近くの低山の山頂部は、南北に150m位ほぼ平らで、展望を狙ってか斜面の下までしか木が植わっておらず、
360度展望が利き、、休憩用ベンチだとかも、何基も設置されており、ハイキング感覚で登山が出来る山です、
親子連れ、夫婦連れの姿、山頂での食事風景を良く見掛け、園児の遠足コースにもなる気軽に登れる山です、
この山頂部は高い木が無く、陽当たりが良い所為か、山頂周辺、傾斜地に山野草が色々見られます、
山頂及び山頂の回りの斜面に、一面に紫陽花が植わっており、山茶花、蜜柑の木も数本見掛けます、
その他、スイセンの芽吹きが沢山見られ、ホトトギス、ランタナ、カンナ、ヤブラン等、
登山者が植えたと思われる、一般の庭木と思しき植物が沢山見られます。
山頂部の展望案内地図の傍で、裸酸漿(はだかほおずき)、冬珊瑚(ふゆさんご)等の果実が見られます、
案内地図の回りを歩き回る人に踏み付けられたのか、少し気の毒な草姿の冬珊瑚(ふゆさんご)、
夏に白い小花を咲かせますが、未だに白い小花を付けています、
花後に成る小さな球形の果実が可愛い茄子(なす)科ナス属の非耐寒性常緑低木です。
葉はよく分枝し互生して付きます、秋口から緑色の球形の果実を付け、
冬に掛け、緑→黄→橙の順で、微妙な色合いの果実を付けます、
冬に色ずく、鮮やかな丸い実を珊瑚に見立て、冬珊瑚と呼ばれます。
科 名 | 茄子(なす)科 |
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属 名 | ナス属 | |
原 産 地 | 中南アメリカ | |
植物分類 | 常緑小低木 | |
樹高・草丈 | 50cm~1m | |
開花時期 | 6月~9月 | |
花 色 | 白 | |
花径・花序 | 10mm | |
花 型 | 鐘状花冠 | |
生育場所 | 山野 | |
花 言 葉 | 貴方を信じる 神秘的 |
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撮影月日 | 2011.11.20 | |
撮影場所 | 宗像市 | |
今年は温暖な所為で、色づいている実は無く、気温が下がって来るに従い、濃橙色の球形の実に熟します。
数日後の同じ場所の撮影、この一玉のみ少し色付き始めていました。 下2枚 撮影 コンパクトデジカメ
上の冬珊瑚(ふゆさんご)の傍の裸酸漿(はだかほおずき)、
山地の林縁などに生える多年草、草茎は高さ60~90cm、
葉は卵状長楕円形~長楕円形、長さ8~18cm、先は尖り、下部は狭まって短い柄となり無毛、
花期は8~9月、葉腋から2~4個の長い花柄を付けた淡黄色の合弁花、
花弁端は5裂、裂片は反り返り下向きに花をつけます、雄しべ5本、雌しべ1本、
初冬の果実は、鮮やかな赤色に熟します。
萼は、お盆状で、萼片が丸く分裂しないのが特徴、液果は球形で赤く熟します。
同じ登山道林縁で見つけた、鵯上戸(ひよどりじょうご)の果実、
茄子(なす)科、ナス属の、茎、葉ともに微毛が密生し、
7月~9月頃に掛け、葉の反対側に花軸を出して、1cmほどの白色または淡紫色の花を多数つけます、
花は筒状で花弁端が5深裂し、裂片は最初は平開し、後に反り返り、裂片の基部に、2個の緑色の線体があり、
雄しべは5本、紫色の花糸は太くて短く、葯は黄色、
細く白い雌しべを筒状に取り囲む、ナス科特有の小さな花を付けます、
葉柄で、他の木などにからみつき、全国の山野に分布する、蔓性の多年草です、
初冬に直径8mm位の球形の果実が真っ赤に熟します、
この赤い実は、神経毒を持ち、口にするのは危険です。