いろいろ書いておきたいことはあったのですが、前後しながら今日は胃の内視鏡検査の結果を。

1か月前に行った胃カメラの結果を聞きに病院へ。
これで血液検査と、内視鏡検査の両方の結果をもって、『寛解』のお墨付きを頂きました。
胃カメラでは、5つの方向から診て判断され
治癒痕があるものの明らかな悪性像や悪性リンパ腫の所見は確認できません。と、ありました。
血液検査での判断基準は主に、悪性リンパ腫のマーカー(可溶性IL-レセブ)の数値です。
これからは3か月に一度の診察で経過を見守っていきます。
今後の課題は再発のあるなしを見ていきす。
私のリンパ腫(MALTリンパ腫)は10年単位で進むものなので、もし見つかっても
すぐにどうするというものではないので、ということでした。(ゆっくり治療しても大丈夫)
今後私が注意することは
1.寝汗をかく
2.貧血
3.黒便
4.急激な体重の減少
5.だるい、妙に疲れる
に気を付けるということでした。
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先日のNHKの番組・「トリセツショー 癌は90%治る」を見ましたが
最近の研究では、癌の原因は遺伝子細胞の変異・・・が大きいとされ、それは
避けられない運命で「運が悪かった」と、いう要素も大きいとも。
従来、癌は生活要因があるとされていたが、今回放送では
細胞分裂によって変異した細胞が癌に成長するという新しい研究結果でした。
体の細胞は一日に1兆個も生まれ変わっているとしたら、それがすべて正常に行われるとは
私も考えにくい。
健康な成人でも、毎日数千個の癌の元とされる細胞が生まれているといわれるそう。
1兆個の中からいくつかの細胞が生き残り、癌に変化していく。
私の先生も、「今後、私が癌再発に注意することは何かですか?」と、聞いたのに対し
こういう症状が出たときは…という返答でした。
自分の意志で癌になる原因を予防することはできないのだと、私は解釈した。
日本人の癌で多いものは、男女で違いはあるが
胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、すい臓がん…というところでしょうが
近年、悪性リンパ腫も増えている傾向で9位とか聞いています。
癌は怖いというイメージも、早く発見すれば医学の発達もあり私のように治るでしょう・・・
ちなみに私の悪性リンパ腫はステージ2でしたし、甲状腺腫はステージ1です。
どちらも進みの遅いもので、発見できてラッキーでした。
今や癌は稀なものではなく、ありふれたものということが出来るでしょう。
日本人の2人に一人が罹ると云われているのですから。
早く発見できれば治る(ふつうの生活が出来る)ということになるでしょう。
そして出来れば、がん保険加入も視野に入れることもいいでしょう。
家の息子夫婦も私のガン発見後、がん保険に入ったとか。
今、90歳でも入れるものもあるとか。
私の場合は自由診療ではなく健康保険で治療したので、高額医療費は使いましたが
有難いことに健康保険の範囲内の治療でした。