Digital_Photo 花遊悠 | 藤袴(ふじばかま)
FC2ブログ

Blog Community:花の写真 - 写真 | 四季の花 | COMMENT:0 | TRACKBACK:1| edit

久しぶりに予定無く、週末をゆっくり、近くの自然公園で過ごしています、
公園内では、ヒヨドリバナ属の花が沢山見られ、なかでも、鵯花(ひよどりばな)が圧倒的に多く見掛けますが、
少なくなっていると言う、藤袴(ふじばかま)の花も、気を付けて見れば結構見つかります、
福岡県森林浴100選の野鳥観察コースとしても知られている、散策コースで一日ゆっくり観察です。

秋の七草のひとつで、かつては日本各地のいたるところで群生していました。
芳香があり、昔から日本人に親しまれてきた草花です。
しかし、環境の変化などの自然破壊から、今では野生状態のものが極端に少なくなっています。
環境省レッドデータブックでは、絶滅危惧(NT)類にリストされています。

藤袴(ふじばかま)(61140 byte)

 科   名  菊(きく)科
  • 秋の七草
  • 川の堤防などで好んで生える
  • 根茎は長く横に這う
  • 葉が深く3裂、3枚の葉に見える、対生、表面に光沢
  • 茎頂に散房花序、白、淡い紅紫色の花
  • 頭花は5個ほどの筒状花で散房状、花柱の先が2分枝して長く伸びます
  • 筒状花の花冠は浅く五裂、5mmくらいの小花
  • 名前の由来は、花色が藤色で筒状の花冠を袴に見立てた
  • クマリンという有香成分を含み、茎や葉を乾燥させると、
    桜餅のような芳香を放ちます
  • 乾燥させ芳香を活用、衣料の薫蔵等に使われた
  • 生乾燥時の芳香は顕著
  • 芳香剤として身につけたり、入浴剤として利用された
  • 別名 香り草
 属   名  ヒヨドリバナ属
 原 産 地  日本、朝鮮半島、
 中国
 植物分類  耐寒性宿根草
 樹高・草丈  1m-1.5m
 開花時期  9月-11月
 花   色  藤色、白
 花径・花序  5mm前後
 花序 5cm-7cm
 花   型  筒状花
 生育場所  湿気のある山野
 花 言 葉  ためらい、遅延、
 躊躇、優しい思い出
 あの日を思い出す
 撮影月日  2011.10.15
 撮影場所  宗像市 
 

-生薬-
花が咲く前の、蕾が付いた時に全草を採取、
2-3日、日干し、香りが出たら、風通しのよい場所で陰干し、乾燥させます。
これを生薬で、蘭草(らんそう)と言います。
-薬効-
利尿、通経や黄疸(おうだん)、腎炎などで体にむくみがある場合、
糖尿病の予防と治療。
詳しくは専門店でご相談お奨めします。

淡い紅紫色をした筒状花の頭花は、花序の上部がほぼ平らに近くなる散房花序を付けます、
草丈は1m程、茎の上部で4-5本に枝分かれし、散房状に淡い紅紫色の小さな花をたくさん咲かせます。
花は大変小さな筒状花、花冠先端は特徴的、
筒状花の花芯は、濃紫の雌しべの花柱を長々と突き出し、柱頭は先端で2裂し真っ白、もじゃもじゃに見えます。
花の造りは、ヒヨドリバナ属の仲間は皆大変似ており、花だけで判別は至難です。

藤袴(ふじばかま)(69790 byte)

これが藤袴(ふじばかま)の葉っぱ、
鵯花(ひよどりばな)によく似た花ですが、鵯花(ひよどりばな)の葉が長楕円形なのに対し、
藤袴(ふじばかま)の葉は、3枚の葉の様に深く分かれています、
3枚の葉っぱに見えますが、厳密には、一枚の葉っぱが深く3裂し3枚に分かれたものです。

藤袴(ふじばかま)(74801 byte)

白花種

藤袴(ふじばかま)(98634 byte)

撮影 コンパクトデジカメ

追記
本日午後の便で、出張する事になりました、今のところ2週間±αの予定です。
31日まで、予約投稿していますが、暫く、不在にしますので宜しくお願いします。

COMMENT writing

管理者にだけ表示を許可する
 
http://hanakikousikinohana.blog120.fc2.com/tb.php/1078-94523222
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
あなたもこの食生活の一部を取り入れれば、たったそれだけで血糖値をコントロールしてインスリンや薬に頼らない健康な生活を送ることが可能です。例え、重く深刻な糖尿病であったとしてもです。