稽古場日記

皆さんこんばんは。

冬公演で蔵沢役だった林です。あのバンダナと盗聴機のアイツです。現実では誰が何と言おうとあんなキャラではありませんので誤解しないでください。せめて至極フツーの大学生であるということだけ覚えてこのページを閉じてください。お願いします。

さて現在冬公演が終わったプリズムでは自主練のような感じで「プリゼミ」なるものをやっております。夏公演の後にも実はありまして、それをそのまま引き継いだ、みたいな感じです。新人公演の前に先輩方に発声とか基礎的な部分の指導をしていただこう、というのが主な目的ですね。

一昨日（十一月二十八日）は三日目だったのですが、筋トレおじさんであるジミーが覚醒して開始後一時間を筋トレに費やしたおかげで相当疲れました。さらに基礎練もいつも以上に長くやっていたため、かなりハードな一日でした。このほかにも「傘とレインコートのどちらがいいか」という些細な議題で口論したり、スピリットファイアー（誰かが例えばSTAR WARSの話をしている時に聞いている人がまったく関係のない単語、例えばワカメと言うと話している人はワカメという単語を話に折りこまなけばならない）をしたりしていました。後半は結構楽しかったです。

参加者が三回とも五人を超えないプリゼミですが、やっているうちに前よりは響く声が出せるようになった気がします。何より「喉を開く」とはどういう状態かつかめたような気になりました（もしかしたら違うかもしれないですが…）少人数でやっていることに加えて、時折OBの先輩方がいらっしゃったり、プロデュースの劇団の方々と合同で基礎練をやったりするという貴重な機会のあり、自主練も無意味ではないのかなぁと少し安心しています。

人数が足りなくてしょっちゅう中止になるプリゼミですが、新人公演を少しでも良くするために頑張っているので、皆さん三月には是非見にいらしてください。