コロナの世界的流行に人類があっていたので、旅に出ることは出来ずにいましたが
約3年ぶりで旅行をしてきました。
↓瀬戸内海国立公園の景勝地 鷲羽山展望台からの風景・瀬戸大橋・・・
瀬戸内海は小さな島々が神々しいくらい美しくて、この旅は瀬戸内海の美しい風景に感動しました。
新幹線で3時間の岡山駅から乗り継いで~倉敷へ
お馴染みの倉敷川の風景
若い時にも倉敷には2回訪れたことがありますが、昔のままの風景です。
ここは大原美術館。
が、中に入ったのは今回が初めて。
こじんまりした美術館でした。
伝統的な建物が作り出す町並みのこの辺りが美観地区。
格子窓などが続く町並みが川沿いによく似合っています。
お宿は美術館隣りの国際ホテル。
2日目は宇野港からフェリーに乗って直島へ。
このあたり・・・現代アートの聖地になっている?
昔、ネットなどで見たときは、すんなり理解できませんでしたがこの頃は慣れました。
宇野港に展示してある第1回瀬戸内国際芸術祭の子供たちの作品「宇野のチヌ」
材料が廃物品のようでもあるが?もしかすると、こういうものが展示物として成ることが芸術かも?
色合い、形がおおらかで素敵 中は滑り台になっている。
残念なことにこの日は雨。
宇野港~宮浦~~直島へ ベネッセハウスミュージアムへ
「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として1992年に開館しました。
瀬戸内海を望む高台に建ち、建物は、安藤忠雄さんの設計によるものです。
作品は館内のいたるところに。
施設をとりまく海岸線や林の中にも点在しています。
船の底を形にした作品。
ホテルはランクの高いホテルだそうで・・・
私たちは作品と風景を見せて頂いただけでしたが。
何処に行っても瀬戸内海の穏やかな海が見えて・・・よかったです。
そして直島の100年前の古民家を改装してアートと展示されている、「家プロジェクト」見学。
家プロジェクトは1998年に始まった直島・本村地区において展開するアートプロジェクトです。
7軒くらいあったかな?
左下は芸術的なトイレ
写真がみんな撮れたわけではないのですが・・・・
光のアートが印象的な「南寺」は真っ暗な闇の中に光を感じるものでした(建物は安藤忠雄さんデザイン)
外観を見ただけでしたが、「はいしゃ」という建物が面白かった。
壁をコラージュで表して?おんぼろ建物のアート?のようでしたが・・・。
瀬戸内国際芸術祭(2010~)は、3年に1度、瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に開催される現代アートの祭典。
宮浦港にある草間彌生さんの作品は、直島のシンボル的存在。
黄色い南瓜もあったが車窓から見ました。
この辺りちょっとした所々に作品がありました。
再びカーフェリーに乗って岡山港~小豆島へ
土庄港の作品 太陽の贈り物。
金色に光り輝くオリーブの葉には、島の子ども達が寄せた「海へのメッセージ」が刻まれている
他にも瀬戸内海には随所に、こういう作品が所々、展示してあったように思う。
そこからまたバスでオリーブ公園へ
100年前に少ない降水量と温暖な気候の小豆島に、オリーブの木が植えられました。
ギリシャとは姉妹都市。
わたしの近所でも時々鉢植えで、オリーブの木を植えられているのを見ますが
小豆島は降水量や温暖な気候がオリーブの木の生育にいいのですね。
奥に、ギリシャ風車が見えます。
疲れたので、近くまで行かなかったけど行けばよかったな。
帰って来てからNHKの街角ピアノの番組で美しい風景でしたが。
幸せの黄色いポストというのは見たことがありますが、ここのポストはオリーブをイメージした色に
なっていました。
小豆島は「日本のオリーブ栽培発祥の地」として知られるようになり
今や日本のオリーブの大部分は小豆島ということです。
国産のオリーブはやや小粒です。11月~12月に収穫期を迎えるそうです。
小豆島の名産品はオリーブとその製品になっていますが、昔は塩が多く作られていたが
生産過剰になり段々閉じられて、それからは醬油や味噌なども生産するようになったとか。
そして、夕暮れに小豆島温泉へ宿泊。
翌朝24日、やっと晴れてフェリーに乗って・・・香川県、高松港から徳島県鳴門市・大塚美術館へ
美しい瀬戸内海の感動の風景でした。
朝焼けも静かな瀬戸内の風景・・・
いくつもの島々が点在し光も美しく、神々しいくらいでした。
瀬戸内海・・・・♪瀬戸の花嫁の歌謡曲はここそのものと思いました。
大塚美術館へ
まぁ、大塚美術館は大きな美術館で、展示されている陶板に仕立てられている絵は実物大の絵で
筆のカスレも表現されていて、その技術も高度で素晴らしかったです。
入ってすぐにルネッサンス時代の教会の巨大な壁画。
これが陶板で複製されたとは圧倒されます。
全部見たら4キロもあるそうで、時間内で走り見でした。
この辺りからお馴染みの絵画です。
時代ごとに展示されています。
多分、20世紀の最高傑作・・・ピカソのゲルニカ
今も注目されていますね。
これらがすべて、実際の絵と同じ大きさの陶板で作られているというから、素晴しい。
驚くばかりの美術館で、もう一度ゆっくり見てみたいものです。
そして最後は瀬戸内国立公園の景勝地 「鷲羽山」の山頂付近にある展望台から
もう一度瀬戸内海を見て
これがまた、美しいとしか言えない風景でした。
もう、夕方です。
岡山発18時33分の新幹線で帰路です。
瀬戸大橋を望む夕陽とともに、今回の旅も終わります。
岡山駅(帰路)へ
新幹線“のぞみ”で、新横浜~岡山までは調度3時間。
今度は、ひとりでも行けるかもしれないと自信にはなりました。
久しぶりに目まぐるしい旅でしたが疲れも無くまた、すぐにでも出かけたい心境です。
ブログは長く書かないことをモットーにしていますが、今までになく長々しい記録となりました。
それに帰って来てからもう、一週間経っているので、コロナには無感染だったでしょう・・・。
あと一週間もすれば、コロナ予防接種の5回目を接種します。