英名 バイオレットクレスの、イオノプシディウム、
花に派手さはありませんが、花は紫色~白に変化し、非常に小さな十字形の花をたくさん咲かせます、
ラベンダーブルーの小さな花は、ほのかな良い香りがあり、
寒さにとても強く、草丈は低く5cm~10cmほど、這性でマット状に広がり、
アリッサムのような、小さな花を、たくさん咲かせますので、冬の花壇、鉢、プランターに重宝します。
秋の種まきから育ち、放任していても、こぼれ種で増えてくれ、手の掛からない植物です。
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細い茎に、グリーンピースのような、緑色の丸い玉が、数珠繋ぎに付く、ユニークな姿の植物、
その姿から、グリーンネックレスの愛称が付けられ、昔から人気の観葉植物です。
緑の玉は、葉が多肉化したもので、栄養状態が良いと、茎の長さは1m程にも伸ばします。
花は白色で、冬に咲きますが、筒状花ばかりで舌状花は持たず、花びらが無いように見えます。
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花は筒状花のみで、舌状花を持たず、
ネックレスの一番先から、花茎が伸びてきて蕾がつき、ソフトな質感の白色の小花を付けます。
冬に花を咲かせますが、丸い玉に水分を蓄え、緑葉を観賞する観葉植物ですので、
日差しが強すぎると、緑葉が小さくなり、玉が黄色っぽくなる性格が有るようですので、
あまり強い日差しの場所は避け、木漏れ日程度が当たる様な場所で、管理された方が良さそうです。
X_Masに因んだ名前の付いた花、クリスマスローズ、
多くは、2月中旬の頃から、見られ始めます。
一般に見られる種類は、その大半が、ヘレボラス・オリエンタリス系の園芸種で、
欧米で、レンテンローズと呼ばれているものです。
開花当初、雄しべは短く、雌しべが飛び出し基部で合着しています、
雄しべの周辺の、筒状のものが本来の花弁で、退化して密管になっており、目立ちません。
通りかかった山間の農家の側に、沢山の実を付けた、薔薇の木が残っています、
薔薇の木を殖やすのは、挿し木で殖やすのが普通ですので、
実生(みしょう)で殖やすつもりは無いと思いますが、
こんなに実を付けているのは、滅多に見ることはありません、
薔薇は、種をまいて実生(みしょう)で増やすのは、発芽させるまでに、思わぬ手が掛かるようで、
あまり一般的ではなく、花の後は、普通は剪定してしまうので、花の後の実は、ほとんど見ることが無く、
写真を撮ったこともありませんでした。
ツバキの名前の付いた姫ツバキの木ですが、椿の実とは随分かけ離れた実でした。
下が、7月中旬に咲く、同じイジュ(姫つばき)の木の花です。
ふわふわのピンクの綿帽子、普通の猫柳の花穂は銀色ですが、この猫柳はピンク色です。
春の訪れとともに、ふわふわしたピンク色の花穂を出します。
この綿毛の花穂を、猫の尻尾に見立てて、猫柳と呼ばれています、もこもこした感じでとても可愛い、
ピンク猫柳は、柳類の中でも開花が最も早く、早春の花として知られる、お馴染みの花木です。
下は、普通の猫柳(ねこやなぎ)の花、
猫柳(ねこやなぎ)と言えば、下の写真の様な、羽毛を纏った姿を想像します、
毛で覆われた花穂が、猫ちゃんの尻尾のように見える所から、猫柳(ねこやなぎ)と呼ばれ、
雄株の場合、この羽毛は成長すると花糸を伸ばして、黄色く目立つ葯を造り花粉を作ります。
猫柳(ねこやなぎ)の花は、雄株と雌株があり、下は雄株の雄花です。
山腹の林中には、胡椒(こしょう)の木が点在しており、花を付け始めた様です、
沈丁花(じんちょうげ)科、ジンチョウゲ属の、この木の花は、同じ仲間の沈丁花に大変似ています、
純白の小型の筒状花は、沈丁花の花ほど、強い香りではありませんが、ジャスミンの良い香りは同じです、
両性花の沈丁花は、日本では、ほとんど結実する事はありませんが、
この胡椒の木は、雌雄別株ながら、実付きが良く、初夏には緑色の実が赤く熟します。
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花の外面には、細かな微毛が密生していますが、沈丁花には微毛はありません。
花の数は、一つの花序で3個~10個くらいで、沈丁花に比べ少な目、
同じジンチョウゲ属の仲間の花だけに、ジャスミンの香りは、優しい心地良い、微香があります。
花形も沈丁花に似てはいますが、小振りで品が良く、この花の名には不似合いな感じがします。
胡椒(こしょう)の木は、樹高1m以下、常緑小木、一寸見は沈丁花の白花種に似ていますが、
花序全体が小振りで、花数が少なく、沈丁花にしては貧相に見えますので、直ぐに判ります。
里山の農家の庭に、大きな、立派な梅の木が、花を咲かせ始めているのが見えます。
庭に入らせていただき、撮らせて戴くつもりで声を掛けましたが、返事が無く留守のようです、
止む得なく、市道からブロック越しに撮らせていただきました。
ここ数日の暖かさで梅の開花が進んでいます、
やはりこの時期に深紅の花を咲かせ、一際目立つのは、鹿児島紅(かごしまべに)です。
未だちらほらと、疎らですが、深紅に近い濃紅色の花は、印象深い花梅の品種です、
花梅は品種が多く、いくつかの系統に分かれます、
鹿児島紅は紅梅性(細枝小葉紅花中輪)の八重咲きの中輪種で、遅咲き品種です、
花は濃い紅色、一見して深紅に近い濃紅色でシベの花糸も濃紅色になります、
細い枝の髄も紅色、葉柄も濃紅色となり艶やかな品種です。
下の写真は逆光で撮っていますので、その狙いは撮れていませんでした。
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ここは、梅園の鹿児島紅ゾーンエリア、暖かくなった勢か?弁当持参の花見客を見掛けます。
花弁、花糸の、濃紅色の色、陽に映え美しさは誇らしげです。
今週は、春を思わせるポカポカ陽気、近所の梅園の未開紅の花が開花しています、
未開紅種は、紅花を付ける、豊後系の園芸品種で、
開花の時、1~2弁が、開き遅れる性質があり、名前に由来しています。
園内の、豊後系品種の中でも、もっとも早い開花です、柔らかい色合いで、気持ちを和ませてくれます。
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=== 抱え咲き === |
ここは園内でも一番奥の、最南端部に位置する未開紅種のゾーン、淡いピンクのソフトなイメージを感じます。
開花間もない花は、抱え咲きの特徴がイメージし難いですが、とても綺麗です。
立春を迎え、漸く平年気温に戻り、厳しい寒波も一休みです、
当地の梅園にも、ぼつぼつ梅の開花が見られます、
八重寒紅梅、紅千鳥に続き、青軸の花がちらほら咲き始めていました。
青軸の梅の花は、
この花のゾーンは、ピンク系の花のゾーンに比べると、ゾーン全体が緑白色に見えます、
八重咲きの紅系の梅も良いですが、青軸の、緑がかった白色は、大きく一重咲き、
シックで上品な感じで気品を感じさせる花です。
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開花後は花弁を大きくピーンと平開させますが、開花間もない花で、花弁シベも幼く、ふにゃふにゃしています。
花はちらほら咲き始めました、開花間も無く開花も疎らです、
花が咲き揃うと、ここは青軸種のエリア、遠くから見ると、この丘の辺り一帯が、緑白色に見えます。
ぼつぼつ終盤期に差し掛かる蝋梅(ろうばい)、未だ暫く楽しめそうです。
個々は登山口の山肌斜面に、近くの人が植えたのか、素心蝋梅(そしんろうばい)が数本見られます。
春告げ花として知られるスノードロップ。
彼岸花(ヒガンバナ)科、ヨーロッパ原産の球根植物で、早春に花を咲かせます、
葉っぱが出ている時期が、冬から初夏と短く、夏の間は休眠します、
花は、草丈10cm~20cm、
葉を一個の球根から2枚出し、
2月~3月に掛け、1本の花茎を伸ばして、その先端に1輪、白色の花を下向きに咲かせます、
花の外側の大きな花びら(外花被)は、萼片で3枚、
内側には、短い花びら(内花被)が、3枚つきます、
内側の花弁は、重なり合った筒状になり、緑色の大きな斑紋が入るのが特長です、
葉は幅6mmほどの線形で根生し、地際から2~3枚の葉を出します。
球根には毒が有り、直径2cmほどです。
この花は、開花期間は結構長く有難いですが、なにしろ一個の球根から一輪の花しか咲かせませんので、
一株だけだといかにも寂しく、ある程度まとめて、植え込んだ方が、見栄えは良くなります。
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花姿はスノーフレークに、とても良く似ています、
花弁の、内側の内花被片に、緑色の斑紋が入りますので、区別は容易です。
花茎からぶら下がる花は「雪の耳飾り」と言われ、この花のイメージ通り、良く言い表しています。
花は白色、長い外花被は萼片、
内側に本来の花弁に当たる、短い内花被、それぞれ3枚ずつ持つ六弁花、
内花被には、この花の特徴の、緑色の斑紋模様がクッキリと見えます。
3枚の外花被片の内側に、内花被片が見えます、外花被片/内花被片の位置関係が良く判ります、
草丈15~20cmと草丈の割に、大きな花です。
良く似た、スノーフレークの花に比べ、なにしろ小さく、草丈が20cm程、
下向きに咲く花は、撮影時には相当窮屈な姿勢を強いられ、この画角ばかりで撮れないのが玉に瑕です。
参 考
スノードロップに良く似た、鈴蘭水仙/スノーフレーク 2009/03/20(Fri) 投稿分引用。
ひとつの花茎に3~4個の白花を咲かせます、
草丈30~40cm、花径15mm程、花色 白、花弁には全ての先端部に、緑色の斑紋が付いています。
蕾の時の印象が強い花、ヘリクリサム花簪(はなかんざし)、
花簪(はなかんざし)の花は、以前の属名だったアクロクリニウムの和名ですが、
通常アクロクリニウムの中でも白花のものを「花かんざし」と言います。
花径2cmほどで、白花の他、ピンク色もあり、白花の外側の総苞は先端が赤紫色で、
蕾の時が、まん丸くとても可愛い花です。
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蕾は、総苞片の薄っぺらい苞片を、幾重にも巻き込んでいます。
茎頂に付ける蕾は、愛いらしくまん丸、蕾の外側の総苞の色は赤紫色、内側は淡桃~純白、
花が開いて花弁に見えるのは、花弁では無く総苞片です。
蕾の外側から開き、次々に薄っぺらい苞片が開放され満開状態になります。
蕾が開き全開の状態、
花は丸く白い花弁と黄色い花芯がとても可愛らしい花姿です、
花びらに見える部分は、かさかさした感触で苞(ほう)です、
珪酸成分を多く含有し、萎れることが無く、ドライフラワー等に利用されます。
和名「ムギワラギク」と呼ばれます。
春告げ花の一つ、初冬から咲き始め、八重咲きのストックの花は、花姿も豪華で人気の花です、
かすかな芳香を漂わせる花姿は、部屋に飾ると、気持ちをリフレッシュさせてくれ、
自分の好きな色で、フラワーライフを楽しんでみたくなる花ではないかと思います。
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芳香の花穂を沢山付けてくれる花は、一重と八重が有り、ボリューム感のある、八重咲きが主流です。
プランターの勿忘草(わすれなぐさ)を撮ってみました、
この花は、知られている割には地味な花、
水色、ピンク、コバルトブルー等の、10mmにも満たない、小さな可憐な花を沢山咲かせます、
胡瓜草(きゅうりぐさ)に良く似た花だけに、
細い茎、小さな花は、このくらいの風は大丈夫と、高をくくって、侮るなかれ、
撮影中は、フアィンダー内をゆらゆら、やはり風は大敵です。
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カランコエ・ミラベラ???
カランコエは、キクや、ポインセチアなどと同じ、短日植物、
日照時間が短くなると、花を咲かせる植物です。
弁慶草(べんけいそう)科、リュウキュウベンケイ属、開花時期は冬から春、
花の大きさは直径7~8mm、花筒長2~3cm程、紅褐色の釣鐘形の花を咲かせます、
エンゼルランプ系のこの花は、お馴染みの「カランコエ」が上向きに咲くのに対し、
釣鐘型に下垂するのが特徴で、紅褐色の細長い エンゼルランプ系です、
花の付き方、花冠端のカールの状態、花冠筒の長さ、葉っぱの状態が、それぞれイメージガ少しずつ違い、
品種確定は至難で、品名は怪しいです。