先日から作っていたアメリカンドールです。
明日からは外出が忙続きますので沢山作りましたが、こうばかりもしていられないので小休止です。
前回のと比べて色っぽくなったでしょう?
相変わらず顔を描くのは難しく(下書きはせずじかに描いていますが)、もう少し勉強ですね。
←この子の服は大判のハンケチです。
どの子も髪は長くしてあります。
この子の顔には本当に苦心でした。
この服は薄緑、髪は濃緑ですが写真には出ませんでした。
服がお洒落でしょう?レースを重ねてあるのです。
ドールがはいているパンツをお見せしたいところです。
使わないレースのカーテンを壊して作ってあるのですよ。
レースも格安で売っているところがあって、私って本当にラッキーです。
布地はハギレだったり、¥100均一だったりと・・・
なんでも工夫して作り上げるところが私の手作りの醍醐味になります。
少し長くなりますが、手作り人形には思い出があります。
母が亡くなる前の年の秋でしたが、妹が母のところへお見舞いの病室に行って持って行ったものが
大昔に私が妹の娘に作った小さな不細工な手作り人形でした。
母のいるところは、最後の病院で、母はそこに何でも物を置いていくのを嫌がりました。
なぜかって、そこは安心できる自分の家では無かったことが分かっていたからでしょう。
私たちが持って行くものは、「ここには置いておいてはダメ・・・持って帰ってね」と
言葉や声がでなくなっても、母の言うことは分かりました。
が、その妹が持って行った私が作った不細工な人形だけは、持って行くとよく頭を撫でで
胸に抱きしめていたそうです。
妹が「お母さんに、置いていくね。」というと、母は自分を指差して「私に?」と
聞いているようだったそうです。
それから何カ月もしないで母は、天国に召されたのですが
納棺の時、妹はその人形をお棺に納めました。
そんな訳で妹にも、その代わりの人形を作ってあげたいと長いこと思っていまして
今回の人形作りのマイブームになったのです。
妹に聞きましたら、初めて作ったブルーの服を着た人形が気にいったというのでそれを
妹にあげることにしました。
なぜかその人形の顔が、母が天に持って行った人形の顔にどこかしら似ているようにも思いました。
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