劇団四季のミュージカル「キャッツ」が11月11日、上野学園ホール(広島市中区白島北町)で開幕した。同日は、「キャッツ」日本上演41周年となる記念日でもあった。
「キャッツ」は1983(昭和58)年の初演以来、日本各地で上演を行ってきた。劇団四季によると、累計観客動員数1122万人以上、国内上演回数は通算1万1500回を超える。広島公演は12年ぶり3度目となる。
上演初日は、本編上演後のカーテンコールで、マンカストラップ役の分部惇平さんが上演41周年を記念してあいさつした。分部さんは「これほどの長きにわたり日本各地で公演を続けてこられたのは、お客さま一人一人が作品を愛し育んでくださったからこそ。これからも作品の感動を届けられるよう、一回一回の舞台を誠心誠意努めたい」と話す。
広島公演は2月23日まで。5月6日は仙台での上演が決まっている。