gecko's blog

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水中写真でコンデジの限界に挑戦!

◎  透けルトン 【ハダカハオコゼ】 

ハダカハオコゼ
ハダカハオコゼ
いつの間にか7月の串本以来ブログアップしてなかった・・・
だって満を持してレンタルしたDoc〇moのモバイルルーターが3kbpsしかでないんだもん。
3kbpsってあれですよ、ダイヤルアップどころの騒ぎじゃないですよ。

まあそれはいいけど今日で柏島最終日です。
明日は夜行バスに乗って帰り、来週から串本入りになります。

まあそれもいいんだけど、ハダカハオコゼです。
きくちゃんさんが見つけてくれて以来1週間以上同じイバラカンザシの生えたいいサンゴの上に乗っかってます。
イバラカンザシには光を当てて、ハダカハオコゼにはバックライトになるようにスヌートの向きを調整してみました。

◎  イトヒキベラ三種 【イトヒキベラ & イトヒキベラsp & イトヒキベラhybrid】 

イトヒキベラ
IMG_6351.jpg
こちらはただのイトヒキベラ。
婚姻色が出ると体色がメタリックになってギラギラに輝きだします。



イトヒキベラsp
IMG_6346.jpg
腹側が白く体の中心に横帯の入るイトヒキベラ属の一種。
セブにいるブルーストライプ・フラッシャーラスと、この横帯の入り方がよく似ていますが、ヒレや縦筋の入り方など多くの差異が見られます。
この写真は通常色ですが、婚姻色が出ると白さが際立ち、暗色の横帯もよく目立つようになります。


Cirrhilabrus Hybrid (イトヒキベラ × イトヒキベラsp)
IMG_6356.jpg
イトヒキベラと、クロヘリイトヒキベラ近似種と呼ばれている、黄斑のあるイトヒキベラ一種とのハイブリッドと思われます。
イトヒキベラの模様に、黄斑がよく目立っています。
この婚姻色になりかけの状態です。

Cirrhilabrus Hybrid (イトヒキベラ × イトヒキベラsp)
IMG_6354.jpg
こちらは通常色。
ちなみにクロヘリイトヒキベラ近似種とセブにるイエローフランクド・フェアリーラスは似ていますが、個人的には別種だと思っています。



コンデジでベラを撮るのは難しいと思われがちですが、イトヒキベラのなかまはヒレを開いた状態でも体を止めることが多いため意外と撮れるのでぜひコンデジ使いの人も挑戦していただきたい被写体です。



◎  【ベニヒレイトヒキベラ】 

ベニヒレイトヒキベラ 婚姻色
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柏島はベラもいろんな種類がいますが中でも特に好きなのがこのベニヒレイトヒキベラ。
10年柏島に通ってるけど今年初めて撮影に挑んでみたのでヒレは開いてないけど載せちゃいます。



ベニヒレイトヒキベラ 通常色
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でも実は婚姻色よりも通常色のほうがきれいで好き。


◎  産卵 【アオリイカ】 

アオリイカの産卵
IMG_5965.jpg
久々にワイドな写真を撮ってきました。
きれいな水に映えるアオリイカの産卵。


IMG_5989.jpg
オスがメスに精子を渡しているところ。


IMG_5962.jpg
太陽を入れて。


IMG_5991.jpg
本当はワイドレンズがほしいところだけどコンデジのワイド端24mmでもけっこう勝負できるもんです。



◎  ミラーレスはポスト一眼レフに成り得るのか 

mirrorless.jpg

一昔前はしっかり写真を撮る方は一眼レフ、ログ用や入門機としてはコンパクトデジカメ、という風潮でカメラの住み分けが成されていました。
いや、成されていたというか暗黙の了解のように誰しもがそう思い込んでいました。
しかしここ数年の間に『軽く・小さく・安価な』ミラーレス一眼が登場し、ダイビング雑誌や量販店では猫も杓子もミラーレス、ミラーレスが水中カメラの決定版、みたいな扱いをされています。

それは本当のことなのか? 業界特有の批判無用の提灯持ちではないのか?
今回はそのへんのことをネチネチネチネチ考察していきたいと思います。




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