Digital_Photo 花遊悠 | 2013年10月
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犬蓼(いぬたで)

犬蓼(いぬたで)(113452 byte)

犬蓼(いぬたで)(53321 byte)

犬蓼(いぬたで)(31536 byte)

山頂の観音堂までの階段を追い被している犬蓼(いぬたで)(114068 byte)


大犬蓼(おおいぬたで)

大犬蓼(おおいぬたで)(117394 byte)

大犬蓼(おおいぬたで)(114309 byte)

出張で暫く留守にしています、
直近で撮った分を11月10日まで、写真だけ予約投稿しています、
暫く、ご無礼が続きますが悪しからず、ご容赦願います。

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秋明菊(しゅうめいぎく)(66618 byte)

秋明菊(しゅうめいぎく)(31767 byte)

秋明菊(しゅうめいぎく)(79903 byte)

秋明菊(しゅうめいぎく)(38839 byte)

出張で暫く留守にしています、
直近で撮った分を11月10日まで、写真だけ予約投稿しています、
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萩(はぎ)(108058 byte)

萩(はぎ)(81662 byte)


萩(はぎ)(126315 byte)

萩(はぎ)(31369 byte)

萩(はぎ)(46377 byte)

萩(はぎ)(104203 byte)

出張で暫く留守にしています、
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蔓性植物の木登り

里山で良く見掛ける光景、秋シーズンに入り、里山の林縁では、蔓性植物の大繁茂が見られます、
林縁の草藪から隙間無く、葛だとか蔓性植物の木登りが何処でも見られ、下木にはお気の毒、その光景は驚異です。

蔓の木登り(115600 byte)


ザクロ

ザクロ(114364 byte)

果実がパカッと割れ、赤褐色の種が見事に見えていましたが、バックの処理が無神経でした。

ザクロ(109586 byte)

ザクロ(78628 byte)


ワイルドオーツ

ワイルドオーツの名前から、オーツ麦の原種かと、オーツ麦を思い浮かべますが、
オーツ麦はイネ科カラスムギ属で、本種はチャスマンティウム属なので同属では有りませんが、
同じイネ科の植物には違いなく、皆良く似た姿をしているようです。

肥沃な林内や川沿い、原っぱなどに生え、高さは50cm~1.5m、群生し葉は平らな線形、
扁平なユニークな花穂を下垂させ、花はこの小穂の内側に付く変わった生体、
風にゆらゆら揺れる花穂は、先月までは緑色をしていましたが、すっかり色付き、稲穂っぽい風情を感じさせます、
一方、花穂の形状が小判草に似ている所から、ニセコバンソウとも呼ばれます。

ワイルドオーツ(57364 byte)

出張で暫く留守にしています、
直近で撮った分を11月10日まで、写真だけ予約投稿しています、
暫く、ご無礼が続きますが悪しからず、ご容赦願います。

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公園の一角の島トネリコの樹、
特段に美しい花を咲かせる木ではありませんが、樹木の立ち姿が優しい樹で、
花後に付ける、特徴的な、倒披針形の翼の付いた翼果を付ける姿は、印象深く、色付き始めました、
結構ポピュラーに見かける観葉植物で、庭園や公園、街路樹などに植栽されるのを良く見掛けます。

島トネリコは、木犀(もくせい)科、トネリコ属の常緑高木、
葉は羽状複葉で、小葉は5~11枚、山地に生え、樹高 10~18mになります、
6月下旬の頃、円錐花序を付け、小さな白い花を咲かせる樹は、雌雄異株、
8月頃に、特徴的な翼の付いた果実を付けます、
尚、大トネリコは落葉しますが、この島トネリコは暖地では常緑です。
樹皮は灰褐色で、円形の皮目あり、材木は良材です。
別名 台湾塩地(タイワンシオジ)。

島トネリコ(90829 byte)

島トネリコ(69593 byte)


プラタナス

市内 運動公園テニスコート周辺の周回コースでは、プラタナスの実が見られる様になってきました。
朝晩は、寒く感じる気温がある所為か、少しずつ黄葉の気配が感じられます。

プラタナス(89035 byte)

プラタナス(79600 byte)

プラタナス(70469 byte)

出張で留守にしています、
週末には帰ってくるつもりですが、これも業務次第です、
出張先からの更新まで気が回りませんので、
直近で撮った分を11月10日まで、写真だけ予約投稿しています、
暫く、ご無礼が続きますが悪しからず、ご容赦願います。

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山頂に近い登山道脇の草地の縮笹(ちじみざさ)
草丈50-60cm、葉が笹に似た草姿です、
笹ではなく、稲科の多年草、林の木漏れ日が当たる木陰みたいな場所を好むようです、
茎の下部は地面を這って枝分かれし、枝は斜めに立ち上がり、葉は互生、長さ3~7㎝、幅1~1.5㎝の広い披針形、
8~10月頃、6~12㎝の花穂を出し、長い芒(のぎ)のある小穂をつけ、
木漏れ日に浮かぶ小穂の芒(のぎ)が、キラキラ、小さな野草ですが良く目立ちます。
花軸、葉、および葉鞘の短毛には、多少の差があり、長い毛の多いものを縮み笹(ちじみざさ)、
全体に毛が少なく、花軸に短毛が無いものを、小縮み笹(こちじみざさ)と呼び、区別する事も有る様です。

縮笹(ちじみざさ)(105045 byte)

縮笹(ちじみざさ)(69155 byte)

小穂の外観は、外花頴(がいかえい)2枚、内花頴(ないかえい)は退化しています、
頴は、柱頭、子房、葯(やく)を包み込み、苞頴の先端には、針状の長い芒(のぎ)を伸ばしています、
この後、苞頴の先に、白・パープル調の繊毛を持った花柱が伸び、長い花糸が伸びて花らしく成ります。
花が余りにも小さいため、解りにくいですが、
苞頴の先の、繊毛を持った花柱が伸び、長い花糸が伸びて、花らしく成って来ています。

縮笹(ちじみざさ)(57632 byte)


山頂に近い斜面の力芝(ちからしば)
上の縮笹(ちじみざさ)もそうだったのですが、シャッターを切る前はキラキラ感があったのですが、
写真では全くその気配無く、残念でした。

力芝(ちからしば)(112214 byte)

力芝(ちからしば)(76901 byte)

力芝(ちからしば)(80290 byte)

出張で留守にしています、
週末には帰ってくるつもりですが、これも業務次第です、
出張先からの更新まで気が回りませんので、
直近で撮った分を11月10日まで、写真だけ予約投稿しています、
暫く、ご無礼が続きますが悪しからず、ご容赦願います。

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総合運動公園の相原池湖畔の、小木に絡んで生い茂り、繁茂する仙人草(せんにんそう)の実が生っています、
仙人草の花は、綺麗な真っ白な4弁花、つる性の山野草で、クレマチスの仲間なので良い香りがします。
名前の仙人草は、実が熟した頃、実の先端に白い羽毛状の長い髭をなびかせる事から、
この髭を、仙人の髭に見立てられ、付けられた名前と言われています。

仙人草(せんにんそう)(84498 byte)

仙人草(せんにんそう)(70137 byte)

仙人草(せんにんそう)(45185 byte)

仙人草(せんにんそう)(44075 byte)

下は8月20日頃の花です、十字型の真っ白い花で良い香りがします。

仙人草(せんにんそう)(49898 byte)

24日から、出張で留守にしています、
週末には帰ってくるつもりですが、これも業務次第です、
出張先からの更新まで気が回りませんので、
直近で撮った分を11月10日まで、写真だけ予約投稿しています、
暫く、ご無礼が続きますが悪しからず、ご容赦願います。

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市内ダム湖に近い民家の立派な大きな石積みの一角、
車で通りかかると、嫌でも目に入る臭木(くさぎ)の果実が目に付きます、
花の後に、実が熟れてくると、瑠璃色の大変綺麗な実が生ります、
綺麗な、紅紫の反り返った萼片に、瑠璃色した黒光りの実は、とてもマッチして美しいです、
これを鳥が好むらしく、よく群をなして飛来しているのを見掛けます。

臭木(くさぎ)、若葉を揉むと、独特の臭気がするところから、臭木(くさぎ)の名が付いていおりますが、
若葉を揉んだり傷つけると、薬品臭がするみたいですが、決して悪臭のする木では無く、
むしろ、花の甘い良い香りに、昆虫は良く集まって来ています。

臭木(くさぎ)(73852 byte)

臭木(くさぎ)(80363 byte)

これが、花の後の果実で、瑠璃色の大変綺麗な実が生ります、
また、紅紫の反り返った萼片は良く目立ち、瑠璃色した黒光りの実と、とてもマッチして美しく綺麗です。

臭木(くさぎ)(47028 byte)

臭木(くさぎ)(56604 byte)

下は、9月初旬の頃の花の写真です、
花はお化粧みたいな甘い良い香りで、1~2m離れていても良い香りを周辺に漂わせます。
花自体は、とっても甘い良い香りが有り、蝶などが沢山集まって来ています。

臭木(くさぎ)(44343 byte)

今朝の便で、急遽出張が決まり、暫く留守にする事になりました、
週末には帰ってくるつもりですが、業務次第で行ってみないと、調整が付くものか解りません、
出張先からの更新まで気が回りませんので、
直近で撮った分を10日分、写真だけ予約投稿しています、
暫く、ご無礼が続きますが悪しからず、ご容赦願います。

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市内の低山、マーキングしていた幾つかの場所で、秋の草花の開花が見られます、
その一つ、蔓人参(つるにんじん)
春の芽吹きの頃は直立し、30cm程度でだったのが、今や蔓は数mも伸び、下草等に絡み付き蔓を伸ばしています、
蔓人参(つるにんじん)は、低地や、山地の林の中、林の縁などに生える蔓性の多年草、
花は、桔梗科の花だけに、なかなかの美形、花冠は広い釣鐘形で特徴も共有しています、
初秋の頃、側枝の先端に短い花柄を付け、釣鐘形の花を下向きに開花させます、
花の色は、外側が淡緑色、内面は紫褐色の筋や斑が有りますが、
遠目では、林中の植物の緑に同化し、見つけにくい花です、
古くは、朝鮮人参の代わりに、この蔓人参が代用され、使われた時代があったと言われています。

蔓人参(つるにんじん)(49640 byte)

蔓人参(つるにんじん)(42836 byte)

蔓人参(つるにんじん)(46876 byte)

下は、授粉が終了後、花弁が落下した未成熟の朔果で、
花弁が落下した跡に、写真のような扁平な朔果が出来、直径2~2.5cm、中には種が沢山詰まっています、
種子は淡褐色で、薄い翼のようなヒレをつけた種で、長さ約5mm、
実が熟すと、果実の上面が裂開し、種子が散布されます。

蔓人参(つるにんじん)(47358 byte)

この場所は、知り合いの山中間が、竹を利用した櫓を組んだ場所で、
今年も上手く蔓を伸ばしてくれ、花を4~5輪付けてくれています、今シーズン初撮りです。

蔓人参(つるにんじん)(101514 byte)

明朝の便で、急遽出張で暫く留守にする事になりました、
週末には帰ってくるつもりですが、業務次第で行ってみないと、調整が付くものか解りません、
出張先からの更新まで気が回りませんので、
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山中の谷間の斜面、一面に薮茗荷(やぶみょうが)が群生しています。
国有林のこの森、良く手が行き届いて、陽が良く当たる所為か、下草が群生しています。

隣町との間の低山を、ピクニック感覚で散策です、
頂上へ、1Kmくらいの地点の傾斜地付近では、薮茗荷(やぶみょうが)が、大群生しています、
8月中旬には、白い花を、これでもかと言うほど咲かせていましたが、
秋に入り、藍紫色の艶やかな果実が見られる様になりました。

山地の林の中などに生える多年草で、名前に、ミョウガと言う語が入っていますが、
茗荷(ミョウガ)はショウガ科で、
この藪茗荷(ヤブミョウガ)は、露草(つゆくさ)科、ヤブミョウガ属で、縁は無い植物です、
名前は、葉が茗荷(ミョウガ)に似て藪に生えることから来ています。

薮茗荷(やぶみょうが)(100850 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  露草科
(つゆくさ)
 属   名  ヤブミョウガ属
 原 産 地  日本、朝鮮
 台湾、中国
 植物分類  多年草
 樹高・草丈  50cm-1m
 開花時期  8月-9月
 花   色  半透明な白
 果実 藍紫色
 花径・花序  7mm-10mm
 花   型  円錐花序
 生育場所  林下や藪の中
 花 言 葉  謙譲の美徳
 報われない努力
 撮影月日  2013.10.14
 撮影場所  宗像市 
  • 暖地性の植物
  • ツユクサや シロバナツユクサ の仲間
  • 林下や藪に自生が見られる野草
  • 茎は円柱状で直立、草丈は60cm-1m
  • 根を横に這わせ、密生
  • 葉は光沢があり、長さ15~30cmの狭長楕円形、基部は鞘状で茎を抱く
  • 葉は形がミョウガに似ている
  • 茎頂部に、輪生状に花が数段につく、花は10cm-15cm程の円錐花序
  • 半透明な白い花
  • 花弁 6枚、その内訳は花弁が3枚、残り3枚が萼片
  • 雄しべは6本、雌しべは1本
  • 1つの株に両性花と雄花がつく
  • 両性花は雌しべが長く、雄花は雌しべが短い
  • 一日花
  • 果実は秋に、球形の液果で藍紫色に熟す

 


若芽、葉の開く前の若葉を採取、
塩茹でして、晒してサラダに入れたり、炒め物、すまし汁にして食用可、
茗荷(ミョウガ)の様な香り有りません。

見えているこの急斜面一帯の下草は、薮茗荷(やぶみょうが)一色です。
目立つ葉には光沢があり、笹の葉を幅広にした感じで、長さ15~30cmの狭長楕円形、基部は鞘状で茎を抱きます。

薮茗荷(やぶみょうが)(49344 byte)

花は、7がつ月末頃の撮影分です。

薮茗荷(やぶみょうが)(27073 byte)

薮茗荷(やぶみょうが)は、半日陰の場所を好み、山中の林内に好んで生育します、
繁殖力が旺盛で、地下茎を伸ばし、群落を形成して繁殖している様子を多く見掛けます、
林内は好天気とは言え、EV値が下がるのは否めなく、シャッター速度1/15秒以下になり、
手ブレの限界、シャッター速度に気を付ける必要があります。

里山に近い低山のこの地、花の時期は、ヤブ蚊に集中攻撃に合う事必至、蚊取り線香と団扇は必需品でしたが、
涼しくなったこの時期は、流石にヤブ蚊も少なくなり、逸れもなくなりました。

薮茗荷(やぶみょうが)(104109 byte)

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信州や、北海道での、広大な蕎麦畑の花を、Net上で見せて戴く機会が多いですが、
当地では、蕎麦の栽培がされているのかさえ解らない程、滅多に見掛けることがありません、
今般久々に、蕎麦畑を発見し、早速撮らせていただきました。

「うどん」や「寿司」、「天麩羅」と並ぶ代表的な日本料理、
麺類の一つ、日本蕎麦(にほんそば)の原料で、ソバ好きの人には堪えられないシーズン到来です、
実もぼつぼつ見られるのかと探しましたが、良く解りません。

蕎麦(そば)(85097 byte)

蕎麦は、草丈は60~1.3m、花は茎頂に総状花序に付け、花径5~6mmの小さな花を沢山付け、
花の色は白、淡紅、赤色があるようですが、蓼科の花にしては綺麗な花です、
この畑の蕎麦の花は、白のみでした。

蕎麦(そば)(41727 byte)

蕎麦(そば)(33142 byte)

蕎麦の花には、赤いツボミらしき物もあり、これがツボミなのか、実なのか解りません、
尋ねてみようと探しましたが、農家の人影は見当たらず、解らず終いです。
上の花の花床構造を見てみると、萼片は見当たらず、
蕎麦(そば)は、タデ科、ソバ属の一年草なので、タデ科の花共通の、花びらは萼片かも知れません、
違っているかも知れませんが、子房が膨らみ、実が生長し、その果皮が紅いのではないかと考えます。
こっそり、紅い実を潰して見れば解ることですが、丹誠込めて栽培している農家さんに、
一粒とは言え、失礼なので止めました。

蕎麦(そば)(34637 byte)

蕎麦(そば)(63446 byte)

蕎麦(そば)(65651 byte)

山間部のダム湖近くの道中、少し山際の奥地で、それ程広い栽培面積ではありませんでしたが、
今シーズン初撮りです。
蕎麦の生産量は、例年北海道が圧倒的にダントツで、
続いて、前後に福島県、山形県、長野県、茨城県等が続いている様です、
北海道、東北、及び信越地方が締めているようで、
Netで見せて戴いていた、広大な蕎麦畑の光景は、こう言う理由があったようで、
当地での広大な光景は、望むべくもないところかも知れません。

蕎麦(そば)(99531 byte)

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当地も朝晩の気温差が大きくなり、杜鵑草(ほととぎす)の花が見られ始めました、
山間部や公園の半日陰の環境を好む花で、山路のホトトギスに少し遅れた頃より見られる様になります、
園芸用としても多く見られ、園芸用として栽培されているのは、
自生のホトトギスと、台湾ホトトギスの交雑種が多いと言われており、
四方に伸びた、茎頂部の花茎から、複数の花を咲かせます。

杜鵑草(ほととぎす)は、東アジアに凡そ20種類程分布し、国内には10種類程分布しています、
草丈は60cmほど、上向きに花を咲かせます、
百合(ゆり)科、ホトトギス属、関東地方以西、四国、九州の山野の、やや湿った所を好むようです、
葉は長楕円形から披針形で、基部は茎を抱き、葉腋に数個の花を咲かせ、少し毒々しい感じのカラーリング、
花披片は6枚、内側に紅紫色の斑点、花芯深部には黄色の斑紋があります。
名前の由来は、花弁の斑点を、鳥のホトトギスの、胸毛の斑点に見立てたと言われています。

杜鵑草(ほととぎす)(68020 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  百合(ゆり)科
 属   名  ホトトギス属
 原 産 地  日本、台湾
 植物分類  耐寒性宿根草
 樹高・草丈  30cm-60cm
 開花時期  9月-11月
 花   色  赤、紫、黄、白
 紫紅色の斑点
 花径・花序  2cm-4cm
 花   型  杯状
 ホトトギス型
 生育場所  山野の半日陰
 花 言 葉  陶酔
 撮影月日  2013.10.19
 撮影場所  宗像市 
  • 茎は直立、多くはやや垂れ下がり、褐色の粗毛が見られます
  • 葉は互生、長さ6cm-15cm、先端は鋭尖、鋸歯はありません
  • 基部は心形で茎を抱き、葉は卵状長楕円形から狭長楕円形で産毛
  • 花序は頂生または葉腋に、白地に紫の斑点がある花を
  • 1輪-3輪上向きに花をつける
  • 蜜標である内側に紅紫色の斑点が特徴
  • 花被片は披針形で、幅の狭い内花被片3枚、
  • 幅が広い外花被片3枚の計6枚
  • 花芯深部には黄色の斑紋
  • 花径は、2-4cmほど
  • 雄しべ 6本、外側に湾曲、先に楕円形の葯が下向きに付いている
  • 雌しべ 花柱は3裂して外側に曲がり、各裂片は更に2裂している
  • 模様は花ごとに異なる
  • 雌しべにも綺麗な斑点
  • 短い触手みたいな突起物の先端に、透明の卵みたいなつぶつぶ
  • 基部には袋状の距(密を貯蔵)を持つ

 

花は、幅が広い外花被片の基部には瘤状の距を持っています、
花被片内側に、紅紫色の斑点と、黄色の斑紋を持ち、昆虫を誘引する、蜜標の役目を果たします、
花被片は幅の狭い内花被片3枚と、幅が広い外花被片3枚の計6枚。

杜鵑草(ほととぎす)(47353 byte)

杜鵑草(ほととぎす)(47203 byte)

シベに、ぐっと近づいて見ると、
下の段は雄蕊で6本、外側に湾曲した先端に、楕円形の葯を下向きに付け、
花被片に訪れた昆虫の背中に、花粉を着け易い位置関係の構造になっています。

杜鵑草(ほととぎす)(66006 byte)

上の段は雌蕊で、花柱は3裂して外側に大きく湾曲、柱頭部で更に先端で2裂し、葯に並ぶ位置関係です、
昆虫の背中に付着した花粉を、効率良く柱頭に受け渡され易い位置関係で、受粉が行われます。

杜鵑草(ほととぎす)(65058 byte)

更にぐっと近づくと、雌しべには、綺麗な斑点に加え、短い触手みたいな突起物の先端に、
透明の卵みたいな物が、びっしりと付いているのが見えます。

杜鵑草(ほととぎす)(64687 byte)

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里山から山間に掛かる草地には、色鮮やかな菊科の花を見掛けます、
ヒマワリにも匹敵する、草丈が1.5m~3mも有り、菊芋(きくいも)?、名前は怪しいです、
花は疎らですが、涼しくなるに連れ、花数も増えてきそうです、
菊(きく)科、ヒマワリ属、北アメリカ原産の多年草、
一時期は、糖尿病と、その合併症から救った植物として、
盛んに栽培された時代があったらしいですが、
生命力が強すぎが災いしてか、現在は栽培を好まれないようで、野生化が進んでいる様です。

花は、9月から10月に掛けて、菊の花に似た大きな花を咲かせますが、
名前から来る印象より、はるかに黄色い花は綺麗です、
11月頃に、ショウガに似た、芋が地中に出来、食用、健康食品、お茶に製品化されている様です、
一方、雑草以上に生命力が強く、周辺の栄養分を吸収してしまい、既存植物を駆逐してしまう勢いがあり、
その他の植物などに与える影響は大きく、栽培を敬遠される傾向があるそうです、
花は綺麗なのですが、外来生物法によって、要注意外来生物に指定されている花だそうです。

菊芋(きくいも)(122105 byte)

菊芋(きくいも)(80613 byte)

菊芋(きくいも)(45729 byte)

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お 詫 び 報 告

台風26号の置きみやげか?、
当地には幸い、コースから相当離れていましたので、凄い風の26号には違い有りませんでしたが、
台風一過、電話も、インターネット回線もつながらず、
NTT光回線の不調に気づき、担当部署に携帯から連絡致しました、

思い起こせば、台風接近前から何か不規則に不調の予兆は感じていましたが、
数日前に、電話局工事会社から、近くの回線をいじっているので、
10分くらい、つながらなくなる可能性があるのでご容赦下さいの、
事前連絡がありましたので、この関連を疑っておりました、

NTTに連絡すると、台風の強風による、症状から回線の接続箇所の不調とのことで、
翌日工事会社を派遣してくれました、

来られた工事会社の見立てでは、端末も悪くなく、回線も正常とのこと、
NTTの局内の不調が疑わしいとの事で、結局復旧は持ち越しになり、
NTT局内器機の復旧工事に委ねられることとなりました。

時間は掛かりましたが、ユニットの故障が判明し、
ユニット毎新品に交換で、復旧したとお詫びの挨拶が、NTTから有りました。

参考までに、ルーターの認証ランプ、光回線ランプが消えた状態になり、
電話も、インターネットも、当然メールも、つながらなくなります、
数日前から、回線が不規則に不安定だったのは、これが原因だったようで、
たまたま台風通過と、タイミングが重なり、完全に接続できなくなったみたいで、
台風の強風と、タイミングを同じくしての、クレームに早合点したと詫びていました、
こういう場合は、疑うまでもなく、電話局側の設備から来る故障ですので参考にされて下さい。

今回は台風の置き土産ではありませんでした。


犬サフラン(コルチカム) 当地J山 山頂近くの崖っぷちに咲く、犬サフラン(コルチカム)

犬サフラン(コルチカム)(111302 byte)

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当地公園の、花ハウスの中は、模様替えを行っている最中です、
以前この場所は、モルモットだとか、ウサギ類を放し飼いしている、子供動物園の一角でした、
繁殖が過ぎて、モルモット、ウサギの里親探しを長い期間やっていましたが、
気が付くと、狭いですが200坪くらいに畝が作られ、何か見覚えのある植物の苗が、植え付けられています、
未だ準備段階で、説明板もなく、推察ですがアスパラガスの苗みたいです。

細い竹の子の様な若芽が次々と生えてくるアスパラガス
根に細いイモのような貯蔵根を沢山持ち、それに蓄えられた栄養で、一つの株から若芽が何本も生えてきます。
この若芽を何本かを残して、葉を茂らせ、翌年以降の収穫に備えます。
収穫できる株に仕上げるまでに2~3年かかるそうで、10年以上も、毎年続けて収穫できるそうです。

アスパラガス(105215 byte)

アスパラガスはユリ科の植物、とても小さな花で、花径3~5mm位、既に小さな花を幾つか咲かせていました。

アスパラガス(42938 byte)

アスパラガス(91278 byte)


下3枚は、7月中旬にアスパラガス栽培農家さんの、ビニールハウス栽培を撮影させていただきました、
冒頭の写真は、多分これと同じアスパラガスの、若苗だと思います。

下のハウスは8m×80mのハウス12棟が有り、
写真のように入り込む余地がないくらい、青々した葉っぱが、ハウス内で2mくらいに生い茂っていました。
細い竹の子の様に、ニョキニョキと生えてくるアスパラガスの若芽を、収穫せずに放っておくと、
写真のように2m以上に成長し、まるで木のように成長し葉っぱを繁らせます、
写真では判りにくいですが、倒伏防止の柱+柵を張り巡らせ、茎が倒れないよう工夫しています、
生い茂った葉っぱで、光合成を行い、地下の細いイモのような貯蔵根の根っこに養分を蓄えます、
収穫期以外の秋から初春の間は、光合成による、栄養源を備える、来春の為の貴重な期間と言っていました。

サラダブームで人気沸騰した、アスパラガスは、収穫シーズン中は、毎朝早朝に刈り取られます、
一日で40~50cm伸び、毎朝90~100Kgの出荷と言っていました。

アスパラガスには、雄花がつく株と、雌花がつく株と雄株と雌株が有るそうです、
雄株のほうが、茎の太さが適当で、穂先がよく締まり収穫量も多い為、雄株の方が重宝されるそうです。

ハウス内は、写真のように入り込む余地が無いくらいに生い茂っており、
ハウスの中は、気温40℃近く、湿度が高く、少しの時間でもクラクラして、とても長くはおられません、
アスパラガスはユリ科の植物、とても小さな花で花径5mm位、8月頃に紅い実を付けます。

グリーンアスパラガス(72658 byte)

毎朝、地中から、若い茎が伸びてきます。

グリーンアスパラガス(69533 byte)

アスパラガスは、4月~5月頃と、7月~9月頃に収穫が集中します、
早春の頃から若芽が成長し、低温期は1日1回、高温期は1日2回収穫されます、
長さが25cm~30cmくらいに伸びた、柔らかい茎を毎日欠かさず収穫します、
土を被せ、遮光栽培した白いものを、ホワイトアスパラガス(白アスパラ)と言い、
普通に育てた緑色のものは、グリーンアスパラガスと言い、
筍のような味覚として、珍重されている食材です。

毎朝、地中から伸びてきた若い茎を収穫し、長さを整えられ、出荷された物が、
スーパーで売られている、あのグリーンアスパラガスです。

グリーンアスパラガス(56738 byte)

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登山道の至る所で、狐のまごの群生を目にします、
秋の雑草の代表とも言える花ですが、公園、道路の脇、草むら、何処ででも見られます。
狐のまご(キツネノマゴ)とは、なんとも変わった名前の花です、
一寸見では、こんもりと盛り上がった、花穂の頭頂部を狐の尻尾に見立てられたらしく、
しかも、小さい花と言うところから、孫の名が付けられたようです。

狐という名の付く植物は、図鑑を何枚かめくっただけでもいくつか出てきます、
キツネノカミソリ、キツネノテブクロ、キツネノボタン、キツネノマゴ・・・と、
何れも、違う仲間で、似ても似つかぬ花を咲かせます。

狐のまご(きつねノマゴ)(102194 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  キツネノマゴ科
 属   名  キツネノマゴ属
 原 産 地  日本
 植物分類  多年草
 樹高・草丈  15cm~40cm
 開花時期  8月~11月
 花   色  淡紅紫色、
 稀に白
 花径・花序  Max 5mm
 花   型  唇形花冠
 生育場所  山野
 花 言 葉  可憐美の極致
 撮影月日  2013.10.6
 撮影場所  宗像市 
  • 見た目は、シソ科の葉っぱに似ていますがキツネノマゴ科の植物
  • 茎は四角柱状で4稜、下向きの短毛、草丈10cm-40cm
  • 葉は対生、卵形~長楕円形、両面に毛が散生
  • 茎や、枝の先端に穂状花序、花は1個-2個付ける
  • 唇形花は、淡紅紫色、長さ5mm、大きさ5mm前後、大変小さい
  • 唇形花の上唇部は三角状で浅く2裂、先端に雄しべ2個
  • 下唇部は大きく長く突き出し、舌片は浅く3裂ている
  • 花喉基部に文字に見える、蜜のありかを示す、蜜標の斑紋を持つ
  • 果実が裂開する際、乾燥時のエネルギーで種子を弾き飛ばす仕掛けを持ちます

 

狐のまご(きつねノマゴ)(32656 byte)

花の、上唇弁は小さく三角状、先端は浅く2裂、先端に昆虫の目玉状の、雄しべ2個、
花の下唇弁は、愛らしく、長く突き出し先端は3裂、
喉部に、蜜のありかを示す、白とピンクの蜜標の斑紋があり、萼は深く5裂、花は、Max 5mm位の小さな花、
蜜標の不思議な紋様は、昆虫をおびき寄せる秘密が隠されているようです。

雄しべは、茶色の葯 2個、この葯の基部に花粉を抱き、この基部に白い八の字状の2枚の舌片を持ちます、
この舌片に昆虫が触れることで、葯に圧が加わり花粉が昆虫に付着する構造になっています、
雌しべの花柱は、上唇弁の2裂裂溝に沿い先端迄伸ばし、上唇弁先端部で柱頭を下向きに伸ばします、
写真では、両目玉の葯より先端ながら、目玉にくっついた姿で、肌色の柱頭が覗いています。

狐のまご(きつねノマゴ)(39154 byte)

狐のまご(きつねノマゴ)(44590 byte)

狐のまご(きつねノマゴ)(80727 byte)

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薮蘭 (やぶらん)は、常緑性の宿根草、花壇の縁取りなどに利用されてます。
花は、小さいながらも、なかなかの人気で、よく栽培されております。
国内には、「ヤブラン」、「ヒメヤブラン」、「コヤブラン」の三種があり、
夏から中秋にかけて、細い花茎を、立ち上げて、紫色の小さな花をたくさん付けます。
花は、派手な雰囲気ではありませんので、一本だけでは寂しい感じで、群生させると、結構見映えがします。
花の名前は、葉の形が蘭(らん)に似て、薮に生えることに、由来しているようです。

薮蘭(やぶらん)は、林内の日陰に生え、常緑多年草、根の一部に膨らみがあるが、匍匐枝は出さず、
葉は根生、線形で濃緑色の光沢、30cm-50cm長、葉先は鈍頭、
花茎の先端に10cm前後、総状花序をつけ、花径5mm-6mm、淡紫色~紫色、花被片 6枚、
花後の果実は痩果(そうか)、果皮は薄くすぐ脱落し、5mm-6mmの黒紫色の光沢のある種子を多数付けます。

薮蘭(やぶらん)(111632 byte)

薮蘭(やぶらん)(116455 byte)

薮蘭(やぶらん)(112151 byte)

花茎の先端に10cm前後の総状花序をつけ、花径5mm-6mm、淡紫色~紫色、花被片 6枚。

薮蘭(やぶらん)(34696 byte)

花後の果実は痩果(そうか)、果皮は薄くすぐに脱落し、5mm-6mmの黒紫色の光沢のある種子を多数付けます。

薮蘭(やぶらん)の実(46970 byte)

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当地、登山口傍の公園に流れ込む、山からの清水の水路に、ウォーターポピー(水ひなげし)が咲いています、
浮葉性の水生植物で、ポピーに似た花が咲くことから、名が付いているようです、
キバナオモダカ科(ハナイ科)、ヒドロクレイス属、ブラジル、ベネズエラが原産の常緑多年草です。

浮葉性の水生植物で草丈10~20cm、
葉は丸く、光沢のある広楕円形で厚みがあり、茎葉は蔓状に水面を這って広がります、
初夏~秋の掛け、水面から出た茎先に、凡そ4~5cmのレモンイエローの3弁花を咲かせます、
花は1日花で、夕方には萎んでしまいますが、次から次に花を咲かせますので、開花期の長い花です、
花言葉 幸運が来る、水辺の美人。

ウォーターポピー(水ひなげし)(94341 byte)

ウォーターポピー(水ひなげし)(66067 byte)

ウォーターポピー(水ひなげし)(45122 byte)

ウォーターポピー(水ひなげし)(82838 byte)

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登山口にある公園の一角、ブッドレアの花が咲いています、
ブッドレアの花には、何時も蝶や昆虫が多く集まり、昆虫には人気の花のようです、
さいわい蝶が飛び交っています、苦手な蝶にチャレンジです、
ただ、蝶は忙しげに飛び回り、一時もじっとしていません、
いつもの逃げない花と違い、フレーミングも、ピントも合わせも大変、
ファインダーで追いかけるだけでも苦戦です。

ブッドレア(106385 byte)


この蝶は、ツマグロヒョウモンと言う種類に似ていますが、雄雌の違いか名前は怪しいです。

ブッドレア(ツマグロヒョウモン)(55791 byte)


此方は、アゲハの仲間か?、クロアゲハの模様に似ていますが、少し違う気がして確定出来ません。

ブッドレア(クロアゲハ)(52126 byte)


ブッドレアの花期にしては遅いかと思い、何気なくフアインダーを覗いていると、異様な姿を発見、
良く見ると、大きな、お腹のカマキリでは有りませんか、初めてのカマキリ、不気味なので早々に退散です。

ブッドレア(カマキリ)(50537 byte)


上記ブッドレアの花の直ぐ側、この蝶は、アサギマダラに似ていますが、色合いも淡く確定出来ません、
アサギマダラと言えば、フジバカマ、ヒヨドリバナに集まることで知られていますが、
10月の、この時期に見られるのも少し怪しく、居残り組のアサギマダラと言うことも無いとも言えず、
そうだったらの期待の初撮りです。

アサギマダラ(53333 byte)

アサギマダラ(53299 byte)

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里山から山間にはいると、秋の山野草が目に付く季節になりました、
山地の、林縁や道端などで見掛ける、野大角豆(ノササゲ)の花を、見掛けるようになりました。

野大角豆(ノササゲ)は、ツルマメや ヤブマメ の花に似た淡黄色の花を咲かせ、
豆科、ノササゲ属の蔓性多年草、中央アフリカ原産、山地や丘陵地の林縁や道端などに生え、
茎は周りの低木に絡み付き、3m位い蔓を伸ばし、
葉は互生、3小葉からなる3出複葉、頂小葉は長卵形、
花は、8~9月頃、葉腋から出る長さ5cm位の総状花序、長さ2cm程の淡黄色の蝶形花を咲かせます。

花の後の豆果は、10~11月、長さ2~5cmで倒披針形、莢隠元(さやいんげん)に似た豆果で無毛、
熟すと艶のある鮮やかな紫色になり、豆果の方が花より、知られているかも知れません。

野大角豆(のささげ)(37112 byte)

Data 特 徴 ・ Memo
 科   名  豆科(まめ)
 属   名  ノササゲ属
 原 産 地  中央アフリカ
 植物分類  蔓性多年草
 樹高・草丈  つる性、3m
 開花時期  8月-9月
 果期 10-11月
 花   色  淡黄色
 花径・花序  7mm-8mm
 長さ約20mm
 花   型  蝶形花
 生育場所  山地や丘陵地の
 林縁や道端
 花 言 葉  甘い乙女心
 撮影月日  2013.10.5
 撮影場所  宗像市 
  • 本州~九州の山地の林縁に分布
  • 茎は黒紫色を帯び周りの低木に絡み付き、3m位い蔓を伸ばす
  • 葉は互生、3小葉からなる3出複葉、頂小葉は長卵形
  • 花は、8~9月頃、葉腋に長さ5cm位の総状花序
  • 花は、長さ2cm程の淡黄色の蝶形花
  • 萼は淡緑色の筒形、ほとんど目立たない
  • 豆果は莢隠元にそっくり、倒披針形で長さ2~5cmあり無毛
  • 種子を包んでいる莢(さや)が、種子の部分で膨れた格好
  • 熟すと艶のある鮮やかな紫色になり、中に3~5個の径5mmの球形の種子がある
  • 完熟し莢が割れると白い粉を吹いた黒紫色の種子が糸状の繊糸にぶら下がる
  • 別名 キツネササゲ、名前はササゲの実に似ることから

 

山地や丘陵地の林縁や道端などに生え、葉は互生し、3小葉からなる3出複葉、頂小葉は長卵形、
花は、長さ2cmほどの淡黄色の蝶形花、葉腋に長さ5cmくらいの総状花序を構成します、
萼は筒形で、萼片はほとんど目立たない造りです。

野大角豆(のささげ)(39687 byte)

下は、野大角豆(のささげ)の実、当Site- 2011/11/28(Mon) -投稿分引用、
豆果は、最初は莢隠元(さやいんげん)みたいに緑色、
熟すと、艶のある鮮やかな紫色になり、中に3~5個の5mm位の球形の種子が入っています、
実が完熟し、莢(さや)が割れると、白い粉を吹いた黒紫色の種子が、細い糸状のものにぶら下がります。

野大角豆(のささげ)(50835 byte)

登山道林縁の藪の中、野大角豆(のささげ)の小さな花が咲いています、
色合いが目立たないため、藪の中で繁茂する花は、葉っぱや藪に、見え隠れして咲き、見落としそうです。

野大角豆(のささげ)(88213 byte)