2024.01.06
ガレット・デ・ロワ
1月6日の公現祭に合わせて
ガレット・デ・ロワを焼きました。
別にキリスト教徒ではないですけれども
機会あらばお菓子を焼くのが山タヌキ。
![2024010601.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2024010601s.jpg)
ほい、パイ生地。
本来はフランス式の折り込みパイ生地が用いられるのですが
大変めんどうくさい工程が必要なので
イタリア式の練りパイ生地を用意しました。
しっかりと冷やしておきます。
![2024010602.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2024010602s.jpg)
中に詰める用のアーモンドクリーム。
無塩バター、粉砂糖、玉子、アーモンドプードルを同量ずつよく混ぜ
お好みでバニラエッセンスとラム酒を少々。
こちらも冷蔵庫で30分以上休ませておきます。
パイ生地もクリームもしっかりと冷えたらば。
![2024010603.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2024010603s.jpg)
4等分したパイ生地を2.5mmくらいに薄く伸ばし
アーモンドクリームを中央に形良く乗せて平らにし
フェーブの代わりにセミドライのリンゴを1片。
フェーブというのは陶製の小さい置物。
ガレット・デ・ロワの中に入れ
切り分けた時に、これが入っていた人は
その一年を幸運に過ごせると言われる
まぁ言わば『当たり』。
当たりを引いた人は紙製の王冠をかぶり
皆から祝福されます。
さてさて。
![2024010604.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2024010604s.jpg)
アーモンドクリームの周りに薄く水を塗り
同じく薄く伸ばしたパイ生地を被せます。
中の空気を抜きつつ上下をしっかりくっつけて
また冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
しっかりと冷えたらば。
![2024010605.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2024010605s.jpg)
クリーム部分より一回り大きくパイを切り取り
端を指で押さえつつ
包丁の背で小さく等分に跡を付けていきます。
たぶん、しっかりとパイ生地をつっくける為と
あとで模様を描くときの目安として。
![2024010606.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2024010606s.jpg)
そしたらば、上下をひっくり返します。
そして裏漉しした卵黄を丁寧に塗ります。
1度塗ったら15分冷蔵庫で乾燥。2、3回繰り返します。
さて、ここからがガレット・デ・ロワの最も大事な工程。
やり直しの出来ないお絵描きです。
よく切れる包丁の先端で
卵液の部分だけを削る程度に
フリーハンドで模様を刻みます。
浅すぎると模様が上手く浮かび上がらず
深すぎると焼いた時に中のクリームがあふれ出して台無しに。
からんとは絵心が無いので
前回はこの工程で諸々失敗し
不細工なただのアーモンドパイになりました。
![2024010607.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2024010607s.jpg)
![2024010608.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2024010608s.jpg)
2種類描きましたが、今年は一昨年より上達したんじゃないかな!?
模様の邪魔にならないように
つまようじで何ヶ所か空気抜き用の穴を開けます。
あとは焼成。
200℃で20分ほど焼いて表面に焼き色が付いた頃合いで
1度オーブンから取り出し
平らに焼き上げる為に重石を入れたパイ皿を上に乗せ
さらに190℃で30分。
全体に火が通ったらば、重石をはずし
刷毛でシロップを塗ってあと10分。
表面がパリパリのキャラメルになったら完成。
![2024010609.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2024010609s.jpg)
ガレット・デ・ロワ。
味はいたって素朴。
サクサク生地と、ふわふわフィリングの
優しい甘さのアーモンドパイ。
![2024010610.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2024010610s.jpg)
模様ごとに意味があり、これは『生命力』の太陽。
![2024010611.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2024010611s.jpg)
こっちは『栄光』の月桂樹。
![2024010612.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2024010612s.jpg)
幸福のひと切れをお裾分け。
さて。
今年はぼちぼちブログを再開していけたらなぁ
と、思っております。
ブログを休止しないといけないような
何かしらが起こらないことを祈るばかりです。
皆様の一年も平穏なものとなりますように。
今年もよろしくお願いいたします。
m(_ _)m
2023.12.09
おいしいシイタケ「にく丸くん」2023
今年も頂きました。
![2023120901.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2023120901s.jpg)
浅香椎茸園さまのおいしいシイタケ『にく丸くん』!
ありがとうございます!!
いや、もう、ほんと、おいしすぎて、
母が地元のシイタケを買ってくれなくなりました・・・。
高級品なんだよママン!
普段は普通ので我慢しておくれよ、ママン!
さて、気を取り直して。
作った順に~♪
![2023120902.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2023120902s.jpg)
『にく丸くん』ホットサンド。
ハム、チーズ、刻んだキャベツ、
スライスしたシイタケさんたっぷり。
![2023120903.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2023120903s.jpg)
『にく丸くん』とカボチャのバター焼き・チーズ乗せ。
シイタケさんの香りで
普通のピザ用チーズが高級チーズみたいな風味になるのです。
んまぁ、独特の香りが苦手な方には
苦手を強調しちゃう食べ方かもしれませんが・・・。
![2023120904.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2023120904s.jpg)
焼き『にく丸くん』。
じっくり焼いたシイタケさんに、昆布と鰹のだし醤油。
おいしくないわけがない。
![2023120905.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2023120905s.jpg)
『にく丸くん』たっぷりの和風ペペロンチーノパスタ。
どんな主食系と合わせても美味しいよ、シイタケさん!
![2023120906.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2023120906s.jpg)
![2023120907.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2023120907s.jpg)
『にく丸くん』の丸ごとパイ。
パイ生地に、大きいシイタケさんを丸ごと
刻んだタマネギとハム、チーズ。
味付けは塩コショウ。
シイタケさんの美味しさを閉じ込めちゃいましたね。
かぶりついた瞬間叫びました。
うんまっ。
![2023120908.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2023120908s.jpg)
『にく丸くん』とギンナンの炊き込みご飯。
秋の美味しい詰め合わせ。
![2023120909.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2023120909s.jpg)
最後は水炊きに入れました。
![2023120910.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/g/r/e/greencurrant/2023120910s.jpg)
シイタケさんの軸は
細く裂いて乾煎りして塩で味付けして
さきいか風。
炒ったギンナンと一緒におつまみに。
お米と合わせて美味しいものは、お酒と合わせても美味しい。
以上、今年もとても美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
(≧▽≦)
2023.07.22
ついったーあかうんと
気づかない方が一定数いらっしゃるようなので申し上げます。
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探してくださいまし。