ユーパトリウムは、アゲラタムによく似たキク科の多年草で、藤袴(フジバカマ)の仲間です。
清楚でかわいい薄青紫色の花は、暑い夏中涼しげなイメージを与えます。
花姿は一見して「アゲラタム」の花茎が高い花にも見えます、
ふわふわとした柔らかいソフトな感じは、一年草のアゲラタムに確かに良く似ていますが、
科 名 | キク科 |
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属 名 | ヒヨドリバナ属 | |
原 産 地 | 南北アメリカ | |
植物分類 | 耐寒性宿根草 | |
開花時期 | 7月?10月 | |
樹高・草丈 | 50cm?1m | |
花序・花径 | 10mm前後 頭花 7cm?8cm |
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花 色 | 薄青紫色、白色 | |
花 言 葉 | 思いやり | |
撮影月日 | 2009.8.29 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
少し引いてみます、立秋を過ぎた涼風に、細い草茎がゆらゆら優雅に揺れます、
ここは公園の周回道路、山腹の斜面に所狭しと群生しています、この辺り迄立ち入りのお客はおらず貸し切り状態。
夏から初秋に掛け、草茎の頭頂に白い鳥が羽を広げたような花を咲かせる、鷺草(さぎそう)が咲き始めました。
その花姿が、大空一杯に羽を広げて飛ぶ、鷺(サギ)の姿に例えられた様です、
特徴的な花は、萼片は小さく緑色で3枚、花弁は白く3枚、上に2枚、下に1枚、
その下唇弁が特徴的で神秘的、その唇弁の全周辺は、細かい糸状に裂け、
白鷺が翼を広げた様な、独特で特徴的な花弁を形造ります、
花は微香があり、夜になると芳香を放ちます。
科 名 | 蘭(らん)科 |
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属 名 | ミズトンボ属 | |
原 産 地 | 日本、台湾、朝鮮半島 | |
植物分類 | 耐寒性球根植物 | |
開花時期 | 7月?8月 | |
樹高・草丈 | 15cm?30cm | |
花序・花径 | 3cm?4cm前後 | |
花 色 | 白 | |
花 言 葉 | 繊細、清純、発展 しんの強さ |
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撮影月日 | 2009.8.29 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
何度見ても綺麗で神秘的、毎年見る花姿ですが、その造形美の美しさに改めて感動します。
この花には、4cm前後の異様に長い距を持ち、蜜を溜めていますが、花姿から異様に見えます、
何でこんなに長い炬をと思いますが、この長い炬は、長い口吻を持つセスジスズメなどが吸蜜すると言い、
スズメガ科の昆虫であるガによる花粉媒介を行う為の造りのようです。
一寸横顔を見てみます、蘭科の植物に特有の複雑な花弁の造りです、
特徴的な、この鳥の形に見える花弁が下唇片とは驚きです、この下唇弁の全周辺が細かい糸状に裂け、
鳥が翼を広げた様子に例えられたものですが、鷺草(さぎそう)とは花姿を良く言い表していると思います。
鳥の名前を戴いている花も多く見掛けますが、爽やかさ、優雅さでは、最初に上げられそうです。
少し引いてみます、群生とまではいきませんが、少しまとまって咲いてくれています、
立秋の後の一時の涼風、そよ風に揺られ、優雅な一時です。
水引 (みずひき)は、日本各地に自生する野草、
公園、河川敷、野原、林の川沿いのあちこちに自生しているので良く目にします。
この花は、上から見ると赤く見え、下から見ると白く見えます、
その花姿を祝儀袋の紅白の水引に見立て、水引の花の名前の由来になっております。
水引の花は、独特の細い茎に、米粒に満たない、小さな花を付けますが、
あまりにも、小さな花なので、花に余程近寄って、注意していないと見落とします、
そんな小さな花ですが、良く見ると、花は紅白、なんとも、お目出度い花なんです。
科 名 | 蓼(たで)科 |
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属 名 | タデ属 | |
原 産 地 | ヒマラヤから中国の高山帯 | |
植物分類 | 宿根草 | |
開花時期 | 8月?10月 | |
樹高・草丈 | 40cm?80cm | |
花序・花径 | 2mm?3mm | |
花 色 | 花弁外側 紅 内側 白 | |
花 言 葉 | 慶事、祭礼 | |
撮影月日 | 2009.8.23 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
「下」 花の大きさは、米粒の半分位です、
円筒状、あるいは、卵状の穂状花序、明るい紅(ピンク)色の花が斜め下を向いて咲きます。
見る角度により、上から見ると、紅く、下から見ると白色に見えます。
手持ち撮影のため、肝心な箇所のピントが甘く分解能、鮮明さに欠けますが、
花弁は4枚、5本の雄シベ、2本の花柱を持っております。
下2枚 コンデジ撮影。
「下」 水引の花後の、果実
水引の、花弁は4枚、5本の雄シベ、2本の花柱を持っており、そう果は、花被片に包まれて熟します、
果実が熟すに従って、この花柱が、花後も残って成長し、先端がカギ状になって、果実の先端から突出します。
このカギが動物や衣服に、ひっかかり遠方に運ばれる狙いがあります。
紅い果実の先に白くカギ状に伸びているのが見えます。
少し引いてみます、大変細い草茎で、風にゆらゆら優雅に揺れます、見る分は良いですが、撮影には手を焼きます。
暑い夏のこの時期に咲く鮮やかな花、花茎は60cm?1m位、茎頂部で分枝して数個の花をつけます。
花は、紅いオレンジ色の6弁花で、花弁に濃い赤色の斑点紋様があり一日花です。
葉が何枚も重なり合って、扇状に伸びる様子を、檜扇に見立てたことに由来しています。
科 名 | 文目(あやめ)科 |
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属 名 | ヒオウギ属 | |
原 産 地 | 日本、台湾、中国 | |
植物分類 | 耐寒性宿根草 | |
開花時期 | 7月?8月 | |
樹高・草丈 | Max 1m | |
花序・花径 | 4cm?5cm | |
花 色 | 橙色 | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2009.8.23 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
ヒオウギ繋がりで、UPの機会を逃し、お蔵入りしそうだった、姫檜扇水仙に陽の目を当てますのでご笑納下さい。
姫檜扇水仙/モントブレチア
文目(あやめ)科、モントブレチア属、グラジオラスに少し似ています。
縷紅草(ルコウソウ)
丸葉縷紅草(マルバルコウソウ)
もみじ葉縷紅草(モミジバルコウソウ)・・・等、縷紅草(ルコウソウ)の仲間を見掛けるようになりました。
朱赤色の朝顔を小型化したような、色鮮やかな花、縷紅草(ルコウソウ)は青空に映えます。
つる性の花だけに、近くにある木々、フエンス等に蔓を絡ませ伸びて行きます。
縷紅草(ルコウソウ)は、腋生の細い花柄上に、細長い花冠筒を大きく開出、浅く五裂した高杯形花冠を持ち、
鮮紅色の花をつけます。
朱赤色、緋紅色と言われる目立つ花色は、大変目を引き、羽状に細かく深裂した葉っぱを持ちます。
科 名 | 昼顔(ひるがお)科 |
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属 名 | ルコウソウ属 | |
原 産 地 | 熱帯アメリカ | |
植物分類 | 非耐寒性つる性一年草 | |
開花時期 | 8月?10月 | |
樹高・草丈 | つる性 | |
花序・花径 | 2cm前後 | |
花 色 | 朱赤色、白、桃色など | |
花 言 葉 | 多忙、おせっかい でしゃばり |
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撮影月日 | 2009.8.22 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
下 夏の終わり頃から秋にかけて、小さな花を次から次へと咲かせます。
花冠は、花冠筒が細長く先端が大きく開出し、花冠は浅く五裂した高杯形花冠、朱赤色の花が印象的。
下 5cmは有る長いラッパ管、花冠長 凡そ20mm。
少し引いてみます、葉は羽状に細かく深裂、互生、触ると痛そうですが、葉質は柔らかく心配いりません、
細い糸、糸筋の事を、「る:縷」と言うそうで、
「糸のような細い葉を持つ紅い花」が名前の由来になったようです、
秋風にゆらゆら揺れる、「朱赤色、緋紅色」の花、難しい漢字だった縷紅草が少し身近な花に感じる様になりました。
お盆が過ぎ、ほっと秋風を感じる涼風が吹く前後の頃から見掛ける、花虎ノ尾の花、
花穂の4面の下の方から、唇形の小さな花を咲かせる、涼しい色合いの花です。
茎が四角張っていて、四面に突き出すような、四角錐状の花穂が特徴で、花色は桃、白、青色などです、
「虎ノ尾」と、似つかわしくない名が付いていますが、意外に同じような名前が付いた植物は多く、
無限花序に分類され、花序の形状が穂状で、花穂が長く伸び、その穂回りに花がつく、
また、花が綺麗に並んで、尾っぽのような花穂になっている花に「虎ノ尾」の名前が付けられます、
中でも花が美しく、大きい花が魅力のこの花に、花虎ノ尾という名前が付いたようです。
この茎の断面が四角形をしている所から、角張った虎の尾から、「角虎の尾」とも呼ばれます。
「虎ノ尾」の名の付く花多いですね、見つけた幾つかを書き出してみます、
大きさ、色合い、それぞれですが、皆良く似た花姿をしています。
科 名 | 紫蘇(しそ)科 |
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属 名 | ハナトラノオ属 | |
原 産 地 | 北アメリカ | |
植物分類 | 耐寒性宿根多年草 | |
開花時期 | 8月?9月 | |
樹高・草丈 | 60cm?1m | |
花序・花径 | 20mm前後 | |
花 色 | 桃・薄紫・白・赤紫 | |
花 言 葉 | 達成 | |
撮影月日 | 2009.8.22 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
ぐっと寄ってみます、シソ科の花に特有の、唇形の小さな花です。
ぐっと引いてみます、近所の鎮国寺境内の花壇の一角でした。
市内 大穂の宗生寺参道沿いにある民家の庭先、
キラキラ鮮やかな黄金色の、小型のカッシア/和名 花センナが今年も開花しています、
昨年お世話になった、奥さんが出てこられ、顔見知りになっていたことで快くお誘いいただき撮影させていただきました。
道路側に大きく枝を伸ばした木が一本、2mほど高まった庭の間の斜面に、7本も栽培されており私にとっては有難い、
一面濃い黄金色に染まっており、黄金色が青空に良く映えています。
科 名 | 豆科 |
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属 名 | カワラケツメイ属 | |
原 産 地 | 南米 | |
植物分類 | 落葉低木 | |
開花時期 | 8月?11月 | |
樹高・草丈 | 2m?3m | |
花序・花径 | 10mm前後 | |
花 色 | 濃い黄金色 | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2009.8.22 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
花芯部 カッシアの仲間に特有なシベの構造が見られます、一度見たら忘れられない構造です。
ぐっと近寄ってみます、
少し引いてみます、蕾も沢山見られ、1cmくらいの花が樹幹一杯に見られるのも近いようです。
下 カッシアの仲間には、良く似た、小葉のセンナが有ります、参考までに昨年撮影分を流用します、
小葉のセンナの花は大きく、花冠が3cm?4cm、花冠下部の両サイドの雄しべが、牛の角を連想させる構造が特徴です。
葉っぱは、花センナは細長く先が尖っていますが、この小葉のセンナは丸く、やや小柄で、肉厚が分厚く、
10?11月頃開花し、見上げるほどの大きさに成長いたします。
予約投稿
8月の中旬を過ぎると、山間部や公園の日陰で、杜鵑草の花が見られるようになりました、
葉は長楕円形から披針形で、基部は茎を抱き、葉腋に数個の花を咲かせ、少し毒々しい感じを持たせます。
花披片は6枚、内側に紅紫色の斑点、花芯深部には黄色の斑紋があります。
その名の由来は、花弁の斑点を、鳥のホトトギスの、胸毛の斑点に見立てたと言われています。
ホトトギス属は東アジアに凡そ20種類程分布、国内には10種類程分布している様です。
この花は、草丈は60cmほど、上向きに花を咲かせます。
杜鵑草は、園芸用として多く見られ、園芸用として栽培されているのは、
自生のホトトギスと、タイワンホトトギスの交雑種が多いと言われ、この品種はタイワンホトトギスと思われます。
科 名 | 百合(ゆり)科 |
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属 名 | ホトトギス属 | |
原 産 地 | 日本、台湾 | |
植物分類 | 耐寒性宿根草 | |
開花時期 | 9月?11月 | |
樹高・草丈 | 30cm?60cm | |
花序・花径 | Max 2cm | |
花 色 | 赤、紫、黄、白 | |
花 言 葉 | 陶酔 | |
撮影月日 | 2009.8.22 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
花の裏側、幅が広い外花被片の基部には瘤状の距を持っています。
蜜標である内側に紅紫色の斑点を持ち、花被片は幅の狭い内花被片3枚と幅が広い外花被片3枚の計6枚、
雄しべ6本、雌しべの3裂した先端が2裂した柱頭部が見えます。
下2枚は別の場所の杜鵑草、青色がわずかに混じり、色の分布、シベの構造が異なります、
花弁の、小さな紫色の斑点を、鳥のホトトギスの胸の斑点に見立てたものと言われます、
雄しべ花糸は6本、外側に湾曲した先端に下向きに葯を付け、
花被片に訪れた昆虫に花粉を着け易い構造になっています。
撮影 コンパクトデジカメ
雌しべの柱頭は、花柱の中程で3裂し、その先端で2裂しています、
柱頭の3裂片腕部には触手みたいな突起物を沢山持ち、透明の卵みたいなツブツブを持ちます。
公園の林縁の林の中に、真っ白な仙人草の花が確認できます。
仙人草は、綺麗な真っ白な4弁花、つる性の山野草で、クレマチスの仲間なので良い香りがします。
仙人草という名前は、実が熟した頃、実の先端に白い羽毛状の長い髭を持ちます、
この髭を仙人の髭に見立てられた様です。
科 名 | 金鳳花(きんぽうげ)科 |
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属 名 | センニンソウ属 | |
原 産 地 | 日本、中国 | |
植物分類 | 耐寒性蔓性落葉多年草 | |
開花時期 | 8月?9月 | |
樹高・草丈 | つる性 | |
花序・花径 | 約 2.5cm | |
花 色 | 白 | |
花 言 葉 | 安全、無事 | |
撮影月日 | 2009.8.22 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
花弁に見えるのは萼片、4枚の花弁にみえる顎片は十字型に開き、シベがピーンと伸びスッキリした花姿。
少し引いてみます、仙人草の花は密集して咲きますので賑やかです。
肥沃な林内や川沿い、原っぱなどに生え、高さは50cm?1.5m、群生し葉は平らな線形、
扁平なユニークな花穂を下垂させ、花はこの小穂の内側に付く変わった生体、
風にゆらゆら揺れる花穂は、ぼつぼつ色付き始め、稲穂っぽくて風情を感じさせます、
又、花穂の形状が小判草に似ている所から、ニセコバンソウと呼ばれますが、そんなに似ているとも思えません。
ワイルドオーツから、オーツ麦の原種か?と、オーツ麦を思い浮かべますが、
オーツ麦はイネ科カラスムギ属なので同属では有りませんが、イネ科の植物は皆良く似た姿をしているようです。
科 名 | イネ科 |
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属 名 | チャスマンティウム属 | |
原 産 地 | 北アメリカ | |
植物分類 | 耐寒性多年草 | |
開花時期 | 7月?8月 | |
樹高・草丈 | 50cm?1m | |
花序・花径 | 花穂 | |
花 色 | 緑 | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2009.8.16 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
パンパスグラスは、ススキ、葦の仲間で、白金葦は雌雄異株、これは雌株か?。
穂まで含めた全体の高さ3m前後有り可成り大きく、お盆過ぎ頃から秋風に花穂がゆらぎます。
パンパスグラスは、ススキを巨大にしたような大型植物で、豪華な花穂を持っています。
花は雌雄株の見分けは至難ですが、雌株は柔らかい絹糸状の長毛が集まって花穂を作っています。
科 名 | 稲(いね)科 |
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属 名 | コルタデリア属 | |
原 産 地 | 南米 | |
植物分類 | 半耐寒性多年草 | |
開花時期 | 8月?10月 | |
樹高・草丈 | 1m?3m | |
花序・花径 | 60cm?70cm | |
花 色 | 白、白色でやや桃色味 | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2009.8.16 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
隣町との間の小さな峠の頂上付近の、県道沿いのヤブミョウガ、道路路肩沿いにずーっと続いております、
山地の林の中などに生える多年草で、名前に、ミョウガという語が入っていますが、
藪茗荷(ヤブミョウガ)は、ツユクサ科ヤブミョウガ属で、茗荷(ミョウガ)はショウガ科で、縁は有りません。
科 名 | 露草(つゆくさ)科 |
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属 名 | ヤブミョウガ属 | |
原 産 地 | 日本、朝鮮、台湾、中国 | |
植物分類 | 多年草 | |
開花時期 | 8月?9月 | |
樹高・草丈 | 50cm?1m | |
花序・花径 | 10mm弱 | |
花 色 | 白 | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2009.8.16 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
花びらが6枚に見えます、内訳は花弁が3枚、残り3枚が、萼片です。
取り立てて、綺麗という花ではありませんが、花の後、真珠のような光沢の青藍色の実が付き、実は綺麗です。
クサギ(臭木)というだけあって、余程の臭いがする木だと思い嗅いでみましたが、
花は甘いお化粧みたいな良い香りで、1?2m離れていても良い香りを周辺に漂わせております。
若葉を揉んだり傷つけると、薬品臭がするみたいですが、決して悪臭のする木では有りません。
若葉を揉むと、独特の臭気がするところから、臭木(くさぎ)の名が付いています、
花自体は、とっても甘い良い香りが有り、蝶などが沢山集まって来ています。
花の後に、実が熟れてくると、紅紫の綺麗な色の、反り返った萼片に、瑠璃色の大変綺麗な実が生ります。
これを鳥が好むらしく、よく群をなして飛来しているのを見掛けます。
科 名 | 熊葛(くまつづら)科 |
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属 名 | クサギ属 | |
原 産 地 | 日本、台湾、中国、朝鮮半島 | |
植物分類 | 落葉小高木 | |
開花時期 | 7月?9月 | |
樹高・草丈 | 1m?3m | |
花序・花径 | 25mm?30mm | |
花 色 | 白 | |
花 言 葉 | 運命 | |
撮影月日 | 2009.8.14 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
撮影時期はタイミングが悪く、花の大半が、くたびれて萎れた状態で、その中の数輪を選んで撮影しました。
花の後、実が熟れてくると、紅紫の綺麗な色の、反り返った萼片も案外の見物で、瑠璃色の大変綺麗な実が生ります。
艶々した瑠璃色の実は意外と綺麗で、これを鳥が好むらしく、見つけたら直ぐに撮らないと直ぐに食べられてしまいます。
花は特徴的で、先が5裂した、細長い筒状の高坏型、白い花と、赤い萼の、ハイコントラストな花です、
5弁のプロペラ状の花は、漏斗管部分が実測30mmと大変長く、全体が大変スマートな感じの造りです、
花柱と実測40mm以上の花糸の雄しべと、漏斗管、萼を含めた全長になると随分細長く10cm近くになり、
花の直径、実測30mmに比べると大変スマートな造りの花です。
宗像市吉武の市道沿いにとんでもなく大きな瓢箪の栽培を見掛けましたので立ち寄り撮影させていただきました。
ユウガオの変種で、わが国でも相当古くから栽培されていたようですが最近は余り見掛けません、
果実を乾燥させて、食器、水筒、楽器などに加工利用さたとも聞きますが、
時代劇に良く登場するのを見掛ける他は、現在の生活の中に本当に利用されているのか不明です。
今回は開花中の花は全く見つけられず、撮影できませんでした。
白色の大きな雌雄別々の花を付けますが、実を付けるのは雌花だけです。
物好きも手伝って、正面の一番大きな、底をザルで受けている瓢箪を、メジャーで測ってみました、
長さ 約80cm、胴回り径 約 38cmもあります、
他に、長さは短いですが、胴回りの大きな瓢箪で、50cmくらいの物もありました。
実の小さい物を、センナリ瓢箪、大きい物を、大瓢箪と言うらしいです、するとこの瓢箪は大瓢箪でしょうか?
何に使うのでしょうか?気になります。
たまたま大きい実かと思いましたがどれを見ても全て異常に大きいです、瓢箪とはこんな物なのでしょうか、
素人で全く見当が付きませんが、今時入れ物に加工して使うとも考え難いし、
この後、どう使われるのか興味があり、農家の叔父さんに聞きたくも、姿が見えず聞けませんでした。
胡麻(ごま)は、ごま油、薬味、香辛料として用いられる食材の一つとして、お馴染みの材料です。
宗像市ホタルの里公園の側の畑で、きれいな純白の花を咲かせてくれます。
開花時期は、7月?8月、
草丈は、凡そ、1m?1.5mになり、
花径4?5cm、白い薄紫掛かった色の花をつけ、
花茎に、たくさんの花を、ビッシリと付け、遠目でも目立ちます。
花には産毛が生えており、葉っぱ、茎にも短い産毛が見られます、
実には多数の種子を持っており、
料理に使われる薬味等の、胡麻の種子からは想像出来ない、ジギタリスに似た綺麗な花を咲かせます。
栄養的にも優れ、脂質はオレイン酸、リノール酸が、80%を占め、ビタミンE、蛋白質も豊富に含み、
リグナンと言うポリフェノールも多く含む貴重な食材の一つです。
この食材としてのゴマは、種皮の色により、黒ゴマ、白ゴマ、茶ゴマに、分けられますが、
栄養的には、いずれも差がないと言われています。
科 名 | 胡麻(ごま)科 |
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属 名 | ゴマ属 | |
原 産 地 | アフリカ | |
植物分類 | 一年性草本 | |
開花時期 | 7月?8月 | |
樹高・草丈 | 1m?1.5m | |
花序・花径 | 4cm?5cm | |
花 色 | 白、薄紫 | |
花 言 葉 | ||
撮影月日 | 2009.8.14 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
「下」 胡麻の実です。
一つの実には、縦長の四列の部屋に別れていて、この部屋の中に、ビッシリと、40?50粒の種が、収まっております。
盆休み戴いています、予約投稿中
夏を彩る花として、花壇や鉢植えには欠かせない花に上げられるペチュニア、
アサガオに似た、漏斗形の花を咲かせ、赤色やピンク色、白色、黄色、紫色などが色とりどりです、
花形も園芸会社から数多くの園芸品種が開発され、覆輪や星形、絞り咲きなど多彩で、
さらに一重咲き、八重咲きがあり、花壇や鉢植えに欠かせない花です。
近所のお宅の玄関前で、プランターでペチュニアの園芸品種で、エミネニア・スターピンク種が、
綺麗に咲いていましたので撮らせていただきました。
科 名 | 茄子(なす)科 |
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属 名 | ペチュニア属 | |
原 産 地 | 中南米 | |
植物分類 | 一年草または多年草 | |
開花時期 | 5月?10月 | |
樹高・草丈 | 10cm?20cm | |
花序・花径 | 2cm?6cm | |
花 色 | 桃色、白、紫など | |
花 言 葉 | 心がなごむ | |
撮影月日 | 2009.8.44 | |
撮影場所 | 宗像市内 | |
ペチュニアの園芸品種、エミネニアは、住化農業資材株式会社の登録商標で、1998年から市場に出回っています。 |
留守中に付き予約投稿です。
ダム湖周辺の畑の周辺には、この時期、禊萩が群生しております。
この畑は、この近くのお年寄り夫婦が管理しており、何度かお会いすることで顔見知りとなりました、
今日は来ていませんが、事前承諾いただいていますので、無断で入らせていただきました。
葉腋に数個の紅紫色の花が密生して花穂状になり、風に吹かれ揺らぐ姿は、可憐で涼感があります。
ちょうどお盆の頃に咲く事からか、仏前に供えられ、盆花とか、精霊花とも呼ばれる様ですが、
ご先祖様とのイメージは持たれません。
科 名 | 禊萩(みそはぎ)科 |
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属 名 | ミソハギ属 | |
原 産 地 | 日本、朝鮮半島 | |
植物分類 | 多年草、宿根草、耐寒性 | |
開花時期 | 7月?9月 | |
樹高・草丈 | 50cm?100cm | |
花序・花径 | 1cm?1.5cm | |
花 色 | 紅紫色 | |
花 言 葉 | 悲哀 | |
撮影月日 | 2009.8.8 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
一寸引いてみます、ロングで撮るとこんな具合に、群生しておりました。
予約投稿です、お盆で留守します。
宗像市ホタルの里公園の近くの市道沿いの、石垣の下では、橙色のジンジャーが大変目立っております。
大きな花茎を伸ばして、その先にたくさんの、花を咲かせ、花径 7cm?8cmを越える大輪を咲かせています。
一日花ですが、次々と、夕方から花を咲かせ、クチナシみたいな甘い香りを発散させる花です。
花色も、白、黄、朱紅、赤橙などで、1cm?2cmの小輪種もあります。
ジンジャーは、生姜の英名、日常食べている、生姜のことです。
花を観賞する目的で、改良された観賞用生姜の花で、ジンジャーリリーとも呼ばれます。
又、生姜風味の炭酸飲料、ジンジャーエールが知られていますが、これは、
ジンジャーなどの香りと味をつけ、カラメルで着色したノンアルコールの炭酸飲料の事です。
市道沿いの石垣の下で栽培されており、上のガードレール越しに覗き込む融通の利かない難しい格好で、
撮っていますので、固定的なフレーミングとなりましたのでご笑納下さい。
撮影 コンデジ
科 名 | 生姜(しょうが)科 |
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属 名 | シュクシャ属 | |
原 産 地 | ヒマラヤ?東南アジア | |
植物分類 | 半耐寒性球根植物 | |
開花時期 | 8月?10月 | |
樹高・草丈 | 1.5m?2m | |
花序・花径 | 約 10cm | |
花 色 | オレンジ色、白 | |
花 言 葉 | 信頼 | |
撮影月日 | 2009.8.14 | |
撮影場所 | 宗像市内 | |
ジンジャー、生姜は、民間療法で多くの効能、効果があるようです。
又その使用方法も書き切れませんが幾つかを拾い集めると、
一寸勉強すれば難しいことでもなさそうな民間療法なだけに、身につけても損はなさそうな気もします。 Net上では、詳細を沢山公開されていますので、少し勉強してみようと思います。 |
花冠の造りは賑やかな造りです、色鮮やかで、遠目でも良く目立ちます。
布袋葵は、暖地の溝や水田、池などに 自然に増えて今では厄介者扱いされているようです。
厄介者にされてはいますが、花は意外と美しいので、水槽や睡蓮鉢に植えられているのを良く見掛けます、
ここは、城山近くの小さな湖、水面一杯に埋め尽くされております。
布袋葵は、繁殖力が強く、沼や湖など、水路等で、群落を見ることができます。
この植物は、水中から大量の、富栄養分を吸収するため、水質浄化への利用が期待されますが、
繁殖力が強過ぎ、厄介者にされることも聞きます。
名前の由来は、葉の根元が、浮き袋のように膨らみ、布袋様の、お腹に似ること、
葉が、葵の葉に似ている事からに由来します。
科 名 | ミズアオイ科 |
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属 名 | ホテイアオイ属 | |
原 産 地 | 熱帯アメリカ | |
植物分類 | 非耐寒性水生多年植物 | |
開花時期 | 6月?9月 | |
樹高・草丈 | 20cm?100cm | |
花序・花径 | 4cm?5cm | |
花 色 | 薄紫 | |
花 言 葉 | 恋の悲しみ | |
撮影月日 | 2009.8.8 | |
撮影場所 | 宗像市内 |
下 一寸横顔を見てみます、なかなかお洒落な美人ではないかと思います。
透けるような薄い赤紫地の花弁に、少し濃い紫の葉脈が走り、全体にお化粧の銀粉みたいなコーテイングが感じます。
下 これは別の場所の布袋葵、天候が不順で花弁の傷みがあり、昨年 2008.9.4 撮影分を流用します、
花冠の一番上の位置の花弁にはこんな素晴らしい紋様があります、仏様の光背に似た紋様に見えます。
布袋様には光背はないと思いますが、蝋燭の炎のような黄色、青から紫、薄ピンクへのグラデーション、
全体の葉脈のアクセントは、何とも言えない素晴らしい神秘さを感じます。
初夏からきれいな花を咲かせ、夏ばて対策に人気のネバネバ系の野菜で、お馴染みのオクラです、
オクラの花は、結構大きく、アオイ科らしい、綺麗な黄色の花を咲かせ、
切り口が5角形、独特のネバネバが特徴で、野菜の花にしては、結構見映えのする花だと思います。
畑一面の、オクラですが、よく似た花で、ハマボウ(浜朴)、トロロアオイ(黄蜀葵) と共に良く知られた花です。
オクラの花芯部、アオイ科特有のシベの形をしています、
5枚の花弁、花芯深部が五角形の濃紅茶色、雌シベの頭柱は五つに別れ、雄しべの花糸は無く、
花柱柱壁に、雄しべの葯が着生し、蕊柱を形成しています、典型的に、アオイ科の特徴を持っています。
オクラの実
まだ小さいですが、実が生っております、近くのスーパージャスコの野菜売り場で10本入り98円で売られていました。
夏ばて対策に人気のネバネバの正体は、ペクチンとムチンという成分で、大変な健康食品だったのです。
ペクチンには、
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ムチンには、
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あのネバネバの正体は、ペクチンという食物繊維とムチンという多糖類と言われ、 予想以上の健康食品だったのです。 |