もっと頻繁に更新するつもりだったが、
なぜか、なかなか。
退院後、2か月目の外来、検査を来週に控えて、
なぜか、なかなか。
この頃、すっかりラジオ派になってしまい、
つまらないテレビを見ることがあまりなくなった。
少し距離を置いて最近のテレビを見ると、
「つくっている側は、本当にテレビを好きなのか?
テレビを愛しているのか?」
そんな思いがする。
数十年前に倉本聰が別名で書いた『六羽のかもめ』で、
テレビの滅びの予言のようなドラマを描いているが、
もう10数年以上前から予兆はある。
その一方、「プライムビデオ」で、昭和30年代、1960年代の映画をよく見ている。
稀勢の里の優勝ではないが、あの頃の映画はちゃんと観ると、本当に本当に感動する。
『次郎長三国志』(監督・マキノ雅弘)の3部作。初めて観た。
鶴田浩二って、名優なんだとつくづく感じた。感動した。泣くとは思わなかった。
『大菩薩峠』(監督・内田吐夢 主演・片岡知恵蔵)。父が街の映画館に連れて行ってくれたが、
当時はワケがわからなかった。当たり前だろう。いやに暗い映画だという印象だけはおぼえている。
僕の好きな中村錦之助も出ていた。だから、ついて行ったのだ。
ほかには『黄金バット』『忍者部隊月光』『怪人二十面相 妖怪博士』等、
当時の少年向け映画。これは楽しく観られた。
映画もテレビも、本当に大事に愛してつくってくださいね、
現代の映画屋、テレビ屋さん。