はなこの暮らし工房 2019年10月
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はなこの暮らし工房

ガーデニング、絵手紙、絵遊び、昔は料理が趣味だった主婦の日常生活

「ゴッホ展」を見てきました。

20191024ゴッホ展1

20191024ゴッホ展

上野の森美術館で開催中の「ゴッホ展」を見てきました。
楽しみにしていたのは、“いわゆるゴッホの絵”と言われる以外の、あまり表に出ていなかった
ゴッホの絵の数々です。

今や世界中で人気のゴッホの絵を集めて展覧会を開くのは至難の業で、世界各地にある
ゴッホの絵所蔵の美術館から一堂に中々借りることが出来なかったというわけだそうですが
今回はゴッホの絵が40点余り展示されて、また、その時代のつながり、関連があった画家たちの素敵な絵も
一緒に展示されて、中々良い展覧会でした。

昨今のゴッホ人気を物語るかのように、平日でしたがとても混んでいました。

今回初めて見る絵を見ても、やはりゴッホは素晴らしい画家で、今に伝えられるにふさわしい画家だと強く私は思いましたが
特異なゴッホの局面ばかりがクローズアップされて伝えられて来た
ようにも思えます。

確かに…確かに・・・類まれな出来事も確かにありますが・・・。

多くは独学で絵を学んできた努力家であり、身近な農民画家としての時代の眼差し
駆け出しのころ影響を受けた灰色画とも呼ばれるハーグ派と、後期パリやアルル時代に影響を受けた
印象派の絵は、描き方も色彩も、筆のタッチも違って、興味深い。

最晩年の療養院で描いた絵は、私にはとても力強くまた、病んでいるようには見えない作品のように
見えました。
「サン レミ療養院の庭」「薔薇」そして「糸杉」。
どれも、明るさや力強さも感じます。
これらはいわゆるゴッホの絵の数々ですね。

ただ生前、売れた絵は一枚のみ・・・・。
絵を売って生活しようと志した人にとってはこれは深刻なことの一つであるはず。
ゴッホの生活を支えた弟のテオもゴッホの死後、6か月後にはこの世を去ったというのですから
ふたりとも、短い一生でしたね。

20191024ゴッホ展3

絵にもその不運にも、短くも情熱的に描いたそのものに惹きつけられるゴッホという画家。
ゴッホを思うとき、明るいとか華々しいものとかは思い起こすことは
難しいですが、数多くの確かな作品から短くも懸命に描いた足跡に感動を覚えます。

11月に入ると、ゴッホの映画 『永遠の門 ゴッホの見た未来』 も、公開されますので
そちらも楽しみです。


 [ 2019/10/27 00:00 ]  美術館 | TB(0) | CM(-)

洋梨を描く

20191016洋梨スケッチ F8

メープルレッドという洋梨をスケッチしました。
この洋梨を見たとき、赤い色がきれいだなーと思い、描きたかったのですが
描く時間が無くて、2週間くらい冷蔵庫で過ぎてしまいました。
サークルの日に描き始め、スケッチを直されながら時間がかかって、家で仕上げましたが。

とうに熟れてきていましたので、描き終えてから急いで食べました。
洋梨の種類もいろいろあるのですね。






晩御飯 肉じゃが 焼き鮭 モズクきゅうり酢もの
20191020晩御飯

 [ 2019/10/23 23:59 ]  水彩画 | TB(0) | CM(-)

夫と息子の誕生日の会食

誠に不思議なもので、夫と息子は一日違いの誕生日。
私ときみちゃんは誕生日が一緒。名前も同じ(字が違うけど)なので、何時しか一緒に
誕生日会食をするようになりました。

きみちゃんは息子のお嫁ちゃんですが、その人を“きみちゃん”と呼ぶのは結婚前からで、
私と嫁が同じ名前と分かったときで、お嫁ちゃんを呼ぶのに自分の名前を言うのもおかしなものだったので
息子に「いつもは何と呼んでいるの?」と、聞くと、息子が照れながら「君とか・・・・とか・・。」と、言うので
きみちゃんも照れながら、「それでもいいです・・・・。」と言うものですから、彼女をそう呼ぶようになりました。

で、今年も中間地点の新宿で誕生日の会食をしました。
いつも息子たちが、お店を探してくれます。

今回は、お魚が美味しい南口、マインズタワーの和食居酒屋「いかの墨」というお店でした。

20191019誕生日会1

私たちは、一緒に誕生日を祝い一杯やれればどこでもいいので、この時を楽しみにしています。

20191019誕生日会2

夫と息子、きみちゃんは各地のお酒を楽しみ、私も少しばかりビールを。
息子夫婦はとても仲良しです。
それはそうですね、昔の話ですが学生時代から10年お付き合いをして、喧嘩をしたことが無かったというのが
ふたりが結婚した理由でしたから。

20191019誕生日会3

誕生日ばかりでなく、帰って来ては、珍しいもの、新しく見つけたお店を見つけたからとか
新しもの好きの家族で、外で食事をするのを楽しみにしています。

このお店、ランチもお値段がお安くって、びっくり。
今度、友人と新宿で会ったときはここのランチが食べてみたいと思いましたね。


すっかり中年になったの息子と、老後を楽しむ父親と、節目の祝いの日でした。
又一年、健康で過ごせますようにと祈って。








晩御飯 栗赤飯 茶碗蒸し ひじき煮 さんまの山椒煮(頂き物)
20191006晩御飯
 [ 2019/10/23 00:00 ]  生活 | TB(0) | CM(-)

秋の深まりと・・・庭のようす

20191018金木犀

秋深まって、金木犀が咲いてきましたが、今年は半月ほど遅いような気がします。
早いところでは街路樹のイチョウの木が色付き始めています。

大ぶりな♪タイワンホトトギスが、忙しくしているうちに盛りを終えました。

20191018ホトトギス

風情たっぷりな♪ミズヒキも。
母が好きだった花。

20191018水引


♪スズランノキもいろつきはじめました。
すぐに、もっと赤く染まっていきますね。

20191021スズランノキ1

9月の初めころ、ぼうぼうが嫌できつく選定した♪黄金ナデシコは、春のような萌えぎ色に。

20191018黄金なでしこ

門にかけたトウガラシの小さな寄せ植え。

120191015寄せ植え

秋はそれなりに移り変わっています。
列島が大きな台風に見舞われたことを除いては、いつもの秋のようにも見えます。
この先、秋を襲う台風とは、例年とは違った顔をしてやってくるかもしれないし、台風15、18号を経験して
感じることは、これからは明らかに気象が変化していくだろうという曲がり角の秋かもしれないということ。







晩御飯 おでん
20191018晩御飯
 [ 2019/10/21 23:12 ]  花 と庭 | TB(0) | CM(-)

第19回みずゑ会 展覧会 終了

20191013展覧会1

市の版画美術館で開催されていた水彩画サークルの今年の展覧会を終了しました。
写真は、私の出品物。他に、もう1点ありましたが。

20191013展覧会2

写真は少し撮ったが、描いた人にアップの許可を得ていないので、これ1枚だけ。
どれもみな、とても力作揃いでした。

お当番や、台風や、それによる休館や、この他に自分の自治会の頼まれごとやら
色々あって、大層緊張したのでしょう。
もう、疲れて疲れて、どれも終わったとたん緊張の糸が解けたのか、もの凄い頭痛に見まわれて
終わっていきました。

18号雨台風は、市からの警報がたて続きに鳴って、それも緊張したことの一因だったかも。
それにしても、私の市の上空を通過したらあんなに強かった雨や風がやんで、北の方へ移動していきましたが
夜の10時半ころからあちこちのダムが警戒領域を超えて、放流を始めました。
各地での被害はニュースで流れる通りですが、被害に見舞われた地域の方々へは、
余りに悲惨すぎて、かける言葉が見つかりません。
悲しいことです。。。
それにしても何という、自然災害でしょうか。



私の桜の絵は、展覧会を見に来た方が「譲ってほしい。」と、受付に連絡先のメモを置いていかれた方が
いらっしゃいましたが
お申し出は大変嬉しく思いましたが、今後もまたこれを励みにと
よくよく考えて、これからも仲間と楽しく描くことをモットーとして、お譲りしないことに致しました。
お申し出、ありがとうございました。
また、来年まで一生懸命描いていきたいと思います。






晩御飯 シュウマイ 赤いものバターチーズ焼き 茄子の味噌炒め 白菜サラダ 
20191014晩御飯

友人から北海道の赤ジャガイモ(レッドムーン)を送っていただきました。
台風に備えて、おにぎりをたくさん作りましたので、それを。
シュウマイは 電子レンジ600 W で7分 チンしました。

晩御飯 さんまの塩焼き 茶碗蒸し 小松菜お浸し カボチャの揚げ煮 残り物
20191013晩御飯

今年初めて生さんまを頂きましたが、小さ~い。

 [ 2019/10/14 21:39 ]  水彩画 | TB(0) | CM(-)

ボケ酒を作る

201910 2018年のボケ酒

こちらはホワイトリカーに漬けた、2018年度製(昨年度)のボケ酒です。
漬けて1年経つと、こんなふうに出来上がります。


今年のボケの実の収穫は、約1、2キロG。

201909ボケのみ


これを綺麗に洗い、切って中の種を除きます。
青リンゴのような、かりんのような‥‥固いです。

201901003ボケの実

今年は、ブランデーが残っていましたので、ブランデー2Lに漬けました。(一般的にはホワイトリカーです)
氷砂糖は300G.
辛口のコクのあるボケ酒が出来上がるのではないかと思います。

20191005ボケ酒

切ったボケ酒は3か月くらいから~、丸ごとを漬けこんだら6か月くらいから~飲めるそうですが
私は1年寝かせます。

漬け頃が今頃なので、一年寝かしたものをいよいよ飲み始めます。
夏の疲れの疲労回復に調度よいです。
やや渋みがある(気になるほどではないが)、大人のお酒です。
わたしは好きですね。








晩御飯 冷食ピラフ サラダ 海老出しスープ 鶏レバーしぐれ煮
20191005晩御飯

晩までお腹がすかなかったのと、昼間出ていたので、冷凍食品を使って。




 [ 2019/10/07 00:00 ]  料理・食べ物 | TB(0) | CM(-)

もう一度、南瓜スケッチ

20191004南瓜スケッチ2 F6

この南瓜、そろそろ調理してしまわなければならないかなと思い、 向きを変えて もう一枚、描いてみました。
前に描いた一枚も、先日のサークルの日に手直ししました。

パックの 藍色の部分 の色が 写真ではちょっと違う色に出てしまいますね 。
もっと赤紫で 、ちょっと汚いような色という感じです。
このところ ゴッホの本を立て続けに2冊読んだら なんかこんな色に なってしまいましたね 。
ゴッホの “ 馬鈴薯 を食べる人々”という絵に 感化されたかな?
あの絵にも、惹かれるなぁ。


このところ、時間があれば寝てばかり。
夏の疲れか?、どうも体がしゃんとせず、一日が終わってしまう。

歳ですかね。
もう、暑いのはこりごりと思うのに今日は最後のとどめの暑さになりそうです。
10月までこんなに暑いのは、温暖化の措置も叫ばれていますが、本気で考えていかないと
80年後には気温は5,5度上昇してしまうとか。
子孫の時代には、とんでもないことになってしまうと危惧しています。








晩御飯 鰯のキムチ煮 サラダ 鶏レバーのしぐれ煮
20191003晩御飯

晩御飯 肉野菜炒め 冷豆腐 蓮とシイタケに タコ刺身
20190930晩御飯


 [ 2019/10/05 00:00 ]  水彩画 | TB(0) | CM(-)

9月の「遊び会」 絵を生かす

20190921スリッパ絵付け

8月はお休みでしたが、「遊び会」も始まりました。
今月は、白いスリッパに絵を入れようということになっていましたので、一人2足、用意しました。
時間内に完成しなかった人も自宅で仕上げたことでしょう。

ただの何でもない白いゴムスリッパが、可愛らしく変身するところに楽しみがあります。
これは絵を生かす・・・と、いうことです。

こちらは、今回の私の描いたもの。
自宅用には以前に描いたのがあるので、これは息子家の新しい家のベランダスリッパに
してもらえたらと思っていますが。

20190921スリッパ絵付け

考えたら今年はあと2回と忘年会とで3回しかありませんが、、楽しみに毎月やっているので
長く続いています。
早いわね~一年。





晩御飯 餃子 ひじき煮 鶏団子スープ アーニン豆腐
20190925晩御飯

TVで夜9時を過ぎてから行列のできる餃子屋さんがあるとやっているのを見て、餃子は
作ったばかりでしたが、材料が冷蔵庫にあってまた作ってしまいました。
美味しいですね、餃子は。


 [ 2019/10/03 00:00 ]  絵手紙 絵遊び  | TB(0) | CM(-)

「円山応挙から 近代京都画壇へ」展 を 見に行く

20190913美術館1 パンフ

20190913美術館2

9月初中旬の頃、東京芸術大学大学美術館で開催中の「円山応挙から 近代京都画壇へ」展 を
見に行きました。

「円山応挙から 近代京都画壇へ」展 ←クリックで。

もしかすると、日本画の出発点は応挙の頃だったかもしれない・・・。
写生画という観念がこのころからこぞって迎え入れられたようです。

大乗寺襖絵も気品の溢れたものであったが、動物や植物の身の回りにあるもののスケッチ帳が
巻物で展示されていたが、わたしにはそれが大層気に入った。

それは応挙が、「目の前にある対象物をよくよく見て、写生をしなさい。」という教え、
「そうすれば、後のことは自ずからついて来るもの。」とし、それは応挙の数々の写生で
丁寧に描かれたお手本帳ともいえるものでした。

その写生された個々のモチーフは、
身近にある沢山の花や動物で、今、絵を勉強する人たちにとっても大いに参考になり
その教えの志には、励まされるものがありました。

何でも、どの道でも、尽きるところは、こつこつと丁寧に一生懸命にやっていくということのほか無いように
思ったものです。
これを分かったら、この展覧会を見に行った価値は大きいと思って、いい気分で帰ってきました。


↓ここは東京芸術大学の何門なのでしょうか?
初めて訪れた美術館を探しながら上野公園の一番奥で、このポスターを
見つけて、思わず写メしました。

東京藝術大学大学美術館1

展覧会を見終わってから、一般の人も芸大の食堂を使うことが出来るというので、私たちも
もしかすると将来の名高い画家もここでランチをするかもしれないと、ちょっぴりミーハーなワクワクを感じながら
お昼の休憩をして帰ってきました。


先月29日で東京での展覧会は終わり、京都美術館でまた開催されるようです。
日本画はいいですね。
何処に行ってもシニアが多く、展覧会も混んでいました。


 [ 2019/10/01 00:00 ]  美術館 | TB(0) | CM(-)
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プロフィール

はなこ

Author:はなこ
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庭で咲いた花、手作りしたもの、毎日の生活のひとコマを綴ります。
自分の為の備忘録。

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