Digital_Photo 花遊悠 | 2010年10月
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クリムソンクローバーの花、
初夏の頃良く見掛けるクローバーの仲間でストロベリー・キャンドルと言う品種です。
ストロベリー・キャンドルというだけあって、普通のアカツメクサ(赤詰め草)にも似ており、
クローバーと区別がつかない花姿です、長めの千日紅に見えます。
細い茎先に、ボンボンのような、愛らしい長丸い、頭花をつけます、色が鮮明で 鮮やかです。

クリムソンクローバー(99755 byte)

クリムソンクローバー(43172 byte)

クリムソンクローバー(32506 byte)

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春に、香り良い濃いピンクの花を咲かせていた紅深山海棠、
夏の終わり頃の実は濃い暗赤色でしたが、秋を迎え鈴生りの実は、真赤な色に変わってきました。
姫リンゴに似た紅深山海棠の実ですが、観賞用果実ですので、食用にはしません。

紅深山海棠(87797 byte)

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公園の周回道路の道端に、現の証拠の紅花種、紅花現の証拠の花が咲いています、
茎は地を這い分枝し、葉は掌状に3?5裂、葉の表面には暗紫色の斑点がある種類も見られ、
8?10月頃に5弁の花を咲かせます、花色は白色、淡紅色、紅紫色と様々、
西日本ではピンク系、東日本では白系が多いと聞きます、
花期は未だ続いていますが、実も成長、種も出来始めていました。

現の証拠090918k-027p.jpg(35401 byte)

長い花柄の先に2個の花を咲かせます、
写真の下部の花は既に受粉が済み、雄しべ、花弁が抜け落ちています、この後子房、花柱は成長します。
現の証拠には、雄しべが10本有りますが、
上の写真のように、雄しべが無い花は、受粉が済んで役目を終え、抜け落ちたためです。

紅花現の証拠(41963 byte)

子房、花柱が成長し熟成して来ました、熟成が進むと、子房部の5ヶの種も生長し、
花柱部も熟すと、下から4?5裂して、種を巻き込みカールして巻き上げます。
カールしたゼンマイ状のバネは、子供の頃遊んだゼンマイ仕掛けの玩具のゼンマイにそっくりです。

現の証拠の実(29816 byte)

種が実ってきました、この種の能力は必見です、
種が熟すと花柱が裂け、子房の種子を花床部の台座からカールして、写真の様に巻き上げます、
この構造はバネそのもの、カールするバネが形成される際に生理的エネルギーがこのバネに蓄えられ、
何かの拍子で種に仔細な振動が加わると、高反発力を持ったバネの反動で、
種を遠くへ跳ね飛ばし、種の拡散を計り、子孫繁栄を図る、思いもよらぬ能力の持ち主なのです。
同じ、風露草科、フウロソウ属の、アメリカ風露も同じ種の反発構造をしています。
ちなみにボールペンの先で、つんつんと、つついて見ましたが、反発は起こりませんでした。
時期が早すぎか、つつく場所が悪かったのか、加える力が弱かったのかは定かではありません。

この種子のバネみたいな形が、御神輿の屋根の装飾用に用いられている装飾金具に似ている事から、
別名 神輿草(みこしぐさ)の名前の由来になっております。

現の証拠の種(31613 byte)

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朝晩の冷え込みで秋を感じるようになると、
縷紅草(るこうそう)の鮮やかな朱赤色の花が見られるようになります。

艶やかな朱赤色の縷紅草ですが、一般的に分けると、

  • 縷紅草(ルコウソウ)
  • 丸葉縷紅草(マルバルコウソウ)
  • もみじ葉縷紅草(モミジバルコウソウ)

等に分けられ、葉っぱが丸形(ハート形)、花冠が五角形の高杯形花冠を持つ丸葉縷紅草です。

小さな花を次から次へと咲かせ、花期も大変長く、
花冠は、花冠筒が細長く先端を大きく開出した高杯形花冠、花冠は極く浅く五裂した5角形合弁花、
長いラッパ管 凡そ5cm、花冠長 凡そ20mm、花冠面より突き出した雄しべ、白い葯が良く目立ちます、
つる性の花だけに、近くにある木々、フエンス、石垣等に蔓を絡ませ良く伸びて行きます。

丸葉縷紅草(59976 byte)

丸葉縷紅草(34500 byte)

丸葉縷紅草(27578 byte)

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水引(みずひき)

タデ科タデ属の多年草の水引(みずひき)が随分前から見掛けられます、
草むらや山地の木陰などに生え、草丈 30cm?50cm、葉は長楕円形で互生します、
初秋にはいると、茎頂から細い総状花序を伸ばし、赤色の小さな花をまばらに咲かせます、
水引(みずひき)の花は、4枚ある萼のうち上側の3枚が赤く、下の一枚が白いツートンカラーをしており、
紅白の水引に見たてたとも言われています。
花の撮影時期きが遅れ、実を付けた状態の写真になりました。

水引(みずひき)(22123 byte)

水引(みずひき)(61290 byte)

水引(みずひき)(40458 byte)

銀水引(ぎんみずひき)

水引(みずひき)の白い花が咲く品種、
水引(みずひき)は、4枚ある萼のうち上側の3枚が赤く、下の一枚が白いのですが、
この水引(みずひき)は、4枚とも白です。

銀水引(ぎんみずひき)(82814 byte)

銀水引(ぎんみずひき)(42503 byte)

銀水引(ぎんみずひき)(23218 byte)

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小葉のランタナ

小葉のランタナは、ランタナの仲間で、葉が小さく、ツル性で色の変化はなく、良く伸びます。
花はランタナと見分け付かず、やや小ぶりですが、石垣等に這わすと写真のように旺盛に伸びてくれます。
小さな淡紅紫色の花は、ドーム状集合花、初夏の頃から咲いていた花は夏場は小休止、
初秋に入り今の時期又沢山の花を、茎頂に散房状に綺麗に咲かせ始めました。
撮影 コンデジ

小葉のランタナ(119046 byte)

小葉のランタナ(97491 byte)

小葉のランタナ(46390 byte)


黄花ランタナ

普通のランタナの花は、色の変化がありますが、
上の小葉のランタナと同様、この黄花ランタナの場合も、花の色の変化は有りません。

黄花ランタナ(50518 byte)

黄花ランタナ(82657 byte)

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スピード・リオン(ケロネ)

市内某ホテルの花壇の一角に、スピード・リオンの花が可愛く咲いています、
ゴマノハグサ科、ケロネ(ジャコウモドキ)属、草丈は70?90cm、花色は淡藤紫色が一般的ですが、白色もあり、
北アメリカ原産の耐寒性多年草で、スピード・リオンは早生の品種です。

別名のケロネの名前は花の形が亀に似ている所に因んで、
ギリシア語で亀を意味する「ケロネ」 から名付けられているそうです、
主に栽培されているのは、ケロネ・リオニーと、その早生品種スピードリオン、ケロネ・オブクリアなどですが、
花姿は、どの品種も似ており判別は至難です、
スピードリオンは広く普及している品種で、苗をホームセンターで良く見かけます、
派手な花姿ではありませんが、株元から沢山の茎を伸ばし、
一斉に花を咲かせる姿は、庭や花壇にぴったりの草花です。

花は「亀」の頭に似ていると言いますが、その真意は別にして、
花冠の花姿は、短い穂状に咲く金魚草にも似た花姿で、可憐なものです。
草丈がやや高いので、他の植物と組み合わせた寄せ植えで、立体感を出すのも良いし、
切り花としても楽しまれている様です、
直射日光がやや苦手らしく、半日陰の場所が好みのようです。

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 科   名  ゴマノハグサ科
  • 葉は卵形、対生、先端が尖り、光沢有り、長い葉柄、葉縁は鋭い鋸歯
  • 茎は四角状、緑色か黒紫色で丈夫でよく分枝する
  • 茎頂に総状花序
  • 淡い藤紫色の花が主、白花もある
  • 花は穂状花序、萼片 5枚、花冠は2唇形、下唇に髭状突起が有り、
    稔性雄シベは有毛で4個、短い仮雄蕊が1個
  • 苞に微細な毛を持つ
  • 果実は果
  • 属名や英名は、花のかたちがカメの頭に似ていることに因む
  • 別名 ケロネ・オブリクア、チェロン
  • 和名 麝香草擬き (ジャコウソウモドキ)
 属   名  ケロネ属
 原 産 地  米国南東部
 植物分類  耐寒性宿根草
 樹高・草丈  60cm?90cm
 開花時期  7月?10月
 花   色  淡い藤紫色
 花径・花序  2cm?3cm
 花 言 葉  田園の憧れ
 秘密の生活
 撮影月日  2010.10.17
 撮影場所  宗像市 

和名が「ジャコウソウモドキ」ですが、この花や葉にはジャコウソウの様な香りは感じません、
耐寒性で半日陰の様な湿気が有るところを好み、
薄桃色の、筒状の控えめな花の咲き方が何処となく雰囲気が有る花です、
唇形花冠の中は、キバの様に見える花柱に、毛がもじゃもじゃ。

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花は茎頂に穂状花序を付け、少し上向きに花を付けます、上から開口部を覗くと、
花冠は2唇形、下唇に髭状突起が有り、稔性雄シベは有毛で4個、短い仮雄シベが1個、萼片 5枚、
花姿を亀の頭に例えたのであろうが、なんともユーモラスで可笑しい花姿です。

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花株は沢山植わっていますが、何れも20cmほどの成長間もない株で、
一株にせいぜい1?2個しか咲いて無く、撮影は時期尚早でしたが暫く撮れないので承知で撮ってきました。

あまり馴染みの無い花は、蕾なのか花なのか分からない花姿ながら、花色が薄桃色で鮮やかなイメージから、
優しい風情が漂う花です。

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朝顔(あさがお)

朝顔(あさがお)(60126 byte)


ブルー・サルビア

ブルー・サルビア(83714 byte)

ブルー・サルビア(43647 byte)


鶏頭(けいとう)

鶏頭(けいとう)(90191 byte)

今日から出張で、暫くお休みいたします、秋の良い季節です、皆様には秋の良い出会いがありますように!

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支所の中庭の花壇に、鮮やかな花色と大きな花弁が特徴の、ディアスシアの花が咲いています、
分枝良くコンパクトにまとまり、大変行儀の良い草姿に仕上がる花です。

ディアスシアとは、ギリシア語の「2つ」を意味する「ディス」と、
「袋」という意味の「アスコス」から為り、
花径2?3?ほどの花で、花色は赤、ピンク、白などがあります。
花は二唇形、下唇の後方に、萼や花冠の一部が鳥の蹴爪(けづめ)状に伸ばした突起の距を持ち、
ディアスキア属の植物の特徴の、2本の突起の距を持つことに由来します。

この距は、苧環 (おだまき)や鳳仙花 (ほうせんか)の距(きょ)が知られており、
花の後方に1本伸びていますが、このディアスシアには、花の両サイドに2本付いているのが特徴です。

写真の角度が悪く、背部の2個の炬が確認しずらいですが、
中央部に開花前の少し白っぽい花が見え、花の両サイドに2本の炬が伸びているのが確認できます。

=== 距 ===
花の後方に、萼や花冠の一部が、蹴爪(けづめ)状の、筒状に伸ばした突起筒のことを指し、
この距には、普通は密腺が有り花の蜜を貯めています。

ディアスシア(47952 byte)

 科   名  ゴマノハグサ科
  • 高さは30cmほど、這い性もあります
  • 早生性と長い期間咲き続ける持続性が魅力
  • 日当たりと水はけのよい場所を好みます
  • 花はピンク、白、オレンジなどがあり、園芸品種も色々
  • 花の後ろに2本の距を付けるのが特徴
  • 花は少し上向きに咲く
  • 毎年花を咲かせる多年草タイプと、花後に枯れてしまう一年草タイプが有ります
  • 非常に寒さに強く関東以西では葉が緑のまま越冬可能
 属   名  ディアスキア属
 原 産 地  南アフリカ
 植物分類  耐寒性一年草
 (本来は多年草)
 樹高・草丈  20cm?30cm
 開花時期  5月?7月、9月?11月
 花   色  ピンク、オレンジ色など
 花径・花序  約 2cm
 花 言 葉  自然を愛す
 撮影月日  2010.10.17
 撮影場所  宗像市 

草丈、株張りともに凡そ30cm、株元から多く分枝して横に広がり、
やや暑さと多湿を嫌いますが、性質は強健、草姿も小型ですので、
サーモンピンクの花色としなやかな草姿は、プランターや、寄せ植、ハンギングなどに向きそうです。

ディアスシア(34825 byte)

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いつもの取材スポットの公園の小川周辺、
この時期は、釣舟草を撮影できる時期ですが、今年も溝蕎麦(みぞそば)に独占されています、
溝蕎麦(みぞそば)は、水田地帯の用水路、小川の縁など、湿気のある地帯に、群生していることが多く、
ピンク色の、米粒のような小さな花は、 花の先端が、淡紅色に縁どられ、中心部が、純白色で愛らしい。
根元から、枝分かれして枝先に繁茂し、節から根を出して、群落を作る生命力旺盛な一年生草本です。

和名は、溝に成育し、葉がソバに似ているからに由来し、
蕾の頃の群れて咲く姿は、子供の頃の思い出、金平糖に似た姿を思い出します。
白と薄ピンク色の、 グラデーションが、なんとも美しく可愛い花です。

ここは、近所の公園の中を流れる小さな小川、両岸を溝蕎麦の花が群生しています、
数年前までは、この溝蕎麦の花と、釣舟草の花が群生を造っていましたが、
昨年の夏のゲリラ豪雨で川底毎流され、昨年に続き今年も釣舟草の花が全く見られません、
念のため、上流部から下流部まで凡そ2Kmくらいの間、公園の外まで見て歩きましたが、
駄目で全滅したのか心配です、何とか甦らないか期待していますが、今のところ駄目みたいで気を病んでいます、
なのに、この溝蕎麦(みぞそば)は、当時と変わらず、群生しています。

溝蕎麦(みぞそば)(63134 byte)

 科   名  蓼(たで)科
  • 茎には疎らに下向きの棘がある
  • 葉は卵状鉾形、互生、基部は耳状に張り出す
  • 枝先に球状の花序、小さな花を数個から10個くらい付ける
  • ミゾソバ(溝蕎麦)の花は、花弁に見える部分は、萼で、
    これはタデ科植物の、特徴の一つ
  • 枝の先で咲く花は、花の先端が淡紅色で縁どられ、中心部が、純白色
  • 花の色、濃さは様々、ほとんど、白色に見える物から、全体が淡紅色まで色々
  • 花経10mm弱
  • 蕾は金平糖に見え、白と薄ピンク色の、グラデーションが、可愛い
  • 別名 うしのひたい
 属   名  タデ属
 原 産 地  沖縄を除く全国
 植物分類  1年草
 樹高・草丈  30cm?1m
 開花時期  7月?10月
 花   色  純白に薄ピンクの
 グラデーション
 花径・花序  8mm?10mm
 花 言 葉  純情
 撮影月日  2010.10.17
 撮影場所  宗像市 

溝蕎麦(みぞそば)(33523 byte)

ミゾソバ(溝蕎麦)の花は、花弁に見える部分は、萼で花弁はありません、
これはタデ科植物の、特徴の一つです。
枝の先に、集まって咲く、小さな花は、花の先端が、淡紅色で縁どられ、中心部が純白色で愛らしい、
花の色や、濃さは様々で、ほとんど白色に見える物から、全体が淡紅色の物まで色々様々です。
花の大きさは7?8mmと小さく、踏んづけてしまいそうですが、
近くで見ると、白と薄ピンク色の、グラデーションが、 とっても可愛い花です。

溝蕎麦(みぞそば)(38357 byte)

撮影当日は、この小さな花に、アリが盛んに密を舐めているのか花芯深部まで頭をつっこみ、
頭隠して尻隠さずの状態で、次から次に花の中に頭をつっこんでいました、
アリの大きさからこの花の大きさが伺えます、
可愛いこと請け合いです。

溝蕎麦(みぞそば)(42592 byte)

公園の中を蛇行して流れる、この小川の両岸は、この時期は、ほとんどがこの溝蕎麦の花で占められています、
砂床質の川幅一杯に群生しています、小さな小川も覆い被され川幅が判らないくらいな場所もあり、
写真でも判るように他の雑草らしき物が確認できないくらい蔓延っています。

溝蕎麦(みぞそば)(78376 byte)

お断り
21日から出張で暫くお休みさせていただきます、
更新は予約投稿出来る分だけ投稿しておきますが、それも数日分になり暫く失礼いたします、
週末毎には帰れますので、更新できると予定していますが、悪しからずご容赦下さい。

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良く利用するお店の中庭にエキザカム・ミゼットブルーの花が爽やかに咲いています、
ミゼットブルーは、紫色の小花を咲かせるリンドウ科エキザカム属の非耐寒性多年草の花です、
花を次から次へと咲かせ、他にピンク系や白花もあり、八重咲きの花もあります、
葉は光沢を持ち肉厚で固いです、
草丈が低く枝分かれして、コンパクトに横に広がりますので、寄植えや、ハンギングなどにも向きそうです。

エキザカム・ミゼットブルー(34344 byte)

 科   名  リンドウ科
  • ミゼットブルーはエキザカムの園芸品種
  • 葉は卵形、対生
  • 葉の先は鋭く尖る、艶がある
  • 花径20mm弱の青紫色の小さな花、ピンク系、白花もあり次々と咲かす
  • 花冠は深く6裂、回旋弁で平開する
  • 雄しべは6本で、葯はバナナ状黄色
  • 雌しべは1本、花芯より花冠下部へ長く伸ばし中央部より上へ湾曲
  • 花は上品な微香有り
  • 和名 紅姫竜胆(ベニヒメリンドウ)
 属   名  エキザカム属
 原 産 地  インド洋
 植物分類  非耐寒性一年草
 樹高・草丈  20cm?30cm
 開花時期  6月?10月
 花   色  青紫・白、一重・八重
 花径・花序  15mm?20mm
 花 言 葉  あなたの夢は美しい
 あなたを愛します
 撮影月日  2010.10.16
 撮影場所  宗像市 

花冠は深く6裂、回旋弁で平開し、雄しべは6本、葯はバナナ状の黄色、葯だけを見るとナス科の花にも見えます、
雌しべは1本、花芯より花冠下部へ長く伸ばし中央部より上へ湾曲。
花色は、紫掛かった青、白などで、黄色い葯とのコントラストが愛らしく特徴的な花です。

エキザカム・ミゼットブルー(35459 byte)

花壇の一角、余り大きくない樹形でまとまっています、秋の陽射しが植物たちを生き生きさせています。

エキザカム・ミゼットブルー(61535 byte)

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ジニア・リネアリス 別名 細葉百日草、
耐暑性が強く開花期間の長いジニア・リネアリス、株元や茎から沢山分枝し、背丈は低く、花は一重咲きです、
橙色の可愛らしい小花が特徴で、ハンギングバスケット植えにも利用されています。

ジニア・リネアリス(44162 byte)

ジニア・リネアリス(30631 byte)


デュランタ 初夏の頃から咲いているデュランタの花、
暑い夏の時期には、花数を減らしていましたが、涼しくなり花も増やし鮮やかな色に色付いています、
紫色に白の覆輪が入る美しい花、花径1cm程の小さな花が、枝先に固まって咲く姿は涼しげな印象です。

デュランタ(70611 byte)

デュランタ(48964 byte)


公園の花壇 公園の駐車場周辺の花壇のマリーゴールドの花。
花の開花期間が長いことで知られ、花の少なくなる暑い高温多湿に強く、霜が降りるまで咲き続けてくれます。

マリーゴールド(52438 byte)

マリーゴールド(47404 byte)

フレンチ・マリーゴールド(28543 byte)


蒲(がま) 児童公園の蒲の穂、茎頂上部にソーセージに似た、丸っこい棒状の、茶色の花穂を付けます、
この茶色の棒状部は、雌花群で、写真では見にくいですが、すぐ上にモシャモシャの雄花群が有ります、
晩秋にかけ、このソーセージ部も肉付きが良く、太ってきます、
初冬の頃、花穂の中から10万個と言われる綿毛が風に乗ってフワフワ飛散します。

蒲(がま)(109753 byte)

蒲(がま)(83448 byte)

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園内遊歩道の草むらには、秋の山野草を沢山見掛けるようになってきました。
大池の回りの、周回道路の側の草むらに、狐のまご(キツネノマゴ)の花が、小群生しております、
秋の雑草の代表とも言える花ですが、公園、道路の脇、草むら、何処ででも見られます。

狐のまご(キツネノマゴ)とは、なんとも変わった名前の花です、
一寸見では、こんもりと盛り上がった、花穂の頭頂部を狐の尻尾に見立てられたらしく、
しかも、小さい花と言うところから、孫の名が付けられたようです。

狐という名の付く植物は、図鑑を何枚かめくっただけでもいくつか出てきます、
キツネノカミソリ、キツネノテブクロ、キツネノボタン、キツネノマゴと、
何れも、違う仲間で、似ても似つかぬ花を咲かせます。

狐のまご(キツネノマゴ)(32656 byte)

 科   名  キツネノマゴ科
  • 見た目は、シソ科の葉っぱに似ていますがキツネノマゴ科の植物
  • 茎は四角柱状で4稜、下向きの短毛、草丈10cm?40cm
  • 葉は対生、卵形?長楕円形、両面に毛が散生
  • 茎や、枝の先端に穂状花序、花は1個?2個付ける
  • 唇形花は、淡紅紫色、長さ5mm、大きさ5mm前後、大変小さい
  • 唇形花の上唇部は三角状で浅く2裂、先端に雄しべ2個
  • 下唇部が大きく長く突き出している
  • 花喉基部に文字に見える、蜜のありかを示す、蜜標の斑紋を持つ
  • 果実が裂開する際、乾燥時のエネルギーで種子を弾き飛ばす仕掛けを持ちます
 属   名  キツネノマゴ属
 原 産 地  日本
 植物分類  多年草
 樹高・草丈  15cm?40cm
 開花時期  8月?11月
 花   色  淡紅紫色、稀に白
 花径・花序  Max 5mm
 花 言 葉  可憐美の極致
 撮影月日  2010.10.11
 撮影場所  宗像市 

花の、上唇弁は小さく三角状、先端は浅く2裂、先端に昆虫の目玉状の、雄しべ2個、
花の下唇弁は、舌をぺろっと出したような、愛らしく、長く突き出し先端は3裂、
喉部に、蜜のありかを示す、白とピンクの蜜標の斑紋があり、萼は深く5裂、花は、Max 5mm位の小さな花、
蜜標の不思議な紋様は、昆虫をおびき寄せる秘密が隠されているようです。

  • 雄しべは、茶色の葯 2個、この葯の基部に花粉を抱き、この基部に白い八の字状の2枚の舌片を持ちます、
    この舌片に昆虫が触れることで、葯に圧が加わり花粉が昆虫に付着する構造になっています、
  • 雌しべの花柱は、上唇弁の2裂裂溝に沿い先端迄伸ばし、上唇弁先端部で柱頭を下向きに伸ばします、
    写真では、両目玉の葯より先端ながら、目玉にくっついた姿で、肌色の柱頭が覗いています。

狐のまご(キツネノマゴ)(39154 byte)

これは「狐のまご」の白色種、色素が抜けた突然変異?、結構沢山見掛けられます、
蜜標の斑紋がない分、昆虫を呼び寄せる生存競争に不利と思うのですが、良く見ると斑紋の面影は残っています。

狐のまご(キツネノマゴ)(29207 byte)

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近くの公園の周回道路林縁に、細葉沙参(サイヨウシャジン)が、細い茎を伸ばし揺れています。
桔梗(ききょう)科の花ですが、花は小さく5mmほど、釣鐘状の花は、茎に壇状に輪生します、
細葉の読みは普通はホソバと読まれますが、この場合サイヨウと読み、サイヨウシャジンと珍しい命名です。
細葉沙参(サイヨウシャジン)は、シャジン(沙参)の細葉形という意味で、釣鐘人参の仲間を指しています。

釣鐘人参の仲間は変異が多く、葉の形での区別は容易でなく、
細葉沙参(サイヨウシャジン)は、釣鐘人参に比べて、花冠が大変小さく先端が開いてなく、
雌しべが花冠面より長く突き出ている特徴があります。

下、公園の周回道路林縁に、すっきりと花茎を伸ばす、細葉沙参(サイヨウシャジン)の花、
枝先の花序は、茎から輪生状、2?3個の小さな釣り鐘状の花を、枝先に疎らに付けます、
枝の長さも長短変化が多く不規則ですが、花期もほぼ終盤期、残っている花は数輪でした。

細葉沙参(サイヨウシャジン)(57949 byte)

 科   名  桔梗(ききょう)科
  • 全株無毛
  • 茎葉は卵状楕円形、3?4個ずつ輪生ときに対生
  • 葉は細いもの、広いもの等不規則、鋸歯有り
  • 葉は釣鐘人参より狭い(細葉)
  • 茎の上部に花序、淡青紫色、淡紫色、白色の鐘形の花、輪生状
  • 花は釣鐘型花冠、花冠は5裂
  • 花冠径 実測 約5mm、長さ 約15mm
  • 花冠面先端より突出した花柱の長さは30mmと大変長く目立ち柱頭 3裂
  • 萼は5裂、糸状線形 長さ約4mm
  • 根っこは、咳止めや強壮に効果有り
 属   名  ツリガネニンジン属
 原 産 地  日本、朝鮮半島
 植物分類  常緑多年草
 樹高・草丈  40cm?1m
 開花時期  8月?10月
 花   色  淡青紫色
 花径・花序  5mm前後 長さ20mm
 花 言 葉  
 撮影月日  2010.10.11
 撮影場所  宗像市 

沙参(シャジン)は「釣鐘人参」の生薬名、
釣鐘人参の仲間の根は、痰切りの漢方薬として利用されて来たようです。

細葉沙参(サイヨウシャジン)(32284 byte)

花は釣鐘型花冠、花冠は5裂、
花冠径 実測 約5mm、長さ 約15mm、
花冠面先端より突出した花柱の長さは30mmと大変長く目立ち、柱頭は3裂します、

=== 写真の柱頭先端は3裂していませんが、下記のようになります、 ===

  • 開花直後、花冠は開放状態、雄しべは花冠の内部に5本、雌しべは写真の綿棒状態、
  • 花粉は他の花に、昆虫、風媒により媒介されます、この時点では雌しべは未成熟で機能しません、
  • 花粉を他の花に供給し終わった頃、ホルモンの働きは、花冠は絞り、雌しべを成熟させます、
    雌しべは成熟するに従い、柱頭は三裂平開し受粉出来るように成熟いたします。

この様に、雄しべと雌しべの成長度合いに、タイムラグを持たせ、自家受粉しないように工夫された能力です、
長い生物進化の間で培われた、自家受粉を防止する能力を身につけたもので、
「自分以外の遺伝子」を取り込もうする、種の保存のひとつの方法を身につけたものです、
この様な、雄しべ、雌しべの成熟に時間差を持たせる花を、
雄蕊先熟花(ゆうずいせんじゅくか)と呼ばれる花の一つです。

花冠の先端は、シベの成熟度に従い、開放、やや絞られた壺形から、閉じた状態になります、
萼は5裂、糸状線形 長さ約4mm。

細葉沙参(サイヨウシャジン)(28980 byte)

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結婚式場の中庭の花壇のガウラの花、今期は撮影を逃していましたが、
秋の良い季候に花数も少し増えて来ている感じです、未だ花数は疎らですが撮ってきました。

ガウラは風が吹くと、小さな白い花が、蝶が舞うが如く、優雅に揺られて見える事から名前の由来になり、
白蝶草(はくちょうそう)とも呼ばれます。
洋風庭園に良く似合い、初夏の頃から風に揺られ、長い穂先に白または淡桃色の花を優雅に揺らせます。

ガウラ/別名 白蝶草は、鷺草や、トキ草のように、鳥の名前と思ってしまいますが、
鳥ではなく、蝶が羽根を広げたような花姿に由来致します。

北アメリカ原産の帰化植物で、草丈は、せいぜい1m止まり、草茎は細く、コスモスのイメージ、
風に良く揺られて揺れており、長くたれ下がるシベの姿が、蝶を連想さるには十分 優雅な花です。

ガウラ(64195 byte)

 科   名  赤花(あかばな)科
  • 花色、花姿が蝶が舞っている様な優雅なイメージ
  • ガウラという名前はギリシア語で「華麗な、堂々とした」と言う花姿に由来
  • 北アメリカの中南部からメキシコに分布
  • 葉は狭披針形で粗い鋸歯
  • 長い花茎の頭頂に1?2個づつ花を付け、頂部に螺旋状に総状花序
  • 花弁の2枚は直立、残り2枚は両側に翼状配置
  • 雄しべ8本、花糸 白色、葯 暗ピンク色
  • 雌しべ1本、花柱 白色、柱頭 白色 先端は4裂
  • ピンク系の花のシベは先端に掛けピンクのグラデーション
  • シベは長く下方に垂れる
  • 花の寿命が数日ですが次から次に花を咲かせる
  • 別名 白蝶草(はくちょうそう)、山桃草(やまももそう)
 属   名  ガウラ
 原 産 地  北アメリカ
 植物分類  多年草、耐寒性
 樹高・草丈  60cm?100cm
 開花時期  6月?10月
 花   色  白、ピンク
 花径・花序  1.5cm?2cm
 花 言 葉  清楚
 撮影月日  2010.10.11
 撮影場所  宗像市 

ガウラ(35675 byte)

ガウラ(40424 byte)

長い花茎の頭頂に1?2個づつ花を付け、頂部に螺旋状に総状花序を付けます、
花弁の配置は2枚は直立、残り2枚は両側に翼状配置しています、
雄しべ8本、花糸 白色、葯 暗ピンク色、
雌しべ1本、花柱 白色、柱頭 白色 先端は4裂、ピンク系の花のシベは先端に掛けピンクのグラデーション、
シベは長く下方に垂れる傾向にあります。

ガウラ(43405 byte)

ガウラ(43829 byte)

ガウラ(35950 byte)

花は次々と咲かせますが、花の寿命は意外に短く、
次々に咲く割に樹冠一杯に花で埋まる事は無く、素朴な趣があります。
花色も、濃いピンク色の花、白とピンクのグラデーションの花、斑入り葉等の、園芸品種も出回っており、
長いシベ、花弁の質感は、清潔感、清楚な感じを受ける花です。
初夏の頃、沢山咲いた花も暑い時期は花数を減らしましたが、秋らしい季候に花数も少し増えて来たようです。

ガウラ(92675 byte)

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涼しげなラベンダーブルーの小花が大変目立つ、数少ない観葉植物の一種、
花冠筒が大変長く、花冠の模様がヤマハッカに似た紋様を持つプレクトランサスが満開です、
花茎がすっと伸びて、ラベンダーブルーのきれいな花が、密に咲き、
花被片に、薄紫の斑紋が目立つ、美しい可愛らしい小花をたくさん咲かせます。

茎が上に伸びる「立ち性」と、「這い性・半立ち性」の2タイプに分かれます、
葉は広楕円形、葉の表は深緑、裏は深紫と珍しい配色、茎の断面はたいがい四角形をしています、
花は先端の開いた筒状、ひとつの花茎に小さな花を数輪?数十輪咲かせます、
ダークグリーンの葉と、花とのシックなコントラストは、目を引き美しい花です。

プレクトランサス(69206 byte)

 科   名  紫蘇(しそ)科
  • 茎が上に伸びる「立ち性」と「這い性・半立ち性」のものと2タイプに分かれる
  • 葉は広楕円形、葉の表は深緑、裏は深紫と珍しい配色
  • 茎は断面は、たいがい四角形、暗紫色
  • 小さな花は、シソ科独特の形、花姿は先端の開いた筒状、ひとつの花茎に小花数輪?数十輪
  • ラベンダー色の筒状花、薄紫地に青紫の斑
  • 温度等の環境が合えば周年咲きます
  • 増やし方 挿し木
  • 名前はギリシア語のプレクトロン(雄鳥のけづめ)とアンサス(花)の2語から為る
  • 写真の種類は、プレクトランサス モナ・ラベンダー種です
 属   名  プレクトランサス
 原 産 地  南アフリカ
 植物分類  非耐寒性宿根草
 樹高・草丈  30cm?60cm
 開花時期  10月?11月
 花   色  ラベンダー色
 花径・花序  10mm弱
 花 言 葉  友情
 撮影月日  2010.10.11
 撮影場所  宗像市 

プレクトランサス(42310 byte)

モナラベンダーはシソ科の植物、ラベンダー色の筒状の花、
葉の色は、表は深緑、裏は深紫と珍しい配色、短日植物で、これからの時期は花芽がドンドン出てきます。

プレクトランサス(46832 byte)

ぐっと寄ってみました、清楚な花穂はシソ科の花です、コントラストが美しく、
ラベンダーブルーの花は品が有り、大変開花期間が長く楽しませてくれる花です。
温度さえ有れば何時でも咲く、四季咲き性ですが、秋の今頃が最盛期です。

花は、花径 凡そ10mm?15mm、15mm前後の長い花冠筒を持ち、花弁は唇形花、薄紫地に濃紫の斑紋、
上唇弁は大きく浅く2裂、側弁は左右対称一対、下唇弁は長く下方に付き出しています、
雄しべ 4本(怪しい)、花糸は薄紫色、花冠より長く飛び出し、下唇弁に包まれる構造、葯は 薄青?暗橙色、
雌しべ 1本、花柱は薄紫色、花冠面より長く突きだし、先端柱頭部で2裂している。

プレクトランサス(32371 byte)

ここは、近くの結婚式場中庭の花壇の一角、庭園には数カ所にこの花が点在して今が真っ盛りです、
株は、直立する種類と、「這い性・半立ち性」のものとがありますが、4?50cmの大きさが一般に良く見掛けます、
耐寒性はありませんが、葉を落とさずに管理するには5℃以上がお奨めで、
寒冷地での、冬場の管理は、室内の方が無難のようです。

プレクトランサス(105931 byte)

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黒いガマの穂みたいな、和名を黒キビと呼ばれる、ミレット・パープルマジェスティを最近良く見掛けます、
イネ科、ペンニセツム(チカラシバ)属、アフリカ原産の一年草、草丈 1.5m前後、
穂の長さ 15cm程で見た目には黒っぽいキビのように見えます、
園芸品名 パープルマジェスティーの名で呼ばれています。

オーナメンタルグラスとしては定番の品種で、葉と穂が黒紫色掛かるのが特徴です、
茎は太く一本立し、草丈 1.5mを越える大型の植物で、春播き一年草で、一週間ほどで発芽します、
葉は若苗時は緑色、後に花穂共に黒紫色となりユニークな草姿です、
8月には、穂が出て小型の黄色の花を咲かせ、秋には黒いキビの実をつけます。

下は近くの結婚式場庭園の花壇に栽培されているミレット。

ミレット(87974 byte)

 科   名  稲(いね)科

=== ミレット ===とは、
一般的に、雑穀の事を指し、
アワ、ヒエ、黍、アマランサス、ハト麦、黒米、赤米、大麦など、
主食にされている、稲、麦、トウモロコシ以外の穀物を指しています。

これらは、普段食べられている、お米等より厳しい環境で生育している事もあり、
自らを守る必要性から、自身の身に蓄えられる栄養分は豊富で有ることが特徴です、
味や香り、食感、栄養価も個性豊か、体の抗酸化に効くポリフェノールや、
体調を整えるビタミン、ミネラル、そして食物繊維が豊富に含まれていることから、
美容や健康には欠かせない植物でした、
栄養豊かなこのミレット達への認識は以外に低いようですが、小鳥達は好んで食べるそうです。

 属   名  チカラシバ属
 原 産 地  アフリカ
 植物分類  耐寒性多年草
 樹高・草丈  1.5m前後
 開花時期  8月?9月
 花   色  黄色
 花径・花序  5mm前後
 花 言 葉  
 撮影月日  2010.10.10
 撮影場所  宗像市 

ミレット(52423 byte)

ミレット(46210 byte)

下は、市内別の場所、観光農園で栽培されているアワみたいな穂ですが、名前が不明です。
ご存知の方、お手数お掛けして恐縮ですが、教えていただけると幸いです。

粟(あわグリーンミレット)(54458 byte)

粟(あわグリーンミレット)(40262 byte)

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一見、菊の花に似た、熊葛(くまつづら)科の、唇形花を持つ段菊(だんぎく)、
茎を取り囲むように、葉のつけ根ごとに花序を作り、3段?4段に小花を咲かせ、
小さな青紫の花が集まって、茎の下から上に向かって節ごとに段々に咲く姿から、その名前が付いています。

茎は直立、葉は柄を持ち灰緑色、対生、花を数段に咲かせます、
花の付き方に特徴の段菊、菊と名前が付いていますが、菊科の花でなく熊葛(くまつづら)科の花です。

段菊(ダンギク)(108482 byte)

 科   名  熊葛(くまつづら)科
  • 茎は直立
  • 葉は柄を持ち卵形、灰緑色、対生、鋸歯有り、先は尖る
  • 葉はやや分厚い
  • 全体的に軟毛
  • 葉腋から集散花序
  • 茎を取り囲むように3段?4段の小花をボール盤状に付ける
  • 下から上に向かって順に咲く
  • 花姿は唇形花
  • 花色には、紫、白色やピンク
  • 花は芳香、集合花
  • 名前は、花が段々に咲き、葉が「菊」に似る事から
  • 別名 カリオプテリス/蘭菊・乱菊(ランギク)
 属   名  カリガネソウ属
 原 産 地  日本、朝鮮半島
 植物分類  耐寒性宿根多年草
 樹高・草丈  Max 60cm
 開花時期  9月?10月
 花   色  紫、白、桃色
 花径・花序  7mm?8mm
 花 言 葉  悩み、忘れ得ぬ思い
 撮影月日  2010.10.2
 撮影場所  宗像市 

段菊(ダンギク)(49580 byte)

紅花種。

段菊(ダンギク)(40943 byte)

小さな青紫の花が集まって花穂状で、茎を取り囲むように、下から上に向かって、節ごとに段々に小花を密生、
花姿は唇形花、花冠のシベが陽に映えています。

段菊(ダンギク)(48946 byte)

段菊(だんぎく)(47381 byte)

段菊(だんぎく)(35457 byte)

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寒い日が続き、霜柱が見られる頃に、公園にも植物が造る霜柱の光景が見られます、
霜柱(しもばしら)の花は、紫蘇(しそ)科、シモバシラ属の多年草、
冬の氷点下の寒い時期に、茎元に「霜柱」の氷柱を造る事に由来する、
珍しい光景を目にすることが出来る花です。

霜柱(しもばしら)の花は、
山中の林下に群生、高さはMax 1m足らず、茎は四角柱状で堅く、葉は広披針形、
上方の葉腋に白色の小唇形花を総状花序につけます、
この目立たない花が、冬になると大変身します、

地上の茎は枯れますが、地中の根茎は来春の発芽に向け生長しており、
縦に裂けた維管束は、毛細管現象で根から水分を吸い上げています、
地表が氷点下になると、茎から染み出した水分は氷の結晶となります、
この結晶の形状は自然条件で成長し、自然界からの彫刻の贈り物と言われる、珍しい現象を見せます、
但し現象は気象条件次第で、期待した姿は容易には見せてくれません、
自然はそう甘くはないと言うことでしょう。

下は、公園周回道路沿いの林縁に咲く霜柱(しもばしら)の花

霜柱(しもばしら)(64452 byte)

 科   名  紫蘇(しそ)科
  • 本州、関東地方以西から四国・九州に分布
  • 山地の木陰に生える
  • 草丈 40cm?90cm
  • 茎は四角柱状
  • 葉は長楕円形?広披針形、縁に鋸歯、対生
  • 9月?10月頃、上方の葉腋から総状花序
  • 花は、花穂状に付き白色の小唇形花
  • 茎の一方に偏って白い花穂を横向きに咲かす
  • 花は花序下から上部の花に咲き上がる
  • 枯れた後、地表が氷点下になると縦に裂けた維管束は
    毛細管現象で水分を吸い上げ、茎から染み出して氷の結晶となって現れる
  • 名前は冬の霜柱が出来る頃、
    茎の根元に霜柱のような氷柱をつくることに由来
  • 「霜柱」が溶けても根茎が生きており水を吸い上げ、何度でもできる
  • 別名 雪寄せ草
 属   名  シモバシラ属
 原 産 地  関東?九州
 植物分類  多年草
 樹高・草丈  40cm?90cm
 開花時期  9月?10月
 花   色  白
 花径・花序  5mm?6mm
 花 言 葉  けなげ
 撮影月日  2010.10.9
 撮影場所  宗像市 

花は、小さな花を花穂状に付け、シベが花冠面より随分長く突きだしているため、
一見長い髭が、もじゃもじゃしている花に見える、

霜柱(しもばしら)(30725 byte)

花は、花径 凡そ5mm、小唇形花(釣鐘状)
上唇弁は浅く2裂、側弁は左右対称一対、下唇弁はやや長く下に湾曲、花芯深部は白く長い毛が密生、
雄しべ 4本、花の四隅、対角線上に位置し、花糸は薄ピンク色、花冠より長く飛び出し、葯は 薄紅紫色、
雌しべ 1本、花柱は薄ピンク色、花冠筒の上側面に沿い花冠面より長く突きだし、先端柱頭部で2裂している。

霜柱(しもばしら)(28710 byte)

ここは公園周回道路沿いの林縁に花を咲かせています、
近くにはホトトギス、水引、細葉沙参、萩の花等、秋の草花が沢山見られます。

霜柱(しもばしら)(87868 byte)

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酔芙蓉は一見して、芙蓉の花と、見分けが付かない位良く似た花で、「フヨウ」の園芸品種です。
この酔芙蓉の花は、一日の時間帯で花の色が変わる性質が有ります。

  • 早朝の開花時は純白で、時間が経つにつれ、
  • お昼の時間帯に掛け、花弁の周辺より、淡ピンク色に色付き始め、
    お昼過ぎには花全体が薄ピンク色に色付きます、
  • 夕刻に掛け、ピンク色の花は、濃くなり、夕刻には全体に濃いピンク色になり、
  • 陽が落ちる頃より、徐々に萎み掛け翌朝には完全に萎んでしまいます。
  • 花は一日で萎んでしまいますが、次々に、花を咲かせますので、花の観賞できる期間は、大変長い花です。

一日のうちに、色を変える酔芙蓉の名前の由来は、
花の色が、徐々に変わる事を、お酒を飲んで酔うほどに、顔が赤くなってくることに例えられ、
「酔う芙蓉」から、酔芙蓉と呼ばれる事になった愛らしい花です。

酔芙蓉の木は、花が終わると、毎年決まって株元30cm位の所で、ばっさり切られてしまいます、
酔芙蓉の木はこれで大丈夫なのですね、
心配していましたが、春先から又生長して、一夏でこの大きさになって来る成長の早い木です。

下は、公園の周回道路沿いに20本近くの酔芙蓉の木が植わっています、木はMax 3m位の大きさになります。
お昼の時間の撮影ですが、早朝に咲いた純白の花、薄ピンク色に色づいた花、
前日に咲き既に萎んだ濃ピンク色の花が同じ時間に確認できます。
午後17:00頃の写真がありませんが、夕方には濃紅色に色づきます。

酔芙蓉(すいふよう)(91357 byte)

 科   名  葵(あおい)科
  • 芙蓉の園芸品種
  • 葉は掌状に浅く3?7裂、互生、表面に白色の短毛
  • 早朝、開花時の花は純白、お昼 ピンク、夕方 濃紅色に変わる
  • 花弁は5枚で回旋し椀状に広がる
  • シベは、円筒状に散開するおしべは花柱壁に癒合して多数、
    中心部の花柱は前方に伸ばし先端部で上部へ湾曲、柱頭部は五裂する
  • 八重咲きが主、時に一重咲き有り
  • 果実はさく果で、毛に覆われて多数の種子をつける
 属   名  フヨウ属
 原 産 地  中国、台湾、日本
 植物分類  落葉低木、半耐寒性
 樹高・草丈  Max 3m
 開花時期  7月?10月
 花   色  白から濃ピンク
 花径・花序  10cm?15cm
 花 言 葉  繊細美、しとやかな恋人
 撮影月日  2010.10.3
 撮影場所  宗像市 

下は早朝に開花した八重咲き酔芙蓉の花で純白、当地ではこの八重咲きの酔芙蓉の方を、多く見掛けます。
同属のムクゲと良く似た花を付けますが、直線的な枝を上方に伸ばすムクゲの樹形に対し、
酔芙蓉は多く枝分かれし、横にこんもりと広がり、葉がムクゲより大きく、
雌しべの先端が曲がっているので容易に区別できます。

酔芙蓉(すいふよう)(42296 byte)

この花は、色ずく具合が変則です、通常は花弁周辺部から徐々に色付きます。

酔芙蓉(すいふよう)(54735 byte)

お昼頃に掛け、花弁の周辺より、淡ピンク色に色付き始め、お昼過ぎには花全体が薄ピンク色に色付きます、
夕刻に掛け、ピンク色の花は、濃くなり、夕刻には全体に濃いピンク色になり、
陽が落ちる頃より、徐々に萎み掛け翌朝には完全に萎んでしまいます。

酔芙蓉(すいふよう)(49895 byte)

下 白い花が今朝開花した花、左2つが昨日開花し萎んだ花、右1つは2日前の花。
別の場所の酔芙蓉の花、撮影コンパクトデジカメ。

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一重咲き 酔芙蓉
一重咲きの花は、芙蓉の花と区別が付かない、回りにピンクの花、萎んだ紅い花が有れば酔芙蓉と区別できます。
下は早朝に開花した花で純白。

酔芙蓉(すいふよう)(42892 byte)

お昼頃に掛け、花弁の周辺より、淡ピンク色に色付き始め、お昼過ぎには花全体が薄ピンク色に色付きます、
八重咲きと一重咲きの違いだけで、八重咲きと性状的には同じ。

酔芙蓉(すいふよう)(40848 byte)

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柳葉るいら草

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下は別の場所の、柳葉るいら草、石垣の隙間より茎を伸ばし繁っています。

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アメリカンブルー

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ペンタス

夏の暑い時期から花壇を彩っているペンタスの花、秋らしくなり原色が大変映えています。

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