介護のため6年半一緒に暮らしていた母が、9月5日に永眠いたしました。 94歳と6ヶ月でしたから、ほぼ天寿を全うしたと言って良いでしょう。
8月5日に39度の熱を出し、救急車で病院へ運ばれるまで病気らしい病気はしたことが無かったし、そんなに苦しまず静かに息を引きとったのが何よりでした。
6年半も休み無しで介護をしていると、亡くなって悲しいというより「やっと終わった」―というのが正直な気持ちですが、ゴールの見えない長い道のりでも「いつかは終わりがある」―と自分に言い聞かせながらやってきたことが、今やっと終わったというところです。
葬儀とか色々な手続き等で二週間ほどバタバタしていましたが、お彼岸に兄妹三人で墓参りに行ってきて、やっと少し落ち着いたので、久々にブログを更新してみました。
来月に四十九日の法要を済ませたら大体のことは片付くので、それからはまた自分に戻って何か仕事を探すつもりでいますが、とりあえずお知らせまで。
病院の6人部屋では色んな患者さんがいて、たえず文句を言ったり助けを呼んだりして看護婦さんを困らせる人もいる中で、母はあまり手間がかからず周りの方たちにも良くしていただいて、仕合せな老後だったと言えるでしょう。