久しぶりに予定無く、週末をゆっくり、近くの自然公園で過ごしています、
公園内では、ヒヨドリバナ属の花が沢山見られ、なかでも、鵯花(ひよどりばな)が圧倒的に多く見掛けますが、
少なくなっていると言う、藤袴(ふじばかま)の花も、気を付けて見れば結構見つかります、
福岡県森林浴100選の野鳥観察コースとしても知られている、散策コースで一日ゆっくり観察です。
秋の七草のひとつで、かつては日本各地のいたるところで群生していました。
芳香があり、昔から日本人に親しまれてきた草花です。
しかし、環境の変化などの自然破壊から、今では野生状態のものが極端に少なくなっています。
環境省レッドデータブックでは、絶滅危惧(NT)類にリストされています。
科 名 | 菊(きく)科 |
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属 名 | ヒヨドリバナ属 | |
原 産 地 | 日本、朝鮮半島、 中国 |
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植物分類 | 耐寒性宿根草 | |
樹高・草丈 | 1m-1.5m | |
開花時期 | 9月-11月 | |
花 色 | 藤色、白 | |
花径・花序 | 5mm前後 花序 5cm-7cm |
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花 型 | 筒状花 | |
生育場所 | 湿気のある山野 | |
花 言 葉 | ためらい、遅延、 躊躇、優しい思い出 あの日を思い出す |
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撮影月日 | 2011.10.15 | |
撮影場所 | 宗像市 | |
-生薬- |
淡い紅紫色をした筒状花の頭花は、花序の上部がほぼ平らに近くなる散房花序を付けます、
草丈は1m程、茎の上部で4-5本に枝分かれし、散房状に淡い紅紫色の小さな花をたくさん咲かせます。
花は大変小さな筒状花、花冠先端は特徴的、
筒状花の花芯は、濃紫の雌しべの花柱を長々と突き出し、柱頭は先端で2裂し真っ白、もじゃもじゃに見えます。
花の造りは、ヒヨドリバナ属の仲間は皆大変似ており、花だけで判別は至難です。
これが藤袴(ふじばかま)の葉っぱ、
鵯花(ひよどりばな)によく似た花ですが、鵯花(ひよどりばな)の葉が長楕円形なのに対し、
藤袴(ふじばかま)の葉は、3枚の葉の様に深く分かれています、
3枚の葉っぱに見えますが、厳密には、一枚の葉っぱが深く3裂し3枚に分かれたものです。
白花種
撮影 コンパクトデジカメ
追記
本日午後の便で、出張する事になりました、今のところ2週間±αの予定です。
31日まで、予約投稿していますが、暫く、不在にしますので宜しくお願いします。