エリカ・コットンヒース
エリカ・シャミソニス
蛇の目エリカ
下の、蛇の目エリカの木は3m以上有り、こんなに大きくなっている木は初めて見ます、
余計なことですが、剪定もしていない様で、伸び放題、ここ迄大きくなる木だとは思っても居ませんでした。
垣通し(カキドオシ)は、野原や、道端などに自生する多年草、
花は早春に、葉腋から薄紫色~紅紫で、下唇花弁辺に斑紋を持ち、小さな花をたくさん咲かせます。
茎は長く地を這い(つる性)、節々から根を出し、横枝は所々で立ち上がります。
名前の由来は、花の後、茎をどんどん伸ばし、垣根を通り抜けるほど伸びることに由来しています。
昔から、利尿、消炎薬、黄疸、胆道結石、腎臓結石、膀胱結石などに用いられ、
血糖降下作用、糖尿病治療等の、民間薬として利用されて来た、薬草の一つです。
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記 | --- 生薬・民間薬 --- 古くから、民間薬としての利用に歴史があり、現の証拠などと並ぶ貴重な薬草の一つです。 梅酒の要領で作られる、薬用酒にも人気があるようです。 |
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花は、10mm位の唇形花冠、シベと一体の上唇弁、下唇弁開口部には密標斑紋を持ち、
入り口に短毛が生え、生存競争に必要な造りなのでしょうが、不思議な構造の花冠です。
茎は地面を這い、花期には立ち上がりますが、花期が終わると又、
地上を匍匐し蔓を伸ばしますので、草丈はせいぜい20cmと大変低く撮影には苦労します、
近くに人が居ないのを見定め、膝を着き、肘を支えに、お尻を突き上げ、腹這いに近い格好で撮る事となり、
とても人には見せられない格好です。
茎には直径1~5cmのまる葉で、縁には大きな鋸歯が有り、
葉の形が、お金(銭)のようで、茎が連がっていますから、連銭草(れんせんそう)の名前も有り、
花には、若干大型のものと、小型のものがあり、これは株による個体差に寄るものと考えられます。
公園の、円形広場の周辺の生け垣の、白丁花(はくちょうげ)の花が綺麗に咲いています、
白丁花(はくちょうげ)は、初夏に、白または淡紅色の、小花を沢山付けます、
茜(あかね)科ハクチョウゲ属の常緑広葉低木の花木です、
株元からよく分枝し、あまり大きくならない事と、刈り込みに強いことから、
球造りや、生け垣などに仕立てられることが多い花木です。
花は、通常、一重ですが、
園芸品種には、紫色の紫白丁花、八重の八重白丁花、葉の縁に斑が入った、斑入り白丁花などがあります、
花径 1cmに満たない淡紅色の花は、葉っぱに隠れるように、散らばって咲いています、
小さな花ですが、意外と愛らしい花です。
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花は、直径 1cm程度、漏斗型の花冠端5深裂の星形のはなです、
花冠面に短繊毛、花芯部ほど長い繊毛が生えており、
花弁の縁は幅広のフリルが付属した舌片で、
雄しべ 5本、雌しべ 1本、
花は純白が主ですが、写真の種類は、僅かに紅を帯びています。
この花の雌しべは、雌しべが長い花のタイプ、柱頭が2裂していて、存在がはっきりして判ります。
下の花は、雄しべが長く、雌しべが短い花のタイプ、雄しべ5本が長く伸びているのが判ります。
金雀枝(えにしだ)の花が目立つようになってきました、
長く伸びた枝に、マメ科特有の、蝶型の小さな花をびっしりと咲かせ、大変美しい花木です、
黄色の花に、複色花の美しい花、頬紅金雀枝(ほおべにえにしだ)の魅力は格別です。
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一方、黄色がない、色の濃い紅色一色の種類の木の栽培を良く見掛けます、
木は、株立ちになり、それ程大きくなりませんので、花のカラフルさが手伝って、
花壇に植えても、あまり場所をとらず、個人の庭でも十分栽培出来る花木として、人気なのかも知れません。
初夏の香りの代表的な花木、羽衣ジャスミンの花が開花し始めました、
何処からともなく良い香りが匂っており、匂いに誘われ、行き着く先には、
羽衣ジャスミンか、若しくは、匂い蕃茉莉(においばんまつり)に辿り着き、今回は羽衣ジャスミンです、
木犀科、ジャスミナム属の、羽衣(はごろも)ジャスミンは、
なんと言っても、素晴らしいジャスミンの香りで、知られています。
この花が咲くと、周りにジャスミンの、大変良い香りを漂わせますので、直ぐに存在を確認できます。
甘~いジャスミンの良い香り、香りの主は、この羽衣(はごろも)ジャスミンか、匂い番茉莉と言えるでしょう。
中国南部原産のつる性常緑樹木、公園だとか、民家のフエンスで、この時期、良い香りを発散させています。
ジャスミンと名の付く植物は数種あり、
ジャスミナム・ポリアンサム(羽衣ジャスミンもこの仲間)、ペルシャソケイ、マツリカなどを指し、
ジャスミナム属に属する園芸品種の中でも、この羽衣ジャスミンが代表的な花になります。
なお、ジャスミンティーは、茉莉花 (まつりか)の花が、使われています。
蔓は、よく分枝し数m伸ばします、蔓の先端に、30輪から40輪の花をまとめて咲かせ、
花色は、ツボミのときは赤紫色ですが、開花時の花冠の色は乳白色です、
花芯部には、雌しべが花冠面より先に長く突出し、雄しべは遠慮がちに、少し顔を見せているだけです。
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花は超ロングの細長い花冠筒を持ち、花冠は平開する高坏形、
漏斗管部は花床部ほど濃赤紫色、花冠端に向かって薄くなり花冠は乳白色。
花冠はウグイス神楽の花みたいに平開し、花弁端は五深裂、撮っている最中も、うっとりするような良い香り。
花径実測 18mm、花全長30mm、ジャスミンの良い香りの花です。
ジャスミンと名の付く植物は数種あり、ジャスミナム属に属する園芸品種では、羽衣ジャスミンが代表的です。
物好きに、花に鼻を近づけて嗅いでみました、
クラッとする強~烈な香り、
この香りは、空中に発散され拡散されて、始めて良い香りだったのです。
花の開花は、例年に比べ少し遅いようです、
蔓も蔓棚まで届いておらず、漸く咲き始め、赤紫のツボミだけが沢山見られます。
姫空木(ひめうつぎ)は、空木(ウツギ)の近縁種、日本原産の植物で、関東以西、沖縄を除き見られます、
空木(うつぎ)等と共に、小型の白い花が可愛く、古くから庭園樹として利用されて来ました、
花のサイズが、空木より少し小さいところから、姫空木(ひめうつぎ)と呼ばれます、
仲間に、コゴメウツギ 、 タニウツギ 、 コツクバネウツギ等が有り、
名前の通り、樹高が比較的小型で、花の大きさは他の空木より僅かに小振りな点が、観賞用に人気のようです。
童謡・唱歌でお馴染みの「夏はきぬ」の歌詞、
「卯(う)の花の、匂う垣根に
時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬ」
Data | 特 徴 ・ Memo | ||||||||||||||||||||||||||
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枝先に円錐花序を付け、芳香の白い花を咲かせます、花は5弁花、雄しべ 10本、雌しべ 3~4本、
雄しべの花糸が特徴で、花糸柱に翼片が付いています、
一般的には、黄色の葯を支える花糸は、細い花糸ですが、
姫空木(ひめうつぎ)の場合、下の写真のように、花糸が横広の翼片状で、
その翼片上部の肩部が、V状に花床部下部より大きく、張り出しているので、一見、副花冠に見えてしまいます、
この翼片状の花糸が、姫空木(ひめうつぎ)の特徴です、花芯には、雌しべも3本見えます。
下1枚、デジ一で撮影
樹高は1m前後、葉は対生し、葉形は長楕円状披針形で、先は尖り、縁に細鋸歯を持ち、
表面に星状毛が散生し、裏面はほとんど無毛、空木との相違は葉や花の星状毛がなく、花も小振りです。
新緑の季節になると、ウツギの仲間の花の開花が見られ始めました、
箱根ウツギに先行して、濃紅色の花が枝にびっしりの、紅空木(べにうつぎ)の開花が始まりました、
紅空木の花は濃紅色で、谷空木の花の色の、特に赤いものから改良した、園芸品種と言われています、
名前の由来は、幹が中空である事からと言われ、自宅の箱根空木の剪定した切り口で確認してみました。
株別れしている、幹に相当する部分は、
幹の大きい部分で5cm、中空部分1cm、
枝の細い部分で1.5cm、中空部分8mm、
さすがに幹部分は中空部分の比率は低く、凡そ20%、
枝部分は、中空部分の比率が高く、凡そ50%が中空となっていました。
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花は、花弁端5浅裂、5弁花に見える漏斗形の花です、
雄しべ 5本、雄しべは、花冠筒内側に沿って開出し、
葯のつき方は、振動による花粉散布、もしくは風媒花に見られる底着形、
雌しべは1本、雌しべの花柱は細く長く、花冠先端外まで長く飛び出し、
柱頭は、可成り太めで、重みからなのか、花冠端下面にうなだれる様に着きます、
花糸、柱頭は紅色 葯、柱頭は乳白色です。
花ハウス内の時計草は、例年春・秋に花を付け、暑い夏の時期は花数が少なくなりますが、咲いています、
春の花期に入り、ポツンポツンと開花し始めました、
時計草は、花の形が時計盤のようなイメージの咲きかたをする、とてもユニークな形の花です、
花弁を時計の文字盤に、雄しべ雌しべを、時針、秒針にイメージされて時計草と命名された様です。
時計草は、時計草科、トケイソウ属の半耐寒性常緑蔓性低木で、とてもユーモラスでファンシーな花です。
花ハウス内は、南国ムード一杯、東西の通路天井には、ブーゲンビリアの花で賑わっています、
時計草もハウス天井の蔓棚に向けて蔓を大きく伸ばし始めました、
現在は花数が少ないですが、これから初夏のシーズンに掛け、花数も増えて来ます、
又今シーズンから、ふれあいペットコーナーの転居改造により、
ここの南側壁面に、時計草の蔓棚を設置してくれましたので、
従来の倍以上のスペース、2箇所で、時計草が見られる様になりました。
花は、軽-いフルーツの香り、トロピカルなイメージを持たせて呉れます。
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張り付けの刑に処されたキリストを、雌しべの花柱に、
副花冠の放射状糸状針を、キリストの後光に例えられたとも言われています。
別名のパッション・フラワーの、パッションがキリストの受難のことを指し、名前に因んでいます。
時計草は、一度見掛けると、印象に強く残る花の一つではないかと思います。
山中の草地では、女郎花、男郎花に似た、鹿子草(かのこそう)を沢山見掛けます、
花は、女郎花(おみなえし)科、カノコソウ属の多年草、
淡い紅色、及び白色の小花をドーム状に密着して咲かせます、
5月から7月に掛け、草丈 Max80cm、
茎頂に散房花序、小さな淡い紅色、白色の花を咲かせます、
名前は白い蕾と淡紅色の花が、子鹿の鹿子(かのこ)模様に見えることに由来し、
春の山野草の中でも、一段と背丈も高く、愛らしい花が目に付きます、
鹿子草(かのこそう)の、根や根茎は、生薬で吉草根と呼ばれ、鎮静・鎮痙薬として利用されます。
花は、茎頂に実測6~7cmの散房花序を付け、下の写真は、花数が未だ少なく5cmくらいの花序。
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記 | --- 生薬 --- |
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茎葉は対生し、羽状に3~7全裂した奇数羽状複葉、小葉は2~4対からなり、
長楕円形で先端は尖り、基部は楔形、葉の縁には粗い鋸歯があり、葉の形に変異が多い様です。
里山から山頂に掛け、草地、傾斜地には、沢山の鹿子草(かのこそう)が見られ始めました、
背丈が高く、淡いピンクの花が爽やかに目立っています。
ダム湖周辺の藪地の中に、小葉の鎌酸実(こばのがまずみ)?と思しき花が見られます、
吸葛(すいかずら)科、ガマズミ属、落葉低木です、
秋には、ナンテンの実ほどの、艶々輝いている果実が生り、
生食可能のようですが、果実酒にも利用されるようです。
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本年枝の先端部に、5cm程の散房花序を出して、純白の小さな花を多数開花させます。
花冠先端は極小の5mmほど、5裂して広がり雄しべ5本、花序面より突き伸ばすシベが印象的です。
下一枚は、10年以上前の、同年代同規格の、400万画素の他のコンパクトデジカメで撮ったものです、
眼視では純白でしたので、ホワイトバランスの違いか、色合いの違いが発生、原因未解明です。
里山近くの、集落の中の大きな屋敷の庭で、魅力的な花を四季折々見掛けていました、
この屋敷の庭の古い梅の木に、石斛(せっこく)が着床しているのに気づいて、開花を待っていました、
尋ねたときには、家人は留守中の様子でしたので、市道からブロック越しに撮らせていただきました。
下は、撮らせていただいた石斛(せっこく)、
暖地の森林の岩の上や、老木に着生する、常緑多年草の野生蘭で、デンドロビユームの仲間です、
茎に沢山の節を持ち、葉は線状で互生、夏に白・淡紅色の花を開花し、芳香を有します。
着床している場所は、老木の枝分かれしている箇所だとか、幹の高い場所に着生しており、
角度的に撮りにくい場合が多く、手を伸ばして撮っても、苦労させられる場合が多いです。
此方のお宅では見られませんでしたが、風で落ちた根が、地面に着床して花を咲かせている場合も見られます。
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記 | --- 生薬 --- |
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下は、市内お醤油工場の門前で、ハンキング栽培されている石斛(せっこく)。
公園の周回道路、階段に添って4~5株のカルミアの花が咲き始めました、
先週末は、ツボミばかりでしたが、金平糖みたいな可愛いさは、ツボミの時の姿も捨てがたく、
ツボミの時でも、写真を撮るには十分魅力有る花に思えます、
一週間後、カルミア・ピンクボール種が丁度撮り頃で、
色の濃いカルミア(赤花) オスボレッド種は未だ蕾ばかりでした。
カルミアは、東京都がアメリカへ贈ったサクラの返礼として、
日本へは昭和4年に、花水木と共に、贈られて来た花木で、
日本へ上陸してからは、まだ歴史の浅い花木のようです。
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4月~5月頃、枝先に散房花序をつけて、白色からローズ色までの花を咲かせます、
カルミア属には、躑躅(つつじ)科、カルミア属に属し、7種類があります、
通常、カルミアと呼ばれるのは、ラティフォリア種を指します、
花は、お碗形の愛らしい花姿です、躑躅(つつじ)科だけに花数も多く賑やかな樹型になります。
この花は、カルミア・ピンクボール種。
コンペイトウのような形をした、カルミアの蕾、
花が開くと、花弁は、パラソル状のお碗形、蕾の時と、花の様子は全く異なる形状です、
雄しべはRを描き、葯の部分が花弁の凹部に貼り付いた構造です、
この雄しべの花糸に、昆虫等が飛来して触ると、凹部に貼り付いていた葯が、反動で飛び出し、
花粉が粉散する仕組みを持つ、珍しい構造の造りです。
公園の奥の森には、大きな株が10株くらい見られます、
右下の色の濃いツボミは、カルミア(赤花) オスボレッド種ですが、開花が少し遅いようで、蕾ばかりでした。
Latin Latinosバンドが、ここのロッジで合宿を実施しているようです、
GW、私は知らずに、お邪魔した時は、バーベキューコーナーでバンド練習をしていましたが、
この後、マイクで、場所を変更し練習を公開する旨、アナウンスしておりました、
イングリッシュガーデンB、ベーカリー・カフェー&ライブラリー前に移動するとコメントしていました、
私には、似合いませんが、会場がオープンの場所でもあり、珍しさも手伝って、行ってみました。
公開練習場所は、舞台も何もなく、芝生の上での演奏です、
ラテン音楽、ジャズを演奏してくれ、何とも、かっこいいライブでした、
練習なのでしょうが、ライブで良く有る流れの、アンコールにも応えていました。
このサックスを吹いている方が、バンドリーダーみたいで、MCも担当していました。
毎年開催の、ブルガリアフェスティバルにも、出演が予定されているので、応援宜しくとの案内もしていました。
ドラムの女性は、座っての演奏とばかり思っていましたが、立ったままの演奏、
立っての演奏が功を奏しているのか、動きがダイナミックで印象的でした。
庄助ふるさと村園内、花ハウス温室内では、ブーゲンビレアの花が咲き始めています、
ブーゲンビレアは、美しい、花びらが、印象的で、とても鮮烈な、目立つ美しい色を咲かせます、
この花ハウスでは、ハイビスカスの花と共に、大変人気の高い、熱帯花木の代表です、
花は、温度さえ保てれば、通年花を咲かせていますが、開花シーズン以外はは、花数は少なくなる様です。
花びらに見える部分は、花を取り巻く包葉(葉)で、包葉は、通常3枚もしくは6枚で構成されます、
包葉の中心に、小さな白い花が見えます、これがブーゲンビレアの本来の花です。
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白花種
我が故郷にも、環境省のレッドリスト、絶滅危惧種に登録されている植物も沢山存在いたします、
貴重植物保護や、自然を守り整備することを、役所、山を守る会、NGOの皆さんが、
日夜、自主的に努力している事も、良く承知しております、
ところが、自然保護+育成の精神を無視し、
自分の欲だけで、若しくは、商売に結びつける事等で、
貴重な植物を、好意で植栽した珍しい植物を、引き抜いたり、掘り起こし、盗掘して持って帰る、
不届き千万、けしからん事をする人物が居ることも、悲しいことながら、それが現実です。
GW終盤、私的には、GW期間中の家庭サービスの疲れから、リラックスには一番のトレッキングです、
里山から、山中に掛かる場所の、傾斜地に見掛けない立て看板が立てられています、
無断で立て看板等設置は許されませんが、なにか抗議の内容で、下の写真のように抗議しています。
良く通りかかる登山道ながら、この場所に何か苗木が植えられている事は全く気が付きませんでした、
5mくらい右側にも、最近植えられたらしい、苗木が確認できますが、
盗まれた苗木が、同じ種類の苗木かどうかは不明です、
抗議をされている本人さんには、余程我慢が出来なかった事なのでしょう、
別の場所ででも、地元の山を、こよなく愛し、愛着心から、
この山に、こういう植物が欲しい、との気持ちからなのでしょう、
自主的に植栽をされた事が確認出来る、現場を良く見て来ました、
名前の分かる植物あり、全く分からない植物もあり、
成長を楽しみにさせて戴く心境にさせて戴いたりで、単純にその厚意に感謝したものです。
踏み荒らしたり、引き抜いたり、掘り起こして持って帰ったり、
自然の生き物に対する、愛情も欠片も持たない気の毒な人物と、哀れんだりだけでは済まない、
これは、「犯罪」です。
私ごときが、こんな事を記事にするには、烏滸がましく、立場を考えると、少し躊躇する気持ちになります、
が、地元を愛し、地元の山野を愛することは、一市民の努めでもあり、抗議には共感を覚えます、
こんな、不道徳が、まかり通ることが許されては為りません、
何かに付け、モラルの低さに憤りを持っていましたが、この一件についても、
無許可の立て看板は別にしても、抗議には同じ山を愛する仲間の一人として、共感するものです。
抗議の内容には、正確を期す必要が有るとも思いますが、
過去この種の抗議を何度と無く耳にしていますので、疑いの余地はないものと判断し、
抗議に、応援のエールを送りたいと思います。
山中登山道脇の、草地に竹で組んだ櫓を発見しました、
これは、本人には確認していませんが、山の中間のTさんの肝いりの作品だと思います、
蔓人参(つるにんじん)の蔓が、支柱をよじ登っており、この秋には釣鐘形の花を咲かせてくれる物と思います。
この場所でなく、他の場所の櫓も組んだ話を、以前喋っていた事を考えると、
この様に小忠実に、気が回る事をやってのける、気の良い人は、そんなに居ませんので、多分彼だと思います。
お陰で、恩恵をちゃっかり戴ける有り難さに感謝です。
この場所は、シダ類が多く、花茗荷、伊豆千両の木が密集している場所で、
支柱に蔓を伸ばしているのは、葉は細長い楕円形、見た目は十字形に4枚輪生しているところから、
この葉っぱの主は、10月初旬に花を咲かせる、蔓人参(つるにんじん)だと思います。
山中と言えども色々、悲喜こもごも有りです、こう言う自然を愛する、嬉しい行為には拍手を送りたいです。
山腹や、市街地の垣根としても見られる、郁子(むべ)の花が、開花し始めました、
暖地の山地に生える、常緑つる性植物として知られていますが、常緑を好まれ、垣根としても使われるようです。
アケビに似た郁子(むべ)は、果実がアケビのように裂開せず、常緑性である点が大きく異なります。
GWの前後頃に、外側が白色、内側が紫色、花の花弁に見える6枚の萼片、広口釣鐘形の花を付けます、
雄花と雌花を別々に付ける雌雄同株の、総状花序を付けます。
暗紫色に熟した果肉は、甘く食べられますが、果実は熟してもアケビみたいに裂開しません。
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花は雄花、雌花に別なく、花被片の、外側の3枚は幅が広く、
内側の3枚は幅が狭い、副花冠的な花被片(かひへん)を思わせる構造です。
下の花は、雄花で6本の雄しべが房状に着き、雌しべはありません。
下の花は雌花、雌花は3~4個の子房を持ち、これは雌しべ4本、雄しべはありません。
下の花は雌花、雌しべ3本の花。
下2枚は雌花の子房が未成熟で、雌シベが未だ花冠近くまで伸びていません。
雄花と雌花を別々に付ける雌雄同株ながら、外見では雄花、雌花の区別は付きません。
公園の湖の安全フエンスに、木通(あけび)が蔓を伸ばし、花を咲かせています、
木通(あけび)は、木通(あけび)科、アケビ属、
蔓は長く伸びて3メートル以上になり、葉は掌状複葉で小葉が5枚あります。
4月-5月ごろ、淡い紫色から淡い黄白色の花を咲かせます。
雌雄同株で、果実は秋に熟して食べられます。
下の手前側の大きい花が雌花、奥の小さな花が雄花、公園の池の周りのフエンスに蔓を伸ばしています。
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下は雌花、実測花径 30mm、バナナの房に見えるのが雌しべ 6本、雌しべの長さ 凡そ8mm、
花弁は、どの花を見ても、お椀のような形で、花弁脈が目立ちます。
下は雄花、花の寸法は実測20mm、ミカンの房状に見えるのが雄しべで、シベの径 3mm、6本。
雄しべは、何時見ても、皮を剥いたミカンの房みたいな感じで、クルッとカールした感じです。
木通(あけび)は、雄花、雌花が別花で、下の写真の、左側の大きな花は雌花、奥の小さな花が雄花です、
雌花と雄花の寸法は見た目でも、その大きさは歴然です、
花序の先端の方に雄花を、蔓の基部に近い方に雌花がつきます。
木通(あけび)科、アケビ属の落葉性つる性木本で、茎が他の樹木に絡んで這い上がります、
葉は互生し、掌状複葉で小葉は3枚、小葉は卵形から広卵形で、縁には波状の鋸歯あります、
花期は4-5月。
新葉のわきから総状花序を下垂させ、
花序の先端に10数個の雄花を、
基部に1-3個の大型になる雌花をつけます、
花の大きさは、雌花が大きく、雄花が小さい、他のアケビ属の仲間に共通しています、
雄花は濃紫色で径4-5mm、花弁状の萼片は長さ2mm 3枚、雄蕊は6本、
雌花は長い花柄をもち、花弁状(花被)の萼片は3枚(4枚の場合有り)、
濃紫色で径15mm、円柱形になる雌蕊が3-6本有り、花には花弁は有りません。
こちらは雌花。
中央部の大きな花が雌花、回りの小さな花が雄花。
当地の藤棚の藤の花の開花具合は、例年GWの前後でした、
本年は、寒の戻りの繰り返しで、開花が例年より遅れている気がします、
市内の藤棚を数ヶ所見回りましたが、一般に見られる野田フジの藤色種は見頃で、
ピンク、グリーン、白色等は未だ、花房が藤棚の上で、房が下がってきていません、
未だ一週間以上掛かりそうで、花の咲いている箇所を探して妥協しました。
下は、八所宮の藤棚、
藤棚の広さでは当市内では一番広く、15本以上は植わっており、
花色も、四種類が有り、種類は不明ですが、4種類の色は(野田フジ以外は私流)、
下は 庄助ふるさと村の藤棚、当地でも、よく知られた藤棚です。
ここの藤棚は、野田ふじ一種類のみ、本数20本くらい、大変広く1500㎡以上と言われています。
下は、浄光寺の藤棚、
樹齢300年の藤棚、宗像市の天然記念物に指定されており、藤棚観光場所として一番の人気スポットです。
ただし、施設保存管理費として入園料 100円、
入園料とセコイことをして強引に取られると、お賽銭を納める気には無くなるのが人情と言うもので、
お賽銭の方が、率先して納めるのではないかと思います。
その他のよく知られた藤棚は、