「暗殺者の悔恨」マーク・グルーニー著、人身売買組織との戦い!
「暗殺者」シリーズの小説です。今回は人身売買をテーマとしています。送出国を東欧、特に、ボスニア・ヘルツェゴビナ。中継国を陸続きのクロアチア。受入国をEU諸国やUSAとして描いています。闇の世界でグレイマンと呼ばれている折紙つきの暗殺者、ジェントリーは、ある筋から依頼を受けて、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争時の戦争犯罪人を暗殺しました。殺された男は、東ヨーロッパやバルカン半島で女性を集め、西ヨーロッ...
続きを読む色鮮やかな【おはぎ】、「タケノとおはぎ」(桜新町)で4個ぺろり
桜新町駅南口から5分ほど西に歩くと到着です。土曜日の午後0時10分。長い列でした。最後尾にいた案内人に待ち時間を尋ねると、50分待ちとのこと。暑いのでどうしようかと悩みました。せっかく時間をかけてきたかたと、並びました。並んでいると頭がくらくらしてきて、離脱しようかと思いましたよ。実際は、40分待って入店できました。平日だと、少しは行列が短いかもしれません。この日販売していたのは、こしあん、つぶあ...
続きを読む三田一丁目、三丁目(港区)を歩く…下町からお屋敷町へ
街歩きをしていると、心が開放されてゆきます。一歩と外を歩くと、空の色、木々の緑などが心地よく感じるからでしょうか。三田聖坂で建築中の「蟻鱒鳶ル(ありますとんびる)」の記事はここです。歩いた順路は地図のとおりです。赤羽橋から麻布十番の方に向かいます。❶「ブーランジェリー コメット」(三田一丁目6-6)。高層ビルに囲まれている。評価の高いパン屋さんです。❷三田一丁目10界隈に到着しました。高層ビルに囲ま...
続きを読む緑いっぱいのカフェを見つけた!「ミスター・ファーマー」(駒沢)
駒沢大学駅から駒沢オリンピック公園を散策していてカフェを発見しました。ちょうど土曜日の午前中だったので、駒沢公園はジョギングする人たち、散歩する家族連れなどで賑わっていました。緑に囲まれたカフェ。赤坂TBSの脇にある「東京フラワーマーケット ティーハウス」も素敵。散歩していて喉が渇いた。カフェがあればいいな。そう思いながら歩いていると、西口の角に「ミスター・ファーマー」がありました。緑に囲まれたカ...
続きを読む「秋色庵大阪屋」(三田)の和糖饅頭…近くに行ったら、寄ってみろ
雑誌「カフェ・スイーツ」206号(2021年6月)に、港区三田にある「秋色庵大阪屋」の和菓子が紹介されていました。300年の歴史ある老舗で、「君時雨」がおすすめだと。場所は、JR田町駅か地下鉄三田駅から歩いて、7分から5分です。イタリア大使館前のお蕎麦屋さんで食事をし、慶應義塾大学キャンパスにあるカフェ「六角塔」でお茶をして、駅に戻る途中に寄りました。交差点角のビル、1階にあります。ガラス戸を開け...
続きを読む東麻布一丁目街歩き…昭和の滋味を味わう時間!
都営地下鉄、赤羽橋駅の北側。「桜田通り」と「いーすと通り」に挟まれた三角形の地域には昭和の建築が集まっていました。ただ、解体中の建築もあり、一帯の昭和の雰囲気は風前の灯かもしれません。特に東麻布一丁目17の四つ角辺りは目を見張ります。そこに立てば、昭和の面影があります。「いーすと通り」を越えて、二丁目にちょっと入り込みます。「土屋米店」(東麻布二丁目20-6)が元気そうです。東麻布一丁目17と一丁...
続きを読む台湾祭り! 小籠包、マンゴーのカキ氷、麺線、まぜそば
越谷レイクタウンのイオンで「台湾祭り」が10月2日まで開催されています。平日の暑い日に行ってきました。入場料を600円支払って中へ。昼食時に行ったので、テーブルがほぼ満席状態でした。冷房があるわけでもないので、ボーっと。祭りでも、食べ物屋があるだけ。それも別料金を支払わないと、食べ物にありつけない。企業の魂胆がミエミエだ。マンゴーのせカキ氷 800円小籠包(5個) 500円まぜそば 700円麺線 ...
続きを読む「初秋」ロバート・B・パーカー著…少年の自立と成長を描く!
ボストンに住む私立探偵、スペンサー・シリーズです。特に「初秋」は傑作と評価が高い。元来、ハードボイルド小説なのだが、乾いた文体に情が絡まって、カタルシスを得られる小説となっている。パティ・ジャコミンがやってきて、離婚した夫、メルが15歳の息子を連れ去ってしまった。その息子、ポールを連れ戻してくれという依頼だった。スペンサーは、今度の仕事をちょろいものだと思った。スペンサーは依頼を簡単に実行できた。...
続きを読む芝公園三丁目散歩…明治・昭和の華、オランダ大使公邸、芝給水所跡
虎ノ門三丁目から芝公園三丁目までを歩き、明治時代の遺構をブラ見しました。歩き始めた虎ノ門三丁目は開発が進行中でした。知らないうちに……。朗報は路地に引っ込んでいたアイスクリーム屋がお洒落になって表通りに出てきたことでしょうか。今回歩いた地域とは反対側には松屋珈琲店があります。時代を感じさせる店ですね。さて……、地下鉄、神谷町駅を出て御成門方面へ歩きます。右手にある「原田米店」(虎ノ門三丁目24)の看板...
続きを読む「お寺の掲示板」…心が変わる時、壁は扉へと変わる。
三歩歩くと、すぐ忘れるタイプです。三歩歩く間だけでも、覚えていたい。お寺にある掲示板をメモっています。西信寺(大塚五丁目)、2022年7月訪問心が変わる時 「壁」は「扉」へと変わる。確かに、じっと座って幸運が舞い込むのを待っていては、童謡「待ちぼうけ」になってしまう。善光寺(小石川三丁目)、2022年7月訪問長田弘の詩が掲出されていた。空を見上げて深呼吸するまっすぐ生きたいと思うときもまっすぐ生き...
続きを読む慶應義塾大学三田キャンパス、洋館カフェ「八角塔」で珈琲!
旧図書館内にカフェが併設されたとの話を聞いてから1年以上がすぎてしまいました。耐震工事の後、この旧図書館内部が一般公開されたときに訪問した記事はブログにアップしています。カフェを訪問したのは平日の午後。客はいませんでしたが、その後、初老の人や若者が入店して満席となりました。カフェの室内は八角形。テーブルやはり八角形です。コーヒー(700円、税込)を注文しました。ポットに入って提供されます。2杯くら...
続きを読む「砥喜和」(三田二丁目)、店はオシャレ、蕎麦は腰強く、量多し!
イタリア大使館と道路を挟んで反対側にあります。JR田町駅や地下鉄三田駅から徒歩10分、地下鉄赤羽橋駅から徒歩7~8分かかります。お店の正面は石垣をくりぬいたよう。隣は大使館の木々。心落ち着けて食事をしてくださいと言うようです。大きな暖簾をかきわけて入ります。12時に6人で予約をしておいたので、店では個室をとっておいてくれました。ランチはセットが2種類。舞(まい)が1100円(税込)。蕎麦と惣菜。雅...
続きを読む「アンダーズ」(虎ノ門ヒルズ)で瑞々しいモンブラン!
夕方、中学生の孫に会って「アンダーズ」へ行った。「今日、ジムでサウナに入ってから来たんだけど、意味がなかったな」「どうして?」「だって虎ノ門は暑くて、まるでサウナにはいっているみたいじゃないか」「虎ノ門で、裸で歩いている人はいないわよ」「ここのエクレアはいつ見ても華やかだね。エクレアにする?」「ちょっと待ってね。今、選んでいるから」「この渦巻お稲荷さんは柔らかそうだね。歯が悪い俺でも、いけそうかな...
続きを読むガチ中華「海華」(越谷)で餃子、ナスと豚肉の醤油煮込み
越谷にチャニーズ中華あり。お店に入れば調理人とお客担当が交わす中国語が聞こえ、日本人にはしょっぱい味付け。30年前、北京の故宮内にある売店で牛丼を食べた旅行記です。しょっぱかったなあ。餃子(450円)。これまで、餃子を食べた記事をブログに、81回アップしています。ナスと豚肉の醤油煮込み(700円)。かなりしょっぱい。五目炒飯(680円)。美味しいが、好みとは少し違う。ワタシの好きなのは、水分を弾き...
続きを読む「聖なる酒場の挽歌」ローレンス・ブロック著…探偵、スカダーもの
乾いた文章で、登場人物の動きを描きながら内面を照射してゆく小説だ。読書するリズムによく合う。それは翻訳がうまいからか。英語ではどのように表現されているのか。興味が湧いてくる。都内に行く機会があれば本屋に寄って「WHEN THE SACRED GINMILL CLOSES(聖なる酒場の挽歌)」を捜してみようかなと思った。探偵、スカダーが日々を反省する場として教会に行く場面に羨ましさを感ずる。都内でふらりとお寺に入っても、本堂は入...
続きを読む品川御台場の第三台場、今も残る江戸時代の要塞!
「泰平の眠りをさます上喜撰たった四盃で夜も寝られず」寛永六年(1853年)、6月30日のペリー来航で慌てふためいた幕府は江戸湾の防衛強化を決意、8月末には11基のお台場建設に取り掛かった。第一、第二、第三台場は翌年7月に竣工している。写真は第六台場の脇を通り過ぎる水上バス。早い取り組みだ。現在の日本は決断できない、取り組みが遅い、なんて言われている。170年までは、即断即決、一気呵成。やればできる...
続きを読む都内で一番低い山手線ガード「オバケトンネル」は風前の灯!
山手線、高輪ゲートウェイ駅が誕生して、都内で一番低いトンネル(1.5メートル)、通称「オバケトンネル(高輪橋架道橋)」が消滅したかと心配していたが、どっこい残っていました。前回、元気な「オバケトンネル」を紹介した記事(2017年7月19日)はここです。アクセスは、地下鉄、泉岳寺駅のA2出口に出ました。目の前は第一京浜、泉岳寺の交差点です。国道を横切って向こう側へ。田町駅にに向かって歩き「高輪大木戸...
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