(=゚ω゚)ノぃょぅ狐どぇす。
12年と7か月位のお付き合いになる隼君、とうとうエンジン掛からず。
(´・ω:;.:... さてどうしたものか?
いんたーねっとのお友達(仮)やバイクに詳しい先輩(笑)からの情報も踏まえ、色々試して原因ぽいモノを探していたのが昨日までのお話で、試行錯誤の結果もようやく『セルだろう。』と目星をつける事ができたので実機確認となった。
最後の贅沢でオールペンしたカウルを慎重に脱がせ、2年前の風に飛ばされて傷だらけにならないよう保管。その後セルモーターが設置されているカバーを剥がし、セルモーターと十数年にして初のご対面。

スプリングがぴょーんと飛んでいかないか慎重に作業をするものの、スプリング類は無く杞憂に終わった。カバーを外すとセルモーターの駆動をワンウェイクラッチに伝達する5枚くらい重なったスプロケットを外し、一通り見てみるが初代隼にあったギアの欠けというものはなくまずは一安心。

ワンウェイクラッチも手で回るので大丈夫ぽい。
代わりにセルモーターが手では回らなかった。なぜ?
一応工具で挟めば回るが、途中で引っかかる。その時はまるでベアリング部に砂利が噛んでいるかのようにジャリジャリとした振動が伝わってくるので単純に掃除をすれば直るというものではないらしいと予想できた。

から運転している内にバッテリーが弱まったので補充電。
セルモーターは意外と電気を食う模様。

最初は動こうとしていたセルモーター君だったけれど、回数を重ねるごとに回らなくなり、結局沈黙してしまった。手でも回らないので思い切ってセルモーターとバッテリーを外して分解することにし、作業前にセルモーターの固定方法を調べるとセルモーターはM6のネジ2点止め+配線が2か所と簡単な取り付けだった。この固定しているネジはクーラントホースが邪魔をしてなっかなか外すことが出来ず苦戦を強いられた。手持ち工具が悪かったのが大きいけれど、外しにくいネジをキャップネジに交換したところ抜群に取り付けと取り外しが楽になったのでセルモーター交換するときはネジ交換をお勧めする。

外したセルモーターを分解。
何かじゃりじゃりとしている。

更に分解を進めると原因が判明。
じゃりじゃりしていたのは磁石だった。

何が起きたのかは分からないけれど、4枚入っている内の1枚が粉砕。残りの3枚も亀裂が入ったり欠けたりで、よくこれでエンジンが掛かったなと思わずにはいられないほどの粉砕っぷりにこれが原因だったんだね!と、思ったと同時に曇り空の合間から日差しが射してきて周囲を明るくした。

それはまるで隼が『やっとわかったか。』とでもいうようだと感じるほどのタイミングだった。
原因が分かったのでディーラーに部品注文をして、到着次第交換となった。
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