エリカは種類も多く、中でも良く見かけるのが、この蛇の目エリカ。
小さな釣り鐘型のピンクの花、
黒い雄しべの葯(花粉が入っている袋)が特徴で、大変目に付きます。
この黒い雄シベと、丸い花が、
ヘビ(蛇)の目に見えると言うことが、名前の語源と言われ、
一方、花冠より長く突きだした雌しべを、ジャノメガサ(蛇の目傘)の柄に例え、
釣り鐘型の花弁を、傘に見立てたとも言われ、名前の語源も悲喜交々です、
とてもヘビ(蛇)という名は似合わず、夢のあるジャノメガサの語源に、惹かれる思いになります。
Data | 特 徴 ・ Memo | ||||||||||||||||||||||||||
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花弁が傘に、
黒い葯が雌しべを支えているようにも見え、
長い雌しべが傘の柄にも見える、
花姿から、ジャノメガサ(蛇の目傘)にも、見えなくもない、蛇の目傘の、蛇の目エリカに思いを馳せます。
異様に長い雌しべが目に付きます、この雌しべの花柱を、雄しべの葯で支えている構造に見えます。
アロエ
バス通りの民家の前庭にアロエの花が見られます、
撮影の了解いただきたく声を掛けましたが不在の様子、気が引けましたが、こっそりと撮らせていただきました。
この時期、民家の庭とは言え、草むらに入るには、センダングサの種が服にくっつく、嫌な思い出が過ぎり要注意です、
写真を撮らせていただいているくせに、ズボンの裾にくっつく種に、身勝手ですが、つい愚痴をこぼしていました。
カッシアの実
市道のガードレール沿いに小葉のセンナ(カッシア)らしき実が沢山ぶら下がっています、
これほどまとまって見られるのも貴重な場所で、次シーズンの花の時期が楽しみです。
新年に入ると、水仙 (すいせん)、梅の花等、早春の花の開花情報が、ちらほら聞こえてきます、
蝋細工状の趣の蝋梅(ろうばい)の花は、下向きか、横向きに、花を咲かせ、
特別、美しい花ではありませんが、濃い黄色の花が目立ち、良い香りを放ちます、
気が付けば蝋梅の咲く季節、一足早く春の兆しを教えてくれ、春の訪れを知らせてくれる、嬉しい花です。
蝋梅 (ろうばい)の花は、中国原産の落葉樹、真冬に花を咲かせる、数少ない花木の一つです。
花びらは分厚く、蝋のような質感があり、非常によい芳香を放ちます、
蜜蝋の色感・質感から、「蝋梅」と書き、蝋細工のような光沢があります。
蝋梅には、満月蝋梅、素心蝋梅、和蝋梅、アメリカ蝋梅、唐蝋梅・・・等の種類があり、
一般に、花の中心部が暗紫色の、蝋梅 (ろうばい)、
赤紫色をした、アメリカ蝋梅、唐蝋梅、
花全体、花の中心部までが黄色で、一般に多く栽培されている種類の、素心蝋梅(ソシンロウバイ)が有ります。
蝋梅(ろうばい
素心蝋梅(そしんろうばい)
此方は一般に多く見かける蝋梅(ろうばい)の花は、素心蝋梅(そしんろうばい)で、
上記の蝋梅(ろうばい)との違いは、花心部も含め花全体が黄色です。
淡紅梅
太宰府天満宮の飛び梅が一輪開花と発表されましたが、鎮国寺の淡紅梅もちらほらと開花が見られます、
例年だと、2月中旬の頃だと思いますが、半月から一月くらい早い開花です。
八重寒紅梅
此方は、当地梅園の八重寒紅梅エリア、南向きの斜面の数本に、
ちらほらと開花が見られ、ほとんどが未だツボミ状態です、
その他園内の、別の品種、4~500本確認するも、つぼみは堅く全くその気配は感じられません、
2月に入り3月に掛け順次開花が進む物と見られます。
藪ツバキ
公園の椿の花、ツボミは沢山付いていますが、花は疎らに咲いています、
山茶花か、椿か、判断つきませんが、落ちていた花が、
花ごと、ぼとんと落ちている様子が見られますので、薮椿(やぶつばき)としておきます。
長葉の蛇の髭
蟻通し(ありどおし)の実
柾(まさき)の実
日本水仙
お正月寒波の雪も消え、冬日よりの公園の斜面、日本水仙及び八重咲き水仙が見られます。
水仙(八重咲き)
千両(せんりょう)
万両(まんりょう)
万両(白まんりょう)
池の鯉
山頂直下の三里松原、過日パラグライダーフライト基地としてUPしている場所ですが、
本日もフライト場面に会えず、冬日よりの海岸線です。
上記三里松原の延長線上奥、北九州工業地帯の一番西外れの位置、若松区響灘埋め立て地の一角です、
山頂から東方向25Km、北九州市若松区の響灘風力発電基地、現在10基が稼働しています。
発電規模は3500万KWh、約10000世帯分の年間消費電力を供給する発電量です。
風車は高さ65mの塔に、直径75mの大きな風車羽根が設置されており、プロペラの最高点は、地上100mを越す大きさです、
この時期は、一年の間でも空気中の水分量が少なく、PM2.5大気汚染物質濃度も低く、一番遠望が望めます。
山頂から北西方向、海上60Km、山頂から70Kmに浮かぶ沖の島、
年に何度も拝める島ではありませんが、新年にふさわしく、好天に恵まれうっすらと望めます、
地元では、神の島として崇められている島に手を合わせ、撮らせていただきました。
この島は、全島史跡・天然記念物に指定され、島全体が、御神域であり、もし許可されたとしても、勝手に上陸は出来ません。
海の正倉院と言われ、三角縁神獣鏡、金製指輪、金銅製杏葉・・・等々12万点もの重要文化財が発見されており、
すでに、その内の7万点以上が国宝に指定されています、
古代東アジアの交流史を明らかにする上で、もっとも価値のある祭祀遺跡で、
4世紀から9世紀に掛けて、大陸との海上安全に関わる祈りが捧げられた祭祀跡が多数見つかっている島です、
皇室の御祖先様で有られます、天照大神の三柱の姫神様、
宗像市 沖の島・沖津宮 田心姫神(たごりひめかみ)(長女)、
宗像市 大 島・中津宮 湍津姫神(たぎつひめかみ)(次女)、
宗像市・辺津宮 市杵島姫神(いちきしまひめかみ)(3女)、
この三宮を総称して宗像大社としてお祀りされております。
現在、この沖の島及び、大島、宗像、福津に広がる古代遺跡群を世界遺産にと、
登録申請中で、中心的立ち位置の島です。