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又、オジロワシの話になるが・・・今日は、巣のある樹に止まっていた・・・川べりのハンノキに止まとっていたのは、母親だったようだ・・・カヌー通過後、幼鳥の元へ一目散・・・男親では・・こうはいかない・・・雄と雌では、コッコに対する愛情というか警戒心は、可也違ってくる・・・。
本来ならば、川を餌場にしていなければならないオジロワシなのだが、今年のコッコが、いる場所が不可解・・・線路の傍にいることが多い・・・ここまで線路付近にいるということは鹿の轢死体が目当てじゃないかと・・・四月に抱卵交代を二回見たが、いずれも交代した鳥は、線路方向へと飛んでいった・・・多分、線路付近にある鹿の轢死体を餌にしていたのは間違いないと思う・・・2月に行なった鷲類の一斉調査でも線路付近での目撃例が、一番多かった・・・。
オジロの餌になる魚が激減しているのでは無いだろうか・・・鮭の遡上が減って、今年で三年目・・・理由は判らないが・・・秋口の鮭がいないというのは、幼鳥にとっては痛い・・・一人立ちするときに一番の餌が無いということになる・・・・・・三年前の十一月に見られた、遡上する鮭を狙い、川の上で何羽ものオジロが舞っていたのに、今は、その姿を見ることは無い・・・。
思うのだが、鮭の捕獲場を昔のように上流部へと移動させたら、どうだろう・・・そうする事によって自然産卵する場所も魚も増える・・・下流部で一網打尽は人間にのみ利益があるだけで、其処から上に生息する鳥や動物には、なんの恩恵も無い・・・・。
ま、密漁という問題があるかもしれないが、きょうび、そこまで酔狂な人間は、昔と違い可也少ないと思う・・・。笑)
今日の写真は、昨日、ちらと見せた青空と田舎の駅の枕木と枯葉・・・今日の話とは何の関係もございません・・・。
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