3月5日朝、朝刊を開いて驚きました。
作家の曽野綾子さんが亡くなったという記事が載っていました。
ここしばらくの間、偶々ですが、私はずっと続けて曽野綾子さんの作品(主にエッセイ)を
読んでいたからです。
以下はまた書いていたブログの保存してあった、そのままアップされる予定の記事ですが
このまま早めて、哀悼の気持ちを添えてアップすることにしました。
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最近読んだ本と言っても、もう半月も前のことです。

この本の著者ふたりは、義理の母娘ということになります。
老いの才覚から、曽野綾子の本をダラダラと読み続けています。
“太郎の嫁の物語”は義理の母子…嫁と姑という角度からの見方がどんなふうに描かれて
いるのか気になって、読み始めましたが、面白かったです。
23年に出版されたときも、あちこちで評価されたようですね。
”人生の疲れについて”はエッセイですが、内容から言うとどうしてこの本のタイトルなのか
分かりませんが(つまり私から言えば、そぐわない)。
曾野綾子という作家は言いたい放題のところが、まぁ、面白いということかな。
寒い時期は散歩も辞めて、こんなことをして冬籠りしてたというわけですね。

オーディブルの方では若い時に読んだのですが、すっかり忘れていて夏目漱石の”こころ”を聞きました。
歳を取ってから再び読むというのも、若い時とは見方が違ってなかなか面白いものです。
内容はこんなだったか・・・と、一寸強烈に思いました。
朗読と時々挟まれる曲がとてもマッチしていて引き込まれました。
いつもの小さな旅をしようとも思っていたのですが、目先の予定があって日々が
落ち着かず・・・・冬には実現できませんでしたね。
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と、私の保存記事はここまでですが、ご冥福をお祈り申し上げます。
言いたいことを作品に込めて、読者を楽しませていただいたことを感謝です。