青梅11キロ
今年の梅干しつくりには、苦労しています。
が、なんとか見通しもついてきたので、ここで中間の記録を。
何せ届いた梅が、青梅でしたのでびっくり。
梅干しつくりは私の中では完熟の南高梅と決まったものと思っていましたが、今年は、梅の大きさにこだわり、
以前、旅行で行った道の駅(調度よい大きさがあったので)に、電話で注文したのが間違いのもとでした。
大きさも、梅もこちらが思ったものとは程遠かった。
さて、いかに・・・・。
生鮮物の青梅ですから返品するわけにもいかず、なんとか梅漬けにする方法を探り
毎日漬かり具合を見ては、梅酢は上がってきたか、カビは大丈夫か確認し、やっと先が見えてきたところです。
減塩11%塩分では梅酢はほとんど上がって来ず、何せ青梅はガチガチに固いのです。(私は減塩で漬けたいのです)
仕方なく塩分を12%にして、それと昨年の白梅酢があったので、それを使って漬け汁を上げました。それに重石。
汁の中に梅が浸かっていなくて何日もすると、カビが発生してきてしまうようなことがあったら
それはもう、手がかかりすぎます。。
袋で漬ける完熟梅の場合11%塩分でも、重石はしなくて汁は沢山ちゃんと上がってきます。
青梅ではうんともすんとも上がってきません。
この2個の青梅の入った袋の容器を毎日上にしたり、下にしたりして重石をかけて
上がってこないものですから、赤紫蘇は殺菌作用もあるので早めに赤紫蘇をもんで入れたりと
工夫しながら10日たったところです。
ネット回りもして、大いにいろいろ勉強させていただきました。
酢や砂糖などを加えるとそれなりに汁ができて上がってくるようでしたが、何せ、減塩の塩だけで漬けることに
こだわったものですから。
このまま、そうですね、1か月くらいして落ち着いたころで、保存容器に移すことにいたします。
さて、梅を漬けたときに出る梅汁を
白梅酢、赤紫蘇の入った梅漬けの液を
赤梅酢と言いますが、
この使い道に触れておきます。
使い道を知らず、捨ててしまうことのないように。
だってこの梅酢は、それも結構なお値段で売ってもいるのです。
昨年の白梅酢と今年の赤梅酢を使ったものです。
①紅ショウガ漬け(赤梅酢で)
②梅ひじき。ひじきを梅酢で煮てゴマもふり、おにぎりのご飯に混ぜる。
③おにぎりを結ぶとき、塩でなくて、梅酢を手水の代わりにする。(減塩と殺菌になる?)
④赤紫蘇のアク出しにも使いました。
⑤塩の代わりにして、なんでも使えるそうです。
昔、醬油のない時はこれだったとか。(煎り酒・・・酒、梅干し、鰹節でつくる)
そのうちに醬油が作られるようになって、煎り酒は無くなってきたということです・・・。
なので、今年の梅酢も大事にいたします。
今年は赤紫蘇を入れたのでみな、赤梅酢になります。
晩御飯 焦げた餃子 ひじきのサラダ カボチャそぼろ煮
晩御飯 茄子の肉巻き きゅうり酢の物 豆腐サラダ