Category: オリジナルデカール
屋号デカール
このたび平米屋さん(Minority Report)にお世話になって、和ロゴデカールあらため屋号デカールを販売していただく運びになりました^^
おずねこデザインによるオリジナルで、主にSFうそメカに貼ってにやにやする事を想定しております。
なんだか意味不明な文字列が多いので自分が忘れないうちに備忘録的な解説を起こしておきます。
なおすべてデタラメにつき、資料的価値はありませんので悪しからずご了承ください…。
売油爺…油屋さんかガソリンスタンドのロゴですが「売油爺」という有名な漢文が元ネタ。シャレで温泉宿などにも。
南部銃砲…鉄製品といえば南部鉄器という単純ネーミング。摩利支天は軍神、マークはその梵字です。
亀屋…たしか江戸期に実在した飛脚問屋、早いのがウリなのにシャレが効いてます。「御用」は公用時に掲げた札。
三河屋…ご存知日本で一番有名な御用聞き。
越後屋…わかりやすい悪役の代表格、元は廻船問屋だったかな。
越中売薬…富山の薬売り。目のマークはモノノ怪の札をアレンジ、三つ目なのは瑞獣白澤から。反魂丹は平癒の妙薬。
そば庵…二八そば、特に元ネタは無いです。
生団子…甘味処のロゴです、生団子は憑き物筋で有名な妖怪から。
握り鮨…特に元ネタは無いです、一般的な寿司屋のロゴとして。
逓信省…今回唯一、屋号では無いものを混ぜてしまいました。郵政省の前身で実在した公的機関です。
善悪吉凶…江戸期に実在した筮竹占いの屋号から。
小僧豆腐…豆腐屋のロゴ、豆腐小僧という妖怪の名前からもじったもの。
玉屋…実在の花火師をモチーフにしています、玉屋の玉はお稲荷さんがくわえた玉だそうです。菊や牡丹は花火の名前。
墨吉消防団…架空の町、墨吉町の消防団です。あと火伏せ、火除けで有名な秋葉神社の防火のお札。
八塩折醸造…記紀神話にいうオロチ退治、伝説の酒からとった酒造メーカー、ヤシオリ作戦。
七星発動機…7本のシリンダーを配した星型エンジンをモチーフとした社名ロゴ。
おいも…焼芋屋。江戸期の丸焼きのマーク。八里半は「九里(栗)に満たない」、栗ほど甘くないというシャレ。
寄網漁協…よさみ漁協、と読む架空の漁業組合。浦島伝説の残る丹後国与謝郡がモチーフ。
百瀬青果店…青果店ロゴマーク、「鐶輪に桃」という家紋のひとつ。
松の湯…ベタなイメージの銭湯、またはサウナ。温泉マークのなかに松の絵をあしらいました。
羽黒鷹匠…鷹匠のロゴ、羽黒天狗をイメージ。
ハルゾラ乳業…なつぞらからもじった牧場もしくは乳製品メーカー。
移動図書館…ミネルバのフクロウは黄昏に飛び立つという一文から。シマフクウロウモチーフなので羽角がある。
カフエテリヤ…大正ロマン的なカフェ。
ガーベラ生花…昭和モダン的な生花店、特にガーベラである意味はないです。
米…某播種船で使われてそうなお米屋さんとかおにぎり屋のロゴ、白米、赤飯、黒飯、餅、五目飯、十六穀米。
その他の詳細はTwitterにてご質問などいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
Category: 陸戦型月光
陸戦型月光
2017年12月のハセガワジャンクプラントに投稿した作品です。
設定というか妄想としては、大日本帝国陸軍が歩兵支援戦車として開発した陸戦型“月光”ということになっています。
夜間戦闘や強襲戦に投入され、前部の複合レーダーが特徴、乗員1名。情景は皇紀2660年サハリン州への配備を再現したもので、通常兵装である機関砲とランチャーを装備している。。
となっています。全体としてトカゲをモチーフにしていて、ゲッコーという名前とかけてあるダジャレですね、ええ。
左モモに平米さんのバーコードデカールが貼ってあります。
模型製作としては当然ミキシング作品で、主材料は1/32セイバーや1/48ファントムの胴部を芯にエポパテで造形、脚部はロボット模型の関節、尾部は航空機の翼とファスナーの歯、前部レーダーはガチャーネンのランナーとピンポン球です。
歩兵はタミヤ1/35アメリカ歩兵からの改造です。頭部を擬頭ということにしてでっかくしてあります。
楕円型の木ベースは見栄えがするのですが、場所とって仕方ないですね。