先日見つけたヒヨドリのヒナは思いがけず、早い巣立ちになりました。
巣を見つけて一週間後ぐらいでした。
巣から飛び立つところは見ることができませんでしたが、裏の木の巣から出てすぐに居間の方へやってきた様子で
「あっ、巣立ったのだ・・・」と思いました。
6月19日、午前11頃の事でした。
6月に上陸とは珍しい台風がやってくるというほんの何時間か前の事でした。
ヒナは2羽で、ヒヨドリは夫婦で子育てをしていたのです。
ヒナ1です。
この子はしばらく洗濯物にとまっていましたが(洗濯物など、お恥ずかしいのですが、恥を忍んで。)
しばらくすると、洗濯物に糞の置き土産を置いて親のいる木の方へ飛んで行きました。
この子がヒナ2です。この子はちょっと大変でした。
この子はうまく飛べなかったのでしょう。
物置の間に落ちてしまいましたが、親鳥が一生懸命にやって来て餌を与え続けてヒナを応援していました。
こちらが親鳥です。
この後少し離れた木の枝にとまって、子どもたちを見守っていました。

(スッとした理知的な顔つきの若い親鳥です。)
物置の間から脱出したヒナ2は、デッキのところなんかに来てしまいました。
わたくしが写真を取ろうと近づくと、私を威嚇するのか子どもに危険を知らせたのか
親鳥がヒヨドリ特有の鳴き方で「ぎぃーぎぃー」と大きな声で鳴いていました。
ヒナが初めて見る人間です。(わたし)
今度は、親が呼ぶ方へほんの少し移動しました。
近づく私の顔を見ています。(私は何にもしないから、大丈夫よ。)
「母さんたちがいる方は、向こうだな・・・」少し自信がなさそうにも・・・・
それ~!!と飛ぶのを試みます。
わたしにさよならを言うように、ちらっと振りかえり、その後思い切ってフェンスを蹴って
向こうの木へ飛んで行きました。
こうしてあっけなくヒヨドリは巣立ちをしていきました。
強い台風が来ていたので巣立ちの一晩はヒナたちにとっては試練だったでしょう。
こんなひどい天気の時は、元の巣に帰ってくるのかな??と思いましたが、そんなこともなく
今頃は、どこか新しい木を見つけて暮らし始めているのでしょうね。
子育ての真剣勝負を見ました。
今までは大食いの大いばりとしか思わなかったヒヨドリでしたが、これからは、ヒヨドリにも暖かな目で
見ることができるかもしれませんね。

晩御飯
タイカレー サラダ ピクルス
写真紛失しました。
時々辛さが効いたココナツミルクのカレーが食べたくなります。
今回は故佐野洋子さん(作家・エッセイスト)の知り合いのタイ人の方の作り方で作ってみました。
ココナツミルクを鍋に沸かし、それに鶏肉や野菜(玉ねぎ、人参、なす、かぼちゃなど)をほおり込み
ブイヨンキューブ、ベイリーフ、タイカレーのイエローで煮込みます。
タイの家庭では、どこの家庭も日本のように野菜や肉など初めに炒めることなどしない・・・と以前に本で読んだのです。