山中で、ムカゴ採り名人?に出会いました、
実は、山頂でお会いした方で、たまたま出会った知らない物同士3人で、山の情報交換を小一時間やっていました、
その中に、福岡市から来られていた、ムカゴ飯の話題にする方が居て、それ以上の話題に発展しなかったのですが、
下山途中、その方が、藪の中でなにやら一生懸命に奮闘しています、
気になり声を掛け見せてもらいました、尋ねると、山の芋のムカゴを採取中なのです、
このムカゴ、ムカゴ飯にするのが、登山の主目的で一番楽しみにしているらしい。
蔓を伸ばしている高いところを、長い杖で叩いて振動を与え、ムカゴをたたき落としています、
広げた折り畳み傘を上手に使い、落ちてきたムカゴを下で、受け止めています、
流石名人、経験がものをいっています、傘が活きています、、、、
、、、と感心して見ていたら、
落ちた数の大半は、傘に入らず、藪の中に落ち、とても藪の中から拾えません、
傘に入った分も、傘が上等すぎるのか?、
傘の布の張りが強く、上手く傘に落ちてきても、傘から跳ね飛び落ちています、
失礼ながら、傍で見ていても、苦労の割に採れていません、
上手くキャッチできませんねと話を向けると、
その方曰く、100均のビニール傘みたいな、安物の傘の方が向いているかも知れないとの話です、
近々試してみると言っていました、
採れたムカゴで焚くムカゴ飯の話になると、堪らない顔となり、それは楽しそうに話しています、
あまり楽しみに、お邪魔してもいけないので、労を労い、写真だけ撮らせてもらい、お先に下山しました。
手前の丸いのがムカゴ、2~3回叩くとこれくらい採れています、実際はこの5倍以上は落ちてきていますが、
なかなか思うようには、傘の中に収まってくれていません、
実際は枯れ葉ばかりが集まり、息をフーッと吹きかけ枯れ葉を吹き飛ばした後の写真です、
7~8個入っていますが、それでも昨日は、別の山で一升位採れたらしい。
上記ムカゴ採りの記事に合わせ、先月中旬に撮影、お蔵入りさせていた分をUP致します、
近くの低山の裾野の辺りでは、藪とか低木に覆い被さり、3枚翼果の朔果を目にします、
この朔果の主は、地下に、長大な円柱状多肉質の根を伸ばす、トロロイモとして珍重される、山の芋です、
栽培されている「ながいも」と区別するため、自然の物を自然薯(じねんじょ)と呼び区別される場合もあります。
わが国の本州から四国・九州、それに朝鮮半島や中国に分布し、
山野の、林縁などに生え、蔓を伸ばして近くの樹木などに絡みつき、覆い被さります。
8月末頃から、ムカゴが出来、ムカゴご飯として、
秋には、地下の1m-2mの円柱状多肉質の長大な根は、山芋堀の対象で、
トロロイモとして珍重され、山芋堀を楽しみにしているフアンも多い様です。
写真は一ヶ月前の蔵出し写真のため、青々した葉っぱも現在は枯れ草色です。
科 名 | 山の芋科 |
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属 名 | ヤマノイモ属 | |
原 産 地 | 日本、朝鮮半島、 中国 |
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植物分類 | 蔓性多年草 | |
樹高・草丈 | 蔓性 | |
開花時期 | 5月頃 | |
花 色 | 白 | |
花径・花序 | 2mm-3mm | |
花 型 | 穂状花序 | |
生育場所 | 山野の林縁 | |
花 言 葉 | 気長 | |
撮影月日 | 2011.10.16 | |
撮影場所 | 宗像市 | |
備 考 |
-生薬、民間薬- 葉が落ちた頃、根を掘り取り、水洗い後、皮を除いて適当な長さに切り、風通しの良い場所で陰干し、 続いて天日でよく乾燥させた物を、生薬の山薬(さんやく)と言う。 -薬効- 強壮、強精薬として胃を丈夫にし、精力をつける効能、 慢性の下痢や、夢精、男女生殖器の衰弱改善に用いられる。 |
秋には、雌株に軍配状の3枚翼果が出来、朔果の翼は扁平状円形、長さ15mm、幅25mmくらい。
良く似た朔果にオニドコロが有りますが、朔果の翼は扁平状長楕円型で、全体に長い違いがあります。
山の芋の蔓は、下の写真のように近くの樹木などに絡みつき、覆い被さります、
又地下には、1m-2mの円柱状多肉質の長大な根を伸ばし、トロロイモとして珍重されます。
撮影 コンパクトデジカメ
庄助ふるさと村園内 市民農園では、西洋風蝶草が咲いています、
例年は、7月中旬の頃に開花させていますが、今年はいつになく遅く開花しています、
この花は、昼の間は花は萎んだ様な花姿で、下の写真のように、写真を撮るには適していません。
花は、夕方から咲き始め、当然開花直後が一番綺麗で見栄えがします、
本来は夏の花で、花は一夜花、翌日昼頃にはピンク色がうすくなり萎み加減です、
花が咲くと、蝶が風の中で群がっているように見える所から付いた名で、華やかな印象の花です。
撮影 コンパクトデジカメ
里山から少し奥の低山の林地に入ると、沢山の色鮮やかな、山野草の果実が見られます、
中でも、青木(あおき)の木を多く見掛けます、
真っ赤な果実が付いた木と、全く果実の付いていない木が存在し、雌雄異株の木です、
山地の日陰に強く、林地で自生する、日本原産の水木(みずき)科アオキ属の常緑低木で、
茎や枝が、年中濃い緑色をしており、春に紫褐色の4弁花を咲かせます、
葉形は楕円形で、葉質は硬く厚みがあり、光沢があり、葉縁には荒い鋸歯を持ちます、
秋には緑色の楕円形実を付け、冬に光沢のあるの赤い実が熟し、翌年春までついています。
我が家にも斑入りの青木の木がありますが、
分類は木ですが、茎などの古くなった幹は木質化しているとは言え、
数cmの枝などは、未だ草みたいな樹質で柔らかく、剪定はし易い木です、
生長も早く、こまめな剪定で樹型を整えないと結構枝を伸ばしてしまいます、
この登山道でも、登山者なのか、管理者なのかは解りませんが、荒っぽく剪定している木を多く見掛けます。
科 名 | 水木(みずき)科 |
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属 名 | アオキ属 | |
原 産 地 | 日本-朝鮮半島 | |
植物分類 | 常緑低木 | |
樹高・草丈 | 2m~3m | |
開花時期 | 3月~4月 結実期 10~翌年4月 |
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花 色 | 紫褐色 | |
花径・花序 | 3mm-5mm | |
花 型 | 円錐花序・4弁花 | |
生育場所 | 山野の林縁・庭木 | |
花 言 葉 | 初志貫徹、 変わらぬ心 若く美しく |
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撮影月日 | 2011.11.20 | |
撮影場所 | 宗像市 | |
枝、茎、葉は、枯れたり、切り取ったりし暫く経つと、 |
山地や丘陵地の林縁や道端などで見掛ける、野大角豆(ノササゲ)、
ツルマメや ヤブマメ の花に似た黄色の花を咲かせる、野大角豆(ノササゲ)ですが、
未だ果実(豆果)を撮ったことが無く、たまたま見つけましたので撮ってきました、
豆果は無毛で長さ2~5cmで倒披針形、莢隠元(さやいんげん)にそっくり、
豆科の植物に共通した、種子を包んでいる莢(さや)が、種子の部分で膨れた格好になっています。
豆科、ノササゲ属の蔓性多年草、中央アフリカ原産、山地や丘陵地の林縁や道端などに生えます、
茎は周りの低木に絡み付き、3m位い蔓を伸ばします、
葉は互生し、3小葉からなる3出複葉、頂小葉は長卵形、
花は、8~9月頃、葉腋から出る長さ5cm位の総状花序、長さ2cm程の淡黄色の蝶形花を咲かせます、
豆果 10~11月、豆果は無毛、長さ2~5cmで倒披針形、
熟すと艶のある鮮やかな紫色になり、3~5個の5mm位の球形の種子を持ちます、
完熟し莢(さや)が割れると、白い粉を拭いた黒紫色の種子が、糸状の繊糸にぶら下がります。
豆果は、最初は莢隠元(さやいんげん)みたいに、緑色ですが、
熟すと艶のある鮮やかな紫色になり、中に3~5個の5mm位の球形の種子が入っています。
近くの低山の山頂部は、南北に150m位ほぼ平らで、展望を狙ってか斜面の下までしか木が植わっておらず、
360度展望が利き、、休憩用ベンチだとかも、何基も設置されており、ハイキング感覚で登山が出来る山です、
親子連れ、夫婦連れの姿、山頂での食事風景を良く見掛け、園児の遠足コースにもなる気軽に登れる山です、
この山頂部は高い木が無く、陽当たりが良い所為か、山頂周辺、傾斜地に山野草が色々見られます、
山頂及び山頂の回りの斜面に、一面に紫陽花が植わっており、山茶花、蜜柑の木も数本見掛けます、
その他、スイセンの芽吹きが沢山見られ、ホトトギス、ランタナ、カンナ、ヤブラン等、
登山者が植えたと思われる、一般の庭木と思しき植物が沢山見られます。
山頂部の展望案内地図の傍で、裸酸漿(はだかほおずき)、冬珊瑚(ふゆさんご)等の果実が見られます、
案内地図の回りを歩き回る人に踏み付けられたのか、少し気の毒な草姿の冬珊瑚(ふゆさんご)、
夏に白い小花を咲かせますが、未だに白い小花を付けています、
花後に成る小さな球形の果実が可愛い茄子(なす)科ナス属の非耐寒性常緑低木です。
葉はよく分枝し互生して付きます、秋口から緑色の球形の果実を付け、
冬に掛け、緑→黄→橙の順で、微妙な色合いの果実を付けます、
冬に色ずく、鮮やかな丸い実を珊瑚に見立て、冬珊瑚と呼ばれます。
科 名 | 茄子(なす)科 |
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属 名 | ナス属 | |
原 産 地 | 中南アメリカ | |
植物分類 | 常緑小低木 | |
樹高・草丈 | 50cm~1m | |
開花時期 | 6月~9月 | |
花 色 | 白 | |
花径・花序 | 10mm | |
花 型 | 鐘状花冠 | |
生育場所 | 山野 | |
花 言 葉 | 貴方を信じる 神秘的 |
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撮影月日 | 2011.11.20 | |
撮影場所 | 宗像市 | |
今年は温暖な所為で、色づいている実は無く、気温が下がって来るに従い、濃橙色の球形の実に熟します。
数日後の同じ場所の撮影、この一玉のみ少し色付き始めていました。 下2枚 撮影 コンパクトデジカメ
上の冬珊瑚(ふゆさんご)の傍の裸酸漿(はだかほおずき)、
山地の林縁などに生える多年草、草茎は高さ60~90cm、
葉は卵状長楕円形~長楕円形、長さ8~18cm、先は尖り、下部は狭まって短い柄となり無毛、
花期は8~9月、葉腋から2~4個の長い花柄を付けた淡黄色の合弁花、
花弁端は5裂、裂片は反り返り下向きに花をつけます、雄しべ5本、雌しべ1本、
初冬の果実は、鮮やかな赤色に熟します。
萼は、お盆状で、萼片が丸く分裂しないのが特徴、液果は球形で赤く熟します。
同じ登山道林縁で見つけた、鵯上戸(ひよどりじょうご)の果実、
茄子(なす)科、ナス属の、茎、葉ともに微毛が密生し、
7月~9月頃に掛け、葉の反対側に花軸を出して、1cmほどの白色または淡紫色の花を多数つけます、
花は筒状で花弁端が5深裂し、裂片は最初は平開し、後に反り返り、裂片の基部に、2個の緑色の線体があり、
雄しべは5本、紫色の花糸は太くて短く、葯は黄色、
細く白い雌しべを筒状に取り囲む、ナス科特有の小さな花を付けます、
葉柄で、他の木などにからみつき、全国の山野に分布する、蔓性の多年草です、
初冬に直径8mm位の球形の果実が真っ赤に熟します、
この赤い実は、神経毒を持ち、口にするのは危険です。
「くっつき虫」とか「ひっつき草」とかの方が、馴染みかも知れない野草、栴檀草の仲間、
小栴檀草(こせんだんぐさ)の群落を見掛けるようになりました、
細かくは、栴檀草というのは別にあり、一般に、
小栴檀草の方が、一般に良く見かけますので、栴檀草と言えば、この小栴檀草(こせんだんぐさ)を指す様で、
種を、人の衣服や動物の毛に、くっついて繁殖する、栴檀草の小型の種類です。
オナモミなどと同じように、「くっつき虫」とか「ひっつき草」とかと言われ、知られており、
子供の頃、草むらに入ると、5-6mm位の黒っぽい、くっつき虫が、ズボンの裾に一杯くっついて、
後で一個一個取り外すのに、なかなか取れずに、
嫌な思いをした、子供の頃の思い出を、お持ちの方も多いのではと思います。
菊科、センダングサ属、筒状花 総苞片は短く、花は、えらく貧相です、
こんな花姿で、お世辞にも綺麗な花とは言えません。
普通は中央部の黄色く見える筒状花のみですが、まれに周辺に白色の舌状花を持つ場合があります。
中央部の黄色の筒状花のみの花ですが、稀に周辺に白色の舌状花を持つものがあり、
小栴檀草(こせんだんぐさ)の変種で、小白の栴檀草(こしろのせんだんぐさ)と言います。
花びらは、付き方も枚数も不規則で、出来損ないみたいな付き方の方が多い花です。
科 名 | 菊科 |
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属 名 | センダングサ | |
原 産 地 | 暖帯から温帯 | |
植物分類 | 一年草 | |
樹高・草丈 | 50cm-1m | |
開花時期 | 9月-11月 | |
花 色 | 黄色 | |
花径・花序 | 10mm-15mm | |
花 型 | 筒状花 | |
生育場所 | 山野の空き地 | |
花 言 葉 | 悪戯好きな子供 近寄らないで |
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撮影月日 | 2011.11.13 | |
撮影場所 | 宗像市 | |
小栴檀草(こせんだんぐさ)の開花間もない時期で、結実している実は、見渡しても余り見掛けません、
堤防上を暫く探してみると、疎らに結実した実を見つけることが出来ます。
この花は興味なくても、この実を知っている方が多いのでは?、
これから、秋が深まるにつれ、方々の空き地で見掛けるようになります、直径15mm-20mmくらい。
種は、先端に棘状の突起(芒(のぎ))を持ち、種は一本が5mm-10mm位、
先端の棘状の突起(芒(のぎ))が二ッ又か、三ッ又で、
先端の(芒(のぎ))には、釣り針の戻しみたいな、戻しが付いており、
人の衣服や動物の毛に、くっついて生息地域を拡散します、
ズボンの裾にくっついたら、これではなかなか取れないのが、構造的に良く解ります。
自然界に生き残るための、工夫を身につけたみたいです。
実の先端の棘状の突起(芒(のぎ))が二ッ又の物と三ッ又以上の種類があり、
上7枚 撮影 コンパクトデジカメ
ここは高瀬川の堤防右岸の歩行者専用道と、田圃の間の傾斜地、数Kmに渡って、この光景が続きます。
現在は、この小栴檀草の群落が、一番目立ちます、
車を近くの空き地に止め、歩いてみると、思わぬ野草が発見出来そうです、
天気も良いし、コンデジをポケットに、山野を歩くのも、身も心もリラックス、何か収穫が期待できそうです。
上1枚 撮影 携帯カメラ
全ての写真がピントが甘いですが、風が強く苦労して撮っていますのでお察し下さい。
近くの鎮国寺は、弘法大師が中国より帰朝され日本で最初に創建された、真言宗最古の寺です、
境内には四季折々の花を楽しませてくれる、季節の花が咲いております、
駐車場から境内への入り口に、右側に口を開けた阿像、左側に口を結んだ吽像、
2体を合わせて阿吽仁王像が出迎えます、
紅葉を前にしたこの時期、十月桜、冬桜の花が咲き始めています、
冬桜は数輪の開花ですが、十月桜は随分咲きそろってきました、
一冬の間咲き続けるこの十月桜、花の艶やかさはやはり、シーズン頭初の花が綺麗みたいです。
十月桜の樹幹の高い位置に花が大部咲きそろってきました。
背中を向けた仁王像の阿像も見えています。
収穫時期が近いのでしょう?、良い色に色付いています。
撮影 コンパクトデジカメ
茜科、アカネ属の多年草、日本、東南アジア、ヒマラヤ地方が原産、山野の草木などに絡み付きます、
茎は直立することがなく、茎には4稜を持ち、下向きの棘が生え、他の植物にひっかけて生長していきます、
4稜の角には水分と養分の通る維管束が発達し、
葉は心形、及び長卵形で、長い柄があり、4枚ずつ、節から輪生しているように見えます、
これは対生する2枚の葉と托葉が変化発達したものです、
茎の下部は、葉が6枚、中部が4枚、先端部では2枚となっており、茎部で不規則な付き方を伴います、
8月から10月頃、葉腋から集散花序をだし、目立たない、小さな薄黄緑色の5弁花の小形花を咲かせます。
科 名 | 茜科 |
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属 名 | アカネ属 | |
原 産 地 | 日本、東南アジア、 ヒマラヤ地方 |
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植物分類 | つる性多年草 | |
樹高・草丈 | 蔓性 | |
開花時期 | 8月-10月 | |
花 色 | 薄黄緑色 | |
花径・花序 | 3mm-4mm | |
花 型 | 合弁花 | |
生育場所 | 山野の林縁 | |
花 言 葉 | 私を思って、 媚び、誹謗、中傷 |
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撮影月日 | 2011.11.13 | |
撮影場所 | 宗像市 | |
- 生薬・民間薬 - - 茜染め - |
枝の先や葉腋から集散花序、花は基部が合弁している合弁花、花冠は5裂して平開、
花色は白色から淡い黄緑色、直径 3mm~4mm、雄しべ 5本、雌しべ 2本。
葉は4枚輪生しているように見えていますが、2枚は托葉が変化したもので、本来の葉は対生、
枝が出ている方向の葉と、その向かいの葉が本来の葉で、
茎の下部の葉は 6枚、中程で 4枚、最上部では2枚となり、茎部位で不規則な付き方を伴います、
葉身はハート型で先は尖り、基部は心形、長さは3~7cm、
表面は無毛で、裏面脈上や葉柄には下向きの刺があり、葉柄は大変長く長さ1~3cm。
果実は球形で直径5mm~7mm、液果で最初は緑色、成熟するに従い、艶のある黒色、
果実は普通2個、1個だけしか付かない方が多い様です。
低山の登山道林縁では、低木に覆い被さるように蔓延り、低木には迷惑な様相を、所々で見掛けます。
公園遊歩道脇の斜面では、山薄荷、細葉沙参、ホトトギス、藤袴等に混じって、
紫蘇(しそ)科、サルビア属、大変小さな花、秋の田村草(あきのたむらそう)が見られます。
この時期、里山から少し奥の低山の林地に入ると、沢山の山野草の果実が見られます、
今回は、赤い果実の花茗荷(はなみょうが)を撮ってきました、
関東地区~台湾や中国南部に分布し、暖地の林内に生え、高さは50~60cm程、葉は広披針形、
5月~6月ごろ、花茎を伸ばして穂状花序を付け、唇形花を咲かせます、
花は白地に小豆色の唇形花、花姿は洋ランの雰囲気があり、唇弁の紅白縞模様が美しい花です、
秋には赤い果実が熟し、種子は伊豆縮砂(いずしゅくしゃ)と呼ばれ、漢方では縮砂の代用にされています。
名前の由来は、草全体の姿がミョウガに似ていることによります。
科 名 | ショウガ科 |
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属 名 | ハナミョウガ属 | |
原 産 地 | 日本(関東以西) 台湾-中国南部 |
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植物分類 | 常緑多年草 | |
樹高・草丈 | Max60cm | |
開花時期 | 5月~6月 | |
花 色 | 淡小豆色 | |
花径・花序 | 25mm前後 唇弁幅 10mm前後< |
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花 型 | 唇形 | |
生育場所 | 山地の林縁 | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2011.11.13 | |
撮影場所 | 宗像市 | |
- 生薬・漢方 - |
山地の林縁に生える花茗荷(はなみょうが)、
良く似た草姿に藪茗荷(やぶみょうが)がありますが、薮茗荷はツユクサ科の植物で、
藪茗荷(やぶみょうが)の花は白色、果実は黒、葉は根生葉形、花茎は高く1mを越す場合も珍しくなく、
本種の花茗荷(はなみょうが)は、花は白地に小豆色の唇形花、根生葉形の草丈はMax60cmくらい、
疑似花茎は高く伸びず、花茎頂部に穂状花序を付けます、果実は赤色、
葉は共に、茗荷に似た、幅広の広披針形で良く似ていますが別の植物です。
近くの低山の登山道脇、真っ赤に熟れた冬苺の実が、至る所で見掛けます、
この実は、食べられるそうですが、勇気が無く未だ口にしたことはありません。
例年開催されている、西日本菊花大会も、第41回を数え、九州各県を中心に、
全国の、菊花愛好家が、 丹精こめて作り上げた、銘花、約3000鉢が、境内、所狭しと展示されます。
この大会には、最高賞が、内閣総理大臣賞、その他に、各大臣賞が、11本授与される事になっており、
その他、県知事賞、大社賞、その他、たくさんの、賞が準備されております。
別名 「菊作り九州ナンバーワン決戦大会」と呼ばれ、
名誉の受賞を目指し、丹精込めた作品が多数出品されております。
期間中は、観菊者、七五三詣での、家族連れなどで、賑わい、華やぎます!!
会場 宗像大社 境内、手水舎、御祓い舎、斎館、勅使館前広場周辺、
住所 福岡県宗像市大字田島2331、
TEL 0940-62-1311、
駐車場 1200台大駐車場、その他第2駐車場、第3駐車場有り、
最寄り駅 JR鹿児島本線、 赤間駅、又は、東郷駅 より、西鉄バス、20分、
日時 11月1日(火)-11月22日(火) 昼夜終日、
入場料 無料、
問い合わせ先 宗像大社 社務所 0940-62-1311。
また菊苗・菊鉢・一般植木の販売は、参道及び会場販売ブースで植木屋さんが、たくさん出店されています。
宗像市観光協会の運営する豪華景品が当たる、「菊みくじ」、
勅使館での「茶屋」など、例年通り開催されています。
期間中 宗像歴史観光ボランティアの会による無料境内案内所が開所されています。
同時開催中の 七五三詣用、記念写真撮影コーナー、
菊の花の開花は十分ではありませんが、このコーナーは見ているだけでアットホームな雰囲気です、
親の一生懸命さに比べ、お子さんは今ひとつ、でも女の子の着物姿は可愛い、
七五三には、未だ間がある為か、七五三の親子は数組見掛けましたが、この場には現れず。
10月21日より出張で留守にしていました、
スケジュール通りで、昨晩の便で帰国いたしました。
留守中のコメント戴き有り難う御座いました、レスが遅れていますが、お許し下さい、
ネタ切れでもあり、出張関連処理が続きますので、週末まで、お休みさせて戴きます。
撮影 コンパクトデジカメ