第2回目の我が町のフットパスでした。
今回は「黒川」と「鶴川~真光寺」の2か所をつなげたコースです。
この日は朝からあまり足の具合がよくなかったようでしたので、歩くにちょっと苦労しました。
まず黒川。
ここは時々買い物に行く、「セレサモス」の周りの地域で、野菜畑やリンゴ畑があり農業の盛んな地域です。
近くには我が家の墓地もあります。
谷戸の向こうは多摩丘陵が広がり、来月歩く予定の調布や布田に続く往還道として歴史遺産の布田道が
続きます。
黒川の里山はこんな感じ
雨上がりの冬の澄んだ空気と光がとても美しい谷戸沿いの山道。
落ち葉が歩く足に優しい・・・
黒川道と多摩ニュータウンを分ける地点か。
この日は雨上がりの歩くにはとてもよい素晴らしい日でした。
見晴らしの良いところでは、富士山の雄姿をはっきり見ることができたのです。
風も少し冷たかったですね。標高148Mから。
墓所の裏手はこんな、古道が広がっていたことも初めて知った。
鶴川街道、入り谷戸から真光寺地区へと入る。真光寺公園でひと休み。
鶴川台尾根緑地道を歩きます。
相変わらずの今日の美しい輝き。
目印の神明神社手前の尾根道からも美しい富士山が眺められました。
富士山↓が見える尾根が続きます。
さてこの鳥は、モズか? ジョウビタキか?(笑) はたまた・・・・
そしてやっと着いたお昼処は、この辺りでは有名なお蕎麦屋さんの「櫻屋」さん。
向かいには川崎フロンターレの麻生グラウンドがある。
隣で食べる友人に聞く。
「どう?、美味しい?」
「ふ・つ・う・・・」
そして、そこからは鶴川駅までのアスファルトの道や平和台地区の山坂の多い地域を抜けて
鶴川駅まで歩き終点となりました。
イギリス生まれのフットパス。
が、2回を終えて思うことは、歩くことに一生懸命になりすぎたかもしれないということ。
地図に忠実に道を間違えないようにと思うことが強く、のんびりと歩いていなかったのではないかということ。
日本人はとても健康志向だし、沢山の距離を歩いたら身体によいとか、運動になったとか思うのではなかろうか。
生活を健康志向にと考えることをできようになった現代人にとっては、歩くと言えば、数値に置き換えて
(何歩だとか何キロ歩いたとか)考え過ぎてはいないだろうか。
私自身もご多聞漏れず。
ふっと、思い出したことがあった。
何年か前「里山歩きの会」に入って歩いていたときのこと。
「里山歩き」は、「ウォーキングでは無いのです。」というガイドの先生の言葉。
「里山歩きの会」はどちらかと言うと、このフットパスに近い意味合いであったと思う。
里山を歩きながらそこの生息する植物を学び、地形を学び、古くはそこに住んだ人たちに思いをはせる
会であった。
その頃はまだ、“フットパス”という言葉は聞かなかった。
が、今回も歩くということに一生懸命になりすぎた感が私にはある。(のんびりできない現代人)
『森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からある、ありのままの風景を楽しみながら歩くこと』を
次回は再認識して第3回に臨みたいと思いました。
フットパスとは、ウォーキングとは違ったものを味わう歩き方だ。
考えれば何でも奥深いものを持っているものだと、ささやかな反省もこめて。
次回2月は、「下堤~小野路」を歩きます。
旧小野路宿は室町時代から栄えた大山道の宿場。
このあたり、かつて豪農であった小島家に、近藤勇や土方歳三らが剣術を教えに稽古に励んだ所と言われる。
資料館もある。
どんな眺めが待っているのかを楽しみにしています。
お天気に恵まれますように・・・・・また、お宜しくね。
晩御飯
おふの卵どんぶり ホウレン草お浸し お汁 漬け物
御飯はほんの少しですが、かさばるおふのカサがあって大きく見えます。
油気のないあっさりしたお味です。
この日も食べに行こうかとも思いましたが、帰ってから出かけるのがこれまた面倒で即できる丼ご飯になりました。