市内のフットパスを楽しんでいましたが、なんとなく里山の風景が似ていて、面白味に欠けてきました。
そこで先月から足を伸ばして、市外に出てウォーキングを楽しもうということになってきました。
今月は「いざ、鎌倉へ!」紅葉の最期を見たいと出かけました。(12月1日)
あまり計画なども立てずに足の向くまま気の向くまま。
お天気に恵まれたこの日は、北鎌倉から円覚寺、明月院、鶴岡八幡宮、宝戒寺と巡り
楽しいお店が並ぶ小町通りを歩いてきました。
北鎌倉駅からほどなく歩いたところにある「円覚寺」
現在もさまざまな坐禅会が行われれているようすです。
方丈(住職が居住する建物だが今は多様に使われている様子)の建物が池の水に映って
美しい趣を出していて。
妙香池 にも紅葉の水鏡。
こういう風情は日本人は特に好きなのでは。
円覚寺のチケットの裏に・・・(転写
禅のこころ
さらさらと世界は広い。ちいさなことに
何もくよくよすることは無いのです。
何にもひっかからずに、サラサラと
することがさとりなのです。
朝起きたら、
気持ちよく「お早うございます」
ごはんができたら、
手をあわせ「いただきます」
お茶を入れて頂いたら、
心から「ありがとう」
天気には、洗濯物を干せばいい。
雨が降ったら、本でも読もう。
さとりは、
ひっかからずに、さらさらと。
この季節に掃き清められた境内には、ほとんど落ち葉が無く、朝早くに修行僧によって
掃き清められたのではないだろうか。
円覚寺の訪れる客を歓迎するこころ、とても気持ちの良い味わいを感じました。
足の向くまま、気の向くまま、次は「明月院」を目指します。
明月院はアジサイの名所で、別名を「あじさい寺」とも呼ばれる花の寺。
アジサイの季節の6月には、さぞ賑わうことでしょう。
やさしい雰囲気のお寺で、花地蔵もあり、境内のところどころに花ごころを感じました。
ここは方丈(本来はは住職が居住する建物)・・・美しすぎますね。
枯山水の庭園も美しい・・・。
そして、旅の楽しみ。お昼は鶴岡八幡宮近くの「あら珠」で特製10割そばを。
美味しかったですね~。お昼時には、お店も待ち行列の人でいっぱいになっていました。
食後はお正月はもの凄い混雑を予想される鎌倉の顔の寺、「鶴岡八幡宮」へ。
平成22年3月10日早朝、強風のため天然記念物の大イチョウが倒れましたが
倒れた大銀杏の幹は切断され、お隣に移植されました。
株の方は新芽が出て今では、2Mくらいの高さにまで成長していました。
移植された元の樹も根付いて、青葉が確認されて現在に至っているそうです。
境内
最後にもうひとつ、白萩の花で有名な「宝戒寺」にも寄ってきましたが、萩の木々は短く剪定されて
お正月を迎える雰囲気で、寺内の整えがされて静かなたたずまいでした。。
今日の最後はお楽しみの小町ブラをして、少々のお土産も買って帰ってきました。
外国人の観光客も多くて、「早く英語の勉強をしないと・・・・」と、思いましたね。
鎌倉ウォーク、とてもよかったです。
楽しい一日を過ごしました。