしまう健さん求めて映画舘に行き余計辛くなるシーン。映画のテーマソングのアレンジがいいのでしょう。島健さんがついてるので歌穂さんは幸せ。もう一度この映画の曲聴きたいくらい。

 名曲が心と実力のある歌い手により次々と歌われる醍醐味。歌わないフォーククルセダーズの「帰ってきたよっぱらい」に私は胸が一杯。時代と名曲の数々がたまりません。

 マリア・カラスが♪一つ一つに命かけるようなことを言ってましたが歌穂さんも同じです。聞き物見ものです。他の出演者の歌、ダンス、タップ良かった!


 チエミの芝居、幼い時に楽しみに言ったら初日のためか、体調悪かったためか全く予想外の不出来でした。母を早くなくし、家族を養い、健さんとのお子さんの悲劇や姉の裏切りで苦労された。離婚しなくて良かったのに責任感ゆえの離婚と舞台ではそう感じましたが姉が夫婦の仲を引き裂いたようすね。

ウィキッド 2


 ウィキッドは大がかりな舞台装置で照明も派手、一見子供向きかと思うが一度
観ただけでは分からない大人の話だ。コレに感動的な音楽がつくのでミュージカ
ルはリピーターが多い。1回しか観られない私には謎が多い。エーッ、これが結末、どうなってるのとか。
 ミュージカルを観始めた頃、なんて無駄がないのだろうと思った。それまでの芝居は主役重視、そのほかは、控えて主役を盛り立てる。暗転も多く芝居の腰を折る。

 先回述べたようにこの舞台は2人の対照的な女性の設定が上手い。明るく派手で人気者、実はかなりの野心家。一方は緑色の肌に生まれたために父から疎まれ妹の世話するために大学に来た地味だが、思索的な女性。体制に抗して力強く空中へ舞い上がり歌う「重力に逆らう」は迫力。

 二人は反発したり歩みよったり、しかし結局マイノリティの彼女は「悪い魔女」の烙印を押されてみんなの敵に仕立てられてしまう。

 コレは現実によくある。アメリカで珍しく若い女性に支持されたというが誰にでも経験ある友情と何か分からないうちにでも決裂してしまう仲。

 そして「郵政民営化」が善で反対派を悪と決め付け刺客はなって議員の座を奪う。思慮足らず、騙されやすく熱っしやすく忘れやすい国民。ようやく福祉削りの重税の、郵便の高額引き上げがあらわになってきた。このツケは国民が払わされるのはいつもの事。「痛みのある改革」ってそういう事なのに。喝采した人たちはいったいどう思ってるのか。

 この舞台は1995年に出版された「オズの魔法記」を基にしている。「オズの魔法使い」のプロローグを描く。ドロシーがオズの国に迷いこむずっと前に起きた事件。

 多数派が少数派を圧する横暴なやり方を痛烈に批判しているのだ。言葉を喋る動物の教授の言語を奪い追放、ライオンはオリに入れおびえさせる。

 「国中に不平と不満が渦巻いている時は、恐ろしい共通の敵を与えればいい」という魔法使いの言葉はイラク戦争を仕掛け、国民の批判を封じたやり方。日本も明治以降の戦争は同じ。今、又、アメリカのお先棒かついで罪の無い人たちを殺そうとする。おそろしく嘆かわしい。許せない。

ウィキッド



 四季劇場「海」は2回目、この劇場は日本に良くある横長タイプでなく幅狭く天井が高い西洋の劇場に近い。出演者が間近に見えるのでうれしい。久しぶりに1階のいい席。このチケツトは前日予約。予約して届いたチケットはなんと「ウエストサイドストーリー」ネット予約はこんな間違いをおこす、ていうか自分がミスをしただけだが、信じられない。どうしてもこの日に「ウィキッド」がみたかった私は前日予約にかけ、「ウエストサイド」のチケットは早々に友人に送り付けてしまった。ごめんなさい。

 で、歌舞伎座の幕間に電話をかけた訳。四季の会員辞めなくてよかった!

 劇場入ると、テーマパークのよう、オーバーチュアーで期待が盛り上がる。キャストボックスが無くなり劇場に足を運ばなければ配役がわからないなんて四季にしか出来ない離れ業、巷では色々とりざたされているらしい。四季観劇歴20年で最近は役者も知らない人が多くなりなんだか感動もうすれ名古屋アイーダも観てない。

 宝塚のアイーダ、(正式な名称は「王家に捧ぐ歌」ちなみにアムネリス役は宝塚退団後「武士の一分」に出て好評だった檀れい、アイーダは、安蘭けい ) をやる頃大阪で四季のアイーダ鑑賞。宝塚はあのパヴァロッテイも演じた超有名オペラアイーダをやるなんてだいそれてないかと思ったものだがそんな危惧を大いに裏切る感動作で見直したものだ。

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 ブロードウェイでこの「ウィキッド」始まった頃、ジュディ・ガーランドの有名映画「オズの魔法使い」の前日譚とか、マイノリティという言葉が聞こえてきた。度肝抜く緑色の顔の女性が主人公と映像も流れてきた早々に四季が公演と聞き驚いた。



 曲は私などにはすぐ頭に入るわけではない。一度で虜になるレ・ミズ、エリザベート、ロイドウェバー作品は凄い。 でも迫力ある歌唱の2人 沼尾みゆき、濱田めぐみは聞きがいがある。濱田のアイーダは目に焼きついている。

 「オズの魔法使い」でドロシーに殺された「悪い西の魔女」と「よい南の魔女」が大学の同級生でルームメイトという設定がこの舞台。

 緑色の肌に生まれて父からも仲間からも差別されるエルファバ、後の「悪い魔女」=濱田。ブロンド美人で人気者のグリンダ、実は野心家、人気が落ちるのを恐れる。=沼尾、この対比が上手い。冒頭に大きな輪に乗ってシャボン玉飛ばせて登場しコケティシュに歌う声が野村玲子に似ている。可愛くてコメディタッチがいい。

 野村玲子は澄んだ声と可憐な容姿で活躍したが声の調子が良くないから最近はストレートプライで活躍なんだそうだ。浅利慶太と結婚したとは。

 もう一人の看板女優保坂知寿は休団?
「ウエストサイド」のマリアとアニタ両方が演じられる稀有な人。スレンダーで彼女の独特の声が好き。「李香蘭」の川島芳子は彼女意外では観たくないほど。彼女が又、見たい肩は大勢いるだろう。

沢田研二コンサート


 恥ずかしながら20年ぶりぐらい、2回目のコンサートに行きました。ホントはタイガースの頃にも行きたかった!生協で扱っていてつい買ってしまった。凄くいい席だった。このホールは脇のこの席が一番だってわかった。

 芝居ではオペラ歌手の藤原義江に扮した「漂泊者のアリア」鮫島有美子、森公美子、白木美貴子、順みつき、風吹じゅんなど豪華配役
藤山直美との共演「いつかヴァスコ・ダ・ガマのように」
 
 

 ミユージカルでは山瀬まみと「100万回生きた猫」この絵本は素晴らしいですね。泣けます。

 映画では「太陽を盗んだ男」「「魔界転生」かっこいい。
 「カタクリ家の幸福」松坂慶子とのミーユージカルシーンは何回も戻して見た。笑える、楽しい。

 「夢二」等多数主演。「幸福のスイッチ」も評判。

 はじめてのコンサートはホテルなので着席だったが昨日は初めての総立ち。
 皆さんお元気。ジュリーも一曲ごとに「ありがとう、サンキュウ、有難うね」
 可愛いクマさんのように舞台を行き来。何か暖かい雰囲気。
二重あごになってるけどがんがん歌ってくれる。もう少し衣装をお洒落にすればすっきり見えると思う。予想外。

 トークも面白い。安倍さんの物まね、野球、小雨振りそうだったので傘の自虐ネタ。関西弁もいいですね。

 友人が昔のヒット曲は歌ってくれないと言ってた。でも新アルバム全曲歌い最後にはちゃんとトキオなど歌ってくれた。昔を振り返らないという姿勢は偉い!
 「新曲買って予習しなければいかん」というブログ読みました。

 ジュリーの「アマポーラ」やっぱりいいですね。女性ドラマーも素敵。長男のドラムセットが2つもあり狭い家で困ったのも昔の事になりました。

戸田恵子のアクトレス



 今月は特別です。皆さん、あきれていらしゃいますね。
 
 拙ブログ、8.21私の好きなミュージカル女優でも御紹介した戸田恵子が生誕半世紀を記念してCDアクトレスを出し、コンサートをしました。






 戸田恵子は名古屋出身、NHK名古屋放送児童劇団に小学校5年生から在籍、「中学生群像」でデビュー。74年、アイドルフォーク演歌歌手!「あゆ朱美」
としてデビュー。すぐ売れると思っていたのがデビュー曲は暗くて…

 77年、野沢那智の「薔薇座」に入団。「スイートチャリティ」「踊れ艦隊のレディたち」等多くのミュージカルに主演、芸術祭演劇部門賞や葦原英了賞、紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞。

 私が上手い人だなと思って初めて観たのは「アパートの鍵貨します」

 「アンパンマン」「機動戦士ガンダム」「ゲゲゲの鬼太郎」「きかんしゃトーマス」などの声優やジュリア・ロバーツなどの吹き替えでもお馴染み。

 なんて多彩な人!だからどんな歌も歌える、感動させるのね。

 三谷幸喜の映画「THE有頂天ホテル」ミュージカル「オケピ」

 三谷が彼女に当て書きした一人芝居「なにわバタフライ」

 テレビでの活躍は、皆さん、ご存知でしょう。

 私が一番衝撃受けたのは永井愛の「歌わせたい男たち」に主演しアカペラで歌唱力見せつけたこと。歌わせたいのは「君が代」

 この作品と「なにわバタフライ」で朝日舞台芸術賞秋元松代賞、読売演劇大賞最優秀女優賞受賞。

 長い芸能生活の研鑽で実の華が開花してるのでしょう。昨日の公演でも出だしはアカペラの「里の秋」、無くなったお母様しのんで涙が光りました。

 彼女の母も離婚して大事な一人っ子。一人っ子は期待されるので優秀な人が多いらしい。

 ライブショーActressのアンサンブルもミュージカルでお馴染みの芸達者な方たち。

 麻生かほ里・入絵加奈子・平澤 智・斉藤直樹

 ミュージシャンも素敵な演奏してくれた。

 ヴァイオリン横溝 礼・チェロ大澤真人・ピアノはもう完売の三谷作品で戸田も出演する「恐れを知らぬ川上音二郎一座」の音楽も担当する荻野清子。
キーボード山崎教昌・ベース千葉一樹・ドラム野呂尚史

 構成・演出の三ツ矢雄二もカーテンコールに登場。幼馴染で親戚の叔母だそうですよ。NYへも一緒に観劇旅行。

 1幕はなんと裁判劇。笑わせてくれます。歌って踊って側転もして。珍しく本当の薔薇も登場。生誕記念ですからね。ラメのグレイのパンツルック。

 2幕は綺麗なライムストーン入りのショッキングピンクのドレスからベージュのドレスへ衣装替え。歓声があがりました。カーテンコールは穴あきジーンズに販売してるTシャツ。若々しくなんでも似合う。

 歌も7色の声で綺麗な声から何でもあり。

 映画「ラジオの時間」に出てきたせんぼんのっこの歌を現実に三谷作詞、宇崎竜童作曲で「野っこのわがままブギ」

 秋元康作詞のシャンソン風「ささやかなジュゲーム」は台詞入りで8分かな。

 面白い曲ばかり。CDは舞台の後、深夜に制作したというけれど素晴らしい出来です。

 この芸達者の舞台がもっともっと観たいのに「川上音二郎一座」は前売り初日で完売。当地方にも来てください。お願い!

ミリキタニの猫


 スタンディングして拍手したいくらいでした。


 予告編観て公開を楽しみにしていた映画。まずこの猫の絵。実は本格的な墨絵や
原爆の図に穏やかな観音様、 上手い! を描いてる人なのに猫や花の絵はポップで可愛い。

 この反骨の画家は寒いNYの路上で絵を売る人だった。

 この頑固な老人と彼に声をかけたリンダさんがいい。いくら9.11の後で咳こんだり気の毒でも高齢の男性を家に入れて世話をするのは勇気のいることだ。でもリンダさんは助けるつもりが助けられたと。爺様のほうはプライドはあるが始め、首をすくめ猫背で真っ黒。それがしゃきっとしてくる。若い頃の写真、とってもハンサム、お姉さんも美人ではないか。

 今年の広島平和祈念式典に参列するために70年ぶりに帰国。1時間の式典の間微動だにせず、用意された水やジュースにも全く手にせず。

 慰霊碑に献花する長蛇の列に。「こうして並んでするのがいいんだ。私のハートはベリストロング」

 献花のとき「仰げば尊し」を歌い「ツトム、帰ってまいりました」に周囲には感動の波がひろがったという。

 1920年、ジミー・ツトム・ミリキタニはカリフォルニア州のサクラメントで誕生。広島で育つが18歳の時、軍国主義の日本を逃れアメリカに戻る。

 第二次世界大戦中、アメリカ国籍持ちながら大統領命令でツールレイク収容所に。アメリカへの抵抗から市民権を捨てる。何千人もの人がそうした。アメリカへの忠誠心テストを何回もされたそうだ。

 イタリア人やドイツ人はスパイでなければすぐ釈放されたが、日系人は仕事も地位も奪われた。

 戦争が終わっても彼をはじめ何百人もの人がひき続き拘束された。
コレには驚く。

  ウェイン・コリンズという弁護士がただ一人、抵抗したジミーたち5000人の市民権を回復するために10年以上も活動。

 88年、アメリカ政府は強制収容された日系人に 謝罪、一人当たり2万ドルの損害賠償をした。日本は何時までしらをきろうとするのか。教科書も改ざんして。

 ジミーは農場やレストランで働いたが、雇用主が無くなりホームレスとなる。

 老人施設の担当者は彼を絵画教室の先生にしたり、社会保障番号を探し出して立派な居室に招き入れる。これがアメリカの懐の深さなのか。

 強制収容所60年記念のツールレイク収容所も訪問、彼が居所を変えて届かなかった市民権回復通知記録にもたどり着くことが出来た。アメリカの暗部の深さとこの善意のギャップ。日本では…同じ国民がホームレスを迫害、政府は年金かすめとる。生活保護を惜しみ餓死させることもある。>

 パンフで高橋一修さんは「イラクの地獄絵図の責任とってアメリカが赦しを請うのはいつのことになるだろうか」と書いておられる。昨日の9.11は自作自演と照らしあわせると複雑な気持ちになる。

 絵画教室で墨絵描く場面、かっこいいですよ。

父ちゃんが寝たら




 父ちゃん猫は私が夜更かしするとうるさい、入浴中も早く寝よう催促にと来る。まだ寒くないので長居しないけれど私の横でツュパツュパしながらなでて欲しいのだ。早く親から引き離された猫は、セーターなどを親変わりにしてフミフミ、ツュパツュパする。かわいそうでしょう。仔猫たちは親がいるのでそんなことしない。

でも昨晩はダブルンが来て父ちゃんに甘えて寝た。

2枚目は姉妹で寝る仔猫、3枚目は一人で寝るのが好きな母ちゃん猫、箱が来たらとびこんで牙でガリガリ。巣を作るつもり?

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