シャク雪コブの中で減速するには、クル、シャク、ジャシャー。
このコブも、最初滑った時は3コブ発射してましたが。
2シーズン目で、ゆっくりズルドン回旋で全コブ連続滑りに成功。
春のシャクシャク雪で、抵抗が大きく、午後1時頃のコンディションなので出来たチート技。
さらに、シャク雪の中に沈まないセンター幅85㎜のスキー板を使ったチート技。
基礎板だったら、ゴズロフは出来ません。
低速ズルドン回旋で、地獄の連続122コブ滑り。
さて、ズルドン減速なんですが、動画をYOUTUBEで見るとスロー再生できます。
「しょうがねぇな、スローで見てやんよ」と言う、気さくな方が居りましたら、是非見てください。
ズルドン、じゃなくて。
クル、シャク、ジャシャー。なんです。
( ゚д゚ )大事な事なので、もう1度言います。 クル、シャク、ジャシャー。
クル。
スキー板を回旋させる、擬音の事です。
回旋させる位置は、ストックを突いた場所を追い越しそうになる部分。
板が回らない!って言う方は、コブの溝が横に伸び過ぎの基礎コブだと思うので。
溝から出る部分まで、回旋させる事は諦めてクダサイ。
シャク。
スキー板を回旋させた後、ターン外側の外スキー板では無く。
内足スキー板トップ部分で内コブを削る、擬音の事です。
多分、コレが1番難しいと思います。
だって、トップの内側をコブに接雪させてないと、削る事は出来ません。
クル。って回旋させた後は、トップに体重を掛けるよりも、トップを下げる動作が必要。
トップ内側で削れずに、溝最深部までドン!と落ちたら失敗。
動画の中盤以降、疲れと、技術不足で、落ちてる所が多い。
ジャシャー。
コブの、溝の最深部から、溝の外壁を登りながら。
両スキー板の、面を使って、シャク雪をラッセルしてる、擬音の事です。
多分、コレがコブを滑る中での最大のブレーキ要素&スプレーを上げる方法。
一応、両足とも、インエッジに乗り、スキー板をズラしながら、外壁を登ってます。
重心の位置は、お尻近辺、オシリですよ、オシリ。
オシリに体重を乗せて、両スキーをジャシャーとスライドさせる。
動きが良く解らない方は、オシリを先行させて、コブ溝の外壁へ向かって振ると良いかも。
コブの中でエッジを立てても、ズラシ操作をしないと雪は舞い上がりません。
正しくは、回旋させながら、スキー板の面を使ってのズラシ操作です。
パウダーでスプレーを上げる方法に凄く似てますね。
基礎板だと、シャク雪が多い場合、沈み過ぎて引っ掛る事もあるので注意。
ゴズロフはスライドさせ易い様に、センター幅85㎜使ってます。
スライドさせずに、縦気味に進めば、板が沢山沈んで減速したまま、次のコブに・・・。
コブでゆっくり滑ってると、本物のモーグラーさん達から迷惑がられますが。
本物のモーグラーさんなら、綺麗に追い越して行ってくれます。安心して下さい。
この滑りに必要な要素が書いてあるのはこの本の25ページ位までです。
児玉毅のよくわかるバックカントリースキーテクニック [ 児玉毅 ]
テイネでモーグラー目指してしてる最中に、マウンテンスキーヤーになった方ですからね。
毎回同じ様な事書いてる、月刊雑誌よりお勧めです。
購入後、パウダージャンキーになっても、ゴズロフは知りませんよ。