
この本を、図書館勤めの友人に勧められて図書館にリクエストをしたのが1月でした。
何と10ヶ月もかかって本が回ってきたのですが、わたしはいま、お忙しくってゆっくり読めない・・・
返却の催促が来てから返却しましたが、あとに110何人もの人がこの本を待っていました。
人気なんですね?
人生をリセットしたい女性が多いってこと??
面白い小説で(小説はめったに読まないのだが)、笑ってしまう文面に当たるたび
わたしはなぜだか、著者の内館牧子さんの顔が、ぽっ、ぽっ浮かんだ。
最後の人生のステージへの手前で
まだ今は杖なしで暮らせるという時に、もしも…もしも…この道を選ばなかったら・・・
という
筋書きになっていはいるが。
歳を取るほど、人は誰かをあてにする、頼る。
だが自分で出来ることは、何があっても自分でやる気概が必要だ。
人は必ず誰かに頼らなければならなくなる。
加齢とともに出来ないことは増えてくる。(本書より)
色々な脚本を書く人気脚本家の内館牧子さんは、
社会はあまり必要としなくなった老境に入った人たちの、心の揺れを書いたと言っている。
いくつになってもやり直せるというのは、具体的根拠のない励ましにすぎず
残念ながら一寸難しい年齢になっている。
私はこの年齢になって、人生やり直すほどの頑張りはしたくない。
まっ、成り行きにまかせて年金で慎ましく楽しく暮らしでいくで充分だ。
もう少し若いころ、佐野洋子さんが好きで佐野洋子さん本は殆ど読んだ。
今はもう、みな忘れてしまったけれど。
内館牧子さんの本も、どこか似たところがあったもしれない。
今日もよく働いた。
狭い庭だが、それなりに片付くと次の季節も楽しみになってきた。
でもまだ途中です。
☆レバーニラ炒め

時々レバーが食べたくなります。
栄養豊富。
これでビール。