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Garmin VivoSmart 4 レビュー2

2019 / 01 / 17 ( Thu ) 19 : 00

前回の続き。

あれから結構日が経ったので使用感も含めてレビューを。

開封の儀

さて、VivoSmart4 開封。

奥はVivoSmart HR J。ふたまわりほど小さい。バンドも細い。

そして当然ディスプレイサイズもかなり小さい。解像度(?)は上がってるような気がするが、時計として使用するにはちょっと小さすぎるかも。まぁフィットネストラッカーとして買ったのでまぁそこはしゃあないか。

で、気になってるのがこのウォッチフェイス。

今のところいろいろ探してみたが、奥のVivoSmartHRのように横向け表示にできない。

まぁこの機能もなくてもええか…

血中酸素飽和度SpO2…日本でも測定可能

そして装着。

お目当てのSpO2測定は…ちゃんと動作する！やったね！

測定は速いときは30秒ほどで完了するが、遅いときは2分くらいしても完了しない。腕を静止させとけば測定は速い気がする。逆に言うと動きが多いとどうもちゃんと測定できないらしく、測定エラーで測定値が出ないときもある。具体的には、ローラーもがき中に測定して低い値が出るかどうか確認しようとしたがエラーで出ず。9割くらいで測定値が出るまで頑張ってやる！ともがいてみたけどいつまでも終わらず体力が先に底をついた。

なお、通常健康で息をちゃんとしている時のSpO2の値は95-100%とのこと。ちゃんと息しててよかった。因みに息止めて測っても96%とかで驚くほどは下がらない。因みに高山病にかかっている状態だとこれが80%以下まで低下するとのこと。

次、iPhoneアプリのGarmin Connectで同期。海外サイトを見るとActivity TrackingにSpO2測定があるので早速設定…

あれ？ねぇ。

なんで？

もしかしてGarmin Connectダウンロードして地域設定がJapanだからだめなのか？うーん困った。

別の心拍の設定のところで「…」に

ない。もぬけの殻。

測定できてリアルタイムの値は見ることができるが、GarminConnectでログデータを保存して傾向とかを管理するのはJapanでは無理なのか？

残念だ…

△追記

(2018/2/19) コメント頂いて思い出したのだけど、ここでGarminアカウントのプロフィールの居住地をJapanからUnited Statesに変更していた模様。これが下記SpO2の表示に功を奏したようだ。

(追記終わり)

と思いきや使用開始翌日。

Sleep Details に昨日まで見えていなかった Pulse Oxが出現！

おお！と喜んだのも束の間。やはりデータなしと。残念。くそー薬事法め…(注1)

が、しかし翌日。

ついに海外有名サイト DC Rainmaker でのレビューと同様な画面が！

早速Sleep Tracking の Pulse Ox測定を有効に設定した。

(スクショ撮ってなかったので下記レビューサイト DC Rainmaker へのリンク)

https://www.dcrainmaker.com/2018/08/hands-on-garmin-vivosmart-4-now-with-pulse-ox-and-body-battery.html

このデータを医療目的で使用しない旨の表示が出る。勿論OK。なお、この設定をONにすると電池の消耗が激しくなるとのこと。これをしなかった場合のVivoSmartHRは満充電で概ね7日保っていた。

そして翌日。

ログ取れてる。やった！

これは睡眠中にPulse Oxを測定したログなのだが、95%を切っている部分は測定データが正しければ「息をしていない」ということだ。つまりいわゆる睡眠時無呼吸症が出ている、ということだ。

睡眠時無呼吸症はメタボ体型な人がなりやすい(体脂肪率が高い故に寝ているときに気道が脂肪で狭窄して気道確保されないため)。

まぁただ先にも述べたが測定精度の面ではさほど信頼性が高いわけではないのであくまで参考程度である。

電池はスマートウォッチ(?)としては長持ち

他の使用感については国内仕様のVivoSmart4に関する他のレビューサイトに任せるとして…

電池の保ちに関してはPulseOx測定をOn、BluetoothをON、ANT+測定は一度もなしで、概ね5日でした。PulseOxは正直要るかな…？というのがあるけど、せっかくそれ目的で買ったので使っていこうと思う所存である。

表示はイマイチ

あ、それとiPhoneからの通知の表示に関して。画面が小さいことに加えて劇的に見にくくなったね。特にLINEの通知に関してはプレビューが全く表示されなくなった。もしかしてこれ日本語フォント入っていないとか？或いは普通にプレビューが見えない仕様というだけかもしれない。LINEが入った！という通知は来るが内容を見ることはできず。FaceBookMessengerの通知は送信元くらいは見えた。

　あとiPhoneのMusicの操作はノールックでは再生/停止くらい。曲戻し/送りは見てやらないと無理だろう。

　それと地味に不満なのが、時間をチラ見したいときに画面が表示されないこと。時計を腕を軸に開店させる動きに反応して表示が出るが、結構わざとらしく動かさないと表示がでない。画面のダブルタップでも表示がでるが…上記二つのジェスチャーは他者から見ると「時間を気にしてるんだけど」なアピールに見えるので、人と話してるときとかに困る。

まとめ

目的のSpO2測定/ログ保存はできたのでOK。ただし各種表示はイマイチ。総合的には買って良かったといえるものになった。フィットネストラッカーとしては良いが、「スマートウォッチ」としては機能は貧弱で、コンパクトでなくても良いなら同社のInstinctとかの方がいいかも。高いけど。

今回はこの辺で。

注1：この薬事法による規制は、SpO2を測定できると標榜される管理医療機器(クラス2)は国内で製造または販売できないというところであり、使用してはならないというわけではないらしい。

なお上記でも少し書いたが、アメリカにおいてもこれを医療目的で使用してはならないとの但し書きがある。

参考URL：

https://www.garmin.com/en-US/legal/atdisclaimer

https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/about-reviews/devices/0004.html

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comment

[ 編集 ]
2019/02/18(月) 00:21:46 |
URL |
ななし

SpO2に興味があったので、こちらの記事を読んで、私も米国amazonから購入しました。
商品が無事とどき、早速試したところ、デバイス単体ではSpO2が計測できました。が、使い出して3日たちますが、Garmin Connect(iPhone)には表示されません。なぜ？
Gaming Connectが日本語表示だからでしょうか。

Re: No title

[ 編集 ]
2019/02/18(月) 13:04:25 |
URL |
Gakeshima

こんにちは。ブログへご来訪ありがとうございます。
経緯は不明ですが私も確か3日目あたりでSpO2のデータログが見られるようになりました。
Connectアプリ内でSpO2の計測は有効にされましたか？おそらくそこをオンにしないと計測データを収集しないと思います。
あと当方アプリ(というかiOS)の設定言語が英語になっていますが、アプリの使用地域設定は日本になってるので、恐らく言語設定は日本語でも大丈夫と思いますが…どうでしょうかね。

> SpO2に興味があったので、こちらの記事を読んで、私も米国amazonから購入しました。
> 商品が無事とどき、早速試したところ、デバイス単体ではSpO2が計測できました。が、使い出して3日たちますが、Garmin Connect(iPhone)には表示されません。なぜ？
> Gaming Connectが日本語表示だからでしょうか。

[ 編集 ]
2019/02/19(火) 10:19:18 |
URL |
ななし

返答ありがとうございます。
その後わかったことです。
睡眠の詳細(Sleep Details)画面から、右上の…メニューを開くと「SpO2測定の設定」というのを選ぶことができ、「パルスOx」という画面を開けますが、中身は空でした(記事のように)。
試行錯誤の結果、Garmin Accountのlocationをjapan以外(例えばUnited States)にすると、「デバイス」設定の「ライフログ」画面に「パルスOx」という選択肢が追加され、「睡眠サイクル」を設定できるようになりました！
locationをjapan に戻すと「パルスOx」が消えてしまいますので、Accountに紐付いてるようです。United Statesにして睡眠サイクルをOnにするとどうなるか、結果は明日の朝です。