姫路駅前に建設中の新姫路駅ビル(姫路市駅前町)に2013年春、「東急ハンズ姫路店」(仮称)が出店することがわかった。運営は東急ハンズ(東京都渋谷区)。
「ヒント・マーケット」をスローガンに、国内外で27店舗(海外1店舗、フランチャイズ4店舗含む)、専門店20店舗を展開する同社。生活雑貨店「東急ハンズ」ブランド(以下、ハンズ)での出店は、姫路店が関西で6店舗目。兵庫県内では、1988(昭和63)年開業の三宮店に次ぐ2店舗目の出店となる。
姫路店は、完成後の新姫路駅ビルでJR西日本の関連会社・神戸SC開発(神戸市東灘区)が運営する商業施設「ピオレ姫路」の5階に入居。店舗面積は約400坪(1300平方メートル)。ロフト(東京都渋谷区)が運営する生活雑貨店「Loft」の小型店で、現在山陽百貨店(姫路市南町)に入居する「Loft姫路店」(約310坪)同様、ハンズとしても小型の店舗となる。
「既存の三宮店には年に数回訪れている。姫路店ができればハンズでの購入機会が増えそう」と姫路市在住の金子志津さん。「デザイン性にあふれる商品や、姫路では入手しにくい商品など、ハンズならではの品ぞろえがあれば」と期待を寄せる。
姫路経済新聞の問い合わせに、同社の平岡幸大さんは「現時点でわかっている情報は概要のみ。品ぞろえやターゲットとする客層なども発表の段階にない」と話す。
オープンは2013年のゴールデンウイーク中の予定。