なんとなく鉄道びより。 2014年02月
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北海道旅行記、釧路をめざして続きます。

北斗星が札幌駅に到着したのは、乗換える予定だったスーパーおおぞら発車の2分前でした。
2分前というと、実際にはもう2分ありません。
それでも鉄姉さまが「乗換え出来るかな…」と乗換える気の発言をしていたので
これは…もう走るしかない…たとえ隣りのホームでも…!と気合を入れてドアの前に立ちました。

北斗星到着後、荷物を抱えて猛ダッシュしました。本当は危ないのでやりたくはないですが、北斗星が遅れたのがそもそもの原因なので「多少、雪のせいだ。」状態です。

そして、階段を駆け上り…うん、なんとか間に合うかも!そして後ろを向くと…
鉄姉さまがいません…って、階段の下に走る気の全くない彼女の姿が…!Σ(゜□゜;)

鉄姉さま談「いやあ、こりゃ間に合わないなと思って…でこすけさんだけだったら間に合ってたね♪」
…いや、だったら降りる前に止めて欲しかったのですが…(><。)
私は北斗星の機関車撮り損ねた上、スーパーおおぞらの発車を見送るという一番悔しい乗り遅れ方だったのに…。
い、いやいや…なんとなくこの展開は読めていましたよ、うん…。

まだ北斗星は元のホームにいましたが、今さら戻る気にもならず次の列車まで時間を潰すため改札を出ました。
北海道には何度か来ていても札幌駅を降りたのは初めてです(いつも乗換えだけなので(^^;))
石狩根室①
↑北口側を撮っています。ここでも新幹線推し看板が(^^;)

石勝根室②
↑おそらく東改札口の電光案内です。どちらにしろ帯広で降りる予定だったのでここにある「スーパーとかち」に乗る事に。

お昼を食べるには時間が無かったため、しばらくの自由行動の時にコンビニで肉まんを買いました。
鉄姉さまは駅でおにぎりを買っていたようで、それぞれ食糧をもってスーパーとかちへ乗り込みました。
石勝根室③
↑このタイプの特急は色以外の見分けがわかりません(って言ったら怒られそうですね)

石勝根室④
↑車両番号を撮ってみました。261系…Wikiで見たらかつて乗ったスーパー宗谷もこの形式の様です。

石勝根室⑤
↑ところどころでLEDが途切れて、スーパーの赤い文字がホラーっぽく見えます(^^;)これも愛敬ですね!

石勝根室⑥
↑隣りのホームにいた731系です。本当はもっと北海道で各駅停車の旅をしてみたいのですが…
 そんなことをしたら休みがいくつあっても足りないですね(^^;)

スーパーとかちの自由席は始発なためか空いていたので、スーツケースを抱えて隣りどうして座るのも狭いため、
別々に座る事にしました。…それにしても北斗星の個室といい、2人行動がありません(==;)

1人で座っていると流石に北斗星で寝ていない事が響いて、すぐに夢の中へ…。
再び目が覚めると窓の外は青と白で幻想的な世界になっていました。
石勝根室⑮
↑占冠駅です。白銀の世界の中にぽつんと「列車がきます」お知らせ機(っていうのか謎ですが)が立っていました。

石勝根室⑯
↑雪原に点在する並木は防風林的なものなのか、境界線的なものなのか…。

石勝根室⑰
↑カタカナ駅があるのが北海道のいい所(?)!でもふりがなもカタカナなのですね…。

しばらくすると今度は丘の向こうに開けた景色が見えました。新得駅の手前です。
あの向うに見えるのはひょっとしたら…かつての3大車窓の端っこでしょうか…?
位置関係が、把握しきれないまま、チラリと見える景色を撮ってみました。
石勝根室⑦

石勝根室⑧
↑なだらかに広がる斜面がこれはこれでお気に入りです。

私のそわそわした気配に気づいて近くで寝ていた鉄姉さまも目を覚ましました。
その時ですが…車内のニューステロップに
「J◎北は誰が経営しても無理 石破氏発言」と流れ、思わず鉄姉さまと顔を見合わせてしまいました。
まさかこんなニュースが特急列車内に流れるなんて…自虐ネタ(?)もいいところです。
けれどもこの後は、配信会社が不味いと思ったのか1度も流れることはありませんでした(^^;)幻のテロップですね…。

山間部を抜け、終点帯広に到着しました。この時に載せた六花亭のお店に行くためです。
1時間ちょっとの滞在でしたが、再び駅に戻ってくる頃には日が落ちかけていました。
石勝根室⑨
↑帯広に着いたスーパーとかちです。札幌駅で撮った物とあまり変わりないですが…(==;)

石勝根室⑪
↑隣りにいたキハ40です。冬こそこれで各駅停車の旅がしたい…。

石勝根室⑩
↑帯広駅前のライトアップです。他にも鹿のモニュメントがあったり見どころ満載です(^^)

そして、鹿より驚いたのがこの改札です。
石勝根室⑫
↑入場ホームによって完全に改札が違います。…ホームを間違えたら泣くしかない!?かも…。

帯広からスーパーおおぞらに乗って釧路に向かいました。
以下の写真は入線を撮り損ねたので、釧路に着いてからの写真です。車窓が真っ暗だったため、ほとんどの区間で寝ていたように思います。
石勝根室⑬
↑唯一あまりブレずに撮れた方向幕(?)です。こちらもやはり愛敬があります(^^;)

石勝根室⑭
↑寒くて手が震えてしまい、なかなかすっきり撮影とはいきませんでした(いつも通り?)

石勝根室⑱
↑「くしろ」の駅名標です。思えば遠くへ来たもんだ!

一応、鉄姉さまには釧路到着後「撮影に行かせてください!」と許可を得たのですが、
私があまりにも遅かったのか、戻ったところでちょっと怒られてしまいました。
…撮り鉄じゃない人が、寒空の中、何分待てるものなのでしょうか?
そんな永遠のテーマに悩みつつ、この日は釧路に泊まりました。

釧路の街の夜と朝の様子は次回にしようと思います。