先に逝くのは私だと思った… 
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久々に浩次様のコンサートへ

 11月は結構予定があった。チコリと箱根に行ったのも11月だったし、自治会のハイキング、防災訓練、葬儀屋のイベントなど、全く持って目の回るような毎日だった。
 その中でも、楽しみにしていたのが宮本浩次様のコンサートだった。
 2次募集もあるが、やはりいい席になるのは1次募集なので、気合い入れて早く申し込んだ。

 いよいよ当日…

 チコリを早めの散歩に連れて行き、早めの夕飯を食べさせると、くうみんは会場に赴いた。場所はピアアリーナ。降りると、たくさんの人があふれかえり、駅のトイレは長蛇の列をなしていた。高尾山のトイレなら、どこが空いているとか、頭の中にインプットしてあるのだが、こういう所では全くのアウェーなので、つい、みんなに従ってしまう。

 無事トイレを済ませて、会場に向かった。駅員さんにピアアリーナへの道を聞いた。どうせ席は決まっているので、のんびり歩いて行った。
 ほどなくしてピアアリーナに着くと、先に腹ごしらえをしようと、直近の販売カウンターに行った。
 すべてタッチパネルで注文するのだが、おばさんには操作が難しく、係のお姉さんを呼んでやっと、注文することができた。ホットドッグとハイボールで、1500円もした。たけ~ぞ!!

たけーぞ!
 見てよ、この高いこと。でも、これは浩次様のせいじゃないし…

浩次様のコンサート
 浩次様!かっけ~!無精ひげが素敵!

花束いっぱい
 浩次様江

ほぼ満員

 今回は当日券もちょぼちょぼあったようだ。まあ、2階、3階のあまりいいとは言えない席だろうけどね。転売・チ〇ジャムでも、以前は一枚5万円とか、ぼったくっている輩もいたけど、今ではそんなの売れやしない。

 いよいよ待望のコンサート開始!

 キャ~~~~ッ!

 浩次様は舞台をあっちこっち走り回るかと思うと、客席にも降りて来て、ファンサービスをするのだが、くうみんのいる席には来なかった。きっと浩次様の行く場所は、ファンクラブの人たちのいる席なんだろうなあ。

 6時半開演なので、8時半終了とにらんでいたが、この日は浩次様がノリノリになったのか、9時過ぎまで聞かせてくれた。長く楽しめるのはいいのだが、こちとら良家の奥様なので、あまり遅くなると困る。
 コンサートが終わると同時に席を立って出口に向かった。すでに大勢の人が帰りの途についている。
 得意の「速いがスピード感のない早歩き」で会場内を移動し、外に出るとランニングスピードで走るのだった。隣の兄ちゃんも負けじと走ったが、老いたりとは言え、まだまだ行ける!そのうち兄ちゃんは、後ろの方に行ってしまい、見えなくなった。
「フッフッフ…おばさんの勝ちね、坊や」
 
 駅に着くと、ちょうど電車が発車する時刻だった。運よく間に合った。コンサートが終わって電車に乗るまで10分かかっていない。素晴らしい出来だ!

 家の最寄り駅に着くと、風呂に入るべく、スポーツジムに向かった。やはり駅近にスポーツジムがあると、こういう時に便利だ。家に帰ってから風呂を沸かして、掃除なんてしたくない。

 ひと風呂浴びて、家に着くと、チコリが待っていた。かわいそうなので、おやつをあげた。
 家に帰るも興奮冷めやらず、ビールを飲みつつコンサートを反芻する。眠りについたのは12時を過ぎていたか?明日の朝もチコリの散歩で早いのに…
 しかし、まだあるのだよ、今度は…



 以下、どうでもいい報告。

カレーを食べた
 葬儀屋のイベントでカレーを食べた。100円。結構うまかった

牛丼
 防災訓練で、牛丼を食べた

 最近、ヒマワリさん、イオママさん、薫子さんなど、料理上手で盛り付け上手な皆さんに刺激を受け、盛り付けにも気を遣うようになった。

くうみんにしては上出来の盛り付け
 くうみんにしては上出来の盛り付け。ポテサラ風おからサラダ

 オムライスもきれいに出来た。くうみんはケチャップたっぷりが好きなので、ブニブニやっちまったが…ケチャップ、失敗した!

ケチャップが失敗
 しもた!ハート形でも書くんだった!









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テーマ : イベント
ジャンル : サブカル

チコリにやっと認められたくうみん

以前から、チコリにご飯をあげるときは、「お座り!お手!待て!よし!」という号令をかけていた。
 これは人間で言えば、「いただきます」のようなものらしい。あまり「待て」を長くするのはかわいそうだからやめましょうと、しつけのサイトで言っていたような。

 この2、3か月くらいだろうか、この号令をかけても、チコリはご飯を食べなくなった。こっちをじっと見て様子をうかがっているように見えた。
「この程度のご飯でもったいぶるんじゃない!」
 とでも言っているんだか。

 そう思っていたのだが、どうもそうでもないらしい。
 確かに、先におやつが欲しいという時もあるようだ。そういう場合は、くうみんの座っているところにやって来て、何か訴えるようにくうみんを見上げている。
 これはおやつが欲しいのか?仕方ない、それじゃ白内障の目薬を差した後で、おやつをあげるとするか。

 くうみんは「じゃんじゃんじゃ~~~ん」と言いながらチコリを追いかける。チコリはおやつの前には目薬を差すのが分かっているので、逃げつつもしっぽを振っている。

 愛い奴よ…

 目薬を差した後、待望のおやつをあげる。チコリはおやつを食べ終わると、ご飯を食べ始める。

 そうではないこともある。
 ご飯の前の挨拶を終えても、食べずにこっちを見ている。
「どうしたんだよ、早く食べなさい」
 と言いつつ、くうみんはビールを飲み始める。
 すると、チコリがご飯を食べ始めることに気づいた。

 散歩から帰ると、今まではチコリのお尻をポンと叩くと、家の中に入って行った。しかし、この頃はお尻を叩いてもそのままでいる。くうみんが中に入ると、チコリも家の中に入って行く。

 犬の世界では、偉い順からご飯を食べるそうだ。
 そして、家の出入りのときも、偉い順に行くそうだ。

 くうみんもやっと、チコリに認められたということだ。
 




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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

捨てられない人に明報!古いタオルの利用法

 古くなったタオルをいつ捨てるのか?これは非常に難しい問題だ(特に捨てられない人間には)。
 検索すると、「ごわごわになったら捨て時」とあったが、それくらいのことで使えなくなった訳じゃなし。雑巾にしたり、布巾にしたりもしたが、それだって限度がある。それに作るのがめんどくさい。

 いつだったか、
「適当に切って、使い捨てのペーパータオルの代わりに使えばいい」
 と言うのを検索で見て、そうすることにした。
 それをブログ記事にしたことがあったのだが、きたあかり様から鋭い指摘が。
「タオル生地の屑が出るけど、それはどうすればいいのか?」

 う~ん、そうねえ、どうしても糸屑というか、生地屑というか、そんなのは出るわねえ。どうしていいかわからず、
「つまらんことは気にせんでええ…」
 と、答えたような気がする。

 その後、古タオルをペーパータオルの代わりにすると、かなり消費されたので、つまらんことは気にせんくうみんの家では、古タオルもなくなり、問題は解決した。ちなみに屑は気になったら掃除して捨てた。

 しかし、時は経ち、また古タオルに悩まされることになった。どうしよ?また切って台所で使うか?でも、生地の屑、やっぱり気になる。

 もう一度検索してみた。
 すると、いい裏技が見つかった!

 タオルをはさみで切るのではなく、引きちぎれば屑は出にくいと。
 まず、タオルのはじをはさみでちょっとだけ切って、それを思い切りよく引きちぎる。引きちぎる終わりの方にも、ハサミで切り込みを入れて、ある程度ちぎれたら、終わりの方からも引きちぎる。そして引きちぎれない部分をはさみで切って終了。

古タオルの利用
 こんな感じです。網代温泉松風苑は、安くて料理が良くて、温泉も良かった

 使ってみるとなるほど、生地の屑はほとんど出ない。
 古タオルが一杯、でもそのまま捨てるのはもったいない、そういう捨てられない皆さん!こんな感じで使い捨てタオルにしてみてくださいませ!







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テーマ : 暮らしを楽しむ♪♪
ジャンル : 日記

潜入!お犬様ホテル 許せ、チコリ

 このホテルでは朝食は7時からだ。この日のくうみんの朝のルーティンは、チコリの散歩、風呂、朝ビール、朝食となる。逆算して、5時ちょっと過ぎに起き、まずチコリの散歩をした。
 使わなければ損という考えがあったので、まずドッグランへ行く。すると、ここで飼われているわんこ達が一斉に吠えた。
 ワンワンワン!

 吠えない犬、チコリはちょっとだけそちらに目をやったが、リードを外すと、うろうろしだした。落ち着かないので、外を散歩することに。
 いつも30分くらい散歩するので、ここでもそれを目安にした。慣れないものを食べたからか、3回もう〇こをした。後始末の紙は抜かりなく3回分持って行ったが、4回目したらどうしよう?と、ひやひやした。

 散歩から帰ると、チコリは部屋に置いたまま、風呂に入りに行った。ここには大浴場と小浴場があるのだが、朝は小さな風呂に入ることにした。小さいと言っても家の風呂よりは大きい。湯もふんだんに流れる。
 風呂から上がると、旅行のときだけの楽しみ、朝ビールを飲んだ。
 犬御飯用の小さな冷蔵庫だが、そこそこ冷えている。

朝食です

 時間になったので、朝食を食べに行った。朝は洋食。
 
 チェックアウトは10時だ。クレジットカードで清算した。
 ここは現金は扱わず、クレジットカードか電子決済だそうだ。現金じゃないとダメという所もあれば、現金は使えない、こういう宿もあるんだなあ。

 チェックアウトの後は、ペットタクシーに乗って、帰るばかりだが、宿の人お勧めの仙石原のススキを見て帰った。

 仙石原高原のススキ
 仙石原のススキ。10月下旬前後が見頃とのこと

 
 帰りはチコリも車に慣れたのか、行きよりもおとなしくしていた。
 ペットタクシーのドライバーは、やはり動物好きな人がなるようで、この人も犬の他にカメも飼っているそうだ。
「カメは長生きしますよね?」
「そうですね、自分の寿命を計算して飼わないと」
「私もペットを飼うのはこの子で終わりにしようと思っているんですよ」

 ペットロスは悲しいものだと聞いている。しかし、自分が先に逝ってしまったら、いい人に貰われて行けばいいが、悲惨なことになるかも知れない。最後まで見届けないといかん。

 今回の旅行、どうだったか?
 
 くうみんにとって、旅行は観光だけでなく、非日常を味わう手段でもある。旅行にまで行ってチコリの散歩に行くのは、なんだかなあ。
 おいしい食事、温泉、そして朝ビール…毎日こんなことやってられね~けど、たまにはこんな日々も味わいたい、それがくうみんにとっての旅行。

 チコリは慣れないことだったので、そんなに楽しんだという訳でもなさそうだが、何回か連れて行けば楽しむことができるかも知れない。たまには連れて行こう。
 ワンコ連れでも、お犬様ホテルなら、ご飯やペットシーツを持って行くこともないし…

 しかし、やはりくうみんは、これからもチコリを預けて行く旅行もしたい。

 許せ、チコリ。






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テーマ : わんこと旅行
ジャンル : 旅行

潜入!お犬様ホテル その三

 くうみんは風呂から上がると、チコリを部屋に戻した。
 ドリンクコーナーに行ってビールをごくごく飲んだ。その場で一杯、部屋に戻って飲む分をプラスチックのコップに2杯、両手に持った。
 部屋では、のんびりビールを飲んだ。テレビでも見ようかと思ったら、故障しているのか映らなかった。なんですか、硫黄ガスの影響で、電気製品が故障しやすいとのこと。まあ、やぬを得ん。
 夕食は6時から。時間になったのを見計らって、チコリを連れてレストランへ。

「くうみん様、お席はこちらです」
 ウエイターが案内してくれた席に向かった。こじんまりした宿で、全4室しかない。くうみん達の他はスィートルームの客が一組いるだけ。これじゃやっていけないんじゃないか?余計な心配をしてしまった。



お犬様用ディナー
 こっちはお犬様用ディナー。白い入れ物の中はヨーグルトですって

 間違えて食べてしまいそうだ。半分は朝食用に取っておいてくださいとのこと。渡されたタッパーに入れる。

 牛肉、鶏肉、ブロッコリー、トマト、カボチャ、パンなど、わんこが好きそうな材料で作ってある。
 いつものように、
「お座り!お手!待て!はい、よし!」
 と、号令をかけたが、こいつは
「そんな号令かけられて食べるほどのもんでもないわい」
 という態度で、すぐには食べない。いつものことだ。
「まあ、食べてやるか」
 とでも言わんばかりに、ちょっと経ってから食べる。

お犬様も食べる
 お犬様用ディナーを食べるチコリ

 チコリは野菜があまり好きではない。野菜はほとんど残した。鶏肉も…しかし、牛肉は完食した。値段が分かるのだろうか?偉いぞ!高い方から喰った!

くうみん用ディナー
 こちらはくうみん用ディナー。自家製ピーナッツ豆腐とお造り。テーブルの上のランチョンマットはチコリの写真

 お造りの中に一種類、あぶったものがあった。繊維が感じられる食感で、食べたことがない味だったので聞いてみた。
「それはタラですね」
 へ~!タラの刺身って初めて食べた!

ワインも頼んだ
 ワインも頼んだ

 普通、ホテルのワインは量的に不満なものだが、ここはグラスが大きく、かなり量がある。これはポイント高いぞ!

ここでもチコリのドアップ
 ここでもチコリのドアップが!

魚料理
 白身魚のパラフィン包み


肉料理
 グラスフェッドビーフのミートローフ 

炊き込みご飯
 炊き込みごはん。食べきれない分はおにぎりにしてくれた

デザート
 アイスクリームと杏仁豆腐のデザート

 くうみんは余すところなく食べたが、チコリが食事を残したのを、ウエイターが怪訝な顔をして見ていた。味に自信のあるレストランは、客が残すとこんな顔をする。同じく、やはりお犬様が残すと、気になるのであろうか。

 食事を終えたくうみんは、チコリを連れてドリンクコーナーに寄った。そこで今から飲む酒を仕入れると、部屋に向かった。
 翌日の朝に飲むビールは家から持ってきた。
 わんこ用の朝食を保管するための、ビール3本くらいがやっと入る程度の小さな冷蔵庫にチコリの朝食とビール2本を押し込めた。

 カクテルの作り方は、お店のラインに書いてあったが、そんなしゃれたものではなく、ジンと炭酸水でジントニックもどきを作った。
「わっはっは~、久々の温泉!」
 チコリは片隅でじっとしている。いつも薄目を開けて寝ている。狸寝入りしおって、と思っていたがそうではなく、本当に薄目を開けて寝ているらしい。

 酒を飲みつつ、このオバさんの夜は更けていくのだった。



 





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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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