hinekuremono883雑記帳 ロコモ②
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ロコモ②

足腰の衰えで四つの兆候 「ロコモサイン」に注意 日本整形外科学会
https://www.47news.jp/11835327.html

足腰の衰えや障害のために、移動機能が低下した状態を「ロコモティブシンドローム(運動器症候群、略称ロコモ)」という。ロコモが進行すると要介護のリスクが高くなり、国は健康政策「健康日本21」でロコモの減少を目標に掲げている。日本整形外科学会はロコモの兆候として「階段の上り下り」など四つの日常活動に伴う困難さを特定、「ロコモサイン」と名付けて注意を呼びかけている。
立ったり歩いたりする機能を担う足腰は医学的には運動器と呼ばれる。厚生労働省の2022年のデータでは、要介護や要支援になる原因として、転倒による骨折や関節障害、脊髄損傷といった運動器障害が26%を占め、循環器疾患(21%)、認知症(17%)、高齢による衰弱(13%)を上回る。
日本整形外科学会は07年に、骨粗しょう症や変形性関節症といった個別の病気とは別に、運動器の衰えや障害を表す包括的な概念を「ロコモ」として、減少に向けた啓発活動を展開してきた。
国が23年に策定した「健康日本21(第3次)」では、ロコモ関連で、足腰に痛みのある65歳以上の人数を千人当たりで19年度には232人だったのを32年度に210人にするとの目標を掲げた。
「年を取るとみんな足腰が弱くなってくるのは確かだが、個々人で悪くなり方が異なる。ロコモの兆候を捉えることができれば、対策を講じることができる」と話すのは、同学会の整形外科専門医でもある埼玉県立大保健医療福祉学部の山田恵子准教授。

ロコモに関しては、同学会がロコモの程度を判定するため、体の痛みや日常生活の動作に伴う困難さを聞く25項目からなる質問票がある。
山田さんはこの質問票に回答した1万人のデータを分析したところ、年代が上がるにつれて「階段の上り下り」「急ぎ足で歩く」「休まず歩き続ける」「スポーツや踊り」の四つの活動で困難を訴える人が増えてくることを突き止めた。
この傾向は男女とも同じで、健康な人だけでなく整形外科に通院中の患者でも同様にみられた。また、同じ人を対象にした16年と22年の調査で、ロコモが悪化した人はこの四つの活動が悪化し、逆にロコモが軽快した人はこの四つの活動が改善していた。
これらの分析を踏まえ、山田さんは「階段や早歩きがつらい、長く歩けなくなった、スポーツや踊りがつらい、このうち一つでも自覚したらそれはロコモサインです」と話す。
その際、気を付けるべきなのは痛みの有無。山田さんによると、階段の上り下りが困難になり痛みがある場合は、膝の関節の隙間にある軟骨がすり減る「変形性膝関節症」の可能性がある。長く歩けない場合は、腰の背骨の中を通っている神経が圧迫されて痛みが起こる「腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症」、また動脈硬化により足の血管が詰まる「閉塞(へいそく)性動脈硬化症」の可能性がある。
痛みがある場合は整形外科への受診、また、息切れで長く歩けなくなっている場合は、心臓や肺に原因があることもあり、内科の受診を勧めている。
痛みがない場合は、立った状態から腰を沈めて立ち上がる「スクワット」やかかとを上げ下ろしする「ヒールレイズ」などの運動を無理のない範囲で続けると、活動性を維持するのに役立つ。
日本整形外科学会はロコモオンラインのホームページ、https://locomo-joa.jp/で効果的な運動(ロコトレ)の方法を紹介している。

四つの兆候

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